« | Home | »

2009/07/30

地球の舳先から vol.132
グアム短信 編 vol.5(全6回)

sensui4.jpg

さてグアム2日目のお話。
たった1泊のグアムで全6回も粘っているのは、ネタがないからというわけではありませんよ。
1泊のわりにだいぶ遊んだなぁと自分でも、こう振り返って意外です。

2日目は乗り物Dayでした。向こうで乗り回した可愛いクルマについては次回で触れますが
2日目は朝早く起きて、潜水艦に乗りに行きました!
実は今回の1泊という無理くり行程で、「3時間もかかるからダメ」と最初は言われていたものの
駄々をこねまくって押し通したのがこの潜水艦乗艦。(観光艦ですけど、いいの。)
なにせわたくし、実のところ結構な軍隊マニアで、日本でも富士の火力演習に行ったりとか
エリート精鋭部隊のいる習志野駐屯地に体験入隊してみたりとかの趣味があったりします。
というのも家系が海軍一家で、実家には軍隊モノの小説と軍隊モノの映画のビデオばかりあり
祖父は病気をおして死ぬまで戦争モノの小説を書いていたという影響もあるのですが…。
潜水艦なんて、めったに乗れるもんじゃない!と興奮。
行きたい行きたい行きたい行きたい、と40回くらい連呼して、ようやく予約してもらいました。
(まあ、興味ない人にとってはないわな…申し訳なし。)

まずは舳先までクルマで行きます。主要ホテルのお迎えバスを利用することもできます。
早く着き過ぎて、ドアが閉まっていて焦りましたが…というか張り切りすぎたようです。
ここでも従業員さんは日本人、っていうかお客は全員日本人でした(笑)
定刻になると船が来て、潜水艦のある場所まで運んでくれます。
船内には頭が痛くなるほど冷たい水と麦茶(笑)がセルフサービス。
先週、熱射病になったばかりだったので、マメに水分補給をします。
船をとばす周りの風景も美しく、太陽の光量が違う感じです。

sensui3.jpg

グアムの島には、地形上ポコっとCの字型に囲われている大きな港があり、
その地形から外部の目を遮断できることもあって、海軍が演習で使っているそうです。
近づけませんが、グアム通の同行者いわく、グアムで一番美しい砂浜なんだとか。
このすぐそば(もちろん外)に、潜水艦は待機しています。
船を潜水艦に近づけて固定し、入艦です!もちろん、ハシゴをおりていきます。
観光艦なので、ごりごりの軍隊武装とは全然違いますが、かなり急。
中は大変狭い!背中合わせで両側の窓に張り付く感じです。
席によっては外が見えないのかなー、と想像していたので、こりゃいい、と着席。

sensui5.jpg

潜水艦はまず10メートルちょっとまで潜行し、潜水艦特有のゆるゆるなスピードで進みます。
1.5ノット、という響きにひとりで萌えます。1.5ってことは約3km/hですね。遅くないですよ。
現在は40ノット台ともいわれる潜水艦ですが、現代ではみな国家秘密の公称なので、半世紀昔ですが戦時中のものを参考にしましょう。
潜水艦は、映画『終戦のローレライ』のモデル、元フランス海軍の全長110mの“伊507”でも、
水中の最大速力は10ノットです。(1ノットが約2km/hですから、だいたい20km/h弱ですね。)
日本軍最後の戦果と言われ、現在絶賛上映中の映画『真夏のオリオン』のモデルになった、かの米重巡洋艦“インディアナポリス”を撃沈した“伊58”の6.5ノット位が平均的な速力でしょうか…
ちなみに大戦中の世界最速の潜水艦は24ノットで、日本軍が所有していました。
(公称では戦艦大和の27ノットということになっていますが、わたしはこれはウソだと思います。)
漫画『沈黙の艦隊』のスペック設定は速力50ノット、最大潜航深度1000メートルというものですが
安全潜航深度は100メートル程度、深度1000メートルなんていったら1平方cmあたり100kgの圧力がかかるわけで、いかにありえない設定かということです!何時代だよ!!
フィクションだったらなんでもやっていいのでしょうか!!!!
もっとも、大戦下の旧ソ連軍には速力50ノットの潜水艦の開発計画もあったわけなのですが、…

…。

……。

………おっと。

話がずれまくってきましたのでこの辺で戻します。(落ち着け、落ち着け。)

sensui1.jpg

さてこちらが艦からみた海の写真です。
水圧もまったく感じません。浅瀬なので、すぐに海底です。
びっしりと珊瑚礁で埋まっており、魚がたくさんいます。ニモもいます。
そして場所を移し、今度は深海まで潜ります。水深40メートルを突破です。
ここから一気に浮上。ディズニーシーでもお馴染み、窓に無数の気泡が張り付きます。
艦もすこし傾きながら浮上し、わたし的にはこの瞬間がいちばん「おぉぉ」となりました。
乗艦自体は40分くらい。はじめての海底(というよりは潜水艦)を堪能したのでした。

sensui2.jpg

最終回の次回は、テンションをリゾートに戻してお届けします。

2009/07/30 11:20 | ■グアム  | No Comments

Trackback URL
Comment & Trackback
No comments.
Comment




XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>