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2009/07/06

地球の舳先から vol.128
グアム短信 編 vol.1

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また「僻地じゃない」と突っ込まれそうだが。
しかもこんな7月に。バカンスなの?それは僻地トラベラー的にどうなの?
と、突っ込まないでください。ワケありなのだから。
おまけにたったの1泊! びっくりな突貫である。
さあ、この時点で遊びじゃないとわかるでしょう。  そして…

……アメリカ圏じゃん……。

というのが、渡航を2週間先に控えた執筆時現在の唯一にして一番の懸念事項である。
そう、アメリカ。United States of America。世界一の勘違い国家。
またしても同じ話をすることになるのだが、私のパスポートはアメリカに基本、入れない。
なぜなら敵国キューバの入国スタンプがびっしりついているからである。
結局入国管理の担当者の緩さによるのだが、基本的には、イスラエルのスタンプがあるとヨーロッパ各国へ入れないように、キューバのスタンプがあるとアメリカには入れない。
だから、キューバへ観光でいく場合には「ツーリストカード」なるものを発行してもらい、
そこに入出国のスタンプを押して、パスポートには痕跡を残さない(北朝鮮も同じ方式)。

のだが、現地でビザを申請する場合はばっちりパスポートにキューバビザが貼られる。
どころか、1回キューバを出たり入ったりするたびに政府の許可が必要なので、また貼られる。
わたしは2回、キューバ居住中に第3国へ出たり入ったりしたので、べったり3枚分キューバ。
とはいえワタシ別に怪しくないし、とてもテロリストとか共産主義運動家なんかに見えるわけないし、第一若いしオンナノコだし。…とたかをくくっていたのが、嗚呼19歳の頃のわたしであった。

ナメてかかったアトランタの空港でわたしは拘束され、別室で尋問を受け、あげく
「君が政治犯でないことはよくわかったが、アメリカ国家の土は踏ませない。
 明日の飛行機が来るまで、空港の中で待て。寝る場所?ベンチがあるだろ!!」
というアメリカ式洗礼を受け、泣く泣く一夜をすごした、のである。
憤慨したわたしは帰国早々この事情を話しパスポートを変えようと意気揚々向かったところ
パスポートセンターで「政治目的での交換は受け付けられません」と言われ愕然とした。
そうかこんな国にいて「海外旅行」が道楽にしかおもえない環境にいるけれども、
「国を越える」、ということはすなわち国際的に見れば政治行為ともとれるのだ、と。

もちろん、「なくしました」と嘘をつけばまっさらなパスポートが作れるのであるが、
こうした旅の軌跡は言い過ぎかもしれないがわたしの生きてきた軌跡でもある。
それに…あんたらアメリカは世界の中心とかいってえらそうぶってるけど、
アメリカに入らなくたっていっぱい旅はできるもんね!!という矜持の元、
5年間このパスポートとお付き合いし、色々な国を回ってきたのだった。

が…。
オトナになれば、自分で渡航先をきめられない場合も多々、あるもので。
第一趣味以外で海外に行くことなどないだろうと決め付けていたところが危ういのだが、
グアム、である。
もちろん本土ではないから緩いだろうし、第一グアムなんて(あくまで観光産業的にの話)
日本の属国みたいなもんである(なんと乱暴な)。
そうはいっても一抹の不安と、ちょっとしたアメリカに対する鬱々とした気持ちに苛まれる。
しかも行くのはひとりではない。わたしだけ追い返されたりしたらどうすんだ。どうすんだ?!

と、同行の方から連絡が。「ゆうさん、Esta申請しといてくださいね。」

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忘れていた。そうなのである、アメリカへ行くのにはビザが必要になったのだった。
これは実はわたしにとっては追い風。
ビザが事前に発給されるのであるから、出ないなら出ないで事前にわかるのだし、
一旦承認が出てしまえば入国管理でごにょごにょしなくて済むというもの。
しかもインターネットで申請できるし、ほとんどその場で認証が下りる、ゆるーいものである。

よし!!!! Estaだ!!!!
と急いで申請をしようとしたわたしは見事にワンクリック詐欺並の業者に引っ掛かった。
Estaの申請は無料なのだが、代行業者が「このサイトが公式」をうたって手数料をふんだくる。
いまどきそんなのに引っ掛かるか…?と自分でも思うけれども、みなさんに啓蒙。

1)Estaは無料です。
2)Googleの広告表示枠は詐欺業者だらけです。

営業妨害ですって? だって事実ですもの。

そんなわけで次回も、ひとりで波乱万丈状態のEsta申請についての小噺をおおくりしますv

2009/07/06 11:17 | ■グアム  | No Comments

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