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2009/04/02

地球の舳先から vol.119
ベリーズ編 vol.1(全6回)

このJunkStageで連載を始めて、2年が経った。
2年間で約120回と、ほぼ編集部の推奨する「週1更新」を守ったことになる。
しかしこの2年間でわたしが訪れた国はわずかに東ティモール、韓国、パリ、ロンドン、以上。
この4カ国でなぜ週1更新が守れたのか不思議でならない。
これから9月のイエメン(あくまで予定)まで何を書こうか考えてパスポートをめくっていたところ、
まだ紹介していない国が結構あることに気がついた。
ベリーズ、グアテマラ、キューバ、オーストラリア、メキシコ、そして思い出したくもない中国。
なんと思い出したくもない中国のスタンプが8個もあった。

まずはうららかな春の気配もしてきたことだし、わたしが「地上の楽園」と称して畏怖してならない、
不思議で神々しい「ベリーズ」という国の「キーカーカー」という島について書いてみようと思う。
ベリーズについては、雑誌『旅と冒険』でも原稿を書かせていただいたので(8/2の去年のJunkStageの舞台でも販売させていただいた)、できるだけかぶらないような内容にしていきたいと思う。

まず、わたしの連載では恒例となりつつある地図紹介。
国名だけでは場所がピンとこない国が多くて恐縮です。

be_map2.png

ココ。ちなみに基本情報はというと、Wikipedia先生から引用すると。
――ベリーズは、中央アメリカ北東部、ユカタン半島の付け根の部分に位置する英連邦王国の一国たる立憲君主制国家である。北にメキシコと、西にグアテマラと国境を接し、南東にはホンジュラス湾を挟んでホンジュラスがあり、東はカリブ海に面する。首都はベルモパン。
民はメスティーソが48.7%、17世紀から18世紀にアフリカから奴隷として連れて来られたアフリカ系黒人がルーツのクレオール人が24.9%、マヤ族が10.6%、カリブの島々から来た黒人とカリブ族の混血のガリフナが6.1%、その他では華人や白人などが9.7%。
美しい海と珊瑚礁に恵まれ、「カリブ海の宝石」と呼ばれている。

という、まあとてもざっくりいうと「メキシコの右下くらいにある元イギリス領の移民が多い国」というところだろうか。
わたしがベリーズを訪れたのはもうはるか昔(といっても5年前)、2004年のことである。
その頃わたしはキューバに住んでいて、でもキューバにいろいろあって嫌気がさして旅に出た。
目指したのは、友人のいたグアテマラ、そして同じ下宿に住んでいた日本人留学生ユキマサさんのおすすめである、ベリーズから小船ですこし行ったところにある「キーカーカー」という小さな島。
グアテマラまではキューバから1本で簡単に行け、さらにグアテマラからベリーズ最大の都市「ベリーズシティ」までは陸路で行ける。
「絶対に行ったほうがいい」、とユキマサさんは強く主張し、わたしはキーカーカーを目指したのだった。

まずグアテマラ入りしたわたしは、キューバには決してないマクドナルド、ダンキンドーナツなど資本主義の後光さえさしている(かのように当時のわたしには見えた)店をはしごし、
タバコを吸うわけでもないのにこれまた資本主義の後光のさすマルボロを買い、
アルファロメオやポルシェのOOH広告に「おぉぉーっ!!!」と原始人のように感動。
あとにもさきにも、わたしが「アメリカばんざい」と叫んだのはこのときだけである。
ええ、いろいろ疲れていたんですよ、共産主義国のいろんなことに。

その足で在グアテマラ・ベリーズ大使館へ向かい、観光ビザを取得しに行くことにした。
しかしそこはまたわたしの選ぶ国のこと、そう簡単にビザは取れなかった。
次回はこのあたりのお話を書いていこうと思う。

2009/04/02 11:35 | ■ベリーズ | No Comments

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