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地球の舳先から vol.113
日本編 vol.8(全10回)
「ここに泊まれば青森の魅力がすべて堪能できる」が売り文句の、古牧温泉青森屋。
なんでも、毎日旅館のなかで「ねぷた祭り」をやっているらしい。…?!
というわけでその、祭りと地元の食事を堪能できる「みちのく祭りや」を申し込む。
旅館のフルコース夕食で5000円なので、やっぱりちょっとお得感あり。
トーキョーのシティホテルじゃ、ルームサービスでパスタとカレーを取ったらおしまいだ。
ホテルの小ホールほどの広場にはやぐらのように客席が組まれ、さっそく刺身が
前菜のように振舞われる。そのあとやってくるのは五段積みあがったせいろ。
おしながきはこちら。
■先付け
珍味(アピオス 白和え/白ゴマ豆腐 蟹の旨汁/子持ち昆布 山葵菜和え)
お造り(鮪 カンパチ 帆立 イカ 海老)
■五段セイロ
一の段(里の幸)小川原牛/大根・水菜
二の段(炊き込みご飯)青森県特別栽培認定米「つがるロマン」使用
三の段(煮物)季節野菜の味噌掛け
四の段(海の幸)青森県産魚介/おいらせ町特産長芋
五の段 鶏肉団子/蛸のつみれ/県産ほかほかメークイン
■汁物
名物「せんべい汁」県産・田子産きのこを使用しています
■デザート
ながいもアイス/りんご
食もたけなわ、の頃に祭りが始まります。ねぷたを踊る、伝統音楽を演奏する、といっても余興程度のものだろう、と正直思っていたのですが、物凄く本格的。
ホテルのスタッフが踊っているのか、踊りをする人がホテルのスタッフをしているのかわからない。
ミニチュアのねぷたの前で、次々披露される踊り、歌、楽器。
その迫力と完成度に、気圧されっぱなし。踊りたい。むくむく。
食事もとことん地産地消にこだわっていて、
アピオス(マメ類)など、ローカルで、今まで食べたことのない食材もあり。
会場を出たところにあるホテルの売店で現地食材、いろいろ売っています。
別館では市場もあり、食材や伝統工芸系のものも売っています。
はい、また食べ過ぎ。おそるべし旅館。