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地球の舳先から vol.253
台湾編 vol.4(最終回)
…いわゆる、「馬鹿のひとつ覚え」というやつ。
太魯閣渓谷へ行っていた以外は、3食、小籠包を食べていた。
台湾料理で一番好きだし、数百円でおなかもいっぱい。
せっかくハシゴをしたので、今回のベスト3をご紹介したいと思う。
★明月湯包
台北市基隆路二段162-4號(本店)
MRT六張犁駅より徒歩約10分
8個/130元
餡は台湾産の黒豚肉に、豚皮・鶏の煮凝り。
脂身と赤味の比率は1:5にキッチリ計っているんだとか。
食堂とも見まがうようなシンプルな店内。
キムチ入りなどもあって、小籠包屋ではおなじみの
伝票に自分で注文を記入する形。ここはチャーハンも評判。
空芯菜を頼んだら、キャベツの炒め物を持ってきて
「今日空芯菜ない」って、作ってくる前に言って下さい(笑)。
が、これが予想外の大ヒット。鶏がらベースなのか、ガーリックと合う
香ばしい炒め物は、わたしの予想する「キャベツの炒め物」とは別物。
すっかりファンになったのでした。
★盛園絲瓜湯包
台北市杭州南路二段25巷1号
MRT中正紀念堂駅より徒歩13分
8個/100元
ヘチマの小籠包で有名なお店。
台湾本島のヘチマだけを使い、エビと豚肉のミンチと混ぜているそう。
皮は厚め。ちなみに普通の小籠包は8個90元ととてもお値打ち。
ついでにへちまとハマグリの煮物も頼んだ。
中正紀念堂の一番東側(MRT駅から出ると、記念堂のちょうど向こう側)。
わたしはここでバレエを観る前の昼食でお邪魔しました。
店内は小洒落たレストランという感じ。でも待つのも必至!の人気店。
全体的に、B級グルメ感はなく、大皿料理もあってきちんとレストラン、という感じ。
★小上海 民生店
台北市民生東路四段62号
MRT中山國中駅徒歩20分(松山空港からタクシー5分)
10個/120元
この道30年の老舗店。
他では味わえない貝柱のスープという事で、ガイドブックでも「絶品」で常連、
ここを一押しに上げる方も沢山いるよう。
通りに面した、ドアもないオープンな空間なのですぐわかる。
テイクアウトするお客さんも多数。
地元民が多く、他の店舗が友人同士や家族連れが多かったのに比べて
一人のお客さんが圧倒的に多く、地元民の生活に根付いているんだなと実感。
その分、接客も、下町のおばちゃん的(笑)。
松山空港から、歩けます。
チェックインが早く終わっちゃったとか、出国前の食べ納めにどうぞ!
食で〆た台北編、ようやくおしまい。