2012/11/04

 

1ヶ月程前の話。

今でも心に残る大きな出来事。

 

 

仕事のシフトが10月から変わるということで、

10月に予定していた夏休みを急遽9月の最終週にとることに。

そんなことが決まったのは、その休み前日。

 

前日は徹夜仕事だったため、気づいたら5連休初日の朝。

何も予定を決めないまま連休の始まり。

 

何をするにもまずは身体を整えてからということで、

いつもお世話になっている横浜の医科学センターへ。

 

電車と徒歩で約1時間。

 

やっとこさ着いたと思ったら、なんと閉まってる。

本日祝日。。そのため休診。

確かに言われてみればカレンダーが赤い。。マジか!?

デバナをクジかれた。。

 

いや、うなだれている場合じゃない。

このままでは社会人初の連休が、グダグダに終わってしまう。。

 

地元に帰ったり、普段会えていない人に会ったりして、

国内でゆっくり過ごそうかと思っていたが、

この始まりはいまいちよろしくない。

一気に流れを変えた方が良い気がした。

 

こんなときこそ、この27年間で学んできたことを発揮するべきだ。

そう、この連休を素敵に過ごすために、

今まで数々の試練を乗り越えて来たと言っても過言ではない。

今発揮せずに、いつ発揮するのか。

 

「転んでもただでは起きない」 よっ、貧乏魂!

「失敗は成功の糧に」 そぅ、負け惜しみ万歳!

えにうぇい 「すーぱーポジティブシンキング!」

 

よし、旅行代理店に行こう!

新宿や渋谷の旅行代理店は混んでいる(だろう)。

なんせ祝日だから。そう、今日は“しゅ・く・じ・つ”だからね。

だから1時間かけて、新横浜の旅行代理店に来たのだ。はるばるね。

そう思うことにしよう。

 

すぐに医科学センターを後にして、

新横浜の駅前の旅行代理店に向かって歩きながら考える。

さぁどこに行こうか。

せっかくだから海外。

ヨーロッパに行きたいが、時間的なことを考えるとやはりアジアか。

バリなどのリゾート地に行く程の癒しは求めていないが、

インドに行く程の元気は持ち合わせていない。

 

徹夜明けで起動が遅い頭を一気にフル回転。

 

待てよ、はたして海外旅行がしたいのか?

 

たしかに、ここ最近海外の空気を吸っていなくて息苦しい気はする。

でも観光がしたいわけではない。

 

さぁ、今何を欲している、自分。

必死に自分に問いかける。

 

〝刺激〟

これから更なる良い人生を送るためのヒントになるような、ブッとんだやつ。

 

大きな決断をして人生を変えた人、

そして厳しい環境に身を置いている人に会おう。

 

よし、香港だ!

即決。

 

すぐさま香港で働く先輩と大学の友人に連絡。

返信を待ちながら、同時進行で航空券購入。

 

代理店に着いたらやはりすいている。

1時間かけてここまで来たかいがあった。

 

 

入ってすぐに、

「香港までの航空券、今夜か明日の午前中発で。」

 

「今日ですか!?」

『あなた頭大丈夫ですか?』と言わんばかりの表情の店員。

 

「今日です。」

『頭おかしいですけど何か?』という表情の自分。

 

 

その後、航空券だけで15万と言われたり、

半笑いで「香港ってヨーロッパでしたっけ?」

と突っ込んでみたり、すったもんだしながら約1時間。

 

最終的には最初の1/3くらいの値段で、

翌日朝6時羽田発〜インチョン(韓国)経由〜13時香港着

の航空券を購入。

 

航空券を購入後、すぐに家電量販店に向かったのだが、

その後についてはまた次回。

 

つづく。

2012/11/04 12:00 | 未分類 | No Comments
2012/09/03

 

CM中に視聴者が他の番組にチャンネルを変えてしまうのを引き止めるために、

「正解はCMの後!」など気になる情報をCMの後にのばすこと。

テレビ局がよく使う小細工、それがまたぎ。

 

それによって僕らは、

「なんだろうな〜」って、ひとりで考えたり、

「なんだと思う?」って、となりの人と話し合ったり、

なんとなく気にしながらも、たまたま見ていたCMが面白くて笑ったり。

 

で、いざCMが終わってみると、

「え、そんなこと!?なんだったんだ今までの時間!?」ってことがよくある。

いや、大半がそんなものだったりする。

 

 

でも、答えに価値を感じなくても、

それを知るまでの時間は、意外と楽しかったりする。

 

 

もしかすると、

〝生きる意味とはなんでしょう?〟というのは、

生きるということに対する 最高の“またぎ”なのかもしれない。

 

 

人生も終わってみたら、

「え、そんなこと!?なんだったんだ今までの時間!?」ってことなのかもしれない。

だから、その答えを知ることよりも、知ろうとする今を楽しむことが、

一番の答えなのではないだろうか。

 

 

【またぎ】

人間が人生をまっとうするために、神が考えた小細工。

 

2006.8.9 in ジュネーブ

2012/09/03 08:24 | 未分類 | No Comments
2012/07/29

山梨日日新聞 2011.10.2

2012/07/29 07:53 | 未分類 | No Comments
2012/05/31

 

2011年10月1日(土)

鰍沢中部小学校 運動会

 

 

9月に指導のためにお邪魔してから、運動会本番までの1ヶ月間。

彼らの努力は、この写真がすべてを語ってくれています。

 

1年生のだいきくん(真ん中の赤いバンダナ)は、胸を張ってしっかりと前を見つめ、

周りの上級生は、だいきくんや隣の人のことを気にかけながら走っています。

 

1ヶ月前はほとんど乗ることができなかった1年生のだいきくんは、

ひとりで運動場を何周も出来るようになっていました。

手紙に書いてくれたように、

「今できなくても、ちょっとずつやればいいということ」を忘れずに、

毎日練習してくれていたようです。

 

1ヶ月前は自分のことで精一杯だった上級生も、

「自分のことだけではなく、となりの人のことを考えよう。」

という話をしっかり覚えてくれていたようです。

 

 

 

下級生は上級生の背中を見ながら、早く追いつきたいと一歩前へ。

上級生は下級生を支えながら、自分がお手本になるようにさらに一歩前へと。

 

そして、彼らと向き合う先生や、彼らの背中を見守る保護者や地域の方からは、

彼らの原動力となる“拍手と歓声”が、緑の自然と共に彼らを優しく包み込んでいました。

これが小規模校の姿なのかもしれません。

 

彼らに続いて、私もちょっとしたパフォーマンスをさせていただき、

最後にみんなで運動場を一周しました。

 

そして、運動会の最後はなぜか私が “運動会の講評”という

人生最初で最後の大役を担わせていただきました。

 

 

今回、指導だけでなく、運動会だけでもなく、
両方行くことが出来たことは、とても大きな経験でした。

 

いままでにも、何度か小学校に呼んでいただくことはありましたが、
子どもたちと一緒に過ごす時間は、数時間しかなく、
その後の姿を見る機会はほとんどありませんでした。

 

しかし、今回、1ヶ月という時間の経過を見ることが出来、
子どもの成長の早さと、モチベーション形成の大切さを強く感じました。

 

彼らと出会い、彼らの成長を五感で感じることが出来たことは、
私にとって一生の財産になったと思います。

 

鰍沢中部小学校のみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

いつまでも彼らが、追いかけたくなるような存在でいられるのだろうか。

 

 

いつまでも彼らが、素直なまなざしで話を聞きたくなるような存在でいられるだろうか。

 

 

いつまでも彼らが、手を取り合い、支え合えるような社会形成に役立てるのだろうか。

 

 

彼らと向き合い、彼らに成長を促しながら、

「そんなお前はどうなんだ」と、彼らからも促されたように思います。

 

ありがとう。

 

2012/05/31 12:42 | 未分類 | No Comments
2012/04/01

 

鰍沢中部小学校を訪れた一週間後。

素敵なお手紙が届きました。

 

 

 

そこには生徒ひとりひとりの純粋な感想と、

運動会に向けて、そして将来に向けての決意が綴られていました。

 

 

 

(鰍沢中部小学校生徒の手紙より)

 

成功して嬉しかったことや、一輪車だけは誰にも負けたくないという想い、

そして、学んだことを簡潔にまとめていただいたり、

さらには私が楽しかったかどうか気を使ってもらうまでに。

 

私のちょっとしたパフォーマンスやささいな一言一言に対して、

それぞれが何かを感じ想いを抱いてくれたことに、とても嬉しく思います。

 

小規模校で生徒が少ないため、ひとりひとりが主役になることが多く、

それぞれ強い主体性をもっているように文章から感じました。

 

1年生のだいきくんは、

楽しかったことや、学んだことをたくさん書いてくれました。

そして…

 

 

6年生の未来さんは、

室内で遊ぶことが多かった5年生が外で一輪車に乗ることが増えたことや、

1年生のだいきくんが何度もこけながらもあきらめずに練習していること、

自分の運動会までの目標を報告してくれました。

そして、最後に書かれていた文章は…

 

 

もはや先生からの手紙ではないかと思うような文章。

 

唯一の6年生。

だからこそ身に付く、上級生としての視野。

小規模校では、教育活動や人間関係などで難しい面があると言われますが、

良い面をたくさん感じることができました。

 

 

さて、話を戻すと、

こんな手紙いただいたら、これはもう行くしかないですよね。

ってことで行ってまいりました。

 

 

[10月1日(土)]

 

みんなにとっても、私にとっても、

待ちにまった運動会。

 

 

そこにはひとまわり大きくなった子どもたちの姿がありました。

 

TU・DU・KU→

 

 

2012/04/01 05:21 | 未分類 | No Comments
2012/02/08

どうも。

 

早いもので、今年ももう1ヶ月がたちました。。

つい先日、2012年にごあいさつしたかと思いきや。。

信じられない早さ。。

うるう年だからって、油断してると2月も終わってしまいそうですね。

 

さて、そんなこんなであっという間に1ヶ月がたってしまいましたが、

日々なんだかんだ過ぎていくそんな中でも、

少しずつ自分の進むべき道がなんとなく見えてきているような気がします。

 

 

今はまだその階段の上の方を見るのも少しおそるおそるで、

足下の一段一段もとても大きく見えます。

 

でも子どものように日々成長していけたら、こりゃまた楽しい毎日ですよね。

立ち止まることもあれば、つまづくこともあるかと思いますが、

先を見据えて進むことができる喜びをかみしめながら、

理想の自分になれる可能性があることに感謝して、

 

邁進!

 

2012/02/08 11:42 | 未分類 | No Comments
2012/01/05

 

 

「 ひと夏の思い出 〜奏〜 」

 

〝素晴らしき一輪車の世界〟という大それた幕を背にした人を見て、

何が始まるのかと思い、子どもたちは少し背筋が伸びております。

何を始めようかと思い、子どもたち以上に背筋が伸びております、自分。

 

 

戸惑っていても仕方ないので、まずはみんなでお話。

好きな食べ物から始まり、好きな遊び、好きな授業、etc…。

一輪車片手に、乗ることなく話は続く。

 

 

一年生のだいきくんも、上級生のみんなの前で堂々と発表。

私の話以上に盛り上がってます。。

 

 

話で勝てないと思い、一輪車に乗って大人げなく対抗。

※ 話がおもしろい子どもたちをひいちゃおうとしているところではありません

 

 

変な乗り物に乗った変な人にひかれたくないからか、

みんな拍手してくれています。

変な乗り物に乗った変な人は子どもたちにひかれたくないから、

ヒッシにがんばっています。

 

それにしても、改めて写真で見てもみんな良い表情してますね。

20年以上、変な乗り物に乗ってきたことを、心からよかったと感じる瞬間です。

 

 

おしりがもぞもぞしてきたので、みんなで外に。

 

みんなとても上手なので、

教えるというよりも、一緒になって楽しんじゃってます。

 

 

安藤が遊んでもらうばかりではいけないので、

1ヶ月後の運動会に向けて、みんなで手をつないで走る練習。

 

 

「さぁ、私の胸に飛び込んでこい!」

とは言っていません。

「手をつないで走るときは、自分のことだけではなく、となりの人のことを考えよう。」

と言っています。

 

 

まだひとりで走れない1年生のだいきくんはみんなとは別にひとりで一所懸命練習中。

校長先生や担任の先生が見守ってくれています。

 

 

最後はだいきくんも一緒にみんなで手をつないで走る練習。

みんなで作戦会議。

 

 

さぁ出来るかな?

 

 

その調子、その調子!

 

 

あーーーーーーーーーーーー

 

 

悔しいけど、これは小さな失敗であり、大きな成功の糧。

そんな言葉はわからなくても、

少しでもカラダで感じてもらえたらいいなと思いながら、みんなで何度も挑戦。

 

最初はなかなかうまくいきませんでしたが、

なんどか失敗を重ねると、走れる距離も長くなり、

校庭の端から端まで走ることができました。

 

最後は、もう一度ランチルームに戻り、

1ヶ月後の運動会に向けて、そしてこれからの長い人生に向けて、

メッセージを送らせてもらい、長い長い90分をしめさせて頂きました。

 

一生忘れることの出来ない素敵な一日でした。

 

最後になりましたが、

ご協力いただいたすべてのみなさま、

そして、写真提供からなにからなにまでしていただいた、

岡崎校長先生や教頭先生はじめ職員のみなさま、

鰍沢中部小学校の生徒のみなさま、

本当にありがとうございました。

この出会いに心から感謝します。

 

 

 

[ 編集後記 ]

 

20年に及ぶ〝勝負の螺旋〟から離れた今、

勝ち負けに一喜一憂していた日々の意味を考えることがあります。

 

その答えは今はまだわかりませんが、

その中で得たものにより、

子どもたちと時間を共有することができ、子どもたちが笑顔になるきっかけづくりができ、

その笑顔を目にすることができることは、本当に幸せなことだと実感します。

 

もちろん、そのためを思って今までやってきたわけではありませんが、

これが副産物ではなく、そこに神髄を感じる今日この頃。

 

自分が一所懸命になることが、

自分の欲望のために消費されてしまう段階から、

誰かの感情や行動につなげることを意識できる段階へ。

 

私にとって〝勝負の螺旋〟からの解離は、

そんなことを意味していたのかもしれません。

そして、それを教えてくれたのは子どもたちなのかもしれません。

 

ありがとう。

 

 

遅くなりましたが、

本年もよろしくお願いします。

 

2012/01/05 11:16 | 未分類 | No Comments
2011/12/06

 

復活します。

 

多くの方から、

「楽しみにしてたのに、なぜやめてしまったの?」

「また読みたいけど、もう書かないの?」

という言葉があったかなかったは定かではありません。

 

なぜやめて、なぜ再起するのかという問いには、

〝一身上の都合〟

という、日本語史上 最上級に便利な言葉を使用させていただきつつ、

長くなりそうなので、とにかく再開しようと思います。

 

 

なにから書き始めようか1年ほど悩みましたが、

まず、この復帰にご協力いただいた方々に感謝します。

そして、まずは2011年の一夏の思い出から書こうと思います。

 

 

 

「 ひと夏の思い出 〜序〜 」

 

夏休みが終わって1週間。

まだまだ夏休みの思い出に浸りつつ、授業がまったく頭に入ってこない頃。

 

電車を何度も乗り換え約3時間。

気づけば2車両の電車で、1車線をのんびり進む。

 

少し早めについたので、少々散歩。

【NO・DO・KA】

 

教頭先生に、車で迎えに来て頂き、車で10分ほど。

やってきました、

山梨県鰍沢中部小学校

(全日本小学校ホームページ大賞の都道府県優秀校に選ばれたHP)

学校の様子は、こちらの「校舎の写真 9月」をクリック↑

 

1年生1人、4年生4人、5年生6人、6年生1人。

全校生徒12名。

学年関係なくみんな仲良しで、先生方もとても熱心。

とにかく素敵な小学校。

 

午前中は台風の影響で延期になっていた、水泳の記録会を見学。

お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、そして大自然に囲まれ、

小さなカラダで、ノビノビかつヒッシに泳ぐ姿はとても印象的でした。

 

本年度最後の水泳の時間だったので、

最後はみんなでプールに向かってあいさつ。

 

お昼はランチルームで、学年関係なくみんなで給食。

素敵なネームプレートまでご用意いただき、

どんな高級ホテルでもかなわない最高の昼食。

あまったガンモドキと牛乳を賭けてのジャンケン大会は、

水泳の記録会に勝るとも劣らない気合い。

時が過ぎても、場所が違っていても、

小学生の給食にかける想いはかわらないですね。

少し安心しました。

 

おいしい給食もいただき、掃除のあとはついに出番。

前半30分、後半30分の60分一本勝負。

あ、でもロスタイム30分。

 

その様子はまた次回。

 

TU・ZU・KU

 

2011/12/06 08:36 | 未分類 | No Comments
2011/08/15

JunkStageをご覧の皆様、こんにちは。
いつもJunkStageをご訪問いただき、ありがとうございます。

「最幸峰」のライター、一輪車世界チャンピオン・安藤勇太さんですが、現在私事多忙のため11月初旬までこちらの連載を休載とさせて頂いております。

ご愛読頂いております皆様には大変申し訳ございませんが、次回更新の際をお楽しみにお待ちくださいますよう、お願い申しあげます。

(JunkStage編集部)

2011/08/15 10:47 | 未分類 | No Comments
2011/03/08

どうも。

幼稚園の頃、よく動物園に行きました。
動物を観るのが好きでした。
さらに動物園の片隅にあるガンダムみたいなロボットに乗って、
操縦する(した気分になる)のが大好きでした。

中学生になって動物園に行ったとき、片隅にあるロボットの乗り物を見て、
自分がなぜあのロボットの乗り物に、あんなにも興奮したか不思議に思いました。

そのもの自体は変わらなくても、
それを見て、触って、感じる人が変わっていれば、
同じものでも、捉え方はまったく変わってしまうようです。

はかないですね。
でも人生とは、はかないことの繰り返しなのかもしれません。

そんなことを思う今日この頃。

そろそろ小学校を卒業して、中学生の話にすすもうかと思います。

「部活選び 中学生編」

入学式から数日後、
まだ学ランの襟についている“カラー”という存在を受け入れることが出来ず、
服にプラスチック素材を装着することに違和感を拭いされずにいた。

そんな時期に、小学校で一緒に野球をしていた仲間たちの大半は、
迷うことなく野球部で仮入部を始めていた。

入学後、最初に待ち構えていたビッグイベント、
それが部活選び。

仮入部が始まって2,3日たった頃、
どこの部活にも仮入部していなかった私は、野球部の顧問を訪ねた。

野球部は夏に一番大きな大会がある。
そして、三年の夏は集大成となる。
その時期に部活に参加出来ないということは考えられない。

わかっていたことではあるが、先生の口から直接聞いて確認したかった。
おそらく、自分を説得するためだったのだろう。
少し寂しい想いもあったが、迷うことはなかった。

野球部へは入部しない。

小学校での野球部の経験はとても大きなものであり、
その経験を共にした仲間たちは、かけがえのない存在であった。
大好きな仲間たちと一緒に、まだまだ野球を続けたかった。
夢のような楽しい日々の続きをみたかった。
しかし、それを手放してでも手にしたいものが自分にはあった。

「一輪車の世界チャンピオンになる」

一輪車の国際大会は2年に1度、夏に開催される。
そして、タイミング的には自分が中学1,3年生のとき。
両立したとしても、3年の夏は大会がかぶってしまう。

決断に少し時間がかかったが、迷いはなかった。
野球に打ち込むことは、小学生のときには夢のような楽しい日々だったが、
同じ仲間と同じ野球をしても、もう同じように夢の続きがみられるとは思わなかった。
より明るい光が射している場所を見つけてしまった。

だから野球は思い出として大切にしまっておくことにした。

しかし、部活にまったく入らないというのも少し寂しい。
仲間づくり、体力向上のためにも、どこかの部活には入ろうと考えていた。
陸上、水泳、卓球、剣道、etc、、、
部活動を行っている雰囲気をみて、直感的にテニスが良いと感じた。
運動場の真ん中にネットを張り、ボールを打ち合う姿にどことなく輝きを感じた。
名古屋市内では、そこそこ強かった。
練習は基本日曜定休だった。
野球でも守るより、打つ方が好きだった。
ラケットを持って登下校するというのもどこか風情があるように感じた。

テニス部に入ろう。

こうやって、私の中学校生活は始まった。

この選択が波瀾万丈の始まりということを、
このときはまったく予想することもなかった。

2011/03/08 12:12 | 未分類 | No Comments

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