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2012/05/06

ゴールデンウィークの後半4連休では、芸術系スポーツについて2つの大きな大会がありました。

まずひとつは、シンクロナイズドスイミングの日本選手権です。
昨年は、東日本大震災で会場の東京・辰巳国際水泳場が破損したため、開催が中止になってしまいましたが、今年は無事開催されました。
この大会は「ジャパンオープン」を兼ねていて、外国の選手も参加できるのですが、今年はデュエットにスペインとオーストラリアくらいしか参戦していませんでしたね。
そんな中今回の大会の「目玉商品」は、やはり「マーメイドジャパン」こと日本代表の演技ではなかったかと思います。
先月ロンドンで行われた世界最終予選では、ぎりぎりウクライナを交わしてロシア・スペインに続いてチームとして五輪出場権を確保することができました。
おかげで今回、日本国内でもお披露目される機会を得たわけです。
ちなみに他の出場国は、イギリス(開催国・欧州)・中国(アジア)・カナダ(アメリカ)・エジプト(アフリカ)・オーストラリア(オセアニア)で、計8カ国です。

それで私はどうしたかといいますと、4日に見に行きました。
なぜならこの日に、ソロの決勝(フリールーティン)が行われたからです。
ソロの予選(テクニカルルーティン)は平日の2日に行われたため、見に行けませんでした(苦笑)。
また一昨年までは、2日から4日まで予選を行い最終日の5日に各種目の決勝が行われるというスタイルだったのですが、今年は3日から5日まで毎日なんらかの決勝が行われるような形になっていました。
そしてそれは、入場料にも反映したわけです(苦笑)。
一昨年の場合ですと入場料は予選は1500円均一だったと記憶しているのですが、4日は午前中にチームの予選そして午後にソロ決勝ということで、指定席がS5500円・A4500円、そして自由席が2500円(当日券価格)でした。
そして当然のことながら、自由席は競技水面から遠く離れた席だったわけです(爆)。
しかし、少なくとも4日は指定席はガラガラでした(原爆)。
またテレビ中継で見た5日も、時折映っていた客席は指定席の空席が目立っていたと思います。
ついでに言わせていただけるならば、プログラムを1500円で販売しているのはまだいいとして、紙一枚のスタートリスト(出場選手一覧表)まで100円で売るのは、勘弁してほしいものです(苦笑)。

それはともかく観戦した感想ですが、まずは個人的にメインだったソロからまいりましょうか。
ソロの方は、やはり日本代表の足立夢実選手の実力が際だっていましたね。
フリールーティンの内容は、昨年の上海世界選手権のときと同じものでした。
ジャンプの高さ・力強さと優れた柔軟性を兼ね備えた、身長の低さを補って余りある魅力を持った選手ではないかと思います。
五輪でそのソロ演技が見られないことは、残念に思うところです。
また、他に印象に残ったところを箇条書きで挙げてみますと・・・
・マイケル・ジャクソンの曲をバックに演じ、「逆ムーンウォーク」を見せた選手がいましたが、昨年のフランスチームの演技に影響を受けたのでしょうか。
・演技開始から水中に飛び込むときに、珍しく逆立ちから飛び込んだ選手もいました。
・バックに使われていた音楽で主なものを挙げますと、「トゥーランドット」(プッチーニ)・「韃靼(だったん)人の踊り」(ボロディン)・「夏」(ヴィヴァルディ)・「アメージング・グレイス」といったところがありました。

チームの方は、やはり日本代表は「うまさ」が違うと思いました。
技術的には、ロシア・スペイン・中国といった強豪国にも決して劣るところはないと思います。
しかし、前にも書いたかもしれませんがなんか「面白くない」んですよね。
なんと言いますか、観客に訴えかけるものがないという感じでしょうか。
最終予選でも、ウクライナにはデュエットでは逆転され、チームもあと一歩のところまで追い詰められました。
かつての日本代表コーチでもある井村雅代中国代表コーチは、日本代表について「情けない話だが、もし今回、五輪を逃せば出られるまで何十年もかかったでしょう。欠点はたくさんある。勘違いしないでほしい」とも語っています。
今回どうにか五輪出場権は獲得しましたが、それが事態を4年間先送りにしてしまっただけにならないよう、願いたいものです。

そしてもうひとつは、体操のNHK杯です。
この大会は、4月の全日本選手権と合わせてロンドン五輪への選考試合となるもので、計4日間の総合成績で男女それぞれ5人の代表を決定するものです。
ちなみに選考方法は男女で若干違いまして、女子の場合はシンプルに総合成績上位5選手がそのまま代表になりますが、男子はすでに内定している内村航平選手のほかは、総合成績上位1人・床のスペシャリスト1人・鉄棒のスペシャリスト1人・その他総合的に勘案して1人という形で4人を選抜しました。
私は一応、4月の全日本選手権を見ているので今回はテレビ観戦のみにとどめました。
結果はご存知のとおり、女子は田中理恵選手が優勝して初の五輪代表に花を添えました。
また全日本選手権では不調だった鶴見虹子選手も、なんとか盛り返して総合成績4位に入り、無事五輪代表となりました。
さらに男子では、田中選手の兄弟でもある和仁選手に佑典(ゆうすけ)選手も代表入りを決めて、3人そろってロンドンに行けることになったのは、大きな話題になりましたね。
なお、和仁選手は総合成績が1位で、そして佑典選手は鉄棒のスペシャリスト枠で代表を決めています。
ロンドン五輪では、男子はもちろんのこと女子も何かやってくれそうな気がして、今から楽しみです。

こうしてゴールデンウィークも終わりを告げ、明日からはまた仕事です(苦笑)。

2012/05/06 10:55 | 芸術系スポーツ観戦記 | No Comments

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