Home > 芸術系スポーツ観戦記

2011/07/24

20日に上海から戻ってまいりました。

とは言いましても、今回は「無事」というわけにはまいりませんでした(爆)。
といいますのは、18日の夕方から腹の調子が悪くなったうえに翌19日は発熱までして、シンクロ観賞どころではなくなってしまったのです。
幸い日本語の通じる病院があったので、どうにかしてそこまで出向いて診察を受けました。
診察そのものは案外あっさりと終わり、「ウイルス性大腸炎」との診断でした。
下痢止めと整腸剤をもらって、診療費はクレジットカード付帯の旅行保険でカバーできる見通しとなりました。
もし保険が効かなかったら、716元(約9,300円)かかるということでした。
なんか初めて、クレジットカードのありがたみがよくわかったような気がします(笑)。
おかげで、その後は再び観戦することができました。

昨日をもって、世界水泳選手権のシンクロナイズドスイミング競技は終了しましたが、これからしばらくはその観戦のご報告をさせていただくことになると思います。
まずは、今大会のスケジュールを振り返ってみましょう。

7/17
9:00-12:00  ソロテクニカルルーティン予選
14:00-17:30  デュエットテクニカルルーティン予選
19:00-20:15  ソロテクニカルルーティン決勝
7/18
9;00-11:30  チームテクニカルルーティン予選
10:00-20:20  デュエットテクニカルルーティン決勝
7/19
9:00-11:00  フリーコンビネーション予選
14:00-17:30  デュエットフリールーティン予選
19:00-20:30  チームテクニカルルーティン決勝
7/20
9:00-11:30  ソロフリールーティン予選
14:00-16:00  チームフリールーティン予選
19:00-20:30  ソロフリールーティン決勝
7/21
19:00-20:30  フリーコンビネーション決勝
7/22
19:00-21:00  デュエットフリールーティン決勝
7/23
19:00-20:40  チームフリールーティン決勝

日本では夜に行われた決勝の模様を、翌日早朝に放送していましたね。
2年前のローマ世界選手権のときには、ゴールデンタイムに放送していたのですが・・・
私は17日のソロテクニカルルーティン予選から、20日のソロフリールーティン予選まで、19日のフリーコンビネーション予選を除くすべての予選と、17日のソロテクニカルルーティン決勝を観戦しました。
本当はフリーコンビネーション予選も観戦予定だったのですが、先ほど書いたような事情で病院に行っていたので、観戦できなかったのが心残りです(苦笑)。

さて、なぜほとんど予選ばかり見ていたかといいますと、いくつか理由があります。
まず入場料が安い(爆)。
予選ですと最もいい席でも150元(約2,000円)ですが、決勝戦ともなりますとこれが480元(約6,200円)にもなります。
その次にいい席が280元(約3,600円)だったので、ソロ決勝のときにはこの席にしたのですが、3階席で選手が米粒のようにしか見えませんでした(苦笑)。
そしてもうひとつ、決勝では各カテゴリーの成績上位12人(組)しか見ることができませんが、予選なら出場しているすべての選手を見ることができるということがあります。
予選で実際に見ることができた選手は、テクニカルルーティンに限ってもソロ33人・デュエット42組・チーム23組にのぼります。
すべてを観戦してさすがに疲れましたが、やはり予選の方が「お得」ではないかと私は思います(笑)。
また以前にも書いたことでもありますが、私は「ソロこそシンクロの華」という考えを持っているため、ソロの観戦を最も重視したスケジュールを組みました。
五輪ではデュエットとチームしかないので、どうしてもソロはあまり注目されない傾向があるように思えるのですが、ひとりその個性を輝かせて水中を自由自在に舞い、観衆の視線を一身に集めて魅了することができるのは、ソロならではの醍醐味だと思うのです。

今回の出場選手一覧や結果については、国際水泳連盟のホームページで詳しく記載されております。(英語)
上海世界水泳選手権の公式ホームページの方では、詳しい結果が掲載されていなかったので、探すのに少々苦労しました(苦笑)。
それともうひとつ、会場内で頻繁に流れていたこの歌も印象に残っています。

今回の上海世界水泳選手権の大会歌だそうで、今回のコラムのタイトルはこの歌から拝借しました。

観戦・撮影した時間は12時間以上に及び、写真は枚数にして1万枚以上撮ってしまいました(爆)。
これらを整理するにはまだ少々時間がかかりそうですが、今後ご報告していく中でご紹介できればと思っています。

2011/07/18

突然ですが、上海からこんにちは。

今私は、世界水泳選手権観戦で上海に来ております。前回、夏の世界的スポーツイベントに行ってみたいというお話をさせていただきましたが、やはり昨年の広州アジア大会のこともあっただけに、「シンクロの仇はシンクロでとらなければ」という思いが強かったのです(笑)。

今回は、チケットが取れなかった広州の二の舞にならないよう、事前にチケット確保を怠りなく行いました。

具体的には、所有しているクレジットカード会社の海外サービスを活用しました。 今回世界選手権が行われているのは、上海の「東方体育中心」「オリエンタルスポーツセンター)ですが、昨年の国際博覧会会場にも近い場所に新しくできたものです。

メインの屋内プールや飛び込み専用の屋外プールのほか、体育館もプールとして利用可能で、シンクロナイズドスイミングはこの体育館を利用して開催されました。

シンクロ初日の昨日は、まず午前中にソロのテクニカルルーティンの予選、午後にデュエットのテクニカルルーティンの予選、そして夕方からはソロのテクニカルルーティンの決勝が行われました。

「テクニカルルーティン」というのは、いくつかの指定された演技があってそれを盛り込んでおかなくてはいけないという一種の「規定演技」みたいなもので、これに拘束されないいわば「自由演技」が「フリールーティン」です。

オリンピックではこの両方の演技の得点合計で順位が競われますが、世界選手権ではそれぞれが独立した競技として扱われています。

とりあえず今日は、ソロの決勝進出選手12人を1枚づつご紹介しておきましょう。演技順に、北朝鮮・イギリス・イスラエル・イタリア・ギリシャ・アメリカ・ロシア・スペイン・カナダ・ウクライナ・日本(足立夢実選手)・中国です。

 ちなみに順位は上から、ロシア・中国・スペイン・カナダ・日本・ウクライナ・ギリシャ・イギリス・イタリア・イスラエル・アメリカ・北朝鮮の順でした。

 今日もこれから観戦に行ってまいりますので、とりあえずこれにて上海から失礼させていただきます。

2011/06/26

先週の日曜日(6月19日)は、今年のボディビル大会観戦第二弾として東京都北区で開催された、「北区オープンボディビル・ボディフィットネス選手権」を見に行ってまいりました。
この大会は市区町村レベルで行われるローカルな大会ですが今年で3回目を数え、男子は50人近く、女子選手も6人出場してかなり盛り上がりました。

この大会の特徴は、他の大会で入賞歴がなければ北区在住等でなくても出場できる、文字通り「オープン」な大会であるということです。
また国籍も問われないので、外国籍の選手も出場可能です。
そして特徴的なのは、おそらく現時点で日本ではこの大会だけと思われますが、「男子ボディフィットネス」というカテゴリーがあります。
これは、ボディビルほど筋肉重視ではなく均整のとれた筋肉美を競うもので、女子のボディフィットネス同様の「回転演技」によって、まず一次審査を受けます。
そして二次審査として、これは女子も共通なのですが、各選手得意の3ポーズを披露するのです。

これは単にポーズを決めるだけではなく、ポーズを決めるまでの一連の動きまで含めて1ポーズと考えられているようで、男子に関してはかなりアクティブな動きも見られました。
また女子は、通常のボディフィットネスでは水着(ビキニ及びワンピース)で審査を受けるのですが、この大会では上下セパレートのスパッツで審査を受けます。

スパッツと言えば、先月の東京オープンにおける「ミスビギナー」もそうでしたが、実はこの北区オープンが元祖なのです。
さらに、豪華なゲストポーズも見逃せません。
過去に日本選手権を二度制しアジア選手権でも優勝したことのある男子選手と、ボディフィットネスで活躍している女子選手3人によるパフォーマンスは、それだけでも入場料以上の価値があったと言えるでしょう。
特に今回は、通常男女別々に行うゲストポーズにおいて男女4人全員でのシーンもあり、大変盛り上がりました。
それにしても、フィニッシュのポーズはおいしすぎます(笑)。

そして何よりこの大会最大の特徴は、入場料の破格の安さに尽きるでしょう(爆)。
通常ボディビル大会の入場料は3,000円から5,000円くらいで、他のスポーツと比べてみても決して安いものではありませんが、この北区オープンの入場料はなんと、たったの500円です(原爆)。
そのため大会運営に携わる役員はもちろんのこと、魅力的なゲストポーズを見せてくれた選手たちは、すべて無報酬だそうです。
また、大会パンフレットもパソコンで作った簡素なものでした。
特筆したいのは、今年の大会は「東日本大震災復興支援チャリティー大会」として位置づけられていたことで、著名選手から無償にて寄せられたお宝グッズを抽選会で義援金と引き替えにプレゼントするという企画もありました。

また来場していた著名選手やゲストポーズを務めた選手との、「ツーショット」写真撮影会も人気を博し、義援金集めに大きく貢献していました。
もちろん、私も何枚か協力させていただきました(笑)。

さらに今回は特別ゲストとして、なんと「みちのくプロレス」の代表的レスラーで元岩手県会議員のザ・グレートサスケ選手が来場していました。
なるほど、みちのくプロレスといえば東日本大震災の主要被災地である、東北地方を拠点に活動しているわけで、その代表として来場したということでしょう。

まだあります(水爆)。
昼休みのときのアトラクションとして、チアダンスのパフォーマンスまであり、まさに至れり尽くせりです。

こうして、今年も盛況のうちに北区オープンはその幕を閉じました。

そして今日(6月26日)は、江戸川区の「タワーホール船堀」において開催された「江戸川区ボディビル選手権大会」に行ってまいりました。
北区オープン同様のローカルな大会ではありますが、こちらは今年で10回目を数える「先輩格」の大会でもあります。
ちなみに、こちらの入場料も1,000円と格安でした。
こちらは女子選手の参加はわずかに3人でしたが、過去に優勝経験のある選手も参戦してなかなかハイレベルだったと思います。

またこの大会ではゲストポーザー兼審査員として、日本選手権13連覇(優勝14回)を誇り現在でもマスターズ戦線で活躍中の、「ミスター・ボディビル」こと小沼敏雄選手が毎年参加しています。

そしてもうひとつ、開会式では来賓の平沢勝栄衆議院議員がなかなかキレのある挨拶をしていきました。
「今日は、この鍛え抜かれた選手の皆さんの体を見て感動した。しかし最近の永田町では『菅、どうした』という感じです」

場内では、笑いの後に拍手が巻き起こりました。
ちなみに平沢議員の選挙区「東京17区」は、大部分が葛飾区ですが江戸川区の一部も含まれています。
そのため、葛飾区内でボディビル大会が開催される際にも、必ず来賓として挨拶をしていますね。
こういうことをこまめにこなす政治家が選挙でも強い、ということなのでしょうか。

というわけで、ここ2週間は東京都内のローカルなボディビル大会を観戦しましたが、こういう大会にこそ意外と「お得」だったりするものではないかと思います。

2011/05/15

今日は、JunkStageライター仲間のお一人でもある西川嘉津美さんが経営しておられる漫画喫茶、「漫楽園」にお邪魔してまいりました。

私も基本的には、ここのコラムの原稿は自宅のパソコンで打っているのですが、自宅にいるよりも外出している方がいろいろとアイディアが浮かぶもので、前回・前々回のコラムも旅先で大部分を書いておりました。
そこで今日は、交流ついでに西川さんの漫画喫茶にお邪魔して、そこで今回のコラムを書いてしまおうと思い立ったのです。
学生の頃にはけっこう神保町も来たものですが、来るのはもう10年以上ぶりになるでしょうか。
昼食を済ませてから12時半頃入って3時間ほどおりましたが、大変快適に過ごすことができました。
先月購入したばかりのノートパソコン型Androidタブレット、NECの「Life Touch NOTE」を活用して、コラムのほとんどの部分を書くことができました。
また無料で無線LANに接続することができるので、適宜インターネットを楽しみながら執筆しておりました。
結局西川さんにはお会いできませんでしたが、またお邪魔させていただこうと思います。
どうもありがとうございました。

それでは本題に入りましょう(笑)。
今回は前回の予告どおり、先週5月8日に行われたボディビルの「東京オープン選手権」のお話をさせていただきます。
例年、ボディビル大会シーズンの幕開けを告げるのがこの東京オープンなのですが、6月に開催された年もありますが基本的に5月に開催されています。
ボディビルの大会において、他の道府県は「地方」というレベルで扱われていますが、東京都だけはその上の「ブロック」というレベルとされています。
それだけ東京はボディビルのジムが多く、選手層が厚くなっているということですね。
そして、東京のボディビル大会には「東京選手権」「東京クラス別選手権」、そしてこの東京オープンと3つの大会がありますが、東京選手権が最高峰でついでクラス別、そして東京オープンはボディビルを初めて間もない選手のための大会という位置づけがなされています。
しかしながら、女子の選手層はこの東京をもってしても男子とは比べものにならないくらい薄い、というのが残念ながら実状です。
今大会を例にとりますと、男子は各部門合計で90人近くの選手が参加しているのですが、女子は2部門合わせてわずかに8人でした。
開会式の写真をご覧いただいても、その圧倒的な差がおわかりのことと思います(爆)。

それでも例年よりは、女子の参加はやや多めというくらいなのです。
ひとつには、今回から「ミスビギナー」という部門が新設されたことがあるのではないかと思われます。
これまで東京オープンにおける女子選手の競技部門としては、「ミス」と35歳以上の「ミスマスターズ」の2部門がありました。
しかし、今年からは「ミスマスターズ」を廃止して「ミス」に一本化した上で、新たに「ミスビギナー」を新設したわけです。
「ミス」は従来どおりのボディビル競技で、女子はビキニを着用して競技に臨みます。

まず予選ではこのような「基本ポーズ」を全員で行います。
そして審査員の必要に応じて、そのうち数人が呼び出されて再度基本ポーズを行い、審査と順位付けが行われるわけです。

そして決勝では、各選手が創意工夫をこらした「フリーポーズ」で、その鍛え抜かれた体の魅力をアピールするのです。
ここがまさに、「Choreography」ということなのです。
今回「ミス」にエントリーした選手はわずかに2人で(苦笑)、そのため予選落ちはありませんでした。
しかし、両選手ともご覧のとおり見事に鍛えられた見事な体で、ともにボディビルを初めて1年とはとても思えないすばらしさでした。

さてそれでは、「ミスビギナー」とはどういうものかと言いますと・・・

このように、上下セパレートのスパッツを着用して競技を行います。
競技は2つのラウンドに分かれていて、まず「ビキニラウンド」(実際にはビキニではないのですが)では、上の写真のとおり立ち姿で90度づつ回転して4ポーズ見せる「回転演技」を行います。

そして「ポージングラウンド」では、「ダブルバイセップス」(左)・「バックダブルバイセップス」(中)・「サイドチェスト」(右)の3ポーズを行って、審査員の審査を受けるのです。
ビキニ姿を見せることに抵抗のある若い女性にとっては比較的抵抗感がなく、また規定の数ポーズができればいいだけですから敷居が低くて、気軽に参戦しやすい種目ではないかと思います。
またこれでボディビルの大会の雰囲気に慣れてくれば、本格的に競技に取り組もうとする人が出てくることも期待されます。
こちらは6人の選手の参加を得て、まずは選手層の拡大に寄与できたのではないかと思います。

ちなみに男子の方は、「ミスター60kg級」「同65kg級」「同70kg級」「同75kg級」「同75kg超級」と体重別に部門が細分化され、さらに年齢層を限定した「マスターズ40歳以上級」「同50歳以上級」「60歳以上級」の3部門が加わり、計8部門にものぼります。
男子の方は、予選落ちのある部門が多かったと思います。
あまりにも参加選手の数が多く大会時間が長引いたために、表彰式の際に選手に観客が花束等を渡す「プレゼントタイム」がなくなってしまいました(苦笑)。

今回の大会は観客数も多く、またテレビ局の取材も入ってわりと盛況だったと思います。
こちらでご紹介した写真は撮影した中のほんの一部ですが、私のもうひとつのブログの方でたっぷりお送りしておりますので、よろしければそちらもご覧ください。

なお手前味噌ではありますが、今回この東京オープンを観戦するにあたって、私はフジテレビの「百識王」という番組の取材を受けました。
フジテレビから、東京オープンの取材にあたって選手のみならずファンの取材もしたいと日本ボディビル連盟(JBBF)に要望したところ、ボディビル関連のブログを開設している私を紹介されたとのことでした。
ある意味かなり偏った指向の私をよくJBBFの方も紹介されたなと思いましたが(爆)、せっかくの機会ですのでお受けすることといたしました。
観戦しながらのインタビューのほか、私の観戦時の「行動」などが撮影されました。
放送予定は5月31日の深夜(6月1日)とのことですので、よろしかったらご覧ください。
私も、どのような形で放送するのか戦々恐々としながら、楽しみにしております(笑)。

2011/05/01

フィギュアスケートの世界選手権は、東日本大震災の影響で東京開催が中止となり代替地のモスクワで、約1ヶ月遅れでようやく開催されました。
当然テレビ観戦なのですが、リアルタイムで見ているとCM・スタジオトーク・選手紹介など、肝心の競技以外のものが延々と続いて時間の無駄なので、録画しておいて今日まとめて観戦しました(爆)。

女子はなんといっても、安藤美姫選手の4年ぶり2回目の優勝に尽きるでしょう。
今シーズンは、会心のガッツポーズを決めた日本選手権を皮切りに、台湾での四大陸選手権でも200点を超える高得点で優勝、その流れのままにモスクワでも持てる力を存分に出し切ったところに、結果も見事についてきたというところでしょうか。
演技後のインタビューで、「日本の皆さんに、ひとつでも元気を分けてあげたかった」と話していましたが、自分のためだけではないというその気持ちが無心の演技、そして優勝という結果につながったのかもしれませんね。
昨年優勝している浅田真央選手は6位で、ディフェンディングチャンピオンとしてはやや不本意な成績に思えました。
しかし、シーズン初戦のNHK杯での不調を考えると、よくぞここまで持ち直したと言えるかもしれません。
2014年のソチ五輪まではまだ時間がありますから、さらなる成長をとげてまた来シーズンに備えてほしいと思います。
世界選手権初参戦となる村上佳菜子選手はジャンプのミスもあって8位でしたが、まあまずはいい経験を積んだのではないでしょうか。
でも、左半身が黒、右半身が赤の衣装で「怪傑ゾロ」に成りきったフリーは、一番見ていて楽しかったと思います。

ほか外国の選手で気になったところといえば、まずは韓国のキム・ヨナ選手ですね。
昨年の世界選手権以来実に1年ぶりの参戦となりましたが、それでいきなり2位というのはさすがといったところでしょうか。
ただ、ショートプログラムでは最初のジャンプを明らかに失敗しているのに、ノーミスだった安藤選手を抑えてトップに立ったことは、正直疑問に感じました。
民族音楽を使い韓国らしさを出したフリーはなかなかの見所だったと思いますが、完璧というわけにもいかなかったようで、結果的に安藤選手の逆転を許したという感じです。
3位はイタリアの、カロリーナ・コストナー選手(Carolina Kostner)でした。
美しい滑りが魅力ですが、ショートプログラム・フリー両方でジャンプミスがあったのが悔やまれます。
そしてもうひとり注目したのは、地元ロシアのアレーナ・レオノワ選手(Alena LEONOVA)でした。
地元だけに場内の声援を一身に受けて、ショートプログラム・フリーともコミカルな中にもキレのある動きで、見事に力を出し切れたのではないでしょうか。
演技終了後には、ショート・フリーともガッツポーズが飛び出し、特にフリーのときにはガッツポーズの後に頭を抱えて絶叫(爆)、さらにはリンクにキスまでするというエキサイトぶりが、強く印象に残っています。
メダルにあと一歩、手が届かなかったのはちょっと残念に思いました。

あとは軽く流しますが、男子は最も若い小塚崇彦選手が銀メダル獲得で日本代表で最も上位となりましたね。
男子代表3人中、小塚選手だけは予選からのスタートでしたが、そこをトップで通過して勢いに乗った感があります。
高橋大輔選手は5位、織田信成選手は6位という結果でしたが、それでも3人入賞したことは快挙と言っていいでしょう。
両選手も現役続行の意向で、今後はこの3人に羽生結弦選手などの新しい世代も加わって、これは女子並みにすごいことになりそうですね。
それと優勝したカナダのパトリック・チャン選手は両親が香港生まれということで、男子もついに「アジアの時代」が来たか、という感じがします。
あと、アイスダンスのキャシー&クリス・リード両選手には、少しは日本語も話せるようになってほしいと思います(苦笑)。
アメリカの長洲未来選手だって、日本語はしゃべれるんですから(爆)。

ついでに気になったことは、リンクの中の広告でした(原爆)。
私が気が付いた中で日本企業は、オリンパス・シチズン・アコム・サトウ製薬・木下工務店・ジャパネットたかた、そしてパチンコのマルハンまでありました。
マルハンの広告は、日本語・ローマ字・ハングルの3言語で書いてありましたね。
また韓国企業の広告も、現代(ヒュンダイ)とJINRO(真露)とありました。
また客席でも日ノ丸や日本選手を応援する横断幕が目立ち、ロシアで開催されていることを忘れてしまうほどでした(笑)。

とりあえず全種目の結果は、こちらにあります。(英語)

ところで連休に先立つ4月28日には、私の地元・横浜市金沢区にある「ぐりふぉれ屋」というライブハウスで、ジャズピアニスト・外山安樹子さんのライブがありましたので、これに行かない手はないと仕事帰りに行ってまいりました。
「ぐりふぉれ屋」は、京浜急行線の能見台(のうけんだい)駅から歩いて2分くらいの線路沿いにあるお店です。
ちなみに私の自宅最寄り駅は、その隣の金沢文庫駅です(爆)。
いやはや、こんなに身近な場所にライブハウスがあったなんて、今まで知りませんでした(苦笑)。
20時にライブ開始ということで、19時過ぎにお店に入ったところちょうどリハーサル中でした。
その時点で客は私を含めて2人という状況でちょっと心配だったのですが、開始時刻前には15人近く集まって、ほぼ満席という状態でした。
さらにライブが始まってからも続々と来客があって、最終的には20人を越していたのではないかと思います。
なにしろもう席がなくて、カウンターの中から見ている人もいましたから(笑)。
つまりそれだけ盛り上がっていたということで、なによりでした。

さて今回のライブは、外山さんのピアノに加えてベース・フルートという構成でした。
ベースは2月の上野でのライブでもおられた関口宗之さん、そしてフルートは小島のり子さんでした。
演奏された曲はアンコールを含めて11曲で、うち外山さんのオリジナル曲が3曲で小島さんの曲が2曲、残りはスタンダードナンバーでした。
外山さんの曲は、2nd CD「All is in the Sky」から「Springlake」と「Miff’s Walk」、そして7月に発売予定の3RD CD「Ambition」収録予定曲の「May Journey」です。
特筆したいのが、観客の中になぜかベース奏者の方がおられて、なんと後半の1曲を関口さんに替わって飛び入りで演奏してしまうという、こたえられないハプニングがあったということです。
これも、アットホームな雰囲気のライブならではのお楽しみですね。
アンコールが終わって、22時半にぐりふぉれ屋を後にしたわけですが、約45分後にはもう自宅に戻っていました(爆)。
連休前に楽しいひと時をすごさせていただき、どうもありがとうございました。

というわけで、後半は番外編をお送りいたしました(笑)。

2011/04/25

先月の反動からか、先週に続いてこの週末も「Choreography三昧」でした(笑)。

先週の「ヨコハマ大道芸」に続き、今週は「野毛大道芸」が地元横浜で開催されたわけですが、ご存知のとおり土曜日(23日)は雨模様で残念ながら中止となってしまいました。
しかし、そこでめげる私ではありません(笑)。
この土日には、「Choreography」はもうひとつ行われていたのです。
それは、東京の代々木第一体育館で行われていた「全日本体操競技選手権大会」です。
最近体操や新体操を見に行っていなかったのですが、たまたま時間ができたので久々に見てみようかなと思い立ちました。
しかも土曜日は、いわば「予選」だったのがよかったと思います。
といいますのは、「決勝」にあたる日曜日は土曜日の成績が上位の選手しか出場しないので、見られる選手の人数が少なくなってしまうからです。
ちなみに入場料は2000円(全席自由)でしたが、いい席はほとんど関係者によって占められていたようです(苦笑)。
あと、プログラムは別に1000円で売っていましたが、出場選手の名簿ならネットで入手できますので、わざわざ買う気にはなれませんでした(爆)。
当然今は、部外者は撮影禁止なので観賞に専念していましたが、男子は2グループ、女子は3グループに分かれて交替で演技を行っていたので、正午過ぎから午後6時半頃までのかなりの長丁場となりました。
私個人としてはやはり女子中心の観賞となりましたが、男子優勝の内村航平選手の鉄棒の演技のときには、思わず身を乗り出して見ていました。
さすがに北京五輪個人総合銀メダル、そして世界選手権個人総合2連覇の力は、格が違いましたね。
私が見た土曜日の段階ですでにトップに立ち、そのまま優勝を決めて日本選手権4連覇となりました。

さて一方女子ですが、やはり周囲の注目はエース・鶴見虹子選手と最近人気の田中理恵選手の優勝争いに、集中していましたね。
ここまで日本選手権5連覇を誇る鶴見選手がまだ18歳という事実に驚かされますが、20歳になってから急成長してきた田中選手とはまさに好対照という感じがします。
テレビなどでは、この両選手の「対決」を煽ってきた感がありますが、私が会場で目にしたのは全競技終了後に笑顔でハイタッチを交わした両選手の姿でした。
また日曜日のテレビ放送でも、両選手がガッチリ握手を交わしている姿が放映されていましたね。
結局は鶴見選手の6連覇達成で田中選手は2位という結果でしたが、これから国際大会に向けて両選手の活躍が大いに期待できるのではないかと思います。
ほかに印象に残ったのは、長年にわたって第一線で活躍を続けている大島杏子選手(4位)や、たくましい肩や腕にインパクトがあった高校1年生の寺本明日香選手(5位)といったところでしょうか。
それともうひとり、あまり上位ではありませんでしたが「内村春日」という選手もいて、やはり内村航平選手の妹だということです。
ちなみに名前は、「かすが」ではなく「はるひ」と読むそうです。
「涼宮」ではありませんが、なんか憂鬱そうな感じですね(笑)。
この後6月に行われるNHK杯を経て、10月に東京で行われる世界選手権への代表選手が選抜されることになります。
ここ数年男子の活躍が目立っていますが、女子もいい雰囲気になってきているように思いますので、世界選手権も楽しみにしています。

そして晴れ上がった日曜日は、当然野毛大道芸に繰り出しました。
しかし、中止になった土曜日の反動もあってか観客の数もこれまでになく多くなり、特に人気パフォーマーの演技する場所では開演30分以上前から場所を確保する観客で、すでに観賞可能場所が埋まっているというケースもありました。
そのひとつが、おなじみの在日中国雑技芸術団だったりします(苦笑)。
どのくらい観客が殺到していたかといいますと・・・

こんな感じです(爆)。
それと今回は、初めて見せるという新作も披露してくれました。

一輪車に乗りながらお碗を蹴り上げて頭に乗せるという芸は、以前にもご紹介したかと思いますが、今回はそれを2人でやったのです。
特に、片方がお碗を蹴り上げてもう片方の頭に乗せるというのは、これまでにない難しさがあったと思います。
風も強かったので、どうしてもミスが出ますが「もう1回!」と成功するまでしっかりやり遂げるのが、中国雑技のすばらしいところです。
また、これまで見た芸でも場所や角度が違えばまた新鮮に見えるものです。

そしてもうひとつ私が見たのは、これもヨコハマ大道芸から連続で見るアルカマラーニのベリーダンスでした。
ヨコハマ大道芸のときとは、ちょっと衣装が違いますね。

どこも観客が殺到していて、結局見ることができたのはこの2つだけでした(苦笑)。
普段の野毛大道芸ですと、もっと余裕をもって観賞できたのですが・・・
しかしながら、自粛ムード漂う中果敢に開催に踏み切ったことには敬意を表したいと思いますし、だからこそこれだけ観客も集まったということなのでしょう。
それでは最後に、在日中国雑技芸術団のエースでローリングバランス芸を見せてくれた彼の、この表情をお送りして締めくくりましょう(笑)。

2011/02/27

急に暖かくなってきて、いよいよ春も近付いてきたという感じですが、同時に花粉症にも悩まされることにもなりました(苦笑)。
街中で配られているティッシュに、思わず手が延びてしまう今日この頃です(爆)。

そういえば、この「JunkStage」がリニューアルされたことは、皆さんご存知でしょうか。
サブタイトルとして「人間雑色模様」というのが付いていますが、「にんげんぞうしきもよう」と読んでしまうのは、京浜急行沿線在住の私だけでしょうか(原爆)。
あと、ライターひとりひとりにキャッチフレーズみたいなものも付けられておりまして、私の場合は「ボディビルなどアートスポーツを愛する公務員の観戦記。」となっております。
確かにそのとおりなのですが、肝心のボディビルについてはあまりこちらでは書いておりませんです(自爆)。
それと、各記事ごとにmixiTwitterFacebookなどの「ソーシャルボタン」が付くようになりましたので、お気軽にご感想など書いていただければ幸いです。

さて、そういうわけでもう先週のお話になってしまいましたが、チャイニーズタイペイ(台湾)の台北アリーナで行われた、フィギュアスケートの四大陸選手権の感想など書いてみたいと思います。
ウィンタースポーツとは縁のなさそうな台湾で、フィギュアスケートの大会が行われたとは意外ですが、その魅力を広めて普及に役立てるという意義はあるのかもしれません。
あいにく私は、今回もテレビ観戦でした(苦笑)。

それでは簡単に感想など書かせていただきましょうか。
女子シングルで優勝したのは安藤美姫選手だったわけですが、昨年末の日本選手権優勝に続く快挙達成ということになりました。
演技自体は日本選手権のときと同じでしたが、ショートプログラムは白でフリーでは黒と対照的コスチュームが印象に残っています。
しかし両者には共通点がありまして、背中が大きく開いていて鍛え抜かれた背筋を見ることができました。
ガッツポーズこそ出ませんでしたが(爆)、ショート・フリーともにミスなく決めてただ1人200点を超えるスコアを叩き出し、見事「貫録勝ち」を成し遂げました。
2位には浅田真央選手が入ったわけですが、こちらもほぼ完全に復調してきた感じで表情にも明るさが感じられました。
20歳を迎えて大人っぽい演技も似合うようになり、フリーではリストの「愛の夢」をバックに優雅に氷上を舞っていましたね。
またショートプログラムでは若干のミスもありましたが、氷上にいることを忘れさせるようなすばらしい切れのステップには、大きなインパクトがありました。
両選手とも、世界選手権での活躍が大変楽しみです。
一方鈴木明子選手は、今回はちょっと残念な結果になってしまいましたね。
演技後のインタビューでも、悔しさを隠せなかったようです。
鈴木選手にとっては、これが今季最後の大会になったわけですが、おそらくこのままでは終われないのではないでしょうか。

なお、アメリカ代表でしたが長洲未来(Mirai Nagasu)選手は、持ち前の体の柔らかさを存分に発揮した演技で見事3位に入賞しています。
フリーの演技ではバックの音楽を日本を描いたアメリカ映画「SAYURI」から採用し、桜色をベースに花をあしらったコスチュームで「日本らしさ」を強調していたのが印象的でした。
世界選手権の選考会でもある全米選手権で3位に終わり、今年のアメリカの出場枠が2つしかなかったので、東京の世界選手権でその演技を見ることができないのが本当に残念に思えるほどのすばらしさだったのです。
本人にとっても会心の演技だったようで、演技終了後ガッツポーズが出ていましたね。
なお、以前にも書きましたが長洲選手は現在日本国籍も保有しています。
つまり今回の四大陸選手権の女子シングルは、3位まで「日本人」が独占したことになります(水爆)。
ほかに印象に残ったのは、これもアメリカ代表のレイチェル・フラット(Rachael Flatt)選手と韓国のクァク・ミンジョン(Min-Jeong Kwak)選手くらいでしょうか。
ショートプログラムをノーミスで突破したのは、テレビで放送された限りでは安藤選手とフラット選手だけではなかったかと記憶しています。
カナダの代表選手はミスが目立ち、あまり印象に残っていなかったというのが、正直なところです(苦笑)。

正直、男子に関してはほとんど見ておりませんが、羽生結弦選手が優勝した高橋大輔選手に次ぐ2位に入る健闘を見せていましたね。
羽生選手は女子の村上佳菜子選手同様、将来の日本のエースと期待されますが、第一人者になった暁にはスケートの名手として、「羽生名人」と呼んでみたいですね(笑)。
なお、すべての競技の結果はここから見ることができます。(英語)
http://www.isuresults.com/results/fc2011/index.htm

それにしても、台北アリーナの周囲の壁にあった広告が気になりました(爆)。
一応外国のはずなのに、なぜか日本語の広告が多かったんですよね。
それに観客も、日本人が圧倒的に多かったように思います。
まあ日本からはすぐに行ける場所なので、当然と言えば当然なのですが(苦笑)。
なにはともあれ、東京で行われる世界選手権もいよいよ来月に迫ってまいりました。
この四大陸選手権に出場した選手の多くも、再度東京に集結することでしょう。
オリンピック翌年ながら、十二分に見応えのある内容が期待できそうです。

2010/12/27

というわけで、今年もいよいよ押し迫ってまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ご存じのとおりこの週末は長野でフィギュアスケートの全日本選手権が行われたわけですが、今年も見応え豊富な内容だったと思います。
何しろ今や日本は、世界有数の「フィギュア大国」と言ってもいいくらいで、特に男女シングルに関してはレベルの高さのみならず、選手層の厚さにも驚かされます。
例によって今回もテレビ観戦でして(苦笑)、女子シングルを中心に感想など書かせていただきましょう。

何と言っても今回のハイライトは、安藤美姫選手が2004年以来6年ぶりに優勝したということではないでしょうか。
グリーグの「ピアノ協奏曲イ短調」をバックに、黒いコスチュームで演じたフリーはミスもほとんどなく、最近では最も見事に決まった演技ではなかったと思います。
惜しくも今回優勝は逃しましたが、浅田真央選手の「復活」は私も見ていてうれしく感じられました。
NHK杯のときの不調ぶりを見て、「今年はダメかな」とも思いかけていたのですが、さすがバンクーバー五輪銀メダリストの底力は本物でしたね。
リストの名曲「愛の夢」をバックに、優雅な大人の雰囲気たっぷりのフリーは完璧でこそありませんでしたが、「新境地を開いた」と思わせるには十分だったと思います。
バンクーバー五輪の「鐘」よりも、こちらの方が浅田選手に合っていると思いました。
3位には今年注目の村上佳菜子選手が入りましたが、やっぱり若いっていいことですよね(爆)。
個人的には笑顔いっぱい・元気いっぱいのショートプログラムが好きなんですが、ちょっと背伸びした感じのフリーもなかなかいけていると思います。
3年とちょっと後のソチ五輪はもちろん、その先2018年の韓国・平昌(たぶん)五輪でも活躍が期待できる人材だと思います。
以上上位3選手がそのまま、世界選手権代表選手に決まったわけですが、それ以外の選手にも魅力を感じた選手が少なくありませんでした。
バンクーバー五輪代表だった鈴木明子選手は、ショートプログラムでのミスが響いて4位に終わりましたが、鍛え抜かれた背中やキリッとした力強い目線などは健在で、まだまだがんばってほしいところです。
ほか、29歳にして現役で奮闘している村主章枝選手や、ジュニアの新星・庄司理紗選手も印象に残りました。

それにしても、優勝した安藤選手がフリー演技を終えた後見せたガッツポーズ、気合いが入っていましたねえ(笑)。
リプレイでも、ガッツポーズだけでも4回ほど角度を変えて流していましたね。
そして思うに、会心の演技の後にガッツポーズを見せるのは、「名古屋系」の女子フィギュア選手の「伝統」ではないでしょうか(爆)。
古くはあの伊藤みどり選手が、1988年のカルガリー五輪で最後のジャンプを決めた直後に見せていますし、以前書きましたが2005年の日本選手権では、恩田美栄選手が演技終了直後に渾身のガッツポーズを見せていました。
また浅田選手も、2005年のグランプリファイナルをはじめとして何度かガッツポーズを見せています。
そして今回の日本選手権でも、安藤選手のみならず村上選手も演技終了後に見せていましたね。
今年のベスト3も見事に「名古屋系」が独占しているだけに、ガッツポーズを見せるくらいに気持ちを前面に押し出していくということが、勝利の秘訣なのかもしれません。

男子シングルほかは、簡単にまとめましょう(笑)。
まず男子シングルは小塚崇彦選手が優勝しましたが、父親の嗣彦氏も3連覇したことがあり、親子での優勝は男子としては史上初ということでした。
今までは、高橋大輔・織田信成両選手に次ぐ「第三の男」というイメージがありましたが、もはや差はなくむしろ若い分優位に立ったのではないかという感じがします。
織田信成選手は、これまで酒気帯び運転で捕まるという「うつけ者」ぶりを発揮したり、五輪では靴ひもが切れるアクシデントに見舞われた「バンクーバーの変」、そして「桶狭間」顔負けの速攻で「できちゃった結婚」をしたりと、その血筋にふさわしい(爆)さまざまな話題を提供してきましたが、それらを乗り越えてきて一回り大きくなったことが、今回の2位という結果につながったのかもしれません。
「天下布武」までもう一息、といったところでしょうか。
高橋選手も今回惜しくも3位とはいえ、本人自身が「パッション出しまくりだった」と言うほどに情熱的な演技は、確かに観客の心に響いたと思います。
それにしても高橋選手、まるでジャニーズ系アイドルのようなものすごい人気でした(笑)。
個人的には、光GENJIの大沢樹生に雰囲気が似ているかなと思いますが・・・
いずれにしても、現時点ではこの3選手こそ日本最強で世界選手権代表にふさわしいメンバーだと思います。
アイスダンスのキャシー&クリス・リード姉弟は、相変わらず日本代表としては違和感を感じるのが正直なところですが、まあサッカーでも日本代表に田中マルクス闘莉王選手とか三都主アレサンドロ選手とかいるわけですから、慣れておきたいと思います。
最後に、ペアは日本の弱いところではありますが、東南アジア系カナダ人のマーヴィン・トラン選手と小柄ながら可憐な高橋成美選手の演技には、大きな魅力と将来性を感じました。

いよいよ来年3月に東京で世界選手権が開催されるわけですが、おそらく今回もチケット争奪戦には戦わずして負けることになるでしょう(苦笑)。
まあ、しっかりテレビ観戦しておきたいと思います。

おそらくこれが、今年最後の投稿になると思います。
来年も私らしく書いてまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

2010/12/12

この週末は、中国・北京でフィギュアスケートのグランプリファイナルが行われていましたが、今日の話題はそれとは一切関係なく(爆)シンクロナイズドスイミングの話題です。

今日は、横浜国際プールでシンクロの「シニアルーティン発表会」を見てまいりました。
例年この時期に行われていて、昨年見に行ったときのことはこちらでも書かせていただきました。
今年は総勢26組もの参加があり、11時15分に演技開始してスペシャルゲストのアンコールが終了したのが13時30分頃と、かなりの長丁場でした。
今回はプログラムも入手できたのですが、出場メンバーのみならず使用曲や演技時間まで書いてあったのが、実にありがたかったと思います。
1人(ソロ)から最高37人のチームまで、実にバラエティに富んでいて大いに楽しめました。
また驚くべきことに、デュエット以上のほとんどの組で、果敢にリフトに挑んでいましたね。
昨年に比べても、確実に演技のレベルは高くなっていると実感しました。
男性はソロ2人・デュエット2組、そして男女によるデュエットも1組あり、男女混合チームも1つありました。
男性の参加も着実に増えているようで、これもまたいい傾向ではないかと思います。

観賞した演技の中で特に印象に残ったのは、マイケルジャクソンメドレーで泳いだチームですが、2,3人が小グループを構成していて、チーム全体の演技のほかに各グループに見せ場があって、実に見応えがありました。
またトリを飾ったチームは、最初椅子を持ち出してきて何をやるのかと思ったら、なんとオーケストラのまねでした(爆)。
かつての名選手田中ウルヴェ京さんの「指揮」のもと、水中で美しいシンフォニーを奏でていましたね。
デュエットでは、若いのに美空ひばりの「お祭りマンボ」というシブい選曲もありましたが、演技はしっかりしたものでした。
人気のある曲は複数のチームで重なっていましたが、この時期定番の「恋人たちのクリスマス」(マライア・キャリー)のほか、ABBAの名曲「恋のウォータールー」、そしてなぜか嵐の「Monster」が重複していました。
ああそうか、「Monster」はテレビドラマ「怪物くん」(主演が嵐の大野智)のテーマソングでしたね。

そして大トリはもちろん、スペシャルゲストのエキシビジョン演技の披露でした。
昨年は原田早穂さんでしたが、今年は昨年の世界選手権の日本代表でもあった木村真野さん&紗野さんご姉妹が、「ルスランとリュドミュラ」序曲(グリンカ)をバックに見事なデュエットを見せてくれました。
しかもアンコールに応えて、これを2回も楽しむことができたのです。
赤と黒をベースに金をあしらった水着に、華やかな髪飾りも映えてまさに「水中花」そのものでした。

通常の大会とは違ったリラックスした雰囲気で、しかも水面が間近に見えるサブプールで行われたのも、この発表会ならではの魅力です。
今年も見に来ることができて、本当によかったと思います。
来年もきっと、この発表会を見に行くことでしょう。

---------------------------------------

さて、昨日はどうしていたかといいますと、有楽町まで池上紘子さんがお仲間と3人で開かれている展覧会に、行っておりました(爆)。
小さなビルの7階のこじんまりとしたフロアで、3つの部屋がありましてそれぞれ1部屋づつ自前のスペースとしていました。
またそれとは別にやや広めのスペースがあって、そこでもお三方の作品が展示されていました。
具体的にはこちらの手前の小さなビルで、明かりの点いている7階が展覧会の会場です。
s-dsc04004.jpg
作品はまさに「三者三様」という感じでしたが、個人的には池上さんの作品が最も印象深かったと思います。
9月の「JunkStageCafe」で展示しておられた作品も、かなり見かけました。
池上さんにご挨拶して、会場を後にしたときにはもう日が暮れていて、有楽町はイルミネーションに彩られていました。
s-dsc04006.jpgs-dsc04010.jpg
池上さん、突然お邪魔してどうも失礼いたしました(笑)。
また展覧会でお会いできることを、楽しみにしております。

2010/11/28

書くのが遅くなりまして申し訳ありません。
広州からは無事23日には帰ってまいりました。
が・・・

肝心のアジア大会を、ほとんど見ることができませんでした(涙)。
これまで、2002年の釜山アジア大会をはじめ海外のスポーツ大会では、当日チケットが入手できなかったことがなかったので、今回も大丈夫だろうとたかをくくって行ったのが、失敗の素でした(苦笑)。

まず19日に、シンクロナイズドスイミングの予選(テクニカルルーティン)を見ようと会場に出向きました。。
シンクロ会場の「世紀蓮体育中心(スポーツセンター)」は、広州の隣町の「佛山市」というところにあったのですが、ここがまた遠かったのです。
なにしろ「広州市」「佛山市」とは言っても、両方とも日本でいえば都道府県並みの広さがありましたからね。
ちなみに広州市の面積は、熊本県の面積とほぼ同じです(爆)。
そしてようやく会場に到着してチケットを買おうとしたのですが、見事に売り切れていたのです(涙)。
余った入場券を譲ってもらおうと、続々と会場に来る観客の皆さんに聞いてみてもダメ。
私のほかにも当日券目当てで来た人もけっこうたくさんいたのですが、いずれも入場できないまま競技は始まってしまいました。
せっかく入口目の前まで来たのに・・・orz

s-dsc03251.jpg s-dsc03252.jpg

こうなった以上は仕方ない、せめて当日夜の決勝(フリールーティン)や明日のチームなどのチケットを確保せねばと思ったのですが、それらのチケットも会場ではなぜか売っていなくて、広州市内3ヶ所にあるチケット売り場でないと買えないということで、実に面倒なことになりました(苦笑)。
正午少し前に、チケット売り場を目指して移動を開始したのですが、これがまた時間がかかった上に両替の必要もあったので途中銀行に寄ったりして、結局チケット売り場に到着したのが午後4時近くでした。
ようやくチケット売り場に着きチケットを買おうとしたのですが、シンクロのチケットはすべてとうの昔に売り切れたとのことでした。
しかも私が買おうとした時点では、20日・21日に開催される競技もすべて売り切れていたのです。
23日には帰国するので残るは22日しかないのですが、その日残っていた競技はハンドボールとクリケットそれに馬術くらいでした。
いずれもこれまで生で見たことのない種目でしたが、この中で見て楽しめそうなのはハンドボールかなと思い、午後6時から行われる試合のチケットをようやく入手することができました。
ちなみに値段は10元で、日本円で約130円といったところでしょうか。
ちなみにシンクロの入場料は、予選が50元(約650円)で決勝が200元(約2600円)と高めでした。
いやこのくらいの高さならどうということはないのですが、いかんせん売り切れてしまったのではどうしようもありませんでした。

というわけで予定は大幅に狂ってしまったので、20日及び21日は大幅に予定を変更し20日は広州市内観光に、そして21日は「中国版新幹線」とも言える「武広客運専線」(武漢・広州間旅客専用高速鉄道)に乗ってまいりました。
これらのお話はまた稿を改めさせていただくこととして、こちらは本題に戻りましょう(笑)。

というわけで、22日にハンドボールを観戦してきたわけですが、観戦したのは男子の9位決定戦で、インド対中国香港の試合でした。
ハンドボールは、参加11チームが2つの予選リーグに分けられ、各リーグ上位2位までが準決勝に進出しました。
そしてそれ以下は、リーグで同順位だったチーム同士で順位決定戦を行いました。
インドと中国香港は、予選リーグでそれぞれ5位だったので、9位か10位を決めるこの9位決定戦に登場したわけです。
会場は、「華南師範大学」という大学の体育館でしたが、大学正門から体育館が目の前に見えているのに、なぜか遠回りさせられました(苦笑)。

s-dsc03862.jpgs-dsc03284.jpgs-dsc03876.jpgs-dsc03881.jpg
ハンドボールと言えば北京五輪の予選で「中東の笛」が物議を醸しましたが、今回は中東がらみではないせいかスムーズに試合は進みました。
下位同士の対戦でしたが、試合そのものはけっこう面白かったと思います。
パス回しにスピード感があって、特にシュートを撃つときの倒れ込むような豪快なアクションが見所ではないかと思います。
そしてゴールのたびに音楽が鳴り、「Great!」とか「Fantastic」など電光掲示板で表示される演出もありました。
一方観客席の方は、もっぱら「香港加油!」の応援が目立っていました。
それもそのはず、香港は広州からは直通列車なら2時間ほどで行けるくらい近いし、今や「中華人民共和国」の一部ですから、広州は「ホーム」も同然というわけですね。
結局試合は34対29でインドが勝ちましたが、香港も含む双方に観客の拍手が贈られていました。
日本でもバスケットボールのプロリーグがありますが、バスケットボールがプロスポーツとして成り立つなら、ハンドボールも十分成り立つ余地があるのではないかと、個人的には思いますね。

こうして翌23日に、広州から日本に帰ってきた次第です。
肝心の「Choreography」を観戦・レポートできなかったのは残念ですが、これもまた勉強ということで今後への教訓にしたいと思います。
また今回初めて生でハンドボールを観戦しましたが、思っていた以上に面白かったので、日本でも機会があれば観戦してみようと思います。
せっかくですから、スポーツ観戦以外の部分については「番外編」という形で、別途書かせていただこうと思います。

そういえば、このコラムを始めさせていただいてもう1年が経ったのですね。
なんでもアクセス数がjunkstage全体でも5本の指に入っているそうで、しかも男性ライター中では最もアクセスが多いとのこと、自分でもびっくりしております。
読者の皆さん、本当にありがとうございます。
これからも、私らしい切り口で書いてまいりたいと思いますので、引き続きお楽しみいただければ幸いに思います。

« Previous | Next »