2012/03/31

おはようございます。
国産在来馬(天然記念物)の展示及び一般社団法人日本障害者乗馬協会の理事として
乗馬普及啓発活動をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴす
乗馬クラブ ハッピーホースカフェの山本高志です。

25日に今年度で3回目になりますイベントを開催しました。
ちょうど与那国馬が来場して1か月が経ち初めてお客さんにお披露目しました。
参加者は友人や日頃お世話になっている歯科医師など…
ジャンクステージからもライターさん、スタッフの方がいらしてくれました。

いつもは2、3人の曳き馬をしているので何回も人を乗せてると
木曽馬が『あれれっ』て表情をしてました。でも彼はすごいのんびり屋さんです。
もはや馬ではないですね。
競走馬を見ているとうるさい馬(大人しくなく噛みついたり立ち上がったり)が普通なので
小生の中で木曽馬の様な穏やかな馬は馬ではないのです。お客さんも時々、
『このワンちゃんのお名前は?』って聞いてきます。笑

馬は何を考えているのですか?馬がのんびりしていると結構聞かれます。
この質問は北海道で働いているときにも多々ありました。
さて、何を考えているのでしょうか?笑
はっきり小生もわかりません。
夕飯なにかなぁとか悪戯された(した)ことなど思っているんじゃないかな。
と前の仕事ではかわしていました。

馬がボーっとしているときは大抵寝ていますからね。
馬の睡眠時間は1日2~3時間ほどです。
馬を始めとする草食動物は基本的に短いです。
馬は30分程度の睡眠を5回ほど繰り返します。
姿勢は人同様に横になったり立ったまま寝ます。
これらは肉食獣から襲われてもすぐに逃げられるからです。

イベントではたくさんの方が乗馬・給餌体験しました。
歯科医師のお子様(小学生)がとても馬が気に入ってくれたようで
『サッカー選手でお金を貯めて、牧場を経営したいと言い出しました。
馬がそうとう気にいったみたいです。』とメールがありました。

子どもの可能性や夢を広げられるそんな施設にしていきます。

参加してくださいました方々へ
ありがとうございました。

2012/03/22

おはようございます。
国産在来馬(天然記念物)の展示及び一般社団法人日本障害者乗馬協会の理事として
乗馬普及啓発活動をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴす
乗馬クラブ ハッピーホースカフェの山本高志です。

日中は暖かく、桜のつぼみも次第に大きくなっています。
しかし夜は窓ガラスの雫が凍るほど寒い厚木市です。
年度末でバタバタしてあまり当該コラムの更新ができず
申し訳ありません。

与那国馬もこちらへきてもう1か月が経ちます。

すくすく育ってます。元気で好奇心旺盛です。
木曽馬ととても仲が良く、天気のいい日は一緒に放牧しています。

木曽さん(木曽馬の愛称で小生だけが呼んでます…笑)も以前より優しく
表情が穏やかになり性格も変わってきたかと思います。
(いつも木曽馬に乗りに来てくださる方も言っていました。)

馬は群れで生活する生き物です。
またじゃれ合う相手(毛づくろいなど遊び仲間)が
1頭必要になってくるので理想は偶数で飼うことです。
長い間、この与那国馬が来場するまで
この木曽馬1頭だけで飼われていたのでとても可愛そうでした。
園内には犬や猫もいますがやはりじゃないといけないですね。
(まぁ当然ですけど。)

さて、みなさん馬の目を見たことがありますでしょうか?


(写真は石垣島時代の与那国馬です。こっちきて痩せたかしら…)

とても澄んだ優しい目をしています。
その目から感じ取れると思いますが、大抵の馬はおとなしく
平和主義で決して攻撃的な性格をしていません。
(稀に馬房入った途端にお尻向けてくる馬もいますが…汗)

そして以前書きました通りに、大きな身体とは対照的に
非常に臆病な面も持っています。
(初めて目や耳にするものには驚いて、目が大きくなったり
鼻息が荒くなるなど。横っ飛びします…笑)

馬は賢い(頭が良い)って聞いたことありますか?
実は記憶力はとても優れています。
一度体験したことは忘れないんです。(悪いことも良いことも)
小生が北海道のノーザンファームで働いていた頃、
新馬(訓練されていない馬)から落ちた時は
すぐに乗れと教わりました。
馬は人が乗っていない方が快適です。(負担になりますので)
馬は人を落とすことを体験(学習)してしまったらまた繰り返すのです。
その為、落馬したらすぐ騎乗し、且つ叱らないとならないのです。
(乗馬や競走馬として失格になります。)
すなわち馬の自由にさせてはいけないのです。(語弊ありますが)

そして乗馬レッスンの際によく目にしますが、
初心者でインストラクターが『左へ』と言っているのにもかかわらず
馬が『右』に勝手に行ったりします。その際にそのままにするのか
行き直すのかでもまた違ってくるのです。
(余談で馬の背に跨った瞬間に馬はその人が乗れる人(上級者)か判断できます。)

この記憶力の良さのおかげで僕ら人間が馬に乗り操作することが可能となるのです。
その反面、感受性が強いがゆえに物事をそのまま受けとめるので(なんて純粋…萌ぇ)
人を乗せて辛い目にあったり、危険であったりしたショックも簡単に忘れないのです。

そういったところから馬は凄いなっとつくづく思います。

2012/03/10

おはようございます。
国産在来馬(天然記念物)の展示及び一般社団法人日本障害者乗馬協会の理事として
乗馬普及啓発活動をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴす
乗馬クラブ ハッピーホースカフェの山本高志です。

ついにこれが記念の10稿目(新年の挨拶を除く)となりました。
小生の乏しい文面をいつもご覧いただき誠にありがとうございます。

3月は何かと年度末で忙しいですよね。
小生は一昨昨日、一昨日と神奈川県庁に行ってきました。

そして昨日は法務局でした。この時期は書類作成・
提出が主ですがこれが大変な作業になります。

 

3月9日はご存じの通りThank You(サンキュー)の日です。

この日は他に小生が会社設立のきっかけとなりました、
株式会社マザーハウスの設立日になります。
『マザーハウス』とは1981年生まれの山口絵理子氏が22歳で初めて
バングラデシュを訪れ特産のジュート(麻の一種)の魅力に惚れ
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を抱き、
24歳の時に設立した会社です。同氏自らデザインしたバッグを
バングラデシュの自社工場で製造し、自社店舗や
百貨店(新宿・池袋・銀座・福岡・台湾…等)で販売しています。

もちろん小生も愛用していますよ。『Made in Bangladesh』とても気に入ってます。

この時代に起業なんてとてもスリリングで、且つ無鉄砲になりがちになります。
小生の場合は周りからの恩恵でだいぶ、だいぶ助かっています。(笑)
また、一般社団法人 日本障害者乗馬協会(JRAD)において
最年少で理事を務めさせていただいております。
まだまだ、かなりの勉強不足で申し訳ないが…
今年はオリンピック(パラリンピック)がイギリス・ロンドンで開催されます。
余談ですが馬術は、馬場馬術と障害飛越など団体を含めて
6種目がすべて男女共通の競技になります。

小生も山口氏に一歩でも半歩でも近づけるようひたすらに努力し,励んでいきます。

2012/03/10 06:07 | 乗馬, 経営, | No Comments
2012/02/27

おはようございます!

天然記念物の国産在来馬・乗馬普及啓発をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴすの山本高志です。

先日、僕の乗馬施設に東京から2000㎞離れた石垣島(沖縄県石垣市)より在来馬の与那国馬系(混血)がやってきました。

まだ2歳という若い年齢(人でいうと幼稚園児~小学校低学年くらいでしょうか)なので船と鹿児島からの長距離輸送が体調や精神的負担になるのではと心配しました。

しかし日本の在来馬特有の丈夫さと性格等で到着時は何もなかったかのような感じで牧草をムシャムシャ食べていました。笑

馬は大きいですがとても臆病な動物です。水溜りや風で木が揺れるのでさえ驚いてしまうのです。

そういう一般的な馬(競走馬・乗用馬含め)に比べ在来馬は大人しい馬ばかりです。中でも長野県の木曽馬は障害者乗馬やホースセラピーに適し、多くの乗馬クラブ・施設で活躍しています。僕の施設にもいますが…ちょっとエサの食べすぎと運動不足で太っちょですがね。ずんぐりむっくり度合いが尋常ではないと思います。栄養の取りすぎは以前書きましたが爪、脚に悪いですからね。まぁとても坊っちゃんみたいで可愛いですよ。(フォロー)

その馬たちが初対面しました。まさに『馬が合う』のかどうかです。

緊張の瞬間です。

大きさが…ひと回りもふた回りも違う。面白いですね。

ここでわかったことがあります。それは石垣の馬は『馬見知り』をしたのです。この後、牧草食べに行っちゃいました。笑

木曽馬は面白いことに『一目惚れ』したようです。

女の子の部屋を普通に覗いてました。木曽馬の年齢は人間でいうと中年ですよ。危険ですわぁ。(汗w)

悪戯と食べることが大の大好きなんですよね。石垣の馬のために買ってきた『ニンジン』と『リンゴ』僕が目を離した隙に全部、あのタヌキ野郎に食べられてしまいました。(涙)

馬も人間と一緒で一頭一頭に性格や癖があり、とても魅力的で楽しいですよ。

2012/02/27 05:53 | NPO法人, 乗馬, 経営, | No Comments
2012/02/24

おはようございます!

天然記念物の国産在来馬・乗馬普及啓発をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴすの山本高志です。

この度、JunkStageではTOPページをリニューアルしました。同時にスマートフォン最適化サイトを導入し、快適に当該コラムをご覧いただけるようになりました。(小生の記事は更新しないと掲載されませんが…笑)

馬のことを毎回、綴っていますが今回は動物について書きたいと思います。

先日、神奈川県の『動物取扱責任者研修会』が開かれました。

これは動物を用いて商売をする者は必ず『動物取扱業』の登録を行政に届けなければいけません。また、動物の管理の方法や飼養施設の規模や構造などの基準を守ることが義務づけられ、動物の愛護及び管理に関する法律(動愛法)によって年に1回このような研修を受けないとならないのです。責任者になるには3年以上の同業種(下記参照)での実務経験が必要となります。

動物取扱業は全部で5業種です。

  • 販売 ― 小売・卸売業者、販売目的の繁殖または輸入を行う者など
  • 保管 ― ペットホテル業者、ペットシッターなど
  • 貸出し― ペットレンタル業者、タレント犬など
  • 訓練 ― 動物の訓練・調教業者など
  • 展示 ― 動物・水族園、動物サーカスなど

僕の場合は乗馬施設なので『展示』になります。

また、『家畜伝染病予防法』に基づいて、家畜(牛、馬、豚、鶏、めん羊、山羊、みつばち等)は家畜保険衛生所にも届けを出さないといけません。

九州で流行った『口蹄疫』など伝染病が飼うことに関して1番の恐怖ですからね。

この研修会でやはり出たのが『収容犬・猫』についてです。

近年、減少したとはいえ神奈川県だけで平成22年度に犬が140匹、猫で1431匹が殺処分されました。猫は野良猫の子猫がほとんどで厳しいですが犬に関しては飼い主に問題があります。

犬や猫を最後まで飼う自信がないときは、始めから飼わなければ良いことです。ペットのレンタルも今はすごく増えてきました。猫カフェ(喫茶店)もあります。

予定外の出産で子犬のもらい手が見つからないときは、出産の前に不妊手術を受けさせることも出来ます。(外飼いの猫ははじめからですが)

ペットブームの裏側にひそむ暗い話ですが、この重大な問題を解決へ導くためには、まずひとりひとりが現実を直視しなければならないでしょう。

私事ですが、明日ついに石垣島から日本在来馬の与那国系馬(雌・2歳)が来場します。すごくかわいがって一緒にこれから生活していきます。

関東で沖縄の馬が見れるのはおそらくここだけになるんじゃないでしょうか。ちょっと既存の木曽馬との相性も気になりますが…笑

どうぞこれからもよろしくお願いします。

↑与那国系馬(石垣島生まれ)生産された石垣様

↑ハッピーホースカフェの木曽馬

大きさがだいぶ違うけど並んだらどんな反応するんだろうか。

2012/02/24 05:38 | 乗馬, 経営, | No Comments
2012/02/21

おはようございます!

天然記念物の国産在来馬・乗馬普及啓発をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴすの山本高志です。

 

今年の冬は寒い日が長く続いたせいか、例年ですと今週末の2月25~26日頃にピークとなる『伊豆・河津桜』が残念ながら1分咲にも満たない状態となっているようです。開花したら暖かい日が続くので通常より一層、満開時はとても美しい河津桜が見ることができるでしょう。日本プロ野球も春季キャンプが始まり、開幕がとても待ち遠しいです。僕は高校球児だったせいか楽しみです。

もう春は近いですね。

 

今回はその『千葉ロッテマリーンズ』がキャンプインしている沖縄県石垣市(石垣島)へ行ってきましたので、そのことについて書きたいと思います。【観光ではなくてもちろんレンタカー・ホテルを確保してバリバリの仕事(出張)ですよ。】

そもそも石垣島とは…?

八重山諸島(8つの島からなる列島)

  • 石垣島(石垣市)
  • 西表島(竹富町)
  • 竹富島(竹富町)
  • 小浜島(竹富町)
  • 黒島(竹富町)
  • 新城島(竹富町)
  • 鳩間島(竹富町)
  • 波照間島(竹富町)

で西表島に次いで2番目に広い島です。珊瑚礁がとても有名であり、日本を代表するダイビングポイントとして多くのダイバー・観光客が訪れます。元プロボクサーの具志堅用高さんや歌手の夏川りみさんはこの島出身です。気候は本州の温帯と異なり熱帯雨林気候になるため降雨量は比較的多いです。ちなみに今回僕の行った3日間はすべて強烈な風雨でした。笑

なぜこの時期に石垣島に行ったかというと現地の馬を見るためです。我が国固有の在来馬は全部で8種類います。そのうち沖縄県には『宮古馬(沖縄県天然記念物)』と『与那国馬(与那国町天然記念物)』がいます。両馬とも飼育頭数が少ないため島外へ持ち込めないのが現状です。石垣島にも昔から農耕、農作物(サトウキビ)や薪の運搬などに活躍している馬がいます。現地の方は『島馬(シマウマ)』と呼んでいます。日本の馬はすごく大人しく人懐っこいです。これは育て方にあると思うのですが、愛情の注ぎ度合いに比例するのだと思います。(飼い主のふれあい方)

石垣島では猫、犬を飼っているところ以上に馬を飼っている家庭が多いことに驚きました。

石垣島といえば和牛の『石垣牛』も有名であり、ひょっとしたら牛と馬を足したら人口より多いのではと思ってしまいました。(ないと思いますが…笑)

-----------------

◆今回の画像の撮影地はすべて沖縄県石垣市です。

2012/02/21 04:20 | NPO法人, 乗馬, 経営, | No Comments
2012/02/14

おはようございます!

昨晩、ジャニーズ事務所の山下智久さんが日本テレビ制作の『ルート66〜たった一人のアメリカ』にて、カウボーイ姿で実際にまたがって、自由自在に馬を操りながら牛を追い込んでいました。

アパレル業界最大手のユニクロでもCMに競走馬の調教シーンを使うなどジワリと馬のことが身近なものになりつつあるのではないかと思っています。

僕も力になりたいと頑張ります。

 

今回はタイトル通りに馬やポニーの疑問についてです。(知っていることだったらすみません!)

馬は簡単にいうと動物の総称であり、奇蹄目ウマ科に属します。同じカテゴリーのシマウマやロバは仲間になります。犬でいうなら『犬』です。(って当たり前か。失礼…)

馬にもチワワやトイ・プードル、キャバリアの小型犬やコーギー、ビーグルの中型犬そしてラブラドールやバーニーズ・マウンテンドッグなどの大型犬がいるのと同様に軽種中間種重種ポニーなどの小格馬がいます。

 

軽種は主に乗用のために改良された品種で耐久力があります。

  • サラブレッド
  • アラブ
  • アングロアラブ など

 

★サラブレッド(thoroughbred)とは

『thorough(完璧な、徹底的な)+bred(生まれた、育てられた)』という語源からきています。 競馬で走っている競走馬はこの種類です。より速く強い馬を生産するために、優秀な馬を交配していった血統がサラブレッドです。

 

★アラブとは

上記のサラブレッド種よりは小柄で体高150㎝、体重400㎏ほどです。耐久力がとてもありエンデュランス競技(マラソンの様な長距離)で多く見受けられます。

 

★アングロアラブとは

サラブレッド種とアラブ種の混合種です。日本の地方競馬(福山、高知競馬場など)ではこの種のレースが存在し『アラブ』といえば一般的にこちらに思われることがあります。

 

 

中間種は軽種に比べ温厚でとても軽快なスピードで走ります。

  • クォーターホース
  • セルフランセ など

 

☆クォーターホースとは

原産国はイギリスですが現在はアメリカにおいて乗馬や牧畜作業に用いられています。名の由来はクォーター(1/4)マイルの距離(400m)を走らせると、とても器用に走り、瞬発力や急発進、急停止がスムースにできることからです。今ではアメリカのテキサスで見るようなウエスタン(カウボーイ)の馬がこの種類になります。サラブレッドに比べ背が低く、体重があります。がっしりとした筋肉質でとても温厚であり、粗食にも耐えます。

 

☆セルフランセとは

乗馬用で広い世界で好まれ、オリンピック障害飛越競技(ジャンプ)にて活躍している品種です。サラブレッド種の様に億単位で取引きされることもあります。背はやや高いです。名前のとおりフランスが原産になります。

 

重種は主に農耕や運搬、または大きな馬車を曳くために改良された品種です。北海道ばんえい競馬でも使用されています。

  • ペルシュロン
  • ブルトン
  • クライスデール など

 

★ペルシュロンとは

昔は大砲までも運んでいたくらいの力持ちです。原産はフランスです。欧州のホースショーには必ずと言っていいほど出てきます。(迫力あってすごいです)ということもあり海外ではとてもポピュラーな馬の種類になります。

 

小格馬ポニーとは

ポニーも『馬』同様に総称であり約148㎝未満の馬のことをいいます。僕が働いていた職場では14ハンド2インチに満たない馬をポニーと称していいそれ以上のものを馬と教わりました。僕が追い求めている日本固有の在来馬もこのポニーにあたります。他にもシェトランドポニーハクニーポニーアメリカンミニチュアホースなどがいます。

現在は子どもの乗馬や北海道では庭で飼われることが多くなりましたが、馬が小さいからといって馬鹿にしたり扱いが乱暴になってはいけないのです。頭も良ければ力もあります。(大きな馬でも小さな馬でも1馬力は1馬力ですからね…笑)馬に長く携わっている方は皆、ポニーが1番賢く、且つ扱いが難しいといいます。(奥が深いんでしょうね)

また世界でもっとも小さい馬はアルゼンチンが原産の『ファラベラ』という種類になり、体高は約60cmです。さすがに乗馬用としてではなく、ペットとして飼われています。皆様も犬のように馬を飼ってみてはいかがでしょうか?

2012/02/14 08:25 | 中央競馬, 乗馬, | No Comments
2012/02/07

節分が過ぎ、あいかわらず寒い日が続いていますが馬産地、北海道日高(南西海岸沿い)では出産、そして交配(種付け)のシーズンになりました。

以前は3月から4月に出産するケースが多かったのですが、近年では1月から2月に出産を迎えるケースも増えてきたように思えます。これは産まれてきた仔馬でいえば遅く産まれた仔馬よりも早い成長が見込め、母馬(繁殖牝馬といいます)でいえば種付けシーズンが長くなる分、1回目の種付けで不受胎となってしまっても、次の種付けチャンスがやってくるからだと思います。

年間で日本国内だけで約8000~9000頭のサラブレッド(競走馬、競馬馬)が誕生します。また、この地域以外での生産地は他に青森県、千葉県、群馬県、南九州地方などでもが行われています。しかしこれらは全体から見れば微々たるものです。

当然ですが、競走馬が誕生するためには、父馬(種牡馬)と繁殖牝馬を種付けさせなければなりません。生産者たちは、この母馬の血統を吟味し、配合する種牡馬を慎重に決定します。種付け料は種牡馬の実績によって大きく異なります。実績の少ない種牡馬だと数10万円程度ですが、実績の優れた種牡馬ともなると種付け料は1000万円を超えます。

ちなみに、ディープインパクト(2002~)父サンデーサイレンス(1986~2002)の種付け料は、2500万円以上といわれていました。

『競馬はブラッドスポーツである』こんな言葉を聞いたことはありませんか?サラブレッドの血統と能力は密接な関係があると考えられています。

馬主(馬の所有者、オーナー)が血統を意識して競走馬を購入することはもちろん、一般の競馬ファンが予想(距離、適正)を行う際にも、血統をその要因に含めます。また引退した後、競走馬の余生において、いかなる血統構成をしているかが大きく影響します。あまり良くない競走成績(未出走、未勝利など)であっても、競走成績や繁殖の実績に優れた馬の兄弟など近親であるというだけで種牡馬や繁殖牝馬として優遇されることが多々あります。また、そのような馬が実際に優れた繁殖成績を挙げることもしばしばあります。

こうして種付けされた繁殖牝馬は、そのうちの約80%が受胎し、翌年2月~6月あたりに子どもを産みます。こうして、一頭のサラブレッドが誕生するのです。馬の妊娠期間は約11か月です。

母馬は仔馬が産まれたら、羊水などで濡れた仔馬の身体を丁寧になめてやります。これは血液循環がよくなって仔馬はより吸収がしやすくなるからです。とても重要なのですがこの際に、人がタオル(布)で身体を拭いてあげてはいけないということです。仔馬が母馬からミルクを飲むまで仔馬には触ってはいけないのです。また拭くときは他の馬(母馬以外)の臭いがついた物は使ってはならないのです。

親子のきずなも次第に生まれてきます。生まれてしばらくすると、仔馬は自分で立ち上がろうとします。何度か立ち上がれず尻餅つきます。(牧童の僕らはただ『頑張れ!頑張れっ!』と応援し祈るだけです…神様)

そして立ち上がった仔馬は、母馬の乳首を探します。野生の状態では、草食動物の子どもはよく敵から狙われます。襲われないように本能的に立とうし、生まれたばかりの子どもでも、すぐに群れについていく必要があるからです。馬や牧場にもよりますが親離れをする2歳ごろになるまで、仔馬は母親とずっと一緒に行動します。

-----------------

◆今回の画像は「競走馬生産牧場(有)長谷川牧場」さまからお借りしました。

2012/01/31

おはようございます!

天然記念物の在来馬・乗馬普及啓発をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴすの山本高志です。

立て続けの投稿になり、申し訳ありません。

 

少し前の話になってしまうのですが1月7日から1泊2日で、静岡県に行ってきました。目的は、伊東市にある「与那国馬ふれあい牧場」で与那国馬を見るためです。与那国馬とは日本最西端の与那国島(沖縄県八重山郡与那国町)で飼育されてきた日本在来馬で、体高(地面からキ高)はおよそ110-120cmと小型な馬です。(俗にいうポニーです)毛色は鹿毛が中心であり古くから農耕、農作物(サトウキビ)や薪の運搬、乗用などに利用されていました。1969年からは与那国町の天然記念物に指定されています。

三連休の初日でしたが特に大きい渋滞にハマることもなく、途中で富士山が見えたり、静岡名産の「桜エビ」をふんだんに使ったかき揚げを食べたりして、道中も楽しく過ごすことができました。

 

さてさて、牧場に着くと責任者の方と動物たち(犬、ヤギ、ウサギ)が温かく迎えてくれました。

【上記3枚(犬、ヤギ、ウサギ)の画像すべて静岡県にある与那国馬ふれあい牧場です。】

クラブハウスで馬たちのおやつ(大好物のニンジン)を買い、いざ馬たちのいる敷地内に入ると…ニンジンの匂いを嗅ぎつけたのか、あっと言う間に馬たちに囲まれてしまいました。写真を撮ろうとしたのに、このありさま(笑)危うくコートのボタンを食べられるところでした。

 

【上記3枚の画像撮影地は静岡県にある与那国馬ふれあい牧場です。】

「夕方の放牧で、馬たちを思いっきり走らせてあげるんだけど、見ていく?」と責任者の方から話があったので、お言葉に甘え、走る姿も見せてもらいました。その馬たちは僕の乗馬施設にいる木曽馬(体高120cm)より二周りほど小さいのに、足腰が強くて、切り株だらけ急斜面の放牧場を元気に走り回っていました。そして、びっくりするほど足が速い…本当驚きました。こんなスピードで、しかも急旋回、急ストップを繰り返し「足や蹄が痛くなったりしないのか」と疑問に思い聞いてみると、ここ6年(開業以来)大きな事故はなかったとのことで…大自然の中で自由気ままに生きる馬たちに、とても魅せられた時間でした。

【画像は静岡県にある与那国馬ふれあい牧場です。】

体が強くて、頭も良く、他の動物たちとも共存ができて、そして人懐こい与那国馬は、僕の目指している乗馬施設に最適だと改めて実感しました。与那国馬ふれあい牧場が、4月に移転するようなので、また遊びに行ってこようと思います。

 

 

 

2012/01/31 08:24 | NPO法人, 乗馬, 経営 | No Comments
2012/01/30

おはようございます!

天然記念物の在来馬・乗馬普及啓発をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴすの山本高志です。

朝起きるのがつらい季節になりましたが、馬産地(北海道日高地方)では新しい命が生まれる瞬間が訪れます。生まれた競走馬(サラブレッド)は1時間ほどで元気良く4本の足で立ち上がり、半年で離乳し親離れをします。この日高では、1月から5月にかけ年5000頭以上の競走馬が生まれ、これから3、4月にかけ出産のピークを迎えます。

【上記3枚の画像すべて北海道にある競走馬生産牧場の(有)長谷川牧場です。】

それでは本題に入ります。

前回の馬房掃除編に続いて今日も牧場での仕事について綴ります。

今回は『飼い付け』です。辞書を開いてみたら『えさをまいて、魚を誘い集めること』とありました。

ここでの飼い付けとは簡単に給餌することです。まぁ字の如くですかね。この飼い付けと給水は絶対に欠かせない日々の作業になります。

給餌は僕が学んできた乗馬学校や職場、牧場では時間帯が違うが原則として朝と晩に行い、昼間は放牧場や馬房で乾草を常時与えています。これは空腹になって食糞(ボロ食い)するのを防ぐためです。食糞は犬でも見受けられます。どうしてしてしまうのかは馬(当該動物)に聞かないとわかりませんが。母馬は仔馬が生まれると、おしりを舐めて排泄を促します。そして、排泄された仔馬の糞を食べてしまうことが稀にあります。これは自然界の草食動物特有で野生の肉食動物が、糞の臭いを嗅いで襲ってくるのを防ぐためで、そのために糞の臭いを消す必要があると考えられ、その野生のDNAがそうさせるのではないかと思います。

母馬を見習ってかどうかわかりませんが、仔馬は食糞することがあります。これは離乳する頃には治まることが多いです。それ以外での食糞は何が原因だと思いますか?

  • 栄養を補給する
  • 餌の量が不足している
  • 精神的ストレス
  • 臭いが好き
  • ずっと糞があるのが嫌い

これらが原因ではないかと僕は乗馬学校や職場で学びました。

餌の量は馬1頭1頭違います。もちろん性格も人同様にあるので好き嫌いもありますよ。圧ペン(えん麦、オーツ)を食さず、上手にペレットしか食べなかったり。また、エサの中に薬を入れた時には薬だけ残したり(馬も人間?…笑)

馬は草食動物なので基本、草を食べます。(昔の職場でトンボを無表情で食べる馬もいましたけど。)また草でもイネ科マメ科だったりたくさんの種類が存在します。これらの栄養バランスを考えるのがとても難しいです。飼料の中身はオーナー(馬主、施設長)の哲学がとことん入るので組み合わせについては施設によってかなりバラつきがあります。

最近では、北海道中標津町のミルキーポークや南十勝地方のホエー豚が有名になり馬も『ホエー』を与えるところが増えてきました。ホエーとはわかり易くいうと、市販のヨーグルトの上澄みにある液体です。子どもの頃、無味でおいしくないから全部捨てていました。(もったいない…涙)高タンパク・低脂肪でチーズを作る際に固形物と分離された水溶液です。非常に栄養価が高く、馬にとっては致命傷である腸の病気をケアできるということです。

また馬によって「フスマ」「配合飼料」「大豆(オカラ)」「サプリメント」等を与え、それにプラスして「カルシウム」「ミネラル(岩塩)」「マグネシウム」で不足がちな栄養を補います。そして夜はまた、乾草を与えます。

【上記3枚の画像すべて静岡県にある与那国馬ふれあい牧場です。】

また、月に一度程度再チェックして量や種類の変更し、季節によっても変えています。飼い桶は毎日、馬房掃除の際に撤収して洗う為、各馬の食欲や食べ残しが判る為に体調の変化の早期発見に役立っています。

給水は建築・科学の進歩によって資本が豊富にあるところには最先端の「ウォーターカップ」を設置しています。昔の職場はこれでした。これは馬が口や鼻で水をいつでも出すことができる装置になっています。しかし、人が水をバケツに入れなくていいというメリットしかなく、どの程度、水を飲んだのか把握が全く出来ないうえ、馬によってはその装置の使い方を知らないで飲めなくなるという状況も生じてきます。そういったこともあるので僕の施設はかわいいピンク系のバケツを使っています。

尚且つ、飼い桶や水桶(バケツ)を洗う事によって一番、命を落としやすい病気の疝痛(腹痛)予防になっていると思います。やはり何と言っても動物のケガや病気が1番怖いので、それらを毎日洗う事は乗馬クラブでは仕事能率的に難しいとは思いますが、この作業は欠かせない大事な仕事の1つだと僕は考えます。

 

2012/01/30 10:03 | NPO法人, 乗馬, 経営 | No Comments

« Previous | Next »