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2015/02/01

東京都品川区にある、地方競馬(地方競馬全国協会)の競馬場でTOKYO CITY KEIBA (TCK)と呼ばれている。
コースは1週外回り1600M、内回り1400Mのダートコースになる。

ラチ内側の内コースでは左回りで調教ができる(大井競馬場は右回り、川崎競馬場は左回りで施行される)

大井競馬場のコースの特徴としては、海が近く(競馬場のある勝島は埋め立て地)風や大雨によって内側が伸びたり、外側が伸びたりしてしまう。更に、満潮時は水はけが悪いという。

材質・産地は日本中央競馬会(JRA)と同様、クッション砂として青森県六ヶ所村の山砂を使っている。

コースの改修は、200Mごとに行い1年で1周になる。

騎手等関係者からの指摘で、1cm砂を増やしたが、あまりタイムが変わらなかった。大井競馬場は高速馬場と言われている。

直線は、内回りで280M、外回り386M。

大井競馬場での主な競争としては、7つのG1級のレースが行われる。東京大賞典、帝王賞、ジャパンダートダービー、羽田杯、東京ダービー、東京プリンセス賞、東京2歳優秀牝馬である。

来場者数は年末に行われる東京大賞典だと約4万人である。

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装鞍所
装鞍所では、競馬の公正確保の為、出走馬の馬体検査(マイクロチップ)や、馬体重を測定し、公表される。

16頭入る壁でしきった仮の馬房があり、装鞍する。

また装鞍所には獣医室も併設されている。

2階は、騎手の調整ルームとなっている。

大井競馬場は珍しく前検量と後検量は別の部屋で行われる。

鞍の検量も昨年から行われ、ダブルチェックされる。

装鞍所では、水はけを良くする為、ウレタン素材を用いている。

2014/12/31

東京都府中市にある日本中央競馬会(JRA)の10場(札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉)ある競馬場の1つであり、その所在地から府中競馬場とも呼ばれている。コースは1周約2100mの芝と約1900mあるダート、また約1700mの障害コースも設置されている。これらは全て左回りとなっている。東京競馬場のコースの特徴としては、他の競馬場と比較すると、ゴール手前の直線が約500mある長い直線と緩やかなカーブである。東京競馬場での主な競走としては、8つのGⅠレースが行われる。フェブラリーステークス・NHKマイルカップ・オークス・東京優駿(日本ダービー)・ビクトリアマイルカップ・安田記念・天皇賞(秋)・ジャパンカップである。日本で行われている障害を含む全24のGⅠ級レースのなかで3分の1のレースが東京競馬場で開催されている。またGⅡレースは9つ、GⅢは12開催されている。

また、装鞍所では競馬の公正確保のための出走馬の馬体検査や蹄鉄検査などを獣医師や装蹄師などが行っている。また、装鞍所で馬体重を測定し公表される。パドックとは、下見所ともいい競走前に競走馬をファンが馬体を観察し馬券などを買う際の参考となる。診療所では、厩舎地区にいる競走馬の診療や出走後の目洗いなどを主に行っている。怪我をした馬などの治療は応急的なことだけ行うことができる。検体採取所ではレースの出走馬のうち1着から3着までの馬と特別に決められた馬がドーピングなどが無いか調べるための尿や血液をとるため設置されており、競馬の出走後の競走馬は馬の手入れなど決まった場所で行い、競馬の公正確保のために監視員の監視のもとで検体採取を行う。その検体は宇都宮市にある競走馬理化学研究所で薬物検査などが行われる。国際厩舎は、外国馬の招待レースなどで外国馬馬が入厩を行う厩舎で感染病など病気対策として、日本馬の厩舎とは別の場所に設置された厩舎地区のことで、厩舎地区には外国馬の調教師や厩務員などの関係者しか入ることがでない、しっかりとした区別がされている。

2014/10/31

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日本中央競馬会には東西(茨城県、滋賀県)にトレーニングセンターがあり常時2000頭の以上の競走馬が滞在し、日々調教が行われている。また施設には診療所(獣医師)や装蹄場(装蹄師)があり日本の競馬を大きく支えている。
・施設設備
調教コースは南北にダート、ウッドチップ、芝、ニューポリトラック、芝障害コースの馬場があり南調教馬場には全長(計測区間800m)1000m、高低差18m(栗東32m)の坂路馬場がある。また北馬場の奥、丘陵地にはリフレッシュや追い切った翌日などの軽い調教用に森林馬道が設けられ、さらに馬場正面付近には競走馬スイミングプールやウォータートレッドミルがある。
ダートコースは調教時の馬への安全を図るために蹄で掘り起こされたあとのハローがけや冬期は凍結防止剤の散布、夏期は散水など徹底した馬場の維持管理がされている。また競馬場と違いセンターでは安全性や足腰のトレーニングという点から川砂や海砂といったクッション層が8〜9㎝(競馬場では7㎝)の厚さになっている。
ニューポリトラックは芝やダートコースに比べ降雪や凍結の影響を受けにくい。排水性に優れており降雨による馬場の悪化が少ない。が反面、1㎥=14万円と高額なためランニングコストがかかるというデメリットがある。
ウッドチップは木材(国産:赤松、杉)であるため耐久性に劣り、腐食や細粒化が進むと水分を過剰に含み、蹄が深くもぐったり、冬期は凍結する原因となる。また大雨が降った際はまずはじめに馬場が閉鎖されてしまう。坂路を含め調教の主流となっているが路盤の安定化のため転圧や散水といった維持管理作業に加え、材料の取り替えや排水処理にコストがかかる。
スイミングプールは屋内プールとなっており水温、室温はコンピュータ制御されており通年使用可能になる。濡れた馬体を乾かすために温風を送り出す装置も設置されている。浮力を利用し脚へ負担をかけず心臓と肺を鍛えることができる。脚部にかかる負荷は通常調教の40〜45%という。なのでこのトレーニングは脚部に不安のある馬や休養明けさらには若馬にとっても有効であるという。
また当センター中央には競走馬診療所があり日常の各種疾病や調教・競走によって発症する運動器病などの診断や治療、伝染病の予防や蔓延防止のための防疫、出走の適否を判断する馬体検査、薬物使用の未然防止とその指導、装蹄職員を配置し一般削装蹄のほか、X線診断による趾軸検査、特殊装蹄による装蹄療法など装蹄技術の向上と普及、調教飼育管理に関するコンサルタント及び、保健衛生思想の普及など幅広い業務を受け持っており、競走馬の健康増進と公正の確保に大きく貢献している。また年間200〜250件手術し蹄に関する病気で治療する馬は月に2、3頭だという。入院馬房は16室あり基本的に担当きゅう務員が面倒をみるという。

2014/08/31

 

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体重1トンを超える馬が重りをのせた鉄ソリを引いて直線コースで力とスピードを競う、世界でたったひとつのばんえい競馬。北海道開拓時代の農耕馬が現代のレースへ受け継がれ、今では北海道遺産として人々に感動を与えています。

【帯広市HPより http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/nouseibu/baneishinkoushitsu/banei.html

テレビで観る競馬と違い、カーブが無く距離も短く、200mの直線に設置された丘を200kgや300kgのそりを曳きながら障害物を越える競馬となっており、馬自体のスピードも遅い為、来場者の方々も馬と並走して応援出来る競馬です。その為、人気があるのだと思います。年間の来場者数は26万人を越えるそうです。開催期間は153日間に及び、またヒーティング設備を敷設をし、冬季でも馬場が凍結すること無く、競走が行えるようになっています。
馬体重は800kgから1tを越える大きい種類のブルトン・シャイヤー・ペルシュロンやばんえい競馬向けの日本輓系種がいてとても迫力を感じます。ばんえい競馬の始まりは北海道の開拓を進めている段階で馬の力比べの余興として行われていました。
馬の疾病については、馬体重が重い為に乗用馬に比べて蹄叉腐乱や蹄葉炎等の足や蹄に対する病気が多いのが特徴です。また、出走間隔があまり無い為、レースによって蹄踵が圧迫され潰れてしまいます。ばんえいの馬が痛みに強いので、多少の傷や病気では獣医師に診せる事は無いようです。また厩舎にてデッキブラシで馬を洗う姿にはビックリしました。ばんえいの馬は身体が大きいという点だけでは無く、私の知る馬の文化とは全く異なり、また一つ馬の魅力を知りました。同時に、日本でしか見る事の出来ない競馬なので、海外の方や国内でも知らない方々にもこの魅力を知ってもらいたいと思います。