2008.07.27

Nam muoi!

「☆☆が飲む~ぞ・☆☆が飲む~ぞ☆☆が飲む~ぞ~!
さ~ん秒で飲~むぞ!
ハイ!3・2・1!」
というような『一気飲みコール』、
ご存知でしょうか?

junkstage読者の方には多くないかもしれませんね。
私が大学入学当時の十数年前までは、
飲み会の席では、
コールを受けて飲むことが、
恒例の儀式のようなものでしたが、
急性アル中への理解が進んだ今、
ムチャ振りをすることは少なくなっているようですね。

ところがベトナムでは、
まだまだ「一気飲み」、
健在です。
特に、田舎に行けば行くほど、
度数50度を超えるような、
コメ焼酎「siou(ジウ)」での一気飲みが、
習慣となっています。
また、儒教文化に基づくといわれる年功序列感覚の強いベトナムでは、
年上の者が、年下の者に酒を進めた場合、
その杯を必ず開けねばなりません。
ベトナムのローカル役所配属であった自分の、
仕事先の方々は、
ほとんど年上の方々。
飲まねばなりませんでした。
しかも、杯を開けて、注ぎ返しても、
またお返しが。。。
その際に、
「hai!hai!haihaihai!!!」
という変なコールがあったりしました。

配属から半年ほど過ぎた頃でしょうか、
ベトナム飲みに慣れ始め、
場の全員を巻き込んで、
ターゲットを変えるテクニックを学んだ事がありました。
ベトナムでの飲み会のスタートは、
「Mot!Hai!ba!yo-!!!(1!2!3!カンパーイ!)」
という掛け声で始まるのですが、
仕切り直しにも使える事を知ってから、
じゃあ、「ベトナムの日本の友好を願って、全員で飲みましょう!!」という文句を使わせて頂きました。
誇り高いベトナムの人々、
乗ってくれるのがうれしかったですね。
その後、また代わる代わるのゲリラ作戦に、
やられてしまうのですが。。。

まだ潰れるには早い、
でも、キツイ、
そんなときの魔法の言葉がありました。
それは、
「Nam muoi(数字の50という意味→50%→半分を意味します)」
でした。
「キビシイからナン ムォイで勘弁して!」と言うと、
「しょーがねーな、じゃNam muoiな!」と苦笑しながら、
答えてくれるのも、ちょっとうれしかったり。
ただ中には、「いーや!mot tram じゃねーと席に戻らん!!」
というオッチャンもいたり。
そんな時は、
早めに潰れて。。。

そんなベトナム農村での2年間の勤務を終えて、
内臓疾患もなく、
無事に帰国する事が出来て、
本当に幸運だったなぁ、
なんて、日本の飲み会中に思い出したりしてます。

2008.06.30

PRICKLY HEAT

私は、2年間の任期中、
2度、ベトナムの「夏」を経験しました。
ベトナムの夏は暑いです。
さらに、私が滞在していた北部ベトナムの夏は、
「蒸し暑い」のです。
日本の夏も、蒸し暑いかと思いますが、
ベトナムでは、その暑さに、
「停電」が加わり、苦しめられます。

現代日本の室内では、
クーラー、もしくは扇風機を用いて、
冷気を取るかと思いますが、
確かな技術を持つ電力会社さんのおかげで、
安定した電力が供給されているからこそ、
夏でも、暑さを紛らわせる事ができているのだ、
という事を、
ベトナムで、イヤという程確認させて頂きました。

一日数回、起きる停電。
日本のように、数十分で復旧する事はありません。
数時間単位です。
そのため、
内勤職員は、停電が起きると、
「暑くて仕事にならないから帰ろ♪」
とうれしそうに帰ってしまう事が多いです。
現在、その瞬間を、如何に快適に生きるか、
に全力を注ぐベトナム人らしい判断です。
さらに、近年は、扇風機やクーラー(ホテルや、お金持ちの家、繁盛している民間企業には、
あるところも、あります)の使用量の増加で、
夏季の消費電力が飛躍的に増えてしまい、
電力会社による「計画停電」も行われています。
また、発電所の新規建設計画も増えています。

1年目は、ジッと耐えたベトナムの夏でしたが、
2年目に、良いグッズを見つける事ができました。
タイ製のタルカムパウダー
「PRICKLY HEAT」です。
タイでは、当たり前のように使用されている、
メンソール入りのパウダーです。
ハノイで1件だけ、輸入販売している店を見つけ、
2本しかない在庫を、2本とも買ってしまいました。
効果は絶大でした。
シャワー後につけるだけで、
スースーした感じ。
職場で、ベトナム人の同僚たちが、
「アチー!アチーなオイ!」とか言って、
グッタリしている中で、
文字通り涼しい顔をしていられたのは、
タイ製パウダーのおかげです。
さらにその後、
日本経由で、
タイでのNo.1ブランド

「PRICKLY HEAT」パウダーと、
花王のバブシャワーを送ってもらい、
さらに快適に過ごすことができました。

停電の多い暑い国に行かれる方は、
持参されると、快適に過ごせるかと思います。

日本でも公式に販売してたら、と思います。

2008.06.30

出会い系@ベトナム

2年間、ベトナムで生活している間、
言葉を交わした人の、ほぼ90%に聞かれた事があります。
「結婚してるのか?」
という問いです。
そこで、
「まだですよ」
と答えると、
「じゃあ、恋人はいるのか」
と、さらに突っ込んでくるのが、
ベトナム流の挨拶のようです。
その前後には、
出身・年齢・家族構成・年収などのプライベート情報もストレートに聞いてくるのですが、
結婚・男女交際関連の話が、
最も盛り上がり率が高かったように思えます。

ベトナムの、特に田舎では、
「男女交際→結婚」
という流れが主流であり、
一緒にカフェに行っただけでも、
「あいつらは、いつ結婚するんだ?」
という話が、村中を駆け巡ります。
うかつに、デートなどはできません。
また、嫉妬心の強い人が多く(特に女性らしいです)
初恋相手に振られ、逆上してしまう事が、多々あるようです。
「阿部定事件(ベトナム版)」や、顔に硫酸ぶっかけ事件、
その筋の人に依頼しての何らかの報復など、
恋愛絡みの事件が、毎日のように、ゴシップ紙に記事として載っているくらい、
男女交際での、特に「初恋」が、結婚に繋がらなかった場合のトラブルは多い
ようです。)

私の勤務先は、
ベトナムローカルの政府機関だったのですが、
そのような公的機関の職場でも、
色恋話で盛り上がる事がほぼ毎日で、
社会主義色の強い北部ベトナムの人々の人間らしさを体感していました。

ところが、
近年、ホーチミン市やハノイ市などの都市部を中心に、
恋愛事情が変化しています。
インターネット環境の普及による、
「出会い系サイト」の存在です。
ベトナムでは、マイPCを所有する人は、
少ないものの、
「インターネットカフェ」が農村部にもあり、
1時間3000ドン(約20円)で利用できます。
そのPCを用いて、
ほとんどの学生が、
yahooやgmailのアカウントを所有し、
メッセンジャーで遊んでいます。
ネット上で出会い、
「初恋」をして、
その後も「恋遊び」をポンポン行う、
という、これまでのベトナムでは考えられなかった遊びが行われているそうです。
ただ、それを全否定する風潮も無いのが、
ベトナムの面白いところであると、私は思います。
ベトナムの変化の早さ、また、変化への対応の早さには驚かされます。

ちなみに、
http://www.vietspace.net.vn/
↑こちらが、
ベトナムで最も人気のあるコミュニティサイトです。
ベトナムの若者と出会いたい方はどうぞ。

2008.05.25

722ドル:22976ドル

 ベトナムから、
さいたまを経て、
茨城に転居しました。

家財全てを買い揃える必要があり、
祝日に、気屋さん、家具屋さん、ホームセンターさん、雑貨屋さん、
などをまわっています。

「物価の高い日本だから、
相当な出費になるのだろうなぁ」
と、ある程度の覚悟をしていました。
数年前、九州での支店勤務を始めたときにも、
毎月、家電家具を揃えるのが、経済負担になった事を思い出しました。

で、実際にネットや店舗で、
モノを見てみると・・・

「意外に安い」
事に気付きました。

数年前なら、
家電量販店で、新聞の折込チラシに乗った目玉セール品くらいしか値引きの大きくなかった、
冷蔵庫・洗濯機・照明器具
なども、インターネット店舗+価格比較サイト
のおかげで、良い品をお得に買う事ができました。
寝装具・家具も、
ニトリ・無印良品などの、独自開発商品のおかげか、
上記インターネット店舗やホームセンターなどの価格も下がっていて、
購入者にからすると、うれしい状況になっていました。

たとえば、日本の一流家電メーカーナショナル社製の、
140リッター冷蔵庫が、2万円ほどで買えるのですが、
ベトナムでは、LGや、中国メーカー製が、
200ドルほど、
日本のN社製ですと、300ドルはした、と思います。
ちなみに、2006年の一人当たりGDPは、
ベトナム 722ドル
日本 22976ドル
(世界 6710ドル)
との事ですから、
非常にお得に買える事になります。
家電などは、
日本の得意業界という事もありますが、
他の品もお得でした。

特にお得感があるのは、
「生活雑貨」です。
ダイソー・キャンドゥーなどの100円均一ショップが、
茨城の住宅街内のスーパーに出店しているおかげで、
多くの雑貨類を、お得に、早く揃えられています。
ハンガー・ドアストッパー・小物入れ・流しシンク用品など、
大型ホームセンターまで行かないと買えなかったような品を、
100円で置いてくれています。
本当に有難いです。
店内ポスターには、
世界18カ国/470店舗に進出済み、と書いてありました。

さらに世界各国での出店予定のため、社員募集の広告がありました。
シンガポール・タイから、UAE・オマーン・アメリカ・ニューカレドニアにも進出しているそうです。
ベトナム店は、まだ、のようです。
手を挙げてみたくなりますね。

2008.05.07

■「Khong sao!」

魔法の言葉

「大丈夫!」
と言われて安心する事、
皆様、経験があるかと思います。
ただ、私の前の職場(システム開発現場)ではいわば「禁句」でした。
「大丈夫だ」という言葉を発することで、
責任を負うような風潮があったように思えます。
「本当にイケルのか?」
「バグホール(エラーになってしまう穴)は、出尽くしているのか?」
「もしかしたら、まだまだ問題が起こる可能性があるのでは?」
そのように、
「穴探し」を徹底的に行う事で、
リリース前に、欠陥を未然に防ぎ、システムの品質を上げようとしていました。

ベトナム語で、
「Khong sao」
という言葉があります。
ベトナム語版「大丈夫」です。
また、「Khong co van de 」という言葉があり、
こちらは、「問題なし」
という意味です。
両方の言葉ともに、
プライベート・仕事上、
よく耳にし、使っていました。
「あれ?これは、大丈夫かな・・・」
と、私がつぶやいていると、
「Khong sao! 」
と、上司かつ相棒さんに言われた事を、よく思い出します。

「今回のプロジェクトの予算、ちょっと足りないな・・・」
「Khong sao!」

「明日発表なのに、資料作れてない~」
「Khong sao!」

「来週、省人民委員会から視察来るのに、何にもしてないや」
「Khong sao! Rudy、気にしすぎじゃね?」

そんな感じでした。

業務の性質が異なる事もありますが、
「大丈夫!」
「問題ない!」
と言われていると、
「本当に大丈夫なのかな」
と思いつつ、
なんとかなっている事に、安心していた気がします。
「最近、これこれこんな事が気になってるんだけど」
と言うと、
「大丈夫!死にやしないだろ?戦争に比べたら~(略)」
というおじさん達もいました。
戦後30年経っているとはいえ、
本土でのベトナム人同士での戦争を経験した人たちです。
映画「プラトーン」や「ハンバーガーヒル」のような、
いつ終わるとも分からない状況に比べれば、
そんな心配事?屁でもない、
という事を言われた事もあります。

「まあ、何とかなるさ」
という余裕を常に持ちつつ、
物事を掘り下げて処理する、
そんなバランスの取れた行動が出来れば、
なんて考えていますが、
なかなか難しいものですね。

2008.04.09

■ベトナム・ギャンブル事情

宝くじ売りのおばちゃん

2年間ほど、ベトナムに居りました、Rudyです。
私自身の人生が、ギャンブルの連続のような、
レールの外人生になっているのは、さて置いて、今回は、
「ベトナムにおけるギャンブル」について、
書かせて頂きます。

ベトナムという国は、正式名称「ベトナム社会主義共和国」が示すように、
社会主義国です。
「社会主義国にはギャンブルなんてないじゃないの?」
と思われるかと思いますが、
彼らも射倖心が強い人たちのようで、
さまざまなギャンブルに夢中です。
ちょっと前のベトナム映画でも、「宝くじにのめり込み過ぎて、身を滅ぼしてしまう男」
という話題作があったくらい、ギャンブル好きな人たちです。

代表的なギャンブルとして、
・トランプ賭博
・宝くじ
・サッカー賭博
・マージャン
・公営カジノ
・競馬
・犬レース
などがあります。

それぞれ、軽く説明させて頂きます。

・トランプ賭博
カフェやビアホイ(居酒屋)や、
職場(!)などに、人が集まると、
トランプを始めることが多いです。
ポーカーに似たルールの独自ゲームでした。
1回につき、数万ドン(数百円)が動きます。

・宝くじ

くじけん
国・地域・省ごとに発売しています。
日本と同じような、カラフルな紙のくじや、
ロト(数桁の数字を選択式で購入)もあります。

ロトくじ6平日はほぼ毎日発売しており、
夕方に発表があります。
また、スクラッチくじのような「はさみで切って開封くじ」もあり、
私も末等1000ドン(8円)当たった事があります。

あたり
ちなみに、ロトくじは、
公営のものと、「闇」のものがあり、
後者は、当選金額が数倍でした。
障がい者支援くじ・ストリートチルドレン支援くじなどもあり、
障がいを持った方や、親家族を失くした子供が売り歩いている事もあります。
ただ、中には、前日以前のはずれくじをうっている者もいて、
ベトナム人も、日付をチェックしてから購入しています。
一口5000ドン(40円)で、特等が75000000ドン(約50万円)でした。
夢があります。

うりば

・サッカー賭博
国内Vリーグ以外にも、
欧米のセリエAや、ブンデスリーガ、プレミアなども対象になります。
というか、主流は欧米リーグです。
毎日、昼間~夜中まで、衛生中継が入ってしまうので、
カフェに集っては、応援というか、自分の賭け分が当たるよう、盛り上がります。
W杯での日本戦も、もちろん対象になってました。

nakazawa_vn
画像は、毎日発刊のサッカー新聞です。
(ちょうどアジアカップで日本がベトナムと対戦した時のもので、DF中澤選手が写っています)
夕方になると、新聞屋さんに、男達が、ものすごい勢いで殺到してきます。
入荷から30分くらいで売り切れる日も多いです。
彼らの目当ては、
新聞下部のオッズ表です。
この表をもとに、町中に散らばるカフェで賭けます。
また、最近では、ケータイサイト経由による、SMSメールでのベットが可能になり、
テレビ中継時に下部テロップとして流れるオッズ情報も、注目されています。

・マージャン
最近は見ることが少ないですが、
お年寄りが遊んでいる事がたまにあります。
ドンジャラっぽいルールでした。
お札が飛んでました。

・公営カジノ
ハノイ・ハイフォン・ダナン・ホーチミン・ブンタウ
などの主要都市部のホテル内に、
スロットマシンや、ディーラー付のポーカー・バカラ台があります。
外国人が主客ですが、最近では、ベトナム人富裕層も多く来るそうです。
チップ購入が20ドルからです。当たれば、数百ドル、キャッシュに換金できます。
雰囲気や、同じアジア内の、マカオ・リスボアのような熱気はなく、
日本のゲーセンみたいな感じの店が多いです。

・競馬
・犬レース
それぞれ、つい最近まで、ホーチミン・ブンタウに、
各1競技場がありましたが、閉鎖されてしまったとか?

ベトナムを一日歩いてみるだけで、
街の至るところで、ギャンブルに精を出している人々に会えます。
彼らいわく「夢見なきゃ、やってられねーんだよ!」
との事でした。
まあ、戦争に比べたら、損しても所持金が減るだけのギャンブルは、
「一世一代のギャンブル」にはなり得ないのでしょうが。。。
ビジネスなどで一山当てた人が居るなか、
強固なコネ社会のベトナムでは、報われない人々も多数おり、
今後、国内での経済格差が広がり続ける事で、

希望を見失ってしまい、
ギャンブルに溺れてしまう人々が増えすぎない事を望みます。

2008.04.01

■1曲2000円の著作権料(Rudy)

ベトナムから無事に帰国して、
約4ヶ月が過ぎました。
ベトナム滞在時よりも、
恐ろしく時間の流れが、早く感じています。

先日、skypeで、
「日本で、曲の著作権って、いくらくらい払わないといけないの?」
と、ベトナム人の知人に尋ねられました。
なんでも、
現代ベトナムで、最も有名な音楽家であるチンコンソン氏(故人)の親族が、
ベトナム知的所有権法が施行された2006年7月1日以降の演奏すべてを対象として
1曲につき、30万ドン(約2000円)を支払うように、
各ライブハウスや、ジャズバーなどに通知しているというニュースが話題になっているのだそうです。

「とりあえず言ってみるかー」
「もらえたらラッキーじゃない?」
くらいの勢いで通知を出しまくっているような光景が、目に浮かびます。
ベトナムらしいなぁ、なんて思ってしまいました。

なりふり構わない、したたかさのあるベトナムの人たち。
市場や食堂で、油断していると吹っかけられてしまう事もあり、
常に気合十分で立ち向かっていた(と、自分では思ってました)、
ベトナムでの生活を思い出しました。

市場や食堂には、値札やメニューなんていう気の利いたものはありませんでした。
書くのが面倒、というよりも、
あえて作らず、常に「獲物」を捕らえるための
「トラップ」のように、自分は思えていました。

自分が、ベトナムに着いたばかりの頃、
3ヶ月ほど、ほぼ毎日、行き着けにしていたブン屋さん(フォー屋さん)がありました。
それまでは、「ブンを5000ドン分くださいね~」と、
店主のおばちゃんに伝えてから席に着いていたのですが、
知人が先に、店に居た事もあり、
「ブンくださーい」と言って席についた事がありました。
いつもどおりのブンが届き、食べ終わって、さあ、お会計と、
10000ドンを出したところ、お釣りが2000ドン。
「あれ?コーラも飲んでないし。。。いつものブンだったような?」と、
不思議に思い、おばちゃんに尋ねると、
「今日のは、スープが多かったから、8000ドン!」というお答えが。
「いやあ、スープ大目って頼んでないし、他の客も、いつも5000ドンじゃないの?」
と、ちょっとムッとしながら返すと、
「でも、今日のは8000ドンなの」と、
納得しかねるお答えが。
日本だったら、ありえない出来事です。
勘の鋭い知人Tさん(ベトナム人)が、
「8000ドンなんて高くね?そういう事を外国人にやったら~○■※▽ΨΩκ△▽ΨΩκ▽ΨΩκ△!!」と、
エキサイトし始めて、ケンカになりそうだったため、
「ハイハイ。8000ドンですか。残念だけど、とりあえず、今日は払いましょうか。面倒だし。」
と彼に言うと、彼は、「そこで払っちゃダメなの!■※▽ΨΩκ!!」
とますます興奮してしまいました。
彼とオバちゃんの攻防が数分間続き、
結局、最後は5000ドンで幕を引きました。
オバちゃんは「また、明日も来るんだよ!」と笑顔。
Tさん曰く「多くのベトナム人は、今日の1000ドンが、明日の10000ドンよりも、価値がある、と思ってる。
だから、「吹っかける」んだよ。次に来るかどうかなんて考えないんだよ。」
と言っていました。

この数百年間で、戦争が繰り返されてきたベトナムです。
明日、本当に10000ドン手に入るか分からない、だったら、今、1000ドン手にした方が良い(極端ですが)、
という考えも、実体験から学んだリアリズムに沿っているのかもしれません。
今の断面だけでは見えづらい、長い歴史を考えさせられた事を思い出しました。

チンコンソン氏の親族も、法の施行で、
「今、もらっておかないと!」なんて考えたのかもしれませんが、
1曲2000円は高いような・・・

追:オバちゃんのブン屋さんには、ペースは落ちましたが、
2年間お世話になりました。
物価が上がるなか、5000~6000ドンで食べさせてくれました。

参考:
チンコンソン氏wiki:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%B3

2007.12.31

■THANKS2007~ベトナムと日本と私

 昨年中は、色々とお世話になりました。
私、Rudyは、2007年中、ベトナムに滞在していたため、
ベトナムと日本の関係について、
色々と学ばせて頂き、また、考えさせられました。
 
 「青年海外協力隊隊員」という身でベトナム赤十字に勤務していたため、
国際協力関連での、ベトナムと世界各国との関係、
また、ハノイにて各国からの駐在員の皆さんとラグビーをプレーさせて頂いていたため、
実業界におけるベトナムのポジション、など、
非常に面白く感じました。
 
 また、2007年は、ベトナムにとって、
最も関係が印象的だった外国は、
「日本」であったようです。
サッカーの北京オリンピック予選では、
2度対戦(日本1-0ベトナム)、(日本4-0ベトナム)。
ACLアジアカップでも対戦しました(日本4-1ベトナム)。
さらに、女子サッカー五輪予選においても、
2-0、8-0で日本が勝っています。
サッカーが実質的に国技のようなベトナムにおいて、
サッカーでアジア人に負けた、
というのは、ショックだったようです。
それまで、僕が空き地を走っているのを見て笑っていた村の人たちも、
サッカーが終わった頃から、
じーっと見始め、アジリティなど、真似し始める子供も出ました。
 
 サッカーばかりではなく、
日本のODAで建設中であったカントー橋(通称)の崩落事故も、
ベトナムでは、大きな事件でした。
 
 WTO加盟や、安全保障理事会の非常任理事国入りを果たすなど、
急速に国外との関係を広げようとしているベトナムです。
 
 2007年は、ベトナムにとって、
海外に目を向ける年になったようですが、
2008年も、その流れは続きそうです。
 
 私は、2007年11月28日に、
任期満了のため帰国しましたが、
今後もベトナムに注目していきたいと思います。
 
 2008年も、何卒よろしくお願いいたします。
 
Rudy

2007.12.06

■任期満了し、帰国しておりました(Rudy)

11月28日に、無事2年の任期を満了し、
帰国しておりました。
帰国前、ギリギリまで終わらない仕事や、
送別会(?)の飲みで連日時間が無く、
また、帰国後も、研修やら何やらで、バタバタしてしまい、
このブログの更新が出来ません出来ませんでしたが、
帰国しました。
年ぶりの日本は、パッと見は、それほど変わっていないようですが、
色々変化している点が多いです。
また、時間が取れ次第、
これまでアップできなかった活動等について、
アップさせて頂きます。
今、さいたまの自宅にて、アジアクロスロードを見ていますが、

「ベトナムは北朝鮮の手本となるか」

という非常に興味深いテーマについて、
香港の番組の翻訳物を放送しています。

ベトナムでは、中国をモデルにして発展している、
とベトナムの人々も言っていました。
中国モデルが成功しているうちは、その後ろをついていくだけで、
「発展」できるのかもしれません。
最近、マイン書記長が北朝鮮を訪問したり、
キムジョンイル氏がベトナムを訪問する予定であるようですが、
今後の2国の関係も興味深いですね。

2007.11.21

■もうすぐ帰国part.2。(Rudy)

1121-2.jpg
11月10日現在、帰国前17日です。

1121-3.jpg
時間の流れがとても早く、感じられます。

1121-1.jpg
任地を離れるまで、最長で約10日。
帰国準備に追われています。

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