« 幸福のアラビア イエメン | Home | 姉妹都市「シバームとコーカバン」 »
日の出に合わせて、複数のモスクから
お祈りが聞こえてきます。
スピーカーを使いお祈りを町中に流すので、
大抵の旅行者はそこで目覚めると思います。
私は移動の疲れもあり、
深い眠りに落ちていたにも関わらず、
やはりお祈りの声で起きてしまいました。
たぶん時刻は4時30分くらいだったと思います。
寝なおすものの、あまり深く眠れず
目覚めたのはイエメン時間で朝の5時30分。
日本時間で言えば11時30分。
イエメンと日本の時差は6時間。
日本を基準にするとイエメンが6時間遅れています。
そしてイエメンは結構乾燥しているみたいで、
起きると結構喉が乾いています。
すぐに水を補給して喉を潤します。
それから眠い目をこすりながら仕事。
フェリックスホテルのインターネットは無線で、
部屋で使えて快適です。(たまに速度が遅くなるが特に問題なし)
この素朴なパンがすごくおいしい。

ヤギの塩味の効いたチーズと濃厚な蜂蜜をつけて一気にいただきます。
朝食を食べた後は、ドライバーと合流し、
天空の町「アル・マウィート」へ向け出発。

今回のルートはアル・マウィートへは直接行かず、
いろいろなところに寄り道をして行くプランを選択しました。
まずは、ロックパレス。

何とこの建物に20年前まで普通に人が住んでいたというから驚きます。
この建物はイスラムのイマーム(族長)の別荘だそうです。
近くの山から崩れてきた岩の上に家を建ててしまう
センスに脱帽しつつ、500イエメンリアルを払って早速入場。

最上階にあるイマームの部屋

あまり大きくない部屋ですが、
インテリアがとてもかわいい。
私もあんな絨毯がほしいです。
(思い切ってイエメンで絨毯買って帰ろうかな・・・)
個人的な印象ですが、ロックパレスは少し観光地化しすぎていて
ちょっと物足りませんでした。地元のイエメンの方も多く来られていたので、
有名なところだとは思うのですが^^A
楽しみにしていただけに、ちょっとしょんぼり。
しょんぼりしながらロックパレスを出ると、
前の広場でジャンビアダンスに遭遇。

イエメン男性が腰のベルトに携帯している短剣(ジャンビア)を
掲げながら踊ります。
ダンスを見ていたのですが、イエメン男性は
結構シャイな印象を受けました。
ちょっと恥ずかしそうに踊っていましたね。
ロックパレスを後にして、
またアル・マウィートを目指します。
かなり整備されたアスファルトの道をひた走ります。
もっと舗装されていない山道を想像していたのでこれには驚きました。
なんでもドイツが作ってくれた道路だそうです。
走っていると広大な景色のなか、山の頂き付近に、
特徴的なイエメン建築の建物を見ることができます。





小さい写真では伝わらないことも多いと思いますが、
郊外の道を走っていると5分ごとに驚きの光景が広がっています。
イエメンの醍醐味は意外とドライブにあるのかもしれません。
約1時間ほど走り、途中の村で昼食。
チキンとサルタ(鉄鍋の煮込みスープ)とライス。

やはりここでも食べ物はおいしい。
イエメンは日本人の好みに合う料理が多いかもしれません。
食後に休憩を取った村を散歩していると、
スーラ、スーラ(写真)と子供達が声を掛けてきます。



写真を撮って、デジカメの画面を見せてあげると、
みんな本当に喜びます。
写真自体ではなく、カメラに撮られる行為に
意味があるみたいです。
そしてみんな本当におしゃれですね。
とっても可愛いです^^
ちなみに村の広場はこんな感じで、
山の上に家を作るイエメンスタイルに毎度圧倒されます。

休憩を終え、アル・マウィートを目指して
また走り出します。
この辺りは綺麗な段々畑が多く、
主にトウモロコシを作っていました。

2500メートル級の山道を登っていくのですが、
そこかしこに山の上に建てられたイエメン建築を見ることができます。

立花さんにお話を聞いたところ、
外敵から守りやすい山の上に村を作っていたろのこと。
1時間程走って、目的の町アル・マウィートに到着。
早速ホテルにチェックイン。
ホテルの名前は地名そのままのAL-MAHWEET HOTEL。

やわらかいピンクで統一されたかわいいお部屋でした。
荷物を置いて、ガイドさんお勧めの展望の良い場所へ。
その名もアル・アジ。


写真じゃ絶対伝わらないと思うのですが、
ここは人生で見た景色のなかでも一番すごかったかもしれません。
強風の中、切り立った崖から見る絶景!
垂直の崖をものともせず雄大にそびえるイエメン建築!
もう本当に言葉になりません。
イエメンに来てよかったと心から思いました。
滅多にしない記念撮影をするくらいテンションあがってましたorz

アル・アジから名残惜しく移動して、
今度はアル・アウィートの旧市街へ。

ここでは子供達が寄ってきて、
アラビア語でいろいろ説明してくれます。
無邪気にかわいいなと思いつつも嫌な予感もしてきます。
きっと案内が終わったら、ガイド料を求めてくるに違いないと・・・
しかしそんな事を気にしていては、
楽しめないので、いったん忘れて旧市街を歩き回ります。
小さな路地、古めかしい扉がとても印象に残りました。


旧市街を出る時に子供達が寄ってきたのですが、
アラビア語なので、何を言っているかわかりません。
しかしドライバーさんが強い口調で何か言っていたので、
お金を求めてきていたのではないかと思います。
きっとどこの国にもある話だと思うのですが、
やはりちょっと考えてしまいますね。
そんな事を思っていると、目の前を雲が通り過ぎていきます。
アル・マウィートは高度が高いので低い雲が町を覆い隠します。

天空の町の異名は伊達ではありませんね。
旧市街を堪能した後はホテルで少し休憩。
一時間ほどアラビア語のTVを見て時間をつぶして夕飯。
夕飯はケバブ。
たぶん山羊の肉だと思います。

脂がなく結構さっぱりしてました。
お腹がいっぱいになった後は、
現地のネットカフェへ。

しかも、お店がお休みのところを
ガイドさんにお願いして無理に開けてもらいました。
毎日やらなければいけない仕事があるので、
ネットカフェでちょっと作業。
作業をしていると、いきなり停電。
しかも町ごと!
と言ってもすぐに復旧するので、
特に問題はないのですが^^A
そしてやはり回線は遅いですね。
イーモバイルよりもかなり遅く感じました。
そんな不思議な環境のなか、
なんとか仕事をこなし、イエメン2日目は無事終了。
2日目も中身の濃い時間を過ごせたと思います。
—-
明日は、スーラ、シバーム、コーカバンと
3箇所ほど回る予定です。










