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2009/09/21

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幸福のアラビア。
かつて栄華を誇った国も現在は衰退し、
北部では部族間の利権を裏に潜ませた内紛、
南部では独立を求めての攻防と内情はメチャクチャになっている。

ただ、そんな政治的な問題は置いて、
今日一日サナア市内を歩いた私の感想をそのまま素直に書いておく。

まず言えることは、5000年の歴史を持ち、
世界遺産に登録されているサナアは、
現在も少しずつ形を変えつつも幸福のアラビアの輝きに満ちている。
それだけは先に言っておきたい。


という訳で、日本から飛行機を乗り継いで14時間。
旅の始まりはイエメンの首都サナアから始まります。

メンバーは3人。
僻地トラベラーの優さんと添乗員の立花さんと私。

え~、そして立花さんが半端ない人でした。

私:「今まで何ヶ国くらいいかれたんですか?」
立花さん:「行ってないのは2ヶ国だけですね」
私:「・・・・・・えーーー」

なんでも、一ヶ国は最近独立した国で独立前は行ったことがある、
もう一つの国は立花さん自身のポリシーがあって入国しないとのことでした。

つまりほぼ世界制覇ですね。
恐ろしい・・・

なんてことに驚いているとサナア空港に到着。
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小さな空港で、荷物を運ぼうと声をかけてくるスタッフに
英語がわからないふりをして華麗にスルー。

空港はまず旅行者が洗礼をうける場所なので、
にこやかな顔をしつつも内心結構緊張していた。

無事現地ガイドと合流。

その後、両替屋でお札を数えないで、
無造作に渡されたので、必死に数えるも、
3人ともぴったり40枚。

サナア空港の両替屋さんは、
紙幣を持った時の厚みで枚数を数えることができるらしい。

空港からサナア市内へ移動。
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何と言ってもまず驚いたのが、
信号がほとんどないこと。

車の運転がめちゃくちゃ危ない。
常にクラクションが鳴らされていて、
接触事故が多いのかフロントガラスの割れている車が多い。

後で聞いた話だが、入国した日は、
ラマダンが開けた次の日で、軽く祭り状態になっていたため
車がいつもの倍以上多かったということらしい。

いつもよりちょっと激しいとのこと。
それにしても、この環境でよくみんな運転できてるなとかなりビックリしました。

信号がない事にビックリしている間にホテルに到着。
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アラビア フェリックスホテル。

旧市街にあり、今も古き良きイエメンスタイルを守っているホテル。
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ステンドグラス・ベットの毛布がとてもかわいいです^^

ホテルに着いてひと段落した後は、
今回の旅の大きな目的である
Junkstageライターのマサさんとご対面!

普段のコラムから伝わっているとは思いますが、
文面通り、強くてやさしいかなりの好青年でした!
(現地の人とアラビア語、英語でガンガン会話してます)

マサさんがラマダン明けで休日と言う事もあり、
サアナ市内を案内してくれました。

旧市街で一番背の高い建物。
ブルジアルサラームホテル。

ブルジアルサラームホテルはイエメンの中でも、
かなり高級なホテルらしく、
「旧市街でエレベーターがついている建物はここだけです」
とマサさんが言っていました。

最上階の豪華なカフェで軽くお茶をしていると、
日本のイエメン大使館のスタッフさんと遭遇。
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マサさんと大使館スタッフさんと立花さんと、
イエメンの情勢をめぐるかなりディープな会話が・・・

もうTV番組にしちゃった方がいいんじゃない?
と言うくらい中身の濃い話をしていました。
(本当に面白かった、聞いててまったく飽きません)

その後、マサさんお勧めのお店で現地で初のランチ☆
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イエメン料理は初体験だったのですが、これがまたうまい!

大きなナンに味付けのしっかりしたペーストをつけて食べると
かなりイケてます。(今回の旅でちょっとふとりそうです。。。)

お腹が落ち着いたところで、
私からガイドさんにちょっとリクエストをして、
カートを買いに行く事に。

カートは覚醒作用のある葉っぱです。
イエメン男性はカートを口に頬張り、片方のほっぺたを
リスのようにしながら、井戸端会議をしています。

イエメンはお酒が禁止なので、その分カート。
お酒の代用品といった感じでしょうか。
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カートを購入して早速トライ!

モグモグ・・・
モグモグ・・・

あまり変化はありませんでした。
後で聞いたところ、4時間近く葉っぱを噛み続けないといけないとのこと、
また、覚醒すると夜眠れなくなるそうなので、旅の間はカートは封印しようかと・・・

続いてはサナア名物のスーク(市場)へ。
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しかし、ラマダン終了直後で、
お店はほとんど開いていませんでしたorz
(ラマダン後は正月休みみたいな感じで、お店が休みになってしまうそうです)

スークは、また25日にでも再チャレンジしてみようと思います。

スーク近くを歩いていると、
本当によく子供を見かけます。

イエメンの人工比率は子供がかなり高いとマサさんが、
言っていました。
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みんな真珠のように大きな目をしていて、
とてもかわいいです^^

また、ブルジアルサラームホテルに戻り、
他ユニセフスタッフと合流し、
いろいろなお話を聞かせていただきました。
(ここではちょっと書けないようなお話も^^A)

陽も落ちてきたので、一旦フェリックスホテルに戻り夕飯をとることに。
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その前にせっかくなので、記念撮影。
左から私、マサさん、優さん。
なんだか私だけコスプレっぽいですねorz

そして夕飯がまた美味しい☆
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夕飯を食べた後は、マサさんがユニセフや国連関係者が
集まるホームパーティーに招待してくれました。

タクシーに乗って、パーティ会場を目指すのですが、
ドライバーが道をあまり知らないらしく二転三転・・・

最終的にはマサさんに迎えに来てもらいました。
またその際にマサさんがドライバーにきちんと注意をしていました。

一通り注意が終わった、少し苦悩した顔で
「イエメンは問題が多くどこから手をつけていいのかわからない。」

現地で働くスタッフの生の声を聞いた気がして、
すごくドキッとしました。

やっと会場につき、皆さんに挨拶。
会場はかなり豪華な一軒家でした。
(インテリアがとても素敵でした)

私はまだまだ英語ができないので、
あまり深いお話をすることはできなかったのですが、
とても楽しい時間を過ごすことができました。
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ホテルに帰る前に、マサさんが
大統領が立てた新しいモスクを近くで見せてくれました。

それを見てマサさんが一言。
「これで5000校は学校が作れたのに・・・」

ユニセフでイエメンの教育部門を担当し、
途上国の支援を真剣に追い求めているからこそのつぶやきだったと思います。

そんなマサさんに感謝と尊敬の念を払いつつ
超中身の濃いイエメン初日は過ぎていきました。

—-
明日からサナアを離れ一泊二日で、
アル・マウィート、ロックパレス、シバーム等
山岳地方へ小旅行に行ってきます。

ネットが使えるか、ちょっと不安・・・

2009/09/21 06:32 | 感じたこと | No Comments

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