2009.01.06

■うちのお雑煮、隣のお雑煮。

新年、明けましておめでとうございます!

さて。クラモチ家では、おせちは作りません。
誰も食べないもので…。
母方の実家の集まりで、持ち寄られた栗金団を食べる程度です。
個人的には昆布巻きって好きじゃないし、伊達巻も作ってみたいけど食べたくはない。
甘い黒豆も3粒くらいでいいし、数の子も特に好んでは食べない。
となると、おせちの一般的なメニューで食べるものって、カマボコと小魚のパリパリくらい。
実際、実家の集まりでもカニの後はパリパリ小魚をもくもくと食べている(笑)

でも絶対に作るのは、お雑煮。
餅は気が向くと年中食べてるのだけど、お雑煮だけは年始だけ。
わたしのお雑煮は、新潟県十日町の味。
特徴は、根菜ばっかで(雪に埋もれた新潟の冬は根菜ばっか)、たんぱく質は鮭、そしていくら。
新潟県は村上市という、日本海側の山形県寄りの街が鮭で有名だからか、鮭。
母は鮭ではなく鶏肉だったりもするけど、母のお姉さんが作るお雑煮は絶対に鮭。
(十日町は群馬県寄りの山の中なので、村上市からはずいぶん離れているのですが)
村上当たりでは、保存の目的もあるのか、いくらを湯通しして冷水で締めたものをよく食べるそうですが、少なくとも母の家ではただの醤油漬けを使用。

具は、大根、ニンジン、ゴボウをマッチ棒くらいの千六本に(千切りより太目の切り方)。
軽く炒めて出汁を加えて、煮立ったら鮭。最後に火を止めてから三つ葉を。
焼いた餅の上に具をのせて、汁を注いでいくらを添えます。
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旦那に「絶対いくらは入らない!!」と言われましたが、譲れません。
鮭が鶏肉になろうとも、豚肉になろうとも、いくらは絶対。
ちなみに旦那のお義母さんは三軒茶屋出身なので、江戸風にカマボコ・鳥肉・小松菜くらいしか入らないシンプルお雑煮のはず。

お雑煮は本当に「共通するのは汁があるのと餅が入ることだけ」と言われるように、地方地方でまったく違う。
関西と関東ではまず餅の形が違うし、同じ関西でも京都は白味噌味でその他はお澄ましベースが多いらしい。
全国では圧倒的にお澄ましベースが多いそう。
香川では餡入りの餅を使うそうだし、餅を焼く・焼かない、の差も。
「当たり前」のお雑煮の形なんてないのです。

さて、あなたの家のお雑煮は、どんなお雑煮ですか??
ぜひ教えてください♪
ごちそうさまでした☆

2008.12.26

■クリスマスはこんなんでした。

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9月のバリ土産で買ってきた素で作ったナシゴレン・アヤムゴレン(インドネシア風フライドチキン)・トムヤンクン。
コースターもバリ土産。
グラスは4年前に行った石垣島で買った琉球ガラス。
コースターとグラスは、我が家に入り浸りすぎな彼女ら専用です(笑)

サラダは旦那さまが会社の仕事の一部で育てた野菜達。
この無除草剤・無農薬の大根が本当に甘い。梨みたいに甘い。
ケーキは、立体ツリーのミルフィーユ。
倒れそうになってますが……(笑)
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最近、旅行のお土産はこういったものばかり。
社会人になり、昔みたいに遊べなくなったからこそ、集まる理由を作ってくれるのがクリスマスとかのイベント事じゃないでしょうか。
前菜・メイン・副菜・デザートと担当と予算を決めて、持ち寄りなんかでもワイワイできて絶対楽しい♪
一人暮らしの子の家で。
お皿やグラスは使い捨てでも100均でプラスチックのを買ってもいい。
学生でなくなって、家族がいないいまだからこそ楽しめる友達とのクリスマス。
彼氏彼女に配慮して、24・25の前後の土日がオススメです(笑)

ごちそうさまでした☆

2008.12.19

■クリスマスは塊で!

実家は基本的に固まりの肉が食卓にのぼることは少なくて。
たんぱく質が塊で出てくるのは魚か豆腐か。
おかげで「ロースト」と名がつくものは、その後がチキンであろうがビーフであろうがポークだろうが、「ご馳走だ!!!」とテンションが上がる。
たとえ100g98円でも、塊だと「ご馳走」(笑)

塊肉×クリスマスとくれば。
1年でもっともクリスマスに大活躍する(であろう)、わたしの大好きな道具の出番!
そう、オーブン!!
骨つきチキンでも、牛でも豚でも塊肉を味付けして、フライパンで焼付けて(強火で焼き目だけつける)、オーブンへ。
ついでにじゃがいも、ニンジン、玉ねぎなどを乱切りにして塩・コショウ・オリーブオイルをまぶして横へのせて。
あとは800gくらいの塊で250℃で20~30分。ほったらかすだけでご馳走のできあがり。
素晴らしき文明の利器。
わたしは普段から使用頻度高めですが、いつもはレンジ機能しか使ってないご家庭も、この時期は使ってほしい。
ちなみにローストポークとローストビーフなら、お鍋でも作れます♪
しっかり塩・コショウをして焼き付けた後、日本酒かワインをポークならカップ1、ビーフならカップ1/2ほど注ぎ、蓋をして弱火に。
水分がなくなったら菜箸なんかを刺して、ポークなら透明な肉汁が出ればOK。
ビーフなら肉の半分くらいまで刺し、10秒待ち、菜箸を唇に当て、ほんのり温かければOK。
焼きあがったら鍋から出して、10~20分休ませましょう!
すぐに切ると、肉汁が出てきちゃいますから。

パリパリ皮が身上のチキンならフライパンで。
骨付きかもも肉にクレイジーソルトというハーブ入りの塩をふりかけ、弱火のフライパンでじーっくりじーっくり焼きましょう。
蓋はしないで、ひたすら弱火。
皮がパリッパリのおいしいチキンになります♪
オーブンで作るなら、グリルか一番高い温度で15~20分。
最後に強めの中火のフライパンで皮をパリパリに。
うまし☆

そしてクリスマスといえば、ケーキ。
個人的に、市販されてるケーキの生地はおいしくないので。
だったらちゃんとケーキ屋さんで買ってくるか、ホットケーキミックスで生地から作ってほしい。
ホットケーキを焼いて重ねるだけでも、2人分くらいの大きさならかわいい♪
お子さんのいるお家なら、焼くところから始めても楽しい。
ちゃんと普通のケーキの大きさにしたいけど、型もないし!って人は、炊飯器。
超簡単にできるので、どうぞ。
COOKPADで「炊飯器 ケーキ」と検索すればいろんなレシピででてきますよ。

我が家で友達とのクリスマスパーティーの様子は後日アップします。
そしてまったく関係ないですが。
ふとテレビを見ていたら。
最近人気のあるらしいフードコーディネーターさんが出演していらっしゃる。
残念ながら料理の好みの系統が違うので、本をちらっと見たことがある程度なんですが。
お部屋紹介で「東京ガスさんにもらったんです」って言ってたガスレンジとオーブン。
う、う、うらやましい……っ!!!
我が家はオール電化なので東京ガスに同じモノもらっても使えないけど。
なんてうらやましい!!

そんなわけで。
わたしが彼女並に有名になったアカツキには、東京電力さん! 期待してます!!!(笑)
ごちそうさまでした☆

2008.12.05

■”本物の行方”――「日本酒」③

日本酒①はこちら
日本酒②はこちら

 じゃぁ「地酒」の条件って何なのでしょうか。
「YK34」ではない日本酒とは。
もちろん純米酒であることは大前提。

・酒蔵のある地域のお米を使っている
・酒蔵にいる菌で発酵させている

の2点につきると思います。

「百薬の長」と言えるような日本酒なら、上記2点に、

・有機や無農薬米で造っている
・毎日飲めるお手ごろ価格

でしょう!
(適量を)毎日飲める価格、毎日飲むのに安心な原料であれば、毎日飲んでも健康を害することも少ないでしょう。

全ての条件を満たしているわけではないにしろ、そんなお酒を造っている酒蔵が増えています。
「自然酒」と呼ばれ、ワインや梅酒にもその波は広がっていて、自然酒ばかりを扱っているネットショップも増えています。

そんな数ある酒蔵の中でもわたしが愛してやまないのが千葉にある酒蔵「寺田本家」http://www.teradahonke.co.jp/
こちらの酒蔵は発芽玄米で造ったお酒、ほとんど精米をしてない米で造ったお酒、しぼりたてのお酒をそのままビンに詰めたお酒など。
ちょっと普通のお店では見かけないお酒がたくさん。
その中でもわたしが大好きなのが「香取90」というお酒。
香取は「香取80」というとものあって、両方とも数字は精米率。
つまり90なら10%、80なら20%しか精米していない米を使っている、ということ。
90と80でまったく味が違うのがおもしろいのですが、この90がわたしは大好き。
夏なら冷で、秋~冬はぬる癇で♪
余ったら料理酒に。
と大活躍。
あっさり料理酒にできるのも、1.8Lで1869円というお値段だから。
精米率が低いと雑味が…という人もいらっしゃいますが、雑味も味のうち。
塩だって、塩味以外にミネラルの味がするから美味しいんです。
雑味があると本当においしくないのか、ぜひ、ご賞味ください♪
ごちそうさまでした☆

2008.11.28

■”本物の行方”――「日本酒」②

「日本酒」①はこちら

前回の記事はなんとなく、「三増酒」が悪い、「アル添」が悪い、という内容になっています。
じゃぁ「純米酒ならなんでもいいのか」というと、そういうわけではないのです。
“吟醸”信仰というのも、わたしは疑問に感じています。
「純米吟醸」「純米大吟醸」というと、なんか高くて美味しいイメージ、ありませんか?

「純米酒」と「純米吟醸」と「純米大吟醸」の違いは、すごく簡単。
“精米率”の違いです。
“精米率”とは、米の表面を削っている割合のことで、わたし達が白米として食べているお米の精米率は90~95%程度。
玄米を5~10%程度削っている、ということです。

純米吟醸は60%以上、純米大吟醸は50%以上と決まっています。
つまり、お米本体の40%以下しか材料として使われていない、ということです。
どうしてそうするかと言うと、その方が独特の吟醸香と言われる香りと味わい深さが生まれるからです。

吟醸酒を否定するわけではなく、わたし自身、飲みやすいし美味しいとも思います。
ただ、材料を削っている分、コストがかかって値段の張るお酒になるのも事実です。
「百薬の長」として、毎日飲めるお酒ではないのです。
ワインやその他のお酒にも「特別なお酒」があるように、晴れの日とか、ちょっと贅沢をしたい時のお酒だと思うのです。
それを「吟醸酒だけすごい」「吟醸酒ならおいしい」っていうは、違うよなぁと感じるのです。

その吟醸信仰を増進させているのが「ラベル」ではないかと思います。
日本酒のビンに貼ってある「○○賞受賞」「金賞受賞」というラベル。
これはこのお酒がその賞を受賞した、という意味ではありません。
その賞を受賞した蔵が作っているお酒です、という意味にしかすぎません。
品評会には品評会用の大吟醸が出品されるのが普通なので、たとえ大吟醸であっても、その大吟醸が受賞したお酒とは限らないのです。
しかもその賞を取るための条件を揶揄した言葉が「YK35」。
これは「精米率65%以上」(残り35%以下のお米)の「山田錦」という酒作りに適したお米を使って、「協会酵母」と言われる日本醸造協会で頒布している酵母菌で仕込んだお酒は金賞を取れる、という意味。

山田錦というお米は、兵庫県・灘で作り出された日本酒を造るのに非常に適した稲。
ヨーロッパでワインを造るためのブドウを研究して作り出してきたように、日本酒をおいしく造るためにひたすら研究開発されてきた稲なのです。
芋焼酎といえばコガネセンガン(という芋の種類)、というのと同じくらい、日本酒用の米といったら「山田錦」。
決してお米の大産地や食用の米の有名ブランドがあるわけではない兵庫県・灘の酒造家と農家の、努力と執念の賜物なのです。

ちなみに、日本酒に適したお米というのは、でんぷん質の含有量が多くたんぱく質・脂肪・灰分の少ない、大粒で高精米に耐えうることのできるお米。
食べて美味しいのは逆に、たんぱく質・脂肪・灰分の多いお米。
この食べて旨みと感じる成分が、日本酒造りでは雑味となってしまうのです。
つまり山田錦は、食べて美味しいとは思えない米しか作れないという逆境から生み出されたお米なのです。

協会酵母自体も「きょうかい酵母」というブランド酵母で、品質が安定したものです。

それなのになぜ「YK35」と揶揄され、わたしが疑問視するのかと言いますと。
じゃぁ「地酒」の意味がないじゃん、と思うからです。
酵母菌はそもそも、空中にどこでも浮遊している菌です。
だから糠みそは勝手に発酵するし、味噌や醤油も発酵することができたのです。
でも「同じ糠」「同じ作り方」を守っても「糠床」の味が各家庭によって違うように。
「手前味噌」という言葉が生まれたように。
酵母菌は各家庭、地方によって微妙に違います。それによって味の差異が生まれるのです。
「YK35」でも、すべて同じ味のお酒ではないし、造り手や蔵によって味は違います。
また、美味しいものを求める上で、最上のものを求めるのも当然でしょう。
それでも「地酒」というからには、その蔵にある酵母で、その地方のお米で作ってこそ、その地方の味なんじゃないかな?とわたしは思うのです。
そういう地酒こそ、毎日飲むお酒、「百薬の長」と言われたお酒だと思うのです。

続く!!

ごちそうさまでした☆

参考:
「発酵道」寺田啓佐著
http://www.mitene.or.jp/~uejima/sakeunchiku.html
ウィキペディ

2008.11.14

■食欲の秋、食育の秋。

なんかもう、冬!?という感じですが。
食材的にはまだまだ秋です!!
紅玉リンゴはあるし、芋類はぞくぞく姿をあらわしているし。
おいしい季節です!!
食欲秋、ついでに食育もちょっと考えてみてはいかがでしょう??

先日。友達と温泉に行ってきました。
美容師見習い3年目のI子と、大学の助手とアルバイトをしているM美。
ふたりとも仕事がいそがしいのと、仕事上、自腹で買わなければならないものが多く、わたしからするとよく病気にならないよなと思うような食生活を送っている。
焼いたケーキをおやつにドライブ中、ふと、食品偽装の話になった。

「安いのは農薬とかなんだって体に悪いのはわかってるけど、安いものしか食べれないから食べている。安全な食品を買えないわけではない人達が中国産だなんだって文句を言う理由がわからない」

と、I子とM美が言っていた。
そして着いた温泉で。
「毎日のように来てるのよ、気持ちいいでしょ?」と話しかけてくれた地元のおばさま達が話していた。

「危ないから中国産は買わないわ」
「でも国産は高いのよね」
「50~100円は違うものね」

毎日のように温泉に来るのに、野菜の100円をけちる理由がわたしにはわからない。
安いのには理由があって。
農薬や除草剤、保存料や合成着色料、いろんなものを使って人の手の数を少なくしているから安いのだ。
その安い理由を見ようともせず、危ない危ないと言い、それでも安さを求めるのはどうしてだろう、とわたしは思う。

虫がついた野菜、形が悪かったり不ぞろいだったりする野菜、健康な状態で育てられた高いお肉。
そういうものに文句を言い、わざわざ農薬や除草剤まみれにした野菜、植物性たんぱく質を動物性たんぱく質にするためだけに工業製品のように生産された肉を安いと喜ぶ。
個人経営がほとんどの農家に対して「作物を安くしろ」と求めることは、労働時間を増やしたくさん作らせ、土が痛んだ分だけ化学肥料を使い、農薬を使わせ、除草剤を使わせるということ。
それは、日本の農家に対しても、中国をはじめとした賃金の安いアジア諸国の農家に対しても同じ事。
コストを削減し合理化するために、なるべく小人数で広大な土地で同じものだけを大量に作り、流通コストを下げるために箱詰めしやすい大きさに揃え、運びやすくするためにおいしさより腐りにくさを優先させる。
そんな工業的な安さ徹底を農業に当てはめるということは、農薬・除草剤・化学肥料を大量に使い、流通に際しても薬剤処理をする、という事。
それを消費者自らが望み、生産者に強要しているという事。
それがどれだけ歪んでいるのかわからないのだろうか。
ちょっと考えてみてください。
農薬や除草剤を、マスク無しで散布している農家の人を見たことがありますか?
撒いている農薬を吸ってしまい、咳き込んだりしたことはないでしょうか。
そんなものを、本当に農家の人は何回も何十回も撒きたいと思っているのでしょうか。
たしかに作物が病気や虫で全滅を防ぐために、農薬を使わなければならない時もあるでしょう。
ですが、わたしたち消費者が”安さ”や”きれいさ”を求めるから使う農薬や除草剤の悪影響を、一番受けているのは誰なのでしょう?

国産の無農薬や有機の食材を買うということは、エコバックやマイ箸なんかよりずっとCo2を出さず、第一次産業に従事する人々の仕事を維持し健康を守り、農地や林業・水産業を守り、国土をも守るということなのです。
何より、”食べる”ということは”命を繋ぐ”ということだと、わたしは思います。
もう一度、何を選んで、何を買うのか、考えてみてください。

※だからって事故米や基準値を超えた作物を輸出する国を容認するわけではありません。
その根本、求めたのは誰? ということをもう一度考えてみてほしいのです。
ま、無理矢理、相手国に圧力かけて輸入を解禁させる国もありますが…

ごちそうさまでした☆

2008.10.24

■菜箸をめぐる攻防。

最近JunkStageでは結婚の話がハヤリっぽいので。(MISAKIさん由佳さんちぃさんとか)
たまにはわたしも結婚生活の話。
一応、ギリギリ食をからめて。

結婚と、同棲には大きな大きな違いがある。

ちいさなことあげれば、同棲はあくまで”同棲”なので、別れるのも楽チン。
役所に行く必要もなければ、免許証の名前の変更のために警察署に行く必要もないし、裁判所のお世話になることもない。

わたしがまず同棲との違いを感じたのは、食事。
今まで、ごはんを作ることは”サービス”だったのに、結婚したとたん”義務”になる。
それは相手も一緒で、養うことが”義務”になる。
外食も”ご馳走する・してあげる”だったのが”当たり前”になる。

そして一番の大きな違いは、”相手の家族”の存在。
例えば、結婚したとたん、まったく知りもしない義父の兄弟とかのお葬式に行かなきゃいけなくなるかもしれないし。
相手が長男や、兄弟の中でも面倒見がよかったりすると、相手の両親の面倒をみなきゃいけなくなるかもしれない。(うちなんか今の所、同居してるし)
「うちは長男でも長女でもないし、大丈夫♪」とか「親が二世帯住宅建ててくれるならラッキーじゃん」とお思いのあなた。

甘い!!!

孫なんぞ産まれればジジババはお金も出してくれるが、口も出してくる。
無責任に甘やかす。
なんだかんだ息子離れできずに、「やってあげてるんだから」と勝手に家にやってきて掃除とかしてみたりもする。(うちの父方の祖母がそうだった…そして母と超仲悪い)
掃除してもらえるなんていいじゃん、と思うかもしれないが、プライバシーなんて観念は存在しないし勝手に家をいじられるストレスが発生。
二世帯住宅だって、「玄関は一緒でいいんじゃないか?」とか言われ、「お金だしてもらってるし」と安易に共有部分を作ってしまうと、友達を呼びにくいとか、靴を揃えなきゃとか、あちらが揃えないのが気になるとか、掃除はどうするとか、余計な気遣いと勝手に背負う責務が、これまた多大なストレスになる。
そもそも、好きな他人(=相手)と生活することだって大変なのに、好きでもない他人(=相手の家族)が密接に関わってくるのだ。
よほど鈍感だったり、気が合わない限り、ストレスにならないわけがない。

さて、同居の我が家。
うちは旦那とは年が離れているので、ほとんどケンカにはならないのですが。
この間、わたしが夜中に泣き叫ぶほどのケンカをした。
原因は、”菜箸”。

痴話げんかは犬も食わない、と申しますが。
そもそもvs旦那ではないからわたしが泣き叫んだりするわけで。

わたしは菜箸を使い分けている。
肉と匂いの強い野菜、魚、野菜、麺、揚げ物、お菓子と。
なぜかと言うと、人間は味覚より嗅覚の方が優れているから。
風邪で鼻が詰まったりすると、味がわからなくなるという経験は誰しもあると思う。
鼻をつまんで飲むと、どんなおいしいコーヒーも、極上の紅茶も、ただの苦い液体にしかすぎなくなる。
また、嫌いな食べ物の理由が「においがどうも…」だったり、鼻をつまんで食べる、というのもよくある話。

はっきり言って、わたしだって一流の料理人や評論家のように匂いに敏感なわけではないので、「美味しんぼ」の海原雄山ような芸当はできない。
菜箸を使い分けてはいるものの、間違えたからってどの料理でもわかるわけではない。
でもバニラの入ってないプリンや、スパイスの効いていないカレーなんて美味しくないのと同じで。
なんとなく魚臭いうどんとか、ニンニク臭いほうれん草のおひたしなんか嫌だ。
だから使い分けているのだけど。

お義母さんは関係なし。
別にわたしはそれを他人に強要する気もないので、同じように使い分けろなんて言わない。
それにお義母さんはあまり匂いを気にするような料理を作らないので問題ないようだし。
必要ないならしなくてもいいとも思う。
だけど。
わたしの野菜用の菜箸で、ニラとニンニクの入った肉野菜炒めを作られたくないし、魚も焼かれたくない。
自分の菜箸を使ってくれればいいものの、嫁への歩み寄りなのか、ただ気にしないだけなのか(たぶん後者)、どうしてか菜箸を共有なさるのだ。
わたしはそれが嫌で、全部洗って漂白剤に浸け、匂いをリセットしてからキッチンカウンターの引き出しから食器棚の引き出しに移動した。
そして旦那に「食器棚の引き出しに入ってるやつは使わないで」と伝えてくれるように頼んだ。

の、だが。
使われてる、my菜箸。
旦那を尋問。「お義母さんに伝えてくれた?」
「いや、まだ。だってそんなことしたらあなたが八つ当たりされるよ。輪ゴムでとめておいたりとか、使われない工夫したの?」とのこと。

……意味、わからないんですけど!!!(怒)

菜箸をわたしと同じように使い分けろと言うなら八つ当たりされるのもわかる。
そんなこと一言も言っていない。
習慣が違うんだから、使う道具を分けましょう、と言っているだけなのに。
ちゃんと収納場所もわけたし。
なのになぜわたしが八つ当たりされなきゃいけないんだ!!

プッチーンとキレたわたし。
道具をさらに移動。さらに菜箸を輪ゴムでまとめ。
「わたしのやり方を押し付けてるわけでもなく、やり方が違うんだから使う道具を分けましょうって言ってるだけなのに、どうしてわたしが八つ当たりされなきゃいけないわけ?
わたしがお願いして同居してもらってるわけでも、居候させてもらってわけでもないのに、嫁ってだけで八つ当たりされなきゃいけないわけ?」とまくしたて。
わかっちゃいたけど、結局男なんてみんなマザコンなんだと痛感して、悔しくて号泣。
「ちょっと待てよ、違うって、そういう意味じゃないって」と引き止める旦那を振り払い、「触るなマザコン」「離せマザコン」「そんなに好きなら母親と結婚しろ」と暴言を吐き続け。
そして決めゼリフ。

「あなたは誰と結婚したわけ!!!???」

いやぁ……たかが菜箸でここまでヒートアップできるとは。
我ながら大したものです。

その後。
「そういう意味ではなくて…云々」と言い訳を聞き。
さらに「わたしにイライラするなら、そんな嫁を選んだ自分の息子に怒るべきだし、そんな女の見る目のない息子にしか育てられなかった自分を恨むべきで、わたしにいちゃもんつけるなんて絶対に筋違いだね! 浮気されて、旦那じゃなくて相手の女にキレる女と一緒じゃん。フン」とまで言ってみる。

結局。
旦那から角がたたないように伝えられたのか、あからさまな「使うなよ」という意思表示に気づいたのか。
菜箸の件は一件落着。
嫁姑問題なのにも関わらず、わたしとお義母さんは同居してから一度も口論をしたことないのが、怖いところです。

ふふふふ……

でも旦那は(こんな我侭で暴力的でやりたい放題、の)わたしが好きだし。
わたしには最強の切り札があるんだもんね。ふふん。

ってことで、ごちそうさまでした♪

2008.10.17

■思い出のアップルパイ。2008

思い出のアップルパイ、今年の話。

24回目の誕生日は、人生で一番さみしかった!!!(ケーキ的に)

実家を出てしまった今、毎年恒例だった「紅玉(りんごの種類)とバター買っておいたよ」という母の言葉もない。
昨年も実家を出てたとはいえ、家の近くに美味しいケーキ屋さんがあったので旦那にケーキを買ってもらった。
旦那はあまりケーキを食べるタイプでないので、ひとりで3つか4つ食べた記憶がある。

しかし今年は。
引越してしまったので、前の家レベルにおいしいケーキ屋もない。
去年同様、りんごとバターを買ってくれる母もいない。

仕方なく自分で近くのカルディ(輸入食材店)で取り扱ってた一番高い強力粉と薄力粉、
欲しかったカルピス(※1)の発酵バター(※2)がないので、食塩不使用バターを購入。
ひとりさみしくアップルパイを焼いた。
その写真がこちら。

1017applepie1.jpg  1017applepie2.jpg

まだ新しく買ったオーブンに慣れていないので、焼き上がりは70点といったところ。
半分は実家におすそわけし、半分はわたしと旦那(が食べたのは2口くらいだけど)で食べた。
個人的には、バニラアイスなんかと一緒に食べるならりんごはキャラメル煮でバターも使ってこってり煮てシナモンをきかせた方がおいしいけど、
アップルパイだけを味わうなら絶対に紅玉で皮と一緒に煮てりんごの香りを強調し、酸味と甘みのメリハリをきかせたほうがおいしいと信じている。
というわけで、紅玉の香りが良い時期にが作ったわたしがアップルパイを、アイスと一緒に食べられるとちょっと残念に感じる。
だったらアイスと一緒仕様で作ったのに…と思う。
さてみなさま。
この時期、わたしに紅玉とカルピスバターを差し入れしてくださると、もれなくアップルパイと交換できます(笑)
パイ生地から作るので、3日前にはご注文ください。
紅玉が特においしい9~11月いっぱいは、ぜひアイスなし用のアップルパイをご賞味ください。
あ、もちろんホールでお渡しします。
ごちそうさまでした♪
※1 カルピス
あの白い飲み物以外の生産品を知られていない、カルピス社のこと。
カルピスを作る際に牛乳から取り除く乳脂肪からバターを作っている。
手に入りやすいのに高品質で、輸入物には及ばないが値段も手ごろ。
(と言っても業務用パッケージで400g1000円、スーパーなどで買うと1200円)
400gサイズの商品では有塩バター、食塩不使用バター、発酵バターがある。
ちなみに、バターは香りが命。酸化してしまっては台無し。
なので、10gくらいにカットして、ラップに包み、ジップロックで密封して冷凍保存がベスト。
冷蔵庫保存なんて言語道断です!!(笑)

※2 発酵バター
乳酸発酵したクリームを使って作るバター。香りがよく、若干の酸味を感じるのが特徴。
ヨーロッパでは一般的に売られているのがこの発酵バター。
パイやバターケーキなど、バターの多く入るお菓子に使うと特に香りがよくなる。
もちろんフランスパンにもよく合う。
非発酵バターは日本・アメリカ・オーストリアで一般的。
ミルクっぽい香りと、甘みがあるのが特徴。

2008.09.30

■”本物”の行方――砂糖

0930guramera.jpg
こちら、インドネシアの砂糖、グラメラ。
さとう椰子の樹液から作ったお砂糖。

今回はお砂糖の話。

インドネシア・バリ島に滞在して感じた”砂糖”。
インドネシア人はとにかく甘いものが好き。
普通に缶やビン入りで売っているお茶も、びっくりするくらい甘い。
「GreenTea」とありながらも、甘い。
「うっ……」とそれ以上飲むのを躊躇するくらい、甘い。

一度、奥さんは日本人で旦那さんはバリ人というご夫婦のお宅でコーヒーをいただいた。
バリのコーヒーは挽いたコーヒーの粉をコップに入れて、お湯を注いでぐるぐる混ぜる。
粉が沈殿したところで上澄みを飲むのです。
「お砂糖、半分で」と奥さんにお願いして作ってもらったコーヒー。
これがまた……喉にからみつくくらい甘い。
お子さんの年齢から推測するに10年近くバリで生活しているようなのですが。
10年という月日の偉大さを感じました。
そして追い討ちをかけるように奥さんが「あ、甘くなかった??」と訊いてくれたのだ。
「……十分甘いです」と答えるしかできなかったわたしです。
そんなインドネシアですから、近年は糖尿病の患者さんがやたらと増えているそう。
そりゃそうだろう。
あんだけ甘いお茶を飲み、甘い物を食べているのだから。

しかし考えてみるに。
元々、砂糖を大量摂取しているお国。
お菓子にはココナッツが大量に使用され、主要な調味料であるケチャップ・マニスは甘~い、ドロっとした醤油。
みりんがないので、料理にも砂糖をよく使う。甘くて辛い味付けが多い。(甘いしょっぱいの「甘辛い」ではなく、唐辛子の「辛い」です)
砂糖の摂取量は日本の基準値を軽く超えていると思う。
でもそれはお国柄で。
その土地の食べ物と言うのは、その土地の風土や住む人の体に合っている場合が多い。
そう考えると、砂糖を大量摂取していたって、そこまで糖尿病になる人は少なかったと考えるの自然だ。
日本食が塩分撮りすぎだからといって、日本人のほとんどが高血圧だったりしたわけではないのと同じで。

では、”近年”糖尿病が増えている原因は何なのだろう。
わたしは砂糖の質の変化ではないかと思う。
もちろん、バイクや車の普及(インドネシアはバイクが多い)による運動量の低下や、食生活における欧米文化の輸入。
油の質の変化などももちろん原因のひとつだろう。
医学的な見地から詳しく調べたわけではないので、あくまで砂糖に限って考えてみる。

砂糖はそもそも、日本であればサトウキビの汁、カナダならメープルの木の樹液、インドネシアなら椰子の木の樹液を煮詰めて精製して出来る。
精製にも度合いある。ものすごく大まかに、黒糖<三温糖<上白糖<グラニュー糖の順番で精製度が高くなる。
精製度が高くなると、すっきりと爽やかなした甘みになり、精製度が低いとじんわりとしたコクのある甘みになる。
何でも精製すれば良いわけではなく、体には精製度の低い砂糖の方がやさしい。

ところが、食の欧米文化の輸入によって砂糖の質が変わってきた。
清涼飲料水に混ぜるには、色のない砂糖の方がいい。
より精製され、分解された糖質の方が良い。
だから日本でも清涼飲料水(ジュースもポカリも)には砂糖を分解してより体に吸収されやすい形にしたブドウ糖や果糖が多く使われている。
ブドウ糖のようにすでに分解された糖質は、すぐに血糖値をあげる効果がある。
だからこそ点滴になどに使われる。
そんなブドウ糖や糖類を大量摂取していれば、血糖値は高くなる。
血糖値が上がるということは、血液中にエネルギー源がたくさんあるということになる。
ブドウ糖はグルコースとも呼ばれ、細胞内に入り込むことでエネルギーとして活用される。
このグルコースが細胞内に入るために必要なのがインスリンというホルモン。
インスリンが分泌され、血液中のグルコースを細胞内に導くことで血糖値も下がり、またエネルギーとして利用される。
インスリンがないと高血糖でもエネルギー源として細胞内に取り込まれることがないので、飢餓状態に陥ってしまう。
このインスリンの分泌に問題が発生し、糖分の代謝がうまくいかなくなるのが糖尿病。
さらに恐ろしいのが、このインスリンが原因の子どもの低血糖である。
子どもがお菓子や清涼飲料水の大量摂取によりインスリンが絶え間なく分泌された状態になり、たまに清涼飲料水などをやめると低血糖状態に陥ってしまうという弊害。
WHOは近年、特にアジア・アフリカ地域での糖尿病患者の増加を、都市化に伴うライフスタイルの変化と、食の西欧化に関係すると発表している。

インドネシアでも日本でも、結局、その国の食事がその国の人の体に合っているということなんですね。
西欧化もほどほどに。

お砂糖は出来る限り、精製度の低いものを。
黒糖やはちみつ、三温糖やてんさい糖など。
白くない、そして日本のお砂糖を使ってみてください。
料理にもお菓子にも、コクがでて美味しいですよ。
もちろん、使う量はほどほどに。

ごちそうさまでした☆

2008.09.07

■Baliの食事情。

現在クラモチはバリへ来ています。
ほとんど観光もマリンスポーツもしていないので、買ったばかりのデジカメには食べ物とスーパーでの写真ばかり(笑)

バリはでは普通の人の給料が日本円で約1万円。1万円はこちらの貨幣で約840,000RP(ルピア)
食事や野菜などはすっごく安い(じゃがいもなんか2キロで10円しない)けど、輸入品や富裕層向けのものは割高。
スーパーで韓国のカップラーメン「辛」は100円しないけど、日本の「カップヌードル」は300円くらい。
どうしてこんなに差があるのやら。
写真は日本食スーパーで売ってたチーズ。3kg価格で表示されている意味がわかりませんが(笑)、100gあたりだと100円くらいかな。
食材としてはやはり高級品の部類。
cheese.JPG

WARUNという現地の人向けのごはん屋さんでは、飲み物つけても1食100円程度なので、わざわざ高いカップラーメンを食べることは少ないんじゃないかと思う。
写真はWARUNのナシチャンプル。ナシ=ごはん、チャンプル=まぜる、の意。
野菜炒め2品と、春雨炒め、高めのいわしのフライ。これで12,000RP=100円くらい。
nasityanpuru.JPG

インドネシアは第二次世界大戦中までオランダの植民地で、独立を日本軍が助けたこともあり、親日家が多い。
日本食スーパーや日本食屋さんも充実していて日本人にはとてもすごしやすい。
しかも、現地の味が口に合うのだ。
タイ料理みたいに辛くないし、ベトナム料理みたいにシャンツァイが大量に使われているわけでもない。
(わたしは両方好きですが)
味付けの基本は塩かケチャップマニスという甘くて濃度のある醤油によく似た調味料が使われる。
ケチャップマニスは主原料も大豆なので、ナンプラーに代表されるアジアの醤油・魚醤よりも日本人の多くには馴染みやすい味。

ただし。
なぜかこちらは基本的になんでも甘い。
インドネシア語日常会話みたいな本に「甘くないお茶をください」という例文が載っているくらい、飲み物=甘い。
普通にお茶を頼んでも「砂糖を入れるな」と言わないかぎり、清涼飲料水並みの甘さまで砂糖が加えられて出てくる。
こちらでよく見るジャスミンティーでもジンジャーティーでもアイスでもホットでも、甘い。
なんというか、日本とは甘さの質が違うのだ。
一般的に使われる砂糖の精製具合とか、原材料の違いによる糖質の違いではないかと思うんだけど。
日本のようにさらとっとした甘さではなく、べったり絡みつくような甘さとでも表現すればいいのか。
でもこれだけ甘いものをがんがん飲んでいても、インドネシア人が太っていないところを見ると、気候や風土に合ってる食生活なんだろうな。
もしくは、その精製されてないであろう砂糖の質が良いに違いない。

次回はスーパー事情を。

ごちそうさまでした☆

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