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2007/07/30

はじめまして!

わたしの職業はスポーツドクターです。
でも皆さんがご存知の怪我や外傷を治療してくれる整形外科のスポーツドクター
ではありません。
スポーツ選手やスポーツチームもサポートしていますが、
スポーツを診るというドクターではなく、
スポーツで診るというドクターを目指しています。
スポーツという素材であらゆる人のQOLをサポートするという
まったく新しい広義の医療です。

もともと内科の医者をやっていたわたしの人生の方向性を変えた出会いが2つあります。
1つはパッチ・アダムスというアメリカの精神科医です。
ロビン・ウイリアムスが主演した映画でもおなじみです。
彼は笑いという素材で、人のQOL、すなわちクォリティー・オブ・ライフを
サポートすることの社会的意義を訴え活動している人物です。
病気や死と闘う医療だけでなく、生きるときの質を高めるアプローチ、
特に心の面で豊かに生きることの大切さを主張しているドクターです。
このパッチ・アダムスの活動理念に触れ、人生の方向変換を決めました。
病院にいる通常のドクターはやめようと・・。

2つめの出会いはみなさんご存知、かの有名な『スラムダンク』の著者井上雄彦先生。
『スラムダンク』を使ってメンタルトレーニングを
いろいろなチームにメンタルトレーニングを始めている頃、
思い切ってこれを書籍にして多くの方々の人生の質の向上サポートになればと考え、
思い切って井上先生に相談申し上げたました。
すると、まったく無名のわたしの考え方に賛同をいただき、なんと快諾を得たのです。
下北沢の日本料理屋ではじめてお会いしたときのドキドキした気持ちをいまだに思い出します。
それで生まれた書籍こそ『スラムダンク勝利学』(集英社インターナショナル)です。
おかげ様で今でも重版を重ね30刷りのベストセラーになりました。
スポーツがあらゆる人の人生を心の面から豊かにする力を持っているという
わたしの考えに井上先生の賛同を得られたことはわたしに人生の大きなターニングポイントになったのです。

大学の研究室を止め、現在のエミネクロスというオフィスを東京・南青山に出す決心が
ついたのも井上先生の力強いお言葉があったからこそだと思います。
それからというもの、わたしの活動はスポーツクリニックにとどまることなく、
スポーツの社会的・文化的価値を世の中に創造する
さまざまな活動へと進んでいくことになったのです。

普通の内科医だったわたしにとって、想像をはるかに超える今といえます。
でも私自身がスポーツに囲まれ、日々幸せであることは間違いありません。

さて、わたしのヒストリーはこのくらいにして、
スポーツの社会的・文化的な価値について考えてみたいと思います。
スポーツが単に競技や体育としてだけでなく、
世界中に存在し続け消滅しない大きな理由として、
「スポーツは医療であり、芸術であり、コミュニケーションであり、教育である。」
というのがスポーツの真実だとわたしは思っています。

もし、ほんとうにそうだとすると、スポーツは単なる競技ではなく、
体育でもなく文化なのではないかと・・・。

スポーツがなぜ、医療であり、芸術であり、コミュニケーションであり、
教育なのかといえば、スポーツはあらゆる人々に、
元気と感動と仲間と成長をもたらしてくれるからだとわたしは思っています。
スポーツはこの人間のQOLを維持・向上するために必要な元気と感動と仲間と成長そのものなのだと。

だから、スポーツはそれぞれに対応して、スポーツは医療であり芸術でありコミュニケーションであり、教育なのです。

スポーツの中でもわたしは自分が中学から大学までやってきた
バスケが飛び切り大好きです。
このブログでいろいろなスポーツ・バスケの情報やわたしの思いを伝えていきます、
お楽しみに!

ブログでメントレとかもいいなあ・・。

スポーツドクター辻秀一

辻秀一のHPはこちら

2007/07/30 12:34 | Sports | No Comments

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