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2010/07/01

Webメントレ
このコーナーは、読者やJunkStageメンバーからのご相談に対して、
スポーツドクターである辻秀一が回答をしていく連載です。
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今回の質問者:読者・32歳男性
仕事におけるチームプレーについて

「辻先生、こんにちは。私は今年の4月から管理職になった、某メーカーの者です。
これまでは、現場で目の前の仕事をこなしていけばよかったのですが、チームのマネジメントをやらねばならず、正直言ってア タマを抱えています。
というのも、我が社は、よいことなのですが、年齢や中途・新卒といった垣根がなく、社長の意見などもダイレクトに伝わってくる風通し のよい会社です。
現場の時は非常にやりやすかったのですが、妙な上下関係などがないことが、逆にチームをマネジメントしていく上で難しいポイントに なっています。
たとえば、商品のブランディングを考える際に、とてもデキるのですが入社1年程度の者にまかせるには心配になってしまったり、プロジェクトリーダーに若い者を置いて、ベテラン社員はいやな気持ちがしないかどうか?など・・・
単なる「上下」という関係ではなく、あくまで適材適所に配置している、という考え方を持ちたいのですが、バスケチームの監 督経験もある辻先生にアドバイスをいただければ嬉しく思います!」

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回答:辻秀一より
必要なのはマネージメントよりリーダーシップ

質の高いご質問ありがとうございます。
管理職の役割はドラッカー的にはマネージメントですが、わたしは上下や階層に関係なく組織に必要なのはリーダーシップだと考えています。リーダーシップとはその組織のパフォーマンスを向上させる人間力のある人です。
パフォーマンスは常に何をとどうやって の2要素で構成されているので、何をに対しては的確な指示を、一方どうやっては心の状態なのでそこを支援して心を良い状態にでき ることが重要です。
この指示と支援のバランスがよく、支援すなわち人をフロー状態にできるコーチ力があることが必須です。
コーチ力と は人の心の普遍的原則にしたがって、わかってあげたり、見通してあげたり、応援してあげたり、見せてあげたり、楽しませてあげる力で す。
また真のリーダーは組織目線を持っているので、組織全体にミッションや理念や目標を共有させる努力をしている人です。 人はそれぞれの生き方をしてきたので、目標や理念などを言葉だけで提示しても、すぐに1つになってやる気ができるかといえばそんなに 簡単ではないのです。ミッションとは組織の存在意義、理念とは精神的ルール、そして目標はそれを社会に表現するために設定 するもの。
これらについて話し合うことをいとわず、コミュニケーションを繰り返していくことで、構成員も自分の役割を理解 し、組織にビジョンが生まれ、強く楽しい組織やチームになっていくのです。
それを自分のこととしてやり遂げる人がリーダーシップのあ る人だと思います。残念ながら日本の企業には管理する人はいますが、リーダーシップの高い人が少ないように思います。ぜひ がんばってください。応援しますよ。

2010/07/01 07:00 | ■Webメントレ! | No Comments

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