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2010/01/14

Webメントレ
このコーナーは、読者やJunkStageメンバーからのご相談に対して、
スポーツドクターである辻秀一が回答をしていく連載です。————————————————————————————————————–

今回の質問者:読者・29歳会社員
優先順位の上手な付け方

「辻先生こんにちは。
私は仕事でもプライベートでも、優先順位をつけるのが下手なのか、
やりたいこと、やらなければならないことどちらも、つい後回しにしてダラダラと遊んでしまったり、どうでも良い事を熱心にやったりしてしまいがちです。

また、何かをやり始めても集中力が続かず、15分もすると他の事に気を取られ、結局完遂できないか、とても時間がかかることが多くて悩んでいます。

優先順位をうまくつけるにはどうしたら良いか、
また集中してひとつひとつ確実にこなすためのヒントなどがありましたら教えて下さい。
宜しくお願い致します。」
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回答:辻秀一より
過去より今、未来より今と自分に言い聞かせる習慣づけを行いましょう。

人間の脳は楽(らく)したいという仕組みを有していてほっとくとその仕組みに支配されるように誰でもできているのです、というようなことを脳科学者の茂木健一郎さんもおっしゃっているほど人は楽(らく)したいのです。それはあなただけではありません。
ただこの楽(らく)したいに支配されずにやりたいことややらなければならないことをやる人は他の脳の使い方をしっかり持っているのです。まずはどんなことにもなぜやるのかの理由を考え意味付けをする脳の使い方です。このやらされていること、やらなければならないことはなぜやるんだろう?自分にはどんな意味があるんだろう?自分の行動を動かすような意味や理由を考え見つけ出す脳の習慣です。部屋はなぜ片付けなければならないんだろう?その方が仕事が捗るから?それではなぜ仕事が捗った方がいいのだろう?それは自分の時間ができるから?なぜ自分の時間ができた方がいいのだろう?24時間で好きなことができるから?それはなぜ?のような脳の使い方です。そのなぜの使い方をしているうちに自分の行動を促すエネルギーの源泉を見いだすことができるのです。
またやりたことをする人は自分の思いを大事にするという脳の習慣があります。自分の理由や意味づけで行動する一方で、自分がしたいからやるということのみを理由とする習慣です。いつもいつも自分は何がしたいんだろう?と考え、自分がしたいからこれをしているんだと・・・。今なぜこの仕事をしているのですか?自分がしたいから!この会議になぜ参加するのですか?自分がしたいから!今日は自分は何をしたいのか?だからするんだと・・・。思いを源泉に生きている自分を創り出すのです。この2つの脳の習慣が行動を起こすエネルギーの源泉となるでしょう。やってみてください。
また集中を起こすには、今に生きる。今するべきことをする、これしかありません。集中していないときの人間の脳はほとんどが過去のことか未来のことを考えてしまっているときです。今に生きるために、過去より今、未来より今と自分に言い聞かせて生きることです。段々とそれがスキル化してくると自然に集中している状態がやってくるはずです。また集中していない自分に気づいたら、思考が過去か未来にまで行っていることにも気づいてほしいと思います。とにかく実践してみてください。

2010/01/14 11:22 | ■Webメントレ! | No Comments

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