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2014/03/30

ライブ活動をしていると「いかに多くの方に聴いていただけるか」
ということはよっぽどの有名人でない限りずっと付いて回るもの
だと思います。いい音楽だけやっていてもダメ、知ってもらって
注目してもらってナンボ。そのためにもっとこういう曲を作ったら、
とか、何かとコラボして企画を立てたら、とか、外見を磨いてビジュアル
で売ったら、とか、共演者で話題を作れ、とか、、、、色々×100
くらいアドバイスをいただくのですが。
「無理して売れてもしょうがない」
これが今の私の心情です。いずれ変わるかもしれません(笑)
もちろんライブハウスも共演者も生活があり、まったくお客様の
いないところで演奏するつもりもなく、自分の音楽を知っていただく
ための努力は続けていきますが、でも自分のやりたい音楽や表現と
離れて付随する条件や状況で売る、ということはしたくないんです。
不幸な話をつけたら売れる?賞と獲って話題になれば売れる?ビジュアル
をきれいにすれば売れる?こうやってエスカレートしていけばどんどん
実像の自分から離れていって最後にはペテン師になっちゃうんじゃない??
究極はそう思うんです。

最近複数のライブハウスで、私のプロフィールも性別も国籍もわからない
状態でCDを流していただいていて、お客様が注目してくださった、と
いうお話を聴き、とても嬉しかったです。自分のいないところで、まっさらな
状態で音楽を聴いて気に入ってもらえる、それは音楽の力だけでお客様の
心に訴えることができた、ということではないかと。。。。

やっぱり「いい音楽だけやっていても」ではなく「いい音楽をやっていくだけ」
しかないんだな、と思います。

2014/03/30 08:38 | ジャズのお仕事 | No Comments

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