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2010/10/16

「時計台の中って、ホールがあってコンサートもできるらしいよ」

 小耳にかじったのが今年の春。その話を聞いてすぐに「やるっきゃない!」
と飛びついて、気が付いたら飛行機に乗って時計台に予約に行ってました!

 それから半年、周囲の方々の多大な協力を得て、10月7日、
無事CD発売記念コンサートを開くことができました。

 北海道の地に帰るたびに、この土地が今の私を作ってくれたんだなー
ということを再認識します。おおらかで細かいことなんて気にしなくていいよ、
って言ってくれてる、でも大自然の中に繊細な美しい風景が広がる札幌。。。。

 その故郷を象徴する歴史的建造物の中で、私を育ててくださった札幌の
皆様の前で、いつものトリオメンバーと演奏ができて、喜びで一杯でした。

 来てくださった100人余りの皆様、暖かく、熱く見守ってくださり、
ありがとうございました。

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 地元の時計台での演奏経験者は、口々に音響面の難しさを語っていて、
(木造で天井が高く、とても音が廻るのです)かなり覚悟して行ったのですが、
いろんなところに跳ね返って、そして自分のところに還ってくる音が、とても
心地良かったです!

 20時ちょうどに鐘が鳴るのでみんな困る、と事前に聞いていて、何か利用
できないかなーと、、、、ちょうどジャズ批評誌で賞をいただいた「星合」
これは全編フリーの演奏。何でもありだし、鐘の音とコラボもありかな、と思って、
この時間に「星合」を演奏できるように計算してみました。予定ではアドリブ中に
鐘がなるかな、と思っていたのですが、前の私のトークが長くて(汗)
テーマの部分に重なり。。。でもとてもそれが自然に溶け込んでくれました。

 たまにあるのですが、音を出した途端に、その場所の空気と音がすっと
混ざって同化する感覚。今回の時計台の中でもそれをとても感じました。
場の空気によって演奏は変化することは、普段のライブハウスでの演奏でも
実感はしていますが、こういう場面に出くわすと、本当に不思議な、そして
幸せな感覚で満たされます。この瞬間があるから、音楽を続けていられる
んだな、と思いました。

dsc00058-1.jpg

 

2010/10/16 04:10 | ジャズのお仕事, 雑記 | No Comments

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