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2011/07/31

お酒とジャズ

 ジャズといえばお酒、と連想される方、多いと思います。
実際、ジャズの生演奏を入れているお店でお酒を出さないお店
のほうが少ないのでは・・・。
 日々演奏する場所も、音楽とお酒の需要の割合はその場所
によって様々です。料理やお酒もありながら、ライブ時は静かに
演奏を聴く、というライブハウス。適度にお酒とおしゃべりを
楽しみながら聴いてもらうという姿勢のジャズバー、ラウンジ。
そして、主にお酒と男女の語らいが目的で、雰囲気作りとして
ジャズの生演奏が使われるクラブのような場所・・・。
 カラオケがなかった時代はお店の専属バンド、いわゆる
「ハコバン」全盛期で、生演奏の需要もとても多かったですが、
カラオケの普及、バブルの崩壊・・・どんどんミュージシャンの
職場は減ってきました。でも大分少なくなったとはいえ
どのミュージシャンも、スケジュールに出さないスポットライトの
当たらないBGMの仕事も多かれ少なかれ持っていると思います。
 でもこういう仕事が侮れない。お客様のリクエストが来れば
できるだけ弾けるようにどんどん曲を覚える。どんなときでも
演奏できる精神力も養える(笑)経験を積む場としても貴重で
あります。

 ただやっぱり、私は自分自身があまりお酒を飲まないので
お酒に特化した場所での演奏は苦手なほうではあります。
どっちかというと美味しいものが出るレストランとかカフェの
ほうが好きだなあ。。。ちなみに外山安樹子トリオのメンバー
は3分の2が下戸でございます。(って3人しかいないけど)
で全員食いしん坊です。(バンマスが一番食いしん坊という
説あり)
 
 いま私は、いわゆるショットバーのようなミュージックチャージを
いただかない形で音楽を提供する、という現場が2~3件
ありますが、ありがたいことにどのお店もお客様が演奏に耳を
傾けて下さるし、スマートでステキなお店ばかりです。
 そんな場所でお客様とお話しながら、普段どんな気分で音楽を
聴いて下さってるのかなーなんていうのもわかって勉強になります。
  先日、バーでお客様とお話していてちょっと残念なことを
ききました。知り合いと行った初めてのジャズバー。ミュージック
チャージのことを知らずに行って2,3曲リクエストして弾いて
もらっただけで、かなりの金額を取られてしまったとのこと。
明朗会計じゃなくて、言い値のようなお店・・・まだあるんですね。
 初めて触れるジャズがそういう場所だったら、、、ジャズのイメージ
がダークになってしまうなあ、、なんて思って悲しくなりました。
 もちろんそういう世界のお客様にジャズ界が支えれているという
現実もありますが、、、、やっぱり自分としてはもっと気軽に、
お酒が飲めなくてもジャズを楽しんでほしいと思っています。

 今までもカフェや昼間ライブには取り組んできましたが、そういう
企画、いっそう頑張っていきたいと思っています。もし昼間に
演奏してほしい、イベントやりたい、なんて方がいらっしゃったら
一緒にやりましょう!!

2011/07/31 11:37 | ジャズのお仕事 | No Comments

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