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2011/09/21

もう1週間以上経ってしまいましたが・・・
去る9月11日、JunkStage第三回公演「瑠璃の彼方に」に参加。
無事終了しました!

前回と前々回のコラムにも書いたように、
今回はJunkStageのイベント初参加。そして演劇に初挑戦。
また、テーマ曲を初書き下ろし…と初めて尽くしのドキドキ体験。
一度の打ち合わせの他には、前日の合わせと通し稽古にしか
参加できず、スタッフの皆様をきっとヤキモキさせたことでしょう、すみません。

でもスギさんの脚本コンセプトがしっかりしていて、バシバシと
何かが伝わってくる。私たちパフォーマーは、何も余計なことを考えずに
いつものような表現を精一杯すれば良いようになっていたのだと思います。

そしてそれは、ひいてはこのJunkStageコラムという場所での表現に
つながるのだな、と思いました。

 代表の優さんをはじめ、スタッフの方々が、私たちライターが書きたい
ものを書きたい時にいつでも表現できるように準備しておいてくださって
いるのが、このJunkStageという場所なんですね。

そして、公演後の打ち上げで、公演を見に来てくださった沢山の他の
ライターの方々とお話をする機会も貴重でした。普段「表現する」ということ
を直接仕事にしている人もしていない人も、コラムや仕事や、どこかで何か
を伝える「表現者」として生きていることは共通なのだな、と話の中で
思いました。

  JunkStageという場所の中で繋がる人たちが共有する喜び、悲しみ、悩み
を分かち合う・・・そしてまた勇気をもらって明日へ進んでいく・・・JunkStage
公演はそんな場所でした。

 さあ、また明日から自分のできる限りの表現を、胸を張って続けていこう!!

 明日からは台風が懸念されますが、新潟ツアーに行ってきます。
新潟の皆さんの前で良い演奏ができますように・・・頑張ります!

外山安樹子ライブスケジュール
http://homepage2.nifty.com/akiko-toyama/LiveSchedule.htm

03:38 | JunkStage公演 | 瑠璃の彼方に・・・ はコメントを受け付けていません
2011/08/25

Junkstage舞台公演まで、あと3週間を切りました!

今年で3回目を迎えるイベント。昨年の9月末からライター
の仲間入りをさせていただいた私にとっては初めての
参加になります。

前回のコラムで、テーマ曲の作曲エピソードについては
書いてしまったしなぁ…なんて思って、何を書こうか、書き
あぐねておりましたが、今回の公演に参加する自分の
心情について素直に書いてみようと思います。

異業種交流会ってありますよね。ブルーカラーの方々が
よく開催しているような…。ミュージシャンの中にも、異業種
交流が得意なタイプ、そうでないタイプがいるようですが、私は
その中間くらいかなあ…。決して積極的なほうではありません。
映画やドラマ、CMの音楽など担当されている方は常に他の
創造物との関わりやバランスを考えながら創作活動をしている
と思いますが、ライブ活動が主のミュージシャンはその世界だけ
で完結してしまいがちです。日ごろから他の創造物にアンテナ
を張っておくことも大切です。
…というのは分かってはいるけれど、休みの日はつい寝ほうけ
てしまうワタクシ。反省。実際に仕事で他の分野の方と共演する
と決まってからその分野について調べたり、教えてもらったり。
今までコラボしたのは、絵画、社交ダンス、珈琲(私の曲の題名を
商品名にしてもらったのです)、、、くらいでしょうか。あとは、私の
曲を聴いて小説を書きたい、と言ってくださった方がいますが、
途中までで止まっているようです。

これらのコラボは、必ず私の曲が先にあって、そのイメージで
作品を作ってくださったり振り付けをしてくださったり・・・逆のことは
今までほとんどなかったのです。

そして今回の舞台公演。
脚本を読み、詞を読んで、イメージを作る、という体験をしました。
そして大異業種交流なわけです(笑)最初お話をいただいた時には
どうなることか、、、と自分の中でとても不安でしたが、話が具体化
していくとそんな不安は吹っ飛びました。とにかく皆さんプロ!ただの
異業種交流じゃないのです。一芸に秀でた人たちが集結して一大
プロジェクトに携わっている・・・そんな感じです。そういう場面では
自分は自分のできることを十分に能力を発揮するだけ。それで大丈夫
なんですね。

これから稽古も始まりどんどん形が見えていくと思います。どんな形
になるのか、参加する私もとても楽しみなのです。

03:55 | JunkStage公演 | JunkStage公演、参加によせて はコメントを受け付けていません
2011/08/08

 JunkStageのライターさんの一芸がぐぐっと結集する
年に1度の舞台公演が、9月11日に吉祥寺スターパインズカフェ
にて行われます!私は今年初参加。今回この舞台公演の
テーマソングを作らせていただきました!作詞は演出のスギタクミさん。
 詞を読んでイメージを膨らませたかったので、詞を先に書いて
いただきました。詞に曲を付けるのは、ほぼ初めての経験。どんな
風に作るのだろう・・・自分でもわからなかったのですが(笑)
いただいた詞を読んでいたら、自然とその詞に合う曲が頭に
流れてきました。詞の特徴を生かしながらメロディーを展開
させていく作業はとても面白かったです。
 どんな作品に仕上がったか、興味のある方は是非9月11日に
いらしてみてくださいね。生演奏もあります。

 というわけで、普段は曲だけを書くことがほとんどな私ですが、
どんなときに、どんな風に曲を書いているの?と質問されること
が多いので、この際書いてみようかな、と思いました。

 だいたい最初のテーマは日常生活を送っている最中とか、
ベットの中とか、電車の中とか・・・ピアノの前に座っている
時というのはほとんどありません。浮かんだら、すぐにはメモ
せずに頭の中で繰り返してみる。少し時間を置いても覚えて
いるようだったら「このメロディーは使える」と判断して(あくまで
自分基準です)続きを作るため、まずはメモ。
 このメモの段階で放置されるものもあれば、すぐに続きが
作られるものもあります。モチーフメモだけで終わったものは
数知れず・・・。

 そして、続きも、すぐピアノの前に向かって作るわけでは
ありません。頭の中で鳴らします。頭の中ではどう鳴ってる
の?というと、オーケストラのように壮大な音の時もあれば、
ピアノの音のときもあるし、サックスやトランペットなどの時も
あります。ピアノの上で指を使って作ると、どうしてもピアノ
らしい、その枠に収まった曲にしかならないような気がします。

 続きもある程度決まって、今日は曲になりそう!と思ったら
ピアノの前に向かいます。録音しながら頭の中で鳴っていた
ものをイッキに演奏して行きます。その過程でかなり直しが
入ることもあるし、すんなりといく場合もあり。

 こうしてだいたい1曲が完成します。

 一度夢の中で自分が曲を弾いていて、それを聴いていた
横の人が「それは良い曲だから書き留めなさい」と言って
くれて、慌てて起きてメモした、ということがありました。
 作曲してる人は一度は体験することではないかと思うの
ですが・・・。でもいつもこうして夢の中で作れたら、いいです
よねえ。。。(笑

 そんな曲たちが詰まった、新しいCD、好評発売中です。
プロモーションビデオもあるので見て聴いてみてくださいね♪

『Ambition』外山安樹子トリオ:PV

購入はこちらから
http://homepage2.nifty.com/akiko-toyama/Ambition.htm

01:03 | JunkStage公演, ジャズのお仕事 | 曲が思い浮かぶのはどんなとき? はコメントを受け付けていません