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さて、9月のコラムでも書いた新しいアルバムの進捗状況です。
とりあえずジャケットのデザインが決まり、CDが少しづつ
形になってきています。
そして、ジャズ雑誌にもインタビューが載る予定です。掲載
されたらまたお知らせしますが、インタビュアーの方がとても
鋭くて、本当に面白いインタビューでした。自分の気づかない
ところまで気づいてくださったり、悩んでいたところをズバリ
指摘されたり!!
CDという形で自分の演奏や作品を残すのは本当にこだわり始める
と際限がなく、とても大変ですが、でも喜びでもあります。
こうしてできた作品をお披露目するライブが決まりました!
JZ Bratは、3枚目のCD発売記念ライブでもお世話になりましたが、
音響も雰囲気もお料理もスタッフさんも最高で本当に素敵な
空間をお客様と共有できて幸せでした。この4枚目のアルバムも
このJZ Bratでぜひ皆さんに体験していただきたいと思って
おりますので、よろしくお願いします!!
♪♪外山安樹子トリオ 4thCD発売記念Live ~『Nobody Goes Away』~Jazz
11月5日(火)渋谷「JZ Brat」
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
(渋谷駅 南改札西口より徒歩3分)
http://www.jzbrat.com/
外山安樹子トリオ:関口宗之(b)秋葉正樹(dr)
1st:Start 19:302nd:Start 21:00(入替なし
予約¥3,300 当日¥3,800学生¥2,500(要学生証)
(未就学児童は無料です)
当日は、CD即売会もあります。定価3000円のところ
この日限定で2500円で発売いたします。
ご予約は
03-5728-0168(平日15時~21時)または
http://www.jzbrat.com/liveinfo/2013/11/#20131105
もしくは私まで直接連絡をください。
ambition.akiko@gmail.com
5月はリーダートリオをたくさんやりました。
まずは今月一番のトピックは故郷札幌での二年ぶりのレギュラートリオツアーです。
18歳までいた札幌ですが、ジャズの活動は東京で始めたので、北海道のジャズシーンと繋がりが出来たのはここ最近。4年前から、何度かの来札を重ねて、今では次回を楽しみにして下さるお客様も増えてきました。一人ひとりのファンの方の草の根的な応援、そして何より母が集客や色々な面でバックアップしてくれて、今回も無事ツアーを終えることができました。
演奏した3箇所、全部が違う雰囲気で演奏内容もそれに合わせて色々と変化があってとても楽しかったです。
2日間、3日間と来てくださったかたも何人もいらっしゃいました!
1日目の札幌「紙ひこうき」は、私が初めて札幌で演奏した時の会場、懐かしくも一番新しい自分が出せる場所です。
2日目の小樽「グルービー」、小樽での演奏自体が初めてで、どんな感じになるのかドキドキでしたが、沢山のお客様に来ていただけて、演奏もとても濃いものになりました。パラゴンのスピーカーもあって音にもこだわるマスターの配慮が生演奏のしやすさにも現れていました。
3日目の札幌「渡辺淳一文学館」こちらはホールということもあり、響きがとても美しくて、上品な?演奏になりました!沢山のお客さまに驚くほどCDもお買い上げいただき、感激。
アンケートにも、土曜の午後のジャズライブがよかったという声、
関口さんのベース渋いね〜〜秋葉さんのドラム鳥肌、という声も。
3日間を通して、札幌や北海道にちなんだ曲も沢山演奏しました。地元の方々にも共感していただけたようで、やはり故郷には共通の原風景があるんじゃないかな、と思いました。
そして、関東に帰ってきて、千葉と東京で2つのライブ。
どちらの演奏でも偶然「3人でなく、まるで沢山の人が演奏しているようなサウンドでした」と感想をいただきました。
これは本当に嬉しい感想で…というのも、私の頭の中にあるサウンドは常にオーケストラサウンドなんです。それをジャズの小さなフォーマットでアコースティックに表現したい、と思いながら演奏しています。
だから、それがお客様の耳にも届いているんだな、と思うと、励みになり、また一層の努力をせねば、と決意しました。
サウンドの立体感はCDだけではなかなか伝わりません。これからも少しでも多くの方にライブ演奏を聴いていただけるように頑張らねば!と思います。
皆さまもぜひ一度、生のトリオサウンドを体験しにいらっしゃって下さいね!
6月14日(金)20時半~
江古田「そるとぴーなつ」
http://homepage3.nifty.com/salt-peanuts/index.html
外山安樹子(p)トリオ:関口宗之(b)秋葉正樹(dr)
この日は、「外山安樹子バースデー2日過ぎちゃったライブ」です(笑)
6月29日(土)20時半~
市川「HSTrash」
http://red.zero.jp/h.s.trash/
外山安樹子トリオ:中江裕気(ts)関口宗之(b)
7月12日(金)20時~
ひたちなか「サムシング」
http://www.justmystage.com/home/something2/top.htm
外山安樹子(p)トリオ:関口宗之(b)秋葉正樹(dr)
7月20日(土)20時~
吉祥寺「Strings」
http://www.jazz-strings.com/
外山安樹子(p)トリオ:関口宗之(b)秋葉正樹(dr)
来る5月9~11日の3日間、札幌と小樽の3箇所でレギュラートリオメンバーでのライブがあります!関口宗之(b)秋葉正樹(ds)両氏との札幌での演奏は1年半ぶり。この1年半は、プライベートで色々な出来事があったので、こうしてまた同じメンバーで再訪できることは、感慨無量です。
初日の夜は札幌は大通の「紙ひこうき」30年以上続くお店です。ガラス張りの店内にグランドピアノ、アットホームで爽やかなライブになると思います。
二日目は、小樽での初の演奏となります。こだわりのJAZZ喫茶として開店して10年、グランドピアノも入り、東京からもビッグネームが訪れるライブハウスです。
そして、最終日11日は、昼間の公演で、渡辺淳一文学館の「ドラマティックライブ」企画として登場!
札幌市の共催協力もあり、緑に囲まれたホールでの演奏、とても楽しみです。
11日分のチケットは大丸•道新•ヤマハなど札幌市内プレイガイドでご購入いただけます。
また9日10日はそれぞれのお店へのお電話でも大丈夫です。
スケジュール詳細
5月9日(木)20時〜
札幌「紙ひこうき」
http://www.kamihikouki1977.jp/
札幌市中央区南1条東2丁目7番地
予約お電話:011-221-9737
ミュージックチャージ3000円(要オーダー)
5月10日(金)19時半~
小樽「グルービー」
北海道小樽市稲穂1-3-13 M・Sビル B1
予約お電話:0134-27-5759
ミュージックチャージ3000円➕ドリンク500円
(ご予約のない場合当日料金500円が追加されますので、是非ご予約下さい)
5月11日(土)13時半開場14時開演
渡辺淳一文学館ドラマティックライヴ
『外山安樹子トリオ Ambition』
札幌市中央区南12条西6丁目
(問)011-551-1282
http://www.ac.auone-net.jp/~bungaku/
入場料3000円
以上メンバーは
外山安樹子(p)関口宗之(b)秋葉正樹(ds)
音楽に限らず、絵画・小説・演劇・・・・
芸術作品を鑑賞する時には必ず解説やその作者の
プロフィールなどがつきます。
プロフィールはその作者の経歴や受賞歴、人柄など
作品への「とっかかり」としては必要なものである
と思います。でも、そのプロフィールが時には
その作品の評価の邪魔になっている、、、そんなこと
あると思います。
ジャズの現場でもまたしかり、かと思います。クラシック
と違って学歴なんて関係ないでしょう?なんて思われたり
しますが、でも「ニューヨークへ留学した」とか「著名な
ミュージシャンと共演した」とか、「○○賞受賞」とか
そういったことがステータスであったりします。もちろん
そういった事実は素晴らしいことであると認めた上で以下を
読んでいただけたらと思います。
ジャズリスナーの方は、ジャズが好きで玄人はだし
の方も多いのでアンテナを張っている方も多いですが、
一般にはジャズのライブハウス、雑誌、評論家の方、
プロモーターの方々などが新しいジャズミュージシャンを
発掘し紹介し広まっていくことが多いと思います。
その分野に詳しくなればなるほど、知れば知るほど
経歴で人や作品を判断しがちになってしまいます。これは
自戒の念もこめて。でもそこでこそ、まっさらな気持ちで
聴いてもらえたら、、、と思うことが沢山あります。
有名じゃないからうちには出せない、もっとビッグネームと
共演するとか話題性があることやらないとダメ、音楽の内容と
関係ないところで断られてしまう。もちろん今のご時勢ですから、
沢山の人が確実に興味を持つことにしか手を出せない、
というのもわかります。でも、やっぱりそういう目、耳でしか
判断してもらえないんだな、と思うと悲しいです。
そういった意味で経歴に華々しいものがない私ですが
まっさらな心で聴いて認めてくれた方々に支えられて
ここまで来ました。今振り返っても、どこの馬の骨とも
わからない私の演奏を認めて推薦してくれた方々、本当に
勇気ある決断と行動、、、ありがとうございました。
皆さんもこんど何か音楽を聴く時、本屋さんに行く時、
美術館に行く時・・・プロフィールを一切見ないで作品に触れて
みませんか?そしてまっさらな心で「自分はどう思ったか」
感じてみませんか?
さて、今週末は『昼JAZZ』推進プロジェクト(勝手に
命名)として昼下がりのピアノトリオライブです。昼だから
と言って軽く聴きやすいもの、、、というのではなく夜とほぼ
同じ内容で聴き応えあるものを、と思っています。
昼間しか出かけられない方、普段夜のライブに来てくださる方
も、夜には違うライブに行けて1日有効活用できますよ。
先月のツアーを経て作った新曲をはじめ、新鮮なラインナップ
で演奏したいと思っています。
7月29日(日)14時~大塚「GRECO」
http://www.greco.gr.jp/
東京都豊島区北大塚1-34-18
予約・問合せ 03(3916)9551
外山安樹子トリオ:関口宗之(b)秋葉正樹(dr)
チャージ\3000
今まで異分野とのコラボ、いろいろありました。
画家さんが私の曲を聴いて画を描いてくださったり、
競技ダンスで私の曲に合わせて踊ってくださったり、
コーヒーに曲の名前をつけていただいたり、
曲を聴いて「書」を書いていただいたり、etc・・・・
そして今回また一つ、面白いコラボができました。
先日、私の生徒から一通のメールが。
「私が通っている歯医者さんが、外山先生のアルバムを
気に入ってくださって・・・」とのこと。よく聞いてみると
なんと、このJunkStageに同じライターとして参加されている
根本啓行先生のことだったのです!なんという偶然。。。
http://www.junkstage.com/nemoto/
(同じくライターの太田祥三さんは、根本さんのお知り合いで
さらに、CDレコーディングメンバーの関口宗之さんと同じ
大学のジャズ研だったという繋がりも判明。根本さんも太田さんも
お会いしたことはまだないですが、いつかお会いしたいですね。)
その後メールのやり取りなどいたしまして、なんと
根本歯科室さんとのコラボが実現!その内容は、と言いますと。。。
私のアルバムの中にある「Bassi Samba」という曲。これが
実はおととしの夏に上下の親知らずを抜くことになり、とても
不安だったけれど、結果的に上下とも5分とかからずスッポリと
抜けた!という喜びを曲にしたものです。
先生の歯科室の「口腔外科」のページ内、親知らずの抜歯について
書かれている記事の中で紹介していただきました。
『抜歯や治療の前日などで不安な気持ちの方がいらっしゃいましたら、
ぜひ繰り返しお聞きください。』
http://www.123-418.com/3-7.html
私の曲で不安が少しでも軽くなったら嬉しいですね。
根本先生、歯科室の患者さん向けに定期的に通信も発行して
いらして、その中でもアルバムを取り上げてくださいました。
ご自身もジャズを聴きこんでいらっしゃる音楽にも造詣の深い方で
そのような方に紹介していただけて嬉しいです。
そして、もう一つのコラボ作品が9日に完成します!
今年の私の誕生日と初の関西方面ツアーを記念して作った
特典CD。ジャケットは高校の同窓生の先輩、根崎三枝子さんが
「Nostalgia」(オリジナル曲)を聴いて書いてくださった油絵
です!!
内容はトリオ盤未収録のオリジナル3曲(Nostalgia、Snowing Town、
1111)と、スタンダード4曲(All the ThingsYou Are、
But Not For Me、など)。そして2ndアルバム『All is in the Sky』に
収録されている「Springlake」のカラオケ版をボーナストラック
として収録しました。トリオ3人のバッキングが2コーラス入って
おります。メロディーやアドリブをこれに合わせて練習してくださっても、
はたまた鼻歌で歌ってくださってもオッケー!いろいろ使ってください!
9日のバースデーライブとツアーでは抽選で1名様にプレゼント!
そして9日以降のトリオライブでは1500円で販売もいたします。
ぜひよろしくお願いします。
●6月9日(土)18時開場 19時開演
六本木「SOFTWIND」
http://www.softwind.jp/
外山安樹子トリオ;関口宗之(b)秋葉正樹(dr)
チャージ:2800円
先回のコラム、いつも以上に色々な方から共感の
メッセージをいただき、とても嬉しかったです。
ありがとうございます。
ジャズという音楽は「即興性」と「構築性」の
二つがうまく融合できる魅力的な音楽だ、と書いた
のですが、この話しをさらに考えていくと、面白い
なーと思ったのでつらつらと書いてみます。
クラシックやポップス、ロックを聴く時に皆さん
が期待するのは何でしょうか?「あ、この後にすごく
好きなフレーズが来る!」「これこれ~~~」という
『再現性』という方、とても多いのではないでしょうか?
ベタな例ですが、昔のヒット曲を何十年か後に
その歌手が歌う、歌手自身は成長しているし、もっと
違う歌い方ができる、でも聴く人は「昔のアレ」を
待っていて、別にアレンジなんてしなくていいのに、
って思ってしまう。
マイケル・ジャクソンはツアーのバックバンドにも
CDと一音違わぬ演奏を要求したそうです。お客さん
はCDを聴いて、あのCDの音を生で聴きたいと
思っているんだから、違ったらダメなんだ、とマイケル
は言うのですね。
クラシックに至っては変えることなんてはなっから
許されていません。
自分の耳に慣れた音楽を聴くこと、もちろんこの
心地よさは否定しません。大好きなメロディーならば
何度も聴きたい、そう思うのは当然です。そして自分の
脳裏に刻まれた音は、それと共に閉じ込められた沢山の
記憶を呼び起こしてくれます。(いわゆる青春の1曲
ってやつですね)
ではジャズはどうか?いわゆる「テーマ」部分は譜面が
あって皆が知っている曲も多いです。とはいえ、アドリブ
に入ってしまえばそこは未知の音の連続。聴くほうも未知
だけれど演奏するほうも未知。
その未知の部分をどう受け取ってもらうか、が演者の
力量であり、聴き手の力量でもあるわけです。
・知っているメロディーじゃない
・この後どうなるかわからない
・いつまで続くのかわからない、
というものを聴くのは、結構辛いことでもあると思うのです。
でも、そうでなくて
・初めて聴いたこんないいメロディー
・この後どうなるの?ドキドキ!
・いつまで続くのだろう、いつまでも続いてもいいな
という演奏を演者もしなければならないと思います。
自分のオリジナル曲も「この曲が聴きたいな」と思って
もらえる「再現性」の魅力と、「今日のあの曲の演奏は
どういう展開になるのだろう?」という「即興性」の
魅力を持った演奏をしていきたいなと思います。
最後にひとつ告知です。
以前から昼間のライブをやりたい、と書いていましたが
都内で自分のトリオで初めて昼間ライブが決まりました!
4月7日(土)大塚「GRECO」
http://www.greco.gr.jp/
14時頃~17時頃まで
隠れ家のような一軒家で、寛ぎながら音楽を
聴いていただけます。スタインウェイのグランド
ピアノも入っています。
詳細決まり次第またご報告しますが、今から
ぜひご予定に入れていただけたら嬉しいです。
遅ればせながら新年明けましておめでとうございます!
今年の正月は、毎年元旦の朝から並ぶ、近所のイ○ーヨー○ドーの
千本引き(要するに千本限定のクジ引きです)で、家人が3等を当てまして
おめでたい年明けでございました。
私の仕事始めは5日のS楽器浦和店でのレッスン。6日は品川アトレで
BGM。そして7日は江古田「そるとぴーなつ」にてトリオ初めでございます!
「そるとぴーなつ」さんはジャズ喫茶として始まって30年。
音楽を愛するマスターのステキなお店です。チャージもリーズナブルで、
カワイのセミコンサートグランドもあります。
出演回数を重ねてこのセミコンともやっと仲良くなってきたかな、という
ところ。きっと新年もバリバリと鳴ってくれるでしょう~!今から楽しみです。
ぴーなつ食べ放題なので、みなさまもご自分の年の数だけぴーなつを食べ
ながら今までの1年1年に思いを馳せていただいて・・・ってこれは節分か!?
まあいいや!(笑)ぴーなつ食べつつ音楽に耳を傾けていただけたら、と思います。
年始の数々のイベントも重なるであろう7日ですが、ぜひぜひ、
ライブ初めは外山安樹子トリオで、よろしくお願いします♪♪♪
************
1月7日(金) 20:30~23:00(2セット)
そるとでジャズ・ライヴ
外山安樹子(p)トリオ:関口宗之(b)秋葉正樹(dr)
ライヴチャージ 1000円(入れ替え無し)、
テーブルチャージ 500円(ナッツ類食べ放題)、
ドリンク類 500円~、
従いまして、ミニマム料金は2000円です。
Jazz Bar そるとぴーなつ http://homepage3.nifty.com/salt-peanuts/index.html