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おはようございます。
今日は引き出物などで昔はよくつかわれていた和菓子のご紹介
もちろん、今でも使う人はいますが、最近は洋菓子や選べる引き出物が多くなってしまって和菓子の需要は少なくなりました。
「五つ盛り」
「三つ盛り」
と言って大きいお菓子を折に入れます。
値段や箱の大きさで違うのですが、普段紹介しているお菓子の倍以上はあります。
松・竹・梅・鶴・亀・鯛
などめでたいものを表現したり。
そのお祝いの内容に合わせて作ったりとします。
素材も練り切り・羊羹・きんとんなど、同じものがないように組み合わせていきます。
なので、味も見た目もとても楽しめる折ですよ。
来週は敬老の日です。
アタシの勤め先は敬老の日の前日の日曜日にお祭りがあるので、老人会の敬老会は前週の日曜日にやります。
つまり、今日ですね。
敬老会ではお赤飯や紅白饅頭をくばったり、紅白饅頭とお弁当でお祝いしたりするそうで、和菓子屋には紅白饅頭やお赤飯の注文がたくさんきます。
なので、敬老の日の朝は和菓子屋は大忙しです。
今日は夜中の2時から仕事を始めました。
漬けておいたお米をささげ(赤飯に入ってる豆)の煮汁で赤く染めます。
それを蒸かして、容器に詰めます。
包装してできあがり。
量がたくさんなので、とっても、時間がかかります。
だから、夜中からやらないと間に合わないわけですね~。
無事納めるとホッとします。
それから、いつものよぅに仕事します。
だんだん暖かくなってきましたね。
とは、言ってもまだまだ寒いのですが。。。
最近使えなくなった帯で「お買い物バッグ的な鞄」を作るのがちょっと楽しくなってきてるワタクシなのですが。
もうすぐ雛祭りですねぇ~♪
桃の節句★
初節句の方はお祝い準備で大忙しかな??
私も和菓子屋サンなので忙しいですね。
そうれは、そうなんですが、今回はこんなものをご紹介♪
なんと!
抹茶のケーキ(和菓子)です。
生クリームなどの乳製品は使っておりませぬ。
うちのお店の社長サンが作ったんですが、最初は↑これだったわけなんですが。
パートサンに「地味ねぇ、お葬式の注文みたい」
と言われてしまったところ・・・・・
まぁ!なんと!!金!!
いやいや、シックで素敵。
落ち着いてる大人の雰囲気というか。。
生クリームが食べられない方のご注文だったらしいのですが、
すてきな記念日になったのではぁ~♪
と思います。
そして、薔薇の部分を拡大♪
アタシもお店もったら、こーゆー注文受けたいなぁ。
敬老の日とお彼岸、和菓子屋はとっても忙しかったです!
敬老の日は紅白饅頭とお赤飯。。。
お彼岸ではおはぎやお団子です!
わっせわっせと毎日作ってました!
敬老の日は紅白饅頭の注文が大量に入ってました。
鈴木家の紅白饅頭
箱に入れて包装します。
皆さん和菓子を頂いたら、早めに召し上がってくださいね~。
時間がたつとどんどん味が落ちますので♪
お赤飯はもち米に小豆またはささげの煮汁で色づけをし、豆を混ぜて蒸しあげたおこわのことです。
お祝いなどによく使いますね。
北海道の方では、赤飯に甘納豆を入れたりと地方によって、お赤飯もさまざまな作り方、味があるそうです。
昔から、赤い色には邪気を祓う力があるとされていることから、赤飯が慶事などに使われるようになったとされています。
また、仏事などに使う地方もあります。
最近、誕生餅の注文がたくさんあります。
一歳のお誕生日のお祝いの昔から伝わる行事です。
呼び方はほかにも、「一升餅」、「一生餅」、「背負い餅」「ころばせ餅」などがあります。
一般的には、誕生餅を風呂敷で包み、子供の背中に背負わせます。
1歳まで無事に成長したことをお祝いすると同時に「一生健やかに」と願いをこめてお祝いします。
一生食べ物に困らないという意味も込められています。
昔は長男だけがやる行事で、誕生餅を背負わせ転ぶと、家からでない。
つまり、家業をついでくれる。という意味もあったそうです。
今では、風呂敷に包むのではなく、リュックなどに御餅をいれて背負わせる方もいるそうです。
昔からあるのは、丸い楕円の御餅(一升)に「寿」と書いたものです。
写真の左側のものですね。
最近では、「寿」の文字と「お子様のお名前」を入れるお客様が増えてきました。
また、おおきすぎるから。とか、女の子だから、といって一升の御餅を半分ずつ、紅白になさるお客様もいらっしゃいます。
終わったあとは切って食べます。
これは、お正月に食べる御餅と同様に調理していただかればと思います。
大きいので、なかなか切るのも大変ですが、お菓子屋さんによっては、持っていけば切ってくれるところもあります。
一歳のお誕生日を迎えたら是非やってください^^