2015/09/23

8月後半ソロモン諸島に行き、9月より全く何事もなかったの如く平常生活に戻っておりますが、

つい先週、謎の高熱に3日ほど攻撃を受けて凹んでおりました。

計った体温のピークは39.8℃。

悪寒も走り、こりゃ完璧にマラリアだ…

と確信しながらも、発熱が日没後だったので病院に行けず、

解熱剤で紛らわす…。

というのが木曜日で、金曜日病院に行き、

ひたすら待たされて、診察というより、問診で終わり、

マラリア蔓延国に行った経過も話したので、血液検査をしてもらう。

そして、結果は午後出るので来て、というので午後行くと結果待ちは変わらず。

やはりな。出ないならでないって行ってくれればいいのに…。

結果は月曜日にwwww

マラリア蔓延国であれば、高熱、悪寒で即マラリアを疑われ、

2,30分で血液検査の結果が出る。

トンガにはマラリアがなく、医療が基本的に遅れているので、

マラリアに対して重要視されておらず、普通の血液検査の感覚でやってくれるんですよねぇ。

その辺が怖い所。

きっとデング熱だと、結構すぐ判定してくれると思うんだけど。

解熱剤が聞いていたので、職場に行き、ちょっと事務処理をやって

そのままベッドの中で過ごす。

土曜日も基本同じ。

薬が切れ始めると、だんだん寒さを感じるようにって毛布に包まり、

解熱剤を飲むと、逆に一気に暑くなって汗びっしょりになる。

当然、毛布は蹴散らかしておりまして、気が付くと寒くなってたり…。

週末な~んとなく復調し始め、今週は平常通り生活を送っております。

 

で、月曜日の午前中、病院に出かけ、恐怖の血液検査の結果を聞く。

マラリアキャリアになるかどうか…

結果、ノンキャリ

じゃぁ、この熱はなんだったのかというと不明のまま。

まともに診察されてませんからね。

聴診器すら当てられてないし…。

とりあえず、今はほぼ問題なく回復しておりますので、

ご安心ください。

若干、頭痛が残ってますが。

 

先週末の大いに盛り上がった日本対南アフリカのラグビーの試合は

病気のため、というか、時差が12時間あるので、確か夜中の4時とかそういう時間。

寝てました。

正確に言うと、その4時間前、トンガ時間で日曜日に変わった夜中の12時、

トンガ対グルジアの試合が始まりました。

ぼんやりと見ようと一旦テレビをつけた所、

放映していない…

金曜日は赤い服を来てトンガ代表チームを応援しようと、

国中で盛り上がっているのに、放送されないのか?

ということは日本戦も放送されないなと確信し寝たわけです。

ナゼ放送されなかったかというと、

 

日曜日だから

 

恐らくこのコラムの中でも何度か言及しておりますが、

トンガの日曜日は安息日で、営業行為、娯楽行為は基本的にアウト。

テレビ局も営業していない(笑)

わけではなく、キリスト教関連の放送のみとなっております。

なので、どこぞの教会の日曜礼拝やミサのライブ中継だったり、

テレビ局は提携している外国局(?)の放送で、キリスト教関係の番組を垂れ流したり…。

ちなみに、日曜日になった12時、トンガ放送局から切り替わった番組は

オーストラリアのABC放送(だったと思う)で、

オーストラリアン・フットボール(ラグビーとサッカーを融合しいたような特殊スポーツ)を放映してました(笑)

自分たちの主導権じゃないとはいえ、

結果、他局のスポーツ番組を放映するんなら、

特例かなんかをもらってトンガ戦のライブを流せばいいのに…

と思ったのは僕だけじゃないと思います。

トンガ戦、日本戦は後日録画で放送されました。

という訳で、今夜は日本―スコットランド戦ですね。

トンガ時間では日が変わって夜中の2:30から。

夕方からがっつり寝て、12時過ぎに起きて、

カヴァクラブに行ってトンガ人のおっさんたちに紛れて応援しようと思います。

トンガにも日本チームファン多いんですよ。

超親日国家ですしね。

では、また。

2015/09/23 09:52 | トンガ王国 | No Comments
2015/09/01

トンガに戻ってきた鈴木です。お元気ですか?

 

前回の投稿で書いた通り、2週間ほどソロモン諸島に行ってきました。

旅程は

8月15日トンガ→ナンディ(フィジー) (Fiji Airways)

8月16日ナンディ→(バヌアツただし機内待機)→ホニアラ (Solomon Airlines)

8月25日ホニアラ→(バヌアツただし機内待機)→ナンディ (Fiji Airways)

の予定が、ダブルブッキングで乗れず(笑)

8月29日ホニアラ→(バヌアツただし機内待機)→ナンディ (Solomon Airlines)

8月30日ナンディ→スバ(バス移動)

8月31日スバ→トンガ (Fiji Airways)

と、こんな感じ。ダブルブッキングのお陰でフィジーの予定がキャンセルで

まるまるソロモン諸島満喫コースになってしまいました。

宿泊は以前所属していた修道会、サレジオ会にお世話になりました。

最初の一週間はヘンダーソン国際空港そばのDon Bosco Technical Institute。

僕が2004年から2007年にかけて活動拠点だった場所。

学校職員たちも殆ど総入れ替えで、僕の知っている人は数名のみ。

あと、工業学校でして、いろいろと拡張されてまして、

殆ど知らない学校になってました…。

実際、その一週間何をしていたかというと、主に、知人巡り。

JICAさん、大使館さん、ソロモン警察音楽隊さん、在留邦人さんなどなど…。

当時、携帯電話もメールも殆ど普及しておりませんで、

その後全く音信不通になっていましたので、

直接訪問すること以外方法がなく、

そして、訪問すると、一瞬固まって思い出してくれるのが面白い。

あれから8年経ってるんですね。

実はRAMSIという平和維持警察みたいなのがまだ続いてまして、

少数ですがトンガ警察からも派遣されております。

ので、ソロモンから帰国してきた警察官が、僕にピジン語で話しかけてきても、

もうすっかり忘れてしまってまして、

今回どんなものかと心配していましたが、

実際に行ってみると、出るわ出るわ(笑)

ブロークン英語のピジン語なので、トンガ語よりも断然スムーズに。

全然問題なかったです。

訪問先で、ちゃっかりと自分の会社の宣伝もしてきました。

なにか引っかかってくれるかなぁ…と期待しつつ。

ホニアラの街はどうなってたかというと、

どうやら中国人やアジア諸国の商人たちが入ってきて、

結構建物も乱立し、車は月100台以上のペースで入ってきて、

ものすごい大渋滞と雑踏の街でした。

この辺は8年前とは比べ物にならない。

 

2週目はテテレというヘンダーソンから田舎側に15kmほど進んだ場所。

僕も3回ほど引率をしたことのあるDBVG(ドン・ボスコ海外ボランティア)が

こちらに来るということでしたので、DBVGに乱入。

基本的にホニアラ市内からヘンダーソン空港辺りまでは電気が通っており、

そこから更に進むと電気なし。

ジェネレーターで発電するか、ソーラーパネルでバッテリーに充電して使うか…。

明かりは灯油ランプとか…。

こちらサイドに行くと、僕の見知ったソロモンの世界が広がります。

それでも、「勝手に」建てた住居なども増えており、若干発展しております。

そして、テテレのDon Bosco RTC(Rural Training Centre)という

農業、畜産系の職業訓練校。

ホニアラの変貌っぷりにはびっくりしましたが、

RTCの変貌っぷりには度肝を抜かされました。

僕の知ってるテテレはもはやありません。

街中の発展は勝手にそれぞれやっているような無秩序的な印象ですが、

こちらの学校は、美しく、きちっと、計画的な発展という印象。

学生も全寮制で、雰囲気もよい。

DBVGメンバーと一緒に作業をしつつ、生徒と交わり、

僕が担当した時の作業物を眺め、

周りに広がる美しいソロモンの風景を楽しんできました。

2週間でスッキリリフレッシュして帰ってきました。

 

ソロモン以外は行きにナンディで一泊、

帰りにナンディとスバで一泊しております。

 

これで、今年の有給は使いきって、

恐らく来年末帰国すると思うので、

まるまる一年以上連続休暇はお預けです。

 

あ、あと、今回利用した4つの空港

トンガ、フィジー(ナンディとナウソリ)、ソロモンそれぞれで

友達に出会いました。大体トンガ人ですが。

オセアニアは、恐ろしく狭い世界です。

さて、9月になりました。

有給も使いきってしまいました。

あとは働くのみ。

一年以上トンガから出国することはたぶんもうないでしょう。

遊びに来てください。

2015/09/01 09:49 | DBVG, ソロモン諸島 | No Comments
2015/08/14

お盆休みという響きを全く聞くことがなくなったこの10年ですが、

明日土曜日(8月15日)より、2週間ほどバカンスを取ることにしました。

有給2週間を一気に使いますので、今年は日本帰国なし…。

で、どこに行くかと言うと、古巣の

 

ソロモン諸島

 

2007年9月に去って以来なので、ほぼ8年ぶり。

ソロモン諸島は2001年より何度か行き来があって、2004年から3年過ごした場所で、

ソロモンを出国する際、「どうせ戻ってくることがある」

とどこかで思っていて「じゃ、ちょっと行ってくるわぁ!」

的な雰囲気で帰ってしまった。

正直ね、ソロモン諸島とかそんなに行く場所じゃないんですよね(笑)

 

ノニジュースの生産ピークは日本で言うと冬から春。

年越してから気温が上がり始め、4月辺りでピークを迎えます。

ノニは夏の果物なので、

今の時期は正直なところ、閑散期。

というわけで、有給をこの時期に頂きました。

予定では8月15日午後、トンガからフィジーへ。(飛行時間約1時間半)

翌日朝、フィジーからバヌアツを経由してソロモンへ(飛行時間約4時間)

意外と遠い…。

ちなみに飛行機はその後パプアニューギニアへ向かう。

パプア―フィジー間の国際エアバスと言った位置づけかな?

滞在場所は元職場の修道院の一角。

お客さんが泊まれる場所があるんです。

元々そこに住んでたので、修道院長に連絡を入れてすんなりOK。

出発する明日は、その修道院(サレジオ会)の創立者(ドン・ボスコ)(1815-1888)の生誕200周年記念式典の真っ最中。

生誕地イタリアのトリノでは盛大なお祝いがなされているようで、

世界各地に広がったサレジオ会の事業所では、同じくそれぞれイベントがなされる予定。

僕が行くソロモンのサレジオ会の学校でも同じ。

ちょうど到着時刻付近はイベントの真っ最中で迎えに行けないかも…

と連絡があった。

まぁ、そうでしょうね。

でも、いいんですよ。

空港から徒歩5分ですから。

果たして8年ぶりになるソロモンはどんなに変化しているんでしょうか?

(してなかったりして…)

2001年初めてソロモンに行った時は国内民族紛争明けで

2回目の2003年はRAMSIという治安維持部隊の1次隊が入った翌日で、

2004年移行は治安とともに道路補修など結構一気に整備された。

2004年辺りまでサレジオ会のもう一つの支部に行くのに1時間車でかかってたのが、

2007年あたりでは15分で。

たった10kmの距離なんですけどね。

という訳で、明日より2週間楽しんできます。

 

 

2015/07/24

ヒンヤリ快適なトンガよりこんにちは。

私の本業はノニジュースの製造販売なんですが(会社としては貿易業)、

先日来られた皇太子さまご夫妻から大使館経由で注文を受けまして、

納品致しました。我が社のノニジュース、遂に日本の皇室へ向かいます!!!!

来られた際に見てもらうお土産品サンプルを一本提供して頂けませんか?と頼まれたのが先月末。僕個人的な感覚としては、

「買ってもらいたいけど、口に入れるものなので、まずないだろう。」

ああいう人たちの食事とか、事前に毒味とかあるんですよね?勝手な想像ですけど。

そんなわけで、ありえないと思ってましたけど、見てもらう程度でもいいかなぁと提供しました。

そして、トンガに来られ、トンガを去っていく皇太子様ご夫妻。やっぱりお土産でノニはないよなぁ…。ちょっと残念だけど。

その後大使館から「サンプルは大使がお買い上げになるとのことで支払いは〜」と言う話になり、こちらとしては全然問題ない。

するとまた暫くすると、「少しで申し訳ないんですが、お土産として購入させていただきます」

えええええぇぇぇぇ!?!?!?!?

どうやら、飛行機に間に合わない民芸品、工芸品などもあったようで、後日発送するらしい。

もう帰られたので完全にないものと思ってたのでびっくりした。

ちょうど大使と会う機会がありまして、驚いたと伝えた所、

「ノニジュースの説明がうまくできなくて、百聞は一見にしかずでサンプルを開封して試飲しましたよ」と。

皇太子さまご夫妻に、ノニジュースを試飲させた大使、グッジョブです。

 

そして、本日大使館に持っていく。

ゲートのセキュリティー(よく知ってる人)に「アポとってんの?何それ?」みたいなこと聞かれたので、「大使館に爆弾を(笑)」と返答。

笑って流された。

そして、ビル一階の入り口に差し掛かった所、黒塗りの車がピタッと横付け、運転席からトンガ軍の軍人さんが出てきたので、

「あ、王室の人だ」

と一歩下がって道を譲り、誰が出てくるのかみていると、よく知っているトンガの皇太子様でした。

この皇太子とは、以前お祭りでたこ焼き焼いて、食べてもらったことがある。

ワークセッションで一緒になったことがある。

飲み屋で完全にお友達状態になる。

と言う感じで、向こうも僕の名前を覚えてる。

すると、向こうから「おぉ!鈴木!!久しぶり。元気にしてる?」みたいにガンガンにトンガ語で話しかけてきて、握手。

ノニジュースの箱を持ってたので、手が塞がってたので、

皇太子がドア空けてくれた。

やべ、皇太子にドア空けさせちまったよ、自分。

そして、先に入る(笑)

その瞬間セキュリティーを兼ねる軍人さんが一番慌ててた。

中のエレベーターで、軍人さんが先にエレベーターを押し、入って皇太子を待つ。

当然僕は、隣のエレベーターを待つつもりで動かず。

すると皇太子が「何してんの?はやく乗りなよ」と。

エレベーターの中で、トンガ語で会話はガンガン進む。

「それ、ノニジュース?」

「はい、日本の皇太子さまご夫妻がお土産にって」

「へぇ、良かったねぇ」

みたいな?

というか、自分、ものすご〜く失礼なレベルで、ため口叩いてるよなぁ。

知らないって恐ろしい…。

皇太子にドアを空けさせるわ、ため口叩くわ、

そういう自分にちょっとビビってたりする自分が

小心者なのか、図太いのかよくわからない。

ま、こう気軽に話しかけてくれる皇太子さまがいい人なんですよ。

 

なんか偶然にこんな所で日本の皇太子さまとトンガの皇太子さまとノニジュースでつながりました。

日本の皇室にもお土産に持って帰られたノニジュース

季節等で若干中身は変わりますが、100%のピュアノニジュースです。

「変わる」と言っても、ノニの収穫時期や年度による個体差の意味合いでの「変わる」です。

基本、成分調整は致しておりませんので。

日本国内でのお求めは、こちらからお願いします。↓

http://www.pijpn.co.jp/noni/index.html

トンガで製造したノニジュースを、そのまま日本でボトリングしたものです。

2015/07/24 02:17 | トンガ王国, 日本 | No Comments
2015/07/14

戴冠式が終わり、トンガで一番のHeilala Festival(ヘイララフェスティバル)も終わり、戴冠式の装飾だけ(たぶん朽ち果てるまで)残されたトンガからこんにちは。

ちょっと前のことですが、日本でかなりココナツオイルブームがあったようです。あれは、まだブーム中なんでしょうか?ネットで調べてみたところ、こちらからするととんでもない高値で売られているようでビックリしました。原価とかその辺を知ってると、ぼったくり以外ナニモノでもない…。ヴァージンココナッツオイルねぇ…。

ココナツオイルは大きく分けて二種類ありまして、ココナツの中の白い部分を一旦天日干しなどで乾燥させてから搾るものと、フレッシュなまま搾るものの2つ。前者の乾燥ココナツは「コプラ」と呼ばれ、そこから取れるオイルは茶色(飴色?)をしています。それに対してナマのまま搾ると無色透明。今ブームになっているのはもちろん後者です。後者のフレッシュのものも厳密には2種類ありまして、原材料をグラインドして加熱してから搾るものと、非加熱で搾るもの、正確に「ヴァージンココナツオイル」というと非加熱のものを指すそうですが、加熱工程を含めたものもヴァージンココナツオイルとよぶ場合もあるようです。

どうも、美容健康に滅法効果があるとかで、でも、500ml前後で3000円ってありえないでしょ。どう考えてもお気軽に常用できない。

という訳で、多少手間はかかりますが、ご自宅で作ってみては如何?

 

まずはお近くにある椰子の木に登って、ココナツを3つほど取って、(もしくは落ちているココナツを拾って)割って、ガリガリっと削る…

と言うのは無理なので、もっとお手軽にコンビニやスーパーに行って「ココナツミルク」を購入。できれば無添加のもの。材料はこれだけ。

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こう言う缶詰だったり、業務用の1Lパックだったりでいいです。

 

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鍋に入れて、過熱する。ただそれだけ…。

 

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ネットでググった話だと「1時間ほど強火で」と言うはずだったのに、あっという間に沸騰して吹きこぼれ、慌てて火を消す。鍋が小さかったのかな?という訳で、弱火にして再加熱。しかし、ストーブが汚い…。

 

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35分位でボコボコと、別府の坊主地獄のような状態に。この辺いろいろと飛び散るので顔は近づけない(笑)

 

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40分すぎ辺りから、離乳食のようなドロドロになって、失敗したと思った所、その後脂分と分離し始める。いよいよ。

 

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およそ一時間後、キッチンペーパーで濾す。絞った後のものも、ほんのり甘くて美味しかったりします。

 

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800mlのココナツミルクから24gのココナツオイルが取れました。日本円にして300円プラス光熱費という感じでしょうか?ココナツを拾える環境があれば、光熱費だけでいけますよ。ちなみにこのココナツミルクはいろいろ添加物が入ってまして、全然ピュアココナツミルクじゃなかったです。

 

ちなみに商用のものなどは、粉末にして、それをフライパンみたいなものの上でパラパラになるまで加熱し、それを圧搾機にかけてオイルを搾る方法と、ココナツミルクを作り、それを2,3日放置することによって発酵し、プロテイン、オイル、水の三層に分離させ、オイルのみを抽出するという方法でオイルを取り出します。発酵分離させる方法がいわゆる伝統的な方法で、もっとも自然に近い状態のオイルだそうです。本当の本物のヴァージンココナツオイル。

時間の余裕のあるときに作ってみては如何ですか?

2015/07/14 06:33 | トンガ王国 | No Comments
2015/07/06

一日遅れましたが、昨日トンガでは皇太子さまご夫妻と在留邦人+日本関係のトンガ人、合計13名との御接見がありましたので、その様子をサクッと。

午前中は戴冠式の行われたメソジスト派の特別礼拝にやはりラッパ吹きとして参加しました。でも、メインの合唱団はNZからのグループだったので、大した問題はなく、そこはサクッと。メインの団体があると、基本的に一曲演奏するだけなので、それ以外は座ってお話しを聞くのが中心なんですが、いかんせんトンガ語がメイン。今回に限っては海外からの訪問者も多かったので、英語もだいぶ使われましたが、それでも、やはり気が付くとフラついているんですよ(笑)。バッチリ写真とられてしまいました。

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その後は、同じ楽団メンバーで、警察音楽隊員の親友に正式なタオヴァラ(巻スカートの上に巻くゴザみたいなもので、寝てる写真の薄茶色のもの)を拝借して、御接見に備える。通常僕が使っているタオヴァラは中国製の安物で1000円前後のものなんですけど、本物になると3万円〜くらいする高価なものなので、持ってません。

ネクタイ着用(=スーツ)と事前に通達がありましたが、実はスーツはあっても革靴を持ってきていないという、ありえない「ビジネスマン」な日本人でして、常日頃からトンガの正装でどんな行事にも参加してましたし、そもそもスーツ嫌いなんです。画一的なユニフォームみたいで。今は涼しいですけど、日中基本的に日本の夏みたいな国でスーツはムリです…。と言うわけで、事前の通達時に「トンガの正装はokですか?」と確認し、サンダル(ストラップ付きでこちらでは議員たちもはいているような奴)も一応OK。と

戴冠式前日の金曜日に、巻スカートも新しく購入し、準備万端で、ネクタイを…と探しても見当たらない。そう言えば最後にネクタイ締めたのいつ???その時間4時半前。トンガは大抵4時半で閉まってしまう店が多くて、ネクタイを売っていそうな所はまずその時間。ネクタイ探してる時間はないと、片付け始めた店に飛び込んで、濃い青と黒と二本購入して、最悪事態は回避(笑)。センスないネクタイ…orz。

大使館に向かう前に、連絡がありまして、「サンダルはいいですけど、足の指が見えないようにお願いしますね」って、それって、ダメってことじゃん。先に言ってよ。で、靴下はいてみると異常にダサくて、これはありえない。でも、この手のサンダルは、トンガ人はオフィシャルな場でも普通履いてるから、これならいいだろうと見切り発車的に大使館へ向かう。4時半に接見なので3時半集合で、大使館まで徒歩3分、15分前に出る。大使館で参事官さんから「あ、これなら全然OK。ビーサンみたいなので来られたらさすがに…(笑)」さすがにそれはやりません!

今回の接見メンバーは在留邦人9名+日系3世2名+日本に帰化したトンガ人2名の13人。ケータイの電源をオフにして、質問や贈呈ものはなしで、とかそんな説明を受けて、接見までの時間を集まったメンバーでおしゃべりしながらすごす。会場へ移動すると、プレスがこの辺で、立ち位置はこの辺で、じゃ、こんな感じでリハしてみましょう…と結構念を入れる。カメラのリハも兼ねてるようで、ビデオカメラに対して、「あれ、シナリ・ラトゥだよ、がっつり撮っといて」とヒソヒソ司令が聞こえます(笑)。前回はもっとさらっと行ったのになぁ。と言うか、部屋がもの凄く暑くて、空調が全然効いておらず、接見がモアモアのムシムシ状態だとダメなので、一旦接見メンバーは室外へ退避。めっちゃ廊下涼しい(笑)。

退避中、そのシナリ・ラトゥが一躍人気もの。彼はトンガ出身の元ラグビー選手で、元日本代表でもありまして、ラグビー知ってる日本人なんなら、恐らく誰もが知ってるその筋の有名人。プレスが「一緒に写真撮ってください」って。オフな時はこうことするんだ…。後は、事前にメールのやり取りのあった記者さんと「はじめまして」したり、他の記者さんとお話ししたり。

そして、多少マシになった部屋に移って、いよいよ御接見。

僕の立ち位置は、左から2人目で、2番目。カメラは5分後に退出し、筆記記者のみ。なので、まぁ、テレビに軽く写るなぁくらい思いつつ、皇太子さまご夫妻登場。

 

おぉぉぉ〜!!! 「生」雅子さまだ〜!!!

 

お二人と僕との距離、1m弱。メッチャ近いっすよ。

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こんな感じ。友達が日本で放映されたものを撮って送ってくれました。

 

大使から「健康食品製造工場の責任者をしている鈴木さんです。」と紹介されると

皇太子さま「昨日は、戴冠式でトランペットを吹かれたそうですね。大変素晴らしかったですよ」

雅子さま「もう長く演奏されてるのですか」

「トンガの皆さんの声は力強く、そして美しいですね」

みたいに基本的に音楽ネタが中心に話が展開し、なんというか、雅子さま、もしかして密かに、はしゃいでいませんか?

現在本職のノニジュースについては、かなりサクッと(笑)

どういう効果があるのか?とかそういう感じ。

最初の方が意外とあっさりだったので、雅子さまの体調を考えてのことなのかなと思っていたので、僕の時は意外と長く、色々質問も途切れることなく、隣の大使がむしろ時間を気にしている位、僕との接見は長くてラッキーでした。雅子さまもお元気そうで。皇太子さま、ごめんなさい、やっぱり、雅子さまに目が行っちゃいました。途中色々引き戻したんですけど(笑)

13人だったので、前半に6人、後半に7人という組み合わせで、前半の4人目の所でカメラは退出。そして、後半の7人にうつり、こちらは4人がトンガ人で、日系は二人で日本語は話せない。彼らの所で紹介されると、何と握手。外国人相手に対しては握手なのか!!!日本はお辞儀だもんねぇ。くっそ〜、羨ましい…。そして、英語で会話。皇太子さま、雅子さま共にメッチャ英語が綺麗。何の通訳もなく、会話がスムーズ。さすがですね。で、英語モードになった雅子さま、どうもスイッチが入ったようで皇太子さま以上に質問しまくりで、かなり意外でした。意外と興味津々な方なんですね。そう言えば、元々かなりアクティブな人でしたよね。帰化した日本人二人も握手で挨拶でした。くっそ〜、羨ましいぞ。

と、そんな感じで無事終了した所で、帰化した二人と僕は呼び止められて、大使館の外で個別取材をするので、そちらへと。他の日本人はそのまま「お疲れさまでした」と帰っていく。

大使館の外で、皇太子さまご夫妻が出館されるまで、ゲート付近で待っている間、やはり、ラトゥは人気もの。もう一人に「なんか人気ないじゃん(笑)」というと、「そりゃそうだよ(笑)」と。ついでにこの三人でスリーショット。

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トンガ人の格好をする「日本人」3人(日本語が流量なトンガ人?)。実は今回初めて会ったのに、いきなり仲良しになれました。

で、しばらくしていると皇太子さまご夫妻が出てきて、車に乗り込み、もう一つの違うゲートから出ていってしまった…orz。おい、運転手、メディアはこっちで待ってるんだよ〜(笑)。だから向こうから行ったのかな?

 

と言うわけで3人の取材開始。仕切ってる人が「3人同時でやりますか、それとも単独で?」と投げかけた結果、「じゃ、鈴木さんお願いします」と。「ソロですか?」「はい、どソロでお願いします」と。テレビカメラを正面に、カメラマン、取材班にぐるっと囲まれ、足元にはボイスレコーダーが幾つも置かれ、取材開始。

「印象はどうでしたか?」「前回も接見されてますが、前回と比べてどうですか?」「雅子さまの印象は?」「体調の為、無かった予定を急遽変更してのことですが、どうでした?」「お二人の雰囲気は?」などなどの質問を受けまして、恐らく人生で最初で最後になるであろうメディア取材を終える。

後は残りの元トンガ人の二人はデュエットで取材。その間、僕はご夫妻がトンガに来られることが決定してからメールでやり取りのあった新聞社の記者さんと単独インタビュー。こちらはどうも雅子さまを追いつつ、その周辺もと言う感じで、僕個人的な事をかなり聞いてきたので、恐らく一連の速報的な記事とは別のかたちになるんですかね?

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こんな感じで終了。

 

その時点で6時近く。7時半から音楽会でヘンデルの「4つの戴冠式アンセム」とモーツァルトの「戴冠ミサ曲」をやることになってるので、集合は6時半。もう時間内じゃん。と食事もとらず準備して、とりあえず、「接見おわり、新聞とかテレビとか映るかもよ」みたいな案内を知人にして、出発。そちらの演奏会の方は、今回初めてフルートで参戦。一曲目は戴冠式でも演奏したので、そちらはピッコロトランペットで、後はフルート。途中何故かぼーっとしてしまったりして、落ちたまくって(音楽業界用語(なのかな?)で、今何処を演奏しているのか、楽譜を見失ったり、休みの後にカウント違い等で入り損ねたりすること)、ヤバい感じ満載でしたが、いかんせん回りは金管楽器。よっぽど静かなシーンでミスらなければ聞こえない、と開き直り。後から、フルートよかったよ〜と。まぁ、よかったなら何より。というか、これ、ライブ中継されてたんじゃん。

朝の礼拝、御接見、演奏会ともう一日ほとんど、或る意味動きまわって疲れました。夜帰ってきてネットを開くとフェイスブックを中心に、ニュースに出たことが僕の友達の中で大騒ぎになってました。多少メディアに出るかなと思ってたら、ほとんど僕とラトゥのことばかりだったのに、自分で驚いてたりします。

これで、僕が出る番はおしまいかな。あ、今週はチャーチカンファレンスで、色々演奏のヘルプを頼まれることになってた。来週まで微妙に忙しい。

と言うわけで、この辺で。

2015/07/06 09:57 | トンガ王国, 日本 | No Comments
2015/07/04

トンガの鈴木です。

本日7月4日(土)、トンガではトンガ国王トゥポウ6世の戴冠式が行われました。皇太子さまご夫妻が参列されると言う事で日本でも注目されているそうですが、時系列的に写真を載せながら、「鈴木の視点」から見た戴冠式を報道します(笑)。きっとこういう報道は日本に届きませんから。かなり長編ですので、覚悟して下さい。

ちなみに私の立場は「合唱団付属ブラスバンドメンバー」です。

日は一日繰り上がり金曜日夜8時。

最終リハが会場で行なわれることになっていたため、その20分前に会場に到着。楽器を持って二階席に向かおうとすると「おい、スズキ!リハはここじゃなくて、ホールで」。このホールというのは教会ではなく通常の練習会場。結局、リハは合唱の最終練習。リハじゃないじゃん…。さすがトンガ(笑)。当日はスータン(修道服)で、8時に会場入りだから、7時半には集まっているようにと言う連絡の元、解散。

本日土曜日

6時45分起床。通常この時間に起きることは滅多にないので、かなり眠い。外もまだ暗い…。でも、ここで二度寝すると完全アウトなので、無理やり起きて支度を済ませ会場へ。

7時半過ぎ会場到着。と言っても歩いても10分弱の距離ですけど。そして、8時過ぎ会場入り。聖歌隊、ブラスバンドは後部二階席。僕の席はほぼ中央の、ほぼ最前列。今回の会場内の写真は全て自分の席から着席状態で撮影しております。いい席だ!!

開式前会場の様子

開式前会場の様子

こんな感じ。まだゲストたちも入場していない。メディアが右前方を占めているのは、左前方のコーナーが王族たちの席になっているためもありますが、それ以上に日本の皇太子、雅子さまが着されることになっているからに違いない。あくまでも雅子さまですね。そして、二階席では外国人メディア一人と指揮者が色々言い始め、ミニバトル開戦。定点カメラの設置を指揮者の所にしたいんだけど、設置してリモートコントロールなら問題ないけど、何度かレンズを換えないといけないからそこにいたいらしい。でも、そこにいるとメディア席とは異なる場所だし、そもそも王様からコソコソしているのが丸見え。みんな真っ黒スータン姿の中うろつかれては困ると。そりゃそうだ。結局縁から頭をださず、必要最低限の移動のみで、後はじっとしてると言う条件で、頭を出さないように、体育座りのような状況に。最高に見やすい場所で、結局彼はほとんど式を見られないことが決定。

そして、こちらが王座。実はデジカメ持っていなく、iPhoneのみでの撮影。かなり見苦しい写真をお許しください。あと、2月にローマで任命されたトンガ初のカトリック枢機卿も主賓の一人で招待されてましたが、さすがローマ・カトリック!各国のゲスト(多分カトリック教徒)が列をなして挨拶をしている。ワールドワイドな方だ。

戴冠式の王座

戴冠式の王座

大きい方が王様、小さい方が王妃様の席になります。

9時過ぎ、一般ゲストたちがワラワラと入って、比較的自由にすごしている模様。もちろん指定席です。あと、2月にローマで任命されたトンガ初のカトリック枢機卿も主賓の一人で招待されてましたが、さすが世界に広がるローマ・カトリック!各国のゲスト(多分カトリック教徒)が列をなして挨拶をしている。ワールドワイドな方だ。

9時45分辺り、いよいよ日本の皇太子さまご夫妻入場。今回は左側の王族席、トンガのプリンセスのお隣に着される。バシャバシャとカメラ音が一気に鳴り響く。さすが日本メディア。そして、会場の外では中に入れない一般トンガ人が「万歳!」を意味するトンガ語「Toe, toe, toe!!!」を連呼。会場の中でも端っこの人がそれに呼応して、中で更に大声で「Toe, toe, toe〜!!」。席に着かれた皇太子さまも驚いた様子で、隣のトンガのプリンセスに話をきいて「あれは万歳の意味なんですよ」的なジェスチャーを見せながら皇太子さまに説明をしている。

開式15分前、皇太子さま雅子さま会場入り

開式15分前、皇太子さま雅子さま会場入り

 

そして、いよいよ10時。

 

始まらない…

 

10時04分、王様の息子、プリンスたちによって王冠、杖等式典で使うメインの物が運び込まれる

王様の息子達

王様の息子達

 

えええええええぇぇぇぇ?????

 

ちょっと、ここ、ブラスバンドでのBGM担当あったよね?指揮者もびっくり。ちなみに一階後方席に恐らくNZの室内楽団がやってきてまして、会衆の会場入り前からBGMをやってました。その流れの中でまさかのいきなり戴冠式始まってただと〜?

司式者と2階の指揮者のコンタクトができてない…。そして、王様の入場。ここでもミスコンタクト。合唱団席では結構動揺の嵐。「早く!一曲目〜!!」みたいなのに促されながら、コンタクトを待つ指揮者も見切り発車的に開始。実は見切りじゃなくて既に遅れてた。自分はピッコロトランペットという楽器を担当で、実は3日前までソプラノコルネット(Eb管)と言う楽器を吹いてましたが、あまりにも不調が続き、もう自分のラッパも潮時だな…。これが最後の大舞台かもなぁ…的な事を想いながら練習してましたけど、あめりにもおかしくて「元のピッコロトランペットで吹き替えたら多少変わるかな?」と取り替えた所、さっきまでのこの絶不調はどこに行ったと言うくらい快調だったので、楽器のせいでした。というわけで、3日前にBb管に戻り、当日は移調しながらの演奏。で、今日の調子は…、うん、悪くない。高い音もちゃんと当たる。細かい音程などはその場で微調整…。演奏しながらチラ見すると、王様は会衆から暖かい拍手で迎えられながら、ゆっくりと、ゆっくりと前に進む。

トンガ王国国王トゥポウ6世の戴冠式開式

トンガ王国国王トゥポウ6世の戴冠式開式

 

と言うわけで、戴冠式の開式です。

2008年の前国王の戴冠式は、もっと豪華で、きらびやかな式典だったけど、今回はなんというか、シンプルで渋い感じ?会衆たちもちょっとラフかも。もちろん正装ですけど。前回は議員などはイギリスでやってるようなカツラ、あれをかぶっている人が結構いたんですけど、今回は3、4人程度。僕が知っている議員は別に普段通りの正装。

で、僕にとっては最大のポイント、ヘンデル作曲「4つの戴冠アンセム」より「祭司ザドク」(サッカーのヨーロッパチャンピオンシップのテーマ曲はこの曲のアレンジ何です)。指揮者さん、安定してないんですよねぇ、正直。テンポはいつも変わるし。今日のテンポは開始は遅めのスタート。弦楽器の細かいアルペジオをコルネットパートで静かに始め、一箇所自分の思いっきりソロ。

 

外した〜〜〜orz

 

ま、過ぎたことは仕方ないので、忘れて次へ。

合唱が加わるとテンポは、更に遅く…。たのむ、テンポキープしてくれ…。

そして、中間部以降は速いパート。ここは、いつもより速い…。僕は楽譜が違う調で書かれてるので(楽器を変えた結果)、移調しながら演奏で、そのスピードは、頭も指も追いつかないかも…。微調整してる暇ないよ…。と言いながらも、皇太子はどんな感じで聞いてるのかなぁと会場を見たりする余裕はあったりする所は、神経図太いんでしょうか、それともそこまでのプロ意識はないだけか(プロじゃないけどさ)。ちなみに皇太子さまも雅子さまも合唱団の方を真剣に見ておられました。で、高速プレーの中で、僕一人から始まる高速パッセージは、ここはバッチリ決める!その後はとにかく大ミスはなく、終える。血管ブチ切れそう(笑)。この瞬間、個人的に戴冠式完了〜的な(笑)。終わった時、皇太子さまが「うんうん」と頷いているのを見て、「よっしゃー!」と一人心の中でガッツポーズをして、戴冠式は続く。

2008年の式は、日曜礼拝と戴冠式がくっついたような感じでしたが、今回はその戴冠式の部分にもう少しポイントをおいた感じ。前回も思ったことなんですけど、戴冠式ってカトリックの叙階式(助祭、司祭、司教と言ったカトリック教会内の聖職者任命式)とすごく似ているんです。手に祝別したオイルを塗り、王冠をかぶることによって、神様のこの地での代わりを果たしていくように祈ります。国民を悪徳に道に進ませることなく、善意と信仰の道に進ませるのが第一の務め…みたいな。いいですね、そういう王様になってください。

そして、いよいよ司式聖職者の手によって、王様の頭に王冠が乗せられる瞬間、フラッシュとシャッター音が鳴り響き、教会の鐘が鳴り響き、外では祝砲が「どかーん」と数発放たれ、外にいる一般民衆から歓声が沸き起こり、4世の女王さま(現国王、前国王の母君)はハンカチで目頭を押さえる…。

その後、このお二人に対して聖餐式。カトリックで言うところの聖体拝領。任命(叙階)された聖職者によって祝別されたパンと葡萄酒はキリストの体と血となり、それを食して自分に取り入れると言うもの(大雑把すぎてすみません)を行い、式は終わりへ向かう。

王様退堂

王様退堂

 

そして、無事に式のすべてを終えて、国歌を歌って、終わりの賛美歌と、会衆に暖かい拍手の中、王様退堂。ちなみに最後の賛美歌はハイドンの弦楽四重奏から賛美歌に転用され、更に確か現オーストリアとか数カ国の国歌となっている曲で終えます。この写真は私、トランペットを片手で吹きながら、もう片手でスマホを何とかいじりながら。iPhone5が残念すぎます。

 

日本の皇太子、雅子さま退堂

日本の皇太子、雅子さま退堂

 

王様、王妃様、プリンスたちに続き、日本の皇太子さまご夫妻も続いて退堂。その後、他の招待ゲストたちの退堂が続き、完全終了。外は大騒ぎ。そして、賛美歌ののちはヘンデルのハレルヤ・コーラス。演奏は正直ダメですね。テンション上がったトンガ人の演奏は、とにかく音を出しまくって、音が汚くなるんですよねぇ。残念。ま、トンガ的には気にするポイントじゃないんですが。

そんな感じで、終わり。で、後は写真撮影会。実は撮影禁止だった事をその時知った(笑)。ま、撮ったもん勝ちです。

聖歌隊の指揮者と自分と一緒に演奏したJICAボランティアの音楽隊員

聖歌隊の指揮者と自分と一緒に演奏したJICAボランティアの音楽隊員

 

指揮者さん中央と僕と一緒に演奏したJICAの海外青年協力隊の音楽隊員さんとスリーショット。

 

その後、外で日本のメディアのインタビューを受けたりして、帰ろうとしたら、「これから王宮に行って飯食うぞ!」と。どうやら合唱団、ブラスバンドメンバーは招待じゃないけど、OKらしい。そういうとこなら、行きますよ、喜んで(笑)

 

昼食会

昼食会

 

で、用意された席は、裏手の裏方席。僕ら合唱、ブラスバンドや警察、軍人、セキュリティと言った人対象席で、まだ時間があったので、ホントのゲストたちの席を見に行けないかなぁと行こうとするけど、日本人二人で、日本人的理性が働き「まずはあそこ(セキュリティがいる所)で止められるだろう」(だから行くのをよそうか、行きたいけどさ…)と話してましたけど、その「あそこ」まで行って見たところ、そのセキュリティの警官が僕のお友達で、軽く、余裕でパス。と言うか、その辺にいたセキュリティーの警官、消防士(も借り出されていた)、軍人、ほとんど友達でした。さすが、自分(笑)警察や消防署で結構カヴァ飲んでますからねぇ。さすがに招待席の中はムリですけど。ソロモン諸島で知り合った海軍の人もいたし。結構いろんな人にあってしゃべって楽しかった。
そんなわけで、メインの方も食事が始まり、自分も裏方席に戻って食事を始める。裏方席の癖に、ちゃんとサーバーが付いてたりします。練習もかねてんのかな?最初にサラダ、魚介類の刺身(っぽいもので味付けなし)、ガーリックブレッド、ポテトサラダが出され、正直これだけ?と思って「まぁ、裏方だからこんなもんか」とポテトサラダをもう一つ食べて、そこでしばし談笑。誰も帰らない。まぁ、いいや。このまましばらく。疲れたし。とかなり時間をおいた所にメインディッシュ。まさかメインディッシュがあるとは思っても見なかったので、ここに来てポテトサラダがお腹を攻撃している。メインはちょっとしたステーキのマッシュルームソース和え(?)にマッシュポテトにポテトコロッケ。どんだけポテト攻撃なんだ、この昼食は(笑)

こうやって私の戴冠式(2回目)は終えました。ちなみに街の中の様子は全く判りません。イベントの内部にいたもので。

さて、これから、明日の日曜特別礼拝の練習に行きます。

明日の日曜日は10時から王様隣席礼拝があり、夜は音楽会があります。明日の事はまた、明日か明後日書きますので。

とりあえず。

2015/07/04 03:19 | トンガ王国, 日本 | No Comments
2015/07/03

本日、7月3日の9時半辺り、皇太子さま御夫妻を乗せたチャーター機がトンガに降り立ちました。
在留日本人(ほとんどがJICA関係者)と共に、日の丸を振りに行ってきました。

実は、かなり曇で霧雨が降ったり止んだりという感じだったのですが、降り立つ直前、綺麗に虹が出て、「おおぉ~!」と。トンガの空港は、飛行機からタラップで降りないといけないので、ちょうど雨も降らずに良かった。飛行機の前方出入口が開く前に後部で入口が開くと、メディア軍団が「どわぁ~」と。恐らく、ここ数年、いや、過去最高に日本人率の高い数日の始まりです。個人的な予想は飛行機にリムジンが横付けされて、タラップを降りる所だけ見られると思っていたので、そのままVIPルームに歩いて行ったのに驚きました。

そして、野次馬日本人軍団は、2階展望台からリムジンが通る道に移動…。そして、そこで待つこと30分ちょい。

実は、朝、寝坊してしまいまして、急いで飛び出しまして、上着を持ってこなかった。そして、空港は霧雨の降りしきる寒空。メッチャ寒いんですけど…。完全に失敗しました。そもそも寝坊した僕が悪いんですけど。

そして、ようやく皇太子さま御夫妻の乗せたリムジンが引率車につづいて僕らの前を、かなりゆっくりと通り過ぎていく。窓を開けて、にこやかに手を振ってもらいました。

 

実は、最近、日本のメディア(テレビ、新聞)から電話やメールを受けている訳ですが、雅子様が海外公務に出られるというので話題になっているようで、メディア的にも「トンガも皇太子さまご夫妻の歓迎ムードに包まれている」的なことを放送したいようですけど、正直ですね、日本的には雅子様なんですけど、メインはそこでなくて、あくまでも「トンガの王様の戴冠式」なわけで、メインを食っちゃうような報道だけは避けて欲しい…。

 

さて、明日はいよいよ戴冠式です。今晩最終リハを行って、明日に備えます。ちなみに明後日、日曜日の午前中は戴冠記念特別日曜礼拝が行われ、午後は皇太子さまとのご接見が行われ、その晩はPo Hiva(ポーヒヴァ)という教会の音楽会が催されます。なので、僕は土曜日日曜日はバタバタ(?)です。

歴史的イベント、いよいよです。

2015/07/03 09:30 | トンガ王国, 日本 | No Comments
2015/06/30

こんにちは、トンガの鈴木です。

7月4日にトンガでは、現国王のTupou IVの戴冠式が行われます。街の中は、小さな国旗に始まり、その色でもある赤、白の布や風船等を使って結構街中デコレーションされ、メインストリートにはいくつもゲートデコレーションも設置され、お祝いムードに突入しています。日本からは皇太子さまご夫妻が来られることになっており、雅子様は2年ぶりの海外公務でご一緒されるということで、実はメディアの動きが結構半端ないです。

前回2008年の戴冠式の際は、メディアがNZ独占だったため入れなかったらしく、皇太子さまが来られているにもかかわらず、「あまりメディアは騒がないんだなぁ…」と当時は思ってました。その後独占っぽいというのを聞いたのですが。

でも、今年は雅子様もご一緒するというので、事前調査に来た記者さんに取材されたり、日本と電話で取材されたり、メールで取材されたりと、こんな一般在留日本人も洗われてます。恐らく今年は独占契約とかなかったんでしょうかね?日本以外にもいろいろ来ています。なので街中は結構な外国人率ですね。

僕は、前回の5世の戴冠式に続いて二回目なんですが、今回もブラスバンド要員で参加します。皇太子さまご夫妻との接見も決まりました。いろいろと楽しみですね。国としての重要なイベントに、こんな外国人がいてもいいんでしょうか?とは思いますが、なんの立場もない外国人が、堂々と、こういう歴史的イベントに入り込めることはないので、ここは図々しく行かせてもらいます。

日頃日本で滅多に焦点の当たらない国、トンガ王国。こういう機会を通して知ってもらいたいし、来てもらいたいですね。今はちょうど涼しくて快適な気候ですし。

 

では、また。

2015/06/30 07:37 | トンガ王国 | No Comments
2015/06/15

6月に入りましたね。トンガ的には会計年度が7月始まりなので、今月が年度末。実際に提出等は10月までと、比較的緩いので、バタバタではないのですが。日本は梅雨になったそうですが、こちらは今寒くなってきている所で、雨や曇の日は日中でも肌寒い日々です。ちょうど過ごしやすい時期といえばそうですが。

さて、ついに日本の皇太子ご夫妻のトンガ訪問が決定したそうですね。Yahoo!!ニュースで流れてきました。7月4日にトンガの国王Tupou 6世の戴冠式が執り行われることになってまして、その式に参列されるとのことです。皇太子さまは、前国王Tupou5世とロンドンでご学友だったとのことで、前々国王の葬儀(2006年)、前国王の戴冠式(2008年)とトンガを訪問されています。前国王の戴冠式の年、僕がトンガに移り住んだ年で、よくわからないまま戴冠式のブラスバンド(聖歌伴奏部隊)に組み込まれ、式場の教会二階席のほぼど真ん中で、戴冠式に参列しました。今年も「当然」参列します。

この戴冠式に参列することが目的ですが、前回は在留邦人との接見が行われました。JICA関係者と在留邦人と別れて行われたため、在留邦人組は12人しかおらず、結構タップリと時間が設けられました。今年も行われるんですかね?

こういう小さな国は、日頃、基本的に不便なことが多いというか、日本と比べると不便しかないのですが、こういった超VIPと直接出会う機会も多くあります。純粋な在留邦人は10人前後という超小規模共同体(しかもそのほとんどが独立しているので、この狭い社会の中でなかなか出会うことがなかったりする)なので、なおさらです。あとはこの国のお国柄というか、上も下もフレンドリー。個人的にこちらの皇太子には、名前も覚えられた仲(?)です(まだ名前だけですけどね)。

日本人の99%は訪問しない国と日本の民放で放送されたそうですが、99%どころか、99.99%位は訪問しないでしょうね。その割には大変親日国家で、穏やかな国です。

遊びに来てくださいね。

2015/06/15 09:26 | トンガ王国 | No Comments

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