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2015/02/16

雨がガッツリ降ったと思うと、今度はカラッと晴れたり、訳の分からない天候が続いてますトンガより、お元気ですか?そんな天候のため、こちらはメッチャ蒸し暑い日々が続いております。僕の部屋はどうも風通しがよろしくなく、室内温度35度になったりしますが、エアコンはありません。扇風機で我慢。しかも、網戸がないので、蚊が入り放題の、さされ放題。そのうちデング熱にかかるでしょうね。うちの近辺で結構続発してるらしいし。とりあえず、蚊取り線香で我慢。

さて、今回は僕の長年のパートナー達を紹介したいと思います。あ、楽器の話です。

過去のコラムでも書いていると思いますが、わたくし鈴木はトランペットを長年(30年は超えました。)やっております。小学校4年の時に小学校にあった金管バンド部に入り、トロンボーンに一目惚れしてトロンボーンを始めましたが、小学校5年になっても130cm位しかなかった僕には、トロンボーンのスライドが届かないという屈辱的な理由から、トランペットに変更。その直後に成長期を迎えて、届くようになったんですが、先生には「自分で変わりたいと言って来たんだから、もう変更はダメ」と言われトランペットへ。金管バンドですが、吹奏楽にも興味を持ち始めサックスがかっこいいと思ってまして、中学に入ったら吹奏楽部で絶対サックスをやる!!と意気込んでましたが、僕が小学校でトランペットをやっていたことは当然バレてましたので、「希望楽器はサックス」としか書いてなかったにもかかわらず、トランペット。中学3年辺になると今度はファゴット(バスーンとも言う)というダブルリードの低音の木管楽器(オーケストラなどで見かけるバズーカー砲みたいな茶色い楽器)に憧れて、高校に行ったらファゴットに…。実際には、寮生でして、部活禁止で当然吹奏楽部にすら所属してませんでした。トランペットは個人で。なので、そんな環境から音楽大学に行くと決めたので、トランペットは基本一人で練習して、月に一度大学のトランペットの教授に師事してました。なんか、トランペットから逃げ出したそうな流れですけど、トランペットはトランペットでかっこいいし、好きな楽器ですよ。そこは間違いなく。ただ、浮気症なんですね(笑)。大学にはトランペット科に入りましたが、翌年音楽学という研究方面へ転専攻。そこで、リコーダーとフルートの原型の「フラウト トラヴェルソ」という楽器に出会い、ようやく念願の木管楽器にたどり着きます。実はフルートはそんなに興味がなかったというか、管楽器の中で一番興味なかった楽器なんですけどね。やってみると意外と面白かった。でも、管楽器の中では、一番音が出なかったというか、出すのに苦労した楽器でもありますが。

という訳で、まぁ、トランペットは腐れ縁状態にありまして、トンガにやってきたら、それこそ管楽器は金管楽器しか存在しないと言ってもいいくらいの環境でしたので、トランペットをやっていて今から考えるとほんとにラッキーだったのです。という訳で、ここでようやく僕の楽器紹介します。

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ご存知、トランペット。高校2年の半ばに購入しまして、今だ現役バリバリ。今年で25年目になります。

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こちらは、ピッコロトランペットという小さなトランペット。管の長さは上の通常のトランペットの半分しかありません。こちらは27年。実はトンガに来てメッチャ大活躍してくれてます。よく見かけるピッコロトランペットは4本ピストンが多いのですが、僕のは3本。楽器が軽くなって、コロコロと軽快な音で気に入ってます。

 

 

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見かけない楽器ですが、実はフリューゲルホルン。東欧はチェコのメーカー生まれ。通常はトランペットと同じようなピストンなのですが、ここのメーカーはホルンと同じようなロータリー式。廉価モノで安かったのと、形状があまり見かけないものだったので、ソロモン諸島に出向く前に購入。遊び目的ですね。

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そして、新参者のソプラノコルネット。こちらトンガでは、英国式ブラスバンドが基本的なブラスバンド形態でして、管の長さ的には、上記の通常のトランペットとピッコロトランペットの中間。英国式ブラスバンドでは最高音域を担当します。英国式ブラスバンドではトランペットを使用せず、コルネットを使います。トランペットは基本的に円筒形のパイプ形状であるのに対し、コルネットは円錐状。簡単にいうと、トランペットはマウスピースの差込口から3番ピストンまで、パイプの直径がほとんど変わりませんが、コルネットは差込口がだいぶ小さくなっているため、差込口と3番ピストン付近とでは直径そのものに広がりがあります。そのためトランペットは、明るく、ストレートな音が出るのに対し、コルネットはちょっとダークな、柔らかい音が出るのが特徴です。当然マウスピースも全く違って共有できません。僕はピッコロトランペット(Bb管)で、ソプラノコルネット(Eb管)の楽譜をその場で読み替えながら演奏してましたが、今回の帰国の際、購入しました。これから頑張ってくれると思います。移調演奏は、正直しんどいんです。

以上がトランペットの仲間たちです。因みに使用頻度としては、

ピッコロトランペット>>>>>>>>>>>>>>>>フリューゲルホルン>>トランペット

という感じで、通常のトランペットが一番触らなかったりする。イベント事でソロを頼まれたりするときだけですね。合奏ではほとんど使いません。これからソプラノコルネットがピッコロトランペットに取って代わるはずです。ただ、今までBb管のみでやってきたため、Eb管と言うのは楽譜上の音と、実際の音のイメージが大分違いまして、Eb管の楽譜上の音でも、吹き始める前に「Bb管ではこの音」というのを意識しないと、一人でパニックに陥ってしまいますので、まだまだ修行が足りませんね。

それから、金管楽器奏者は、人によってはマウスピースに拘る人が多いのですが、その点僕は全くこだわりがない。基本的に同じものを使い続けています。マウスピースは唇に当たる「リム」、マウスピース内側のカップの浅さや深さ、形状(U字だとか、V字だとか)、あとは、一番細く、くびれてる所の幅とか、ストローと呼ばれるマウスピースの長い足の部分とか、息を吹き入れた時の抵抗だとか、こだわりはじめるとほんとにキリがない。僕はプロではないし、楽団に入ってコンクールに出るとかでもなく、トンガで好き勝手に吹いているだけなので、やはり吹き慣れたマウスピースが一番しっくり来てますので。正直僕レベルでは、マウスピースを変えただけでは、音に変化はそれほど見られないと思われますので。カタログなどではフリューゲルホルンやコルネットは、トランペットのマウスピースと比較して紹介されていますので、フリューゲルホルンはトランペットと、ソプラノコルネットはピッコロトランペットと、それぞれ同じ型のマウスピースを使っています。拘りはないのですが、やはり吹き心地が変わってくると、それはそれでストレスになりそうだし。気分の問題か、単に冒険が嫌なのか…。

と、トランペットの仲間たちのことを、金管楽器を吹かない人には、ほんとに「どうでもいい」話を綴ってきましたが、実は、最近このトランペットの仲間たち以上に吹きまくっている楽器がひとり居ます。

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こいつですね、ご存知フルート。ケース収納写真ですが。最近のメインだったりします。人前では一度しか吹いたことありませんが、カラオケCD付き楽譜を購入して、ほぼ毎日吹いてます。今度、近くのカフェで吹かせてもらおうかなぁ…なんて思ったりもしてます。

あとは、こいつ。

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上記にもあるフラウト・トラヴェルソ。プラスチック管です。通称蛍光灯(というらしい)。音大の音楽学の実習でやったものですが、昨年購入しました。こちらは、この楽器が大活躍するバロック時代に楽器製造家の第一人者と言われたステインズビージュニアという人の、元は象牙製の楽器のレプリカ。かなり忠実な楽器で「プラスチック管のくせに…」と定評のあるものですが、実はモダンピッチ(A(ラ)=440Hz)でなく、バロックピッチ(A(ラ)=415Hz)で、半音ほど低いんです。なので、人とは合わせられない。カラオケCDも使えない…。もう一つ別のモダンピッチの型にすればよかったかなぁ…と、若干の後悔は残しますが、ネット情報によると吹奏感、音色はこちらの方が断然いいらしい。伴奏音源を415Hzに調整して作るしかないか…。

 

という訳で、長々と僕のパートナーたちを紹介しました。

2015/02/16 08:49 | トンガ王国, 音楽 | 3 Comments

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