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2014/07/28

気がつくと、もう7月も下旬。時間があっという間に過ぎ去って行きますが、いかがお過ごしですか?トンガの鈴木です。

7月のイベント系は前回のヘイララフェスティバルだけで、あとは全くの通常通り。日本は夏休みかぁ…と今だに学校関連を基準に考えている自分がいます。去年は日本で仕事をしてまして、生まれて初めて夏休みのない夏を体験したのですが、今年も同様。学生を終えても基本的に学校関係者でしたので、7月末から休みと言う感覚が抜けない社会人です。

こちらは南半球ですので、当然冬場。最近は気温も20度を下回る毎日でして、夜の外出はフリースジャンバー必須です。そういえば、この格好で今年の1月、日本を出国したんですよねぇ。

さて、10日ほど前のことになりますが、トンガ セカンダリースクール バンド コンペティションなるものが開催されました。スクールバンドのナンバーワンを決めようと言うイベントでして、今年で3回目。以前も行われていましたが、しばらく中止されてましたので。前々年は僕の学校が不参加でしたので、僕は観客で、昨年は既に日本に帰国中。と言うわけで2年ぶり。仕事を終えて観客席で楽しみました。

前々年と比べると、各学校が格段にレベルを上げていることに驚きました。以前はと言うと、どの学校も同じレパートリーで、同じ曲を使いまわしていると言う状況で、新しい曲、知らない曲に関して興味持たないと言うか、興味どころか、あからさまに嫌な顔をしてました。知っている曲なので、楽譜を読まず、なんとなく耳で覚えてしまい、楽譜が読めない生徒が大半を占めてましたが、このコンペティションでは、大会本部から「課題曲」が出される為、参加する以上、知らない曲であろうが、難しい曲であろうがやらなければなりません。また、他の曲もコンペティションである以上、それなりに仕上げ、ジャッジされるので、結構練習して来た形跡が見られます。いいことですね。こういう状況を何度夢見て破れらことか…。

1部と2部と言うとふたクラス制で各学校のレベルにあったクラスにエントリーしますが、共に課題曲の他「賛美歌」「マーチ」「パレードマーチング」「20分のエンターテイメント」の分野が課されます。そして、それぞれの分野で3位以上が表彰され、部門別総合優勝、そして、ふたクラス合わせての総合優勝が発表されます。

1部はトロアと呼ばれる学校が、全ての分野を独占し完全優勝。2部は僕の最初の赴任校が、やはり独占で優勝でしたが、トロアが結局全部かっさらって行きました。ま、聞いていてもどこの学校も、どの分野も勝てない、全然レベルの違う演奏でしたから納得ですが。因みに二つ目の私の赴任校は、大会前にキャンセルしてしまい、不参加…。

この学校は、全寮制でして、かなり練習時間を取れると言うメリットがあり、2年前の大会でもダントツでした。他の学校は終バスが5時過ぎのトンガなので、1、2時間しか練習ができないのです。いつかこのトロアを打ち破る学校が出てくることを、密かに期待しています。

こういうコンペティションが開催されるようになって、ホントに各学校が格段にレベルアップしたのを実感しました。

こう言う演奏をハタから聞いていますと、学校とは無関係になった今、自分が全くの部外者になってしまったと言う、一抹の寂しさを覚えます。自分も参加したいですね。一般の部門とか開催されないかなぁ…。

一応ラッパ吹きの端くれですが、こういう楽しい大会をよそに、自分の部屋でフラウトトラヴェルソと言う18世紀のレプリカ楽器で、バロック時代の音楽にどっぷりだったりします。最近、ラッパに触ってないなぁ…。

と言うわけで、ブラスバンド事情を書いてみました。

2014/07/28 02:08 | トンガ王国, 音楽 | No Comments

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