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2012/07/01

7月に入りましたね。もう2012年も下半期に突入です。日本は梅雨真っ最中というところでしょうか?

さて、僕はオセアニア生活が8年目を迎えました。というわけで、僕が勝手に考えている生活スタイルを書いてみようと思いまして。ちなみに僕が滞在したのはパプアニューギニアが1ヶ月半、ソロモンが3年、そしてトンガ王国に来て5年目です。なので、パプアはほんとに短期滞在で、ほとんど旅行者レベル。

さて、僕が海外で長期滞在する際に、心に留めていることがあります。

1)なるべく現地の共同体に入り込む。
2)なるべく日本を持ち込まない。
3)自分が楽しむ。

他にもいくつかありますけど…。

1)に関して。
これは、ソロモン、パプアの生活が基準になってます。ソロモン、パプアにはワントクシステムという社会構造があります。ワントクシステムとは、部族、村ごとに言葉が違うという社会の中にあって、お互いの関係を保つためのものです。ワントクとは、one talkで、母国語が同じであるという人間関係を指します。このワントクという状態は、ほぼ家族、親戚に近い関係にあり、何か助けを必要な状況にあると、徹底的に援助するという社会構造。普通は経済的理由がメインですがね。なので、なにか経済的に問題があったりするとワントクのもとに転がり込めば、なんとかなるし、転がり込まれた側は拒否できない訳です。そんなわけで、ソロモンなどには貧しくても、ホームレスといったものが「基本的には」存在しません。なんと人に優しい社会構造!!!

でも、それだけでなく、怖い面もあります。もしワントクの誰かが危害を加えられた場合、報復も考えられるのです。しかも「加害者」が報復対象になるのでなく、「加害者のワントク全体」が被害者のワントク全体からの報復対象になります。なので、例えば日本人が誰かを傷つけた場合、日本人全体が、「無差別に」狙われることも十分考えられるわけです。

もっと軽い意味で「友達」という意味合いでも使われます。

というわけで、外国人であれ、彼らのワントクとなることができ、一度そうなれば、徹底的に守られるというか…。

トンガには「トンガ人同士」のワントクシステムは存在しませんが、日本人からすると、やっぱりワントクかなぁ。

さて、海外で生活する上で、恐らく最も大切なことは「安全管理」。やっぱり自分で色々と考えなくてはなりません。安全で、楽しい生活を送るためには。家のセキュリティを上げるのも当然ですが、それ以上に地域での人間関係を作り上げること。これが先決だと思います。そういう理由から、僕はなるべくトンガ人の共同体に足を運ぶようにしています。カヴァクラブ、教会、ブラスバンドに聖歌隊、等々…。こういうところに顔を出していると、その地域に顔が割れ、その結果、自分の安全確保に繋がります。実際、この5年、いや、ソロモンも含めて8年、お陰で身の危険を感じたことは一度もありません。ココナツ爆弾の危険や犬に追いかけられて噛まれたことなどは何度かありましたがwww。

僕はJICAや大使館職員といった、いわゆるオフィシャルな立場でないし、任期が決まっているわけではありません。そして、一匹狼。なので、あまり日本人のグループには属さないようにしているというか…。あっ、決して日本人を敬遠しているわけでもないし、仲が悪いわけではありませんので…。

というわけで、なるべく現地の人の集まる場所に顔を出すようにしています。

と、偉そうに書いてますけど、そういう意味合いもありますが、やっぱり自分の趣味?その辺のトンガ人との関わりが一致しているというのが大きいんでしょうね。

というわけで、海外で長期滞在をする場合、現地の人と共有できる趣味を持つというのが有効なのかもしれませんね。楽しく、かつ、安全な海外生活を。


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