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2022/03/26

ふとJunkstageのことを思い出しまして、近況報告です。
最後の投稿が2018年2月のサイクロン直撃の報告だったので、4年ぶりですね。

実はこの間色々ありまして、2019年2月初旬に日本に帰国致しました。
JOCV(海外青年協力隊)のシニア部門に応募して落選、在トンガ王国日本大使館の現地職員枠に応募して最終選考で落選してました(笑)

で、考えていたのはJOCVもしくは大使館職員を経て(若干お金をためて)帰国し、鍼灸師を目指すということだったのですが、共倒れしてしまいましたので、予定を数年繰り上げて帰国し、鍼灸師を目指して日本の専門学校に入学しまして、3年のおっさん学生生活を終え今月専門学校を卒業しました。

専門学校は担任制で、担任は僕の一回り年下、クラスメートの一人は二回り年下、学科は違うけど同期にはなんと、自分の中学のクラスメートの長男くんがいたり…。でも夜間部だったせいもあって、同世代も複数名いましたが、他の教員たちもほぼ年下でした。

専門学校の最終目標は「はり師ときゅう師、それぞれの国家試験をパスして国家資格を取得すること」であり、そのためには3年以上の指定学校(専門学校もしくは大学)を終了する必要がありまして、卒業を確定させ、2月末に国家試験を受験しました。

はり師きゅう師の国家試験は160問の共通問題、はり理論が10問、きゅう理論が10問、なので、それぞれ170点満点のうち6割以上の正答率で合格となります。なので、102点が最低ライン。でも、大抵の受験生ははり師、きゅう師の両方を受験するので、180点満点の6割で108点が両方の資格の最低ラインとなります。

実は、専門学校の校内の最終試験が104点で「不合格」で、再試験での卒業確定でしたので、正直ギリギリラインからの国家試験の受験でした。ほんとに五分五分。個人的には合格点が108点なので、115点から120点位を狙うのが現実的な数字で、それを目指しながら勉強してました。

で、本番は「そういう聞き方するのか〜〜〜orz」と言う感じの問題が多かった気がします。問題自体は難しくないけど、というより日本語の問題?と言う感じでした。基本的な内容を聞き方を複雑にしている、一段階何か挟んでぼやかしている、そんな感じ。あとは重箱の隅をつつくような用語?今年は「ワニの眼症候群」が出ましたねぇ。聞いたことなかったです(笑)今年は第30回だったのですけど「あ〜ワニの眼の年ね(笑)」と言われるようになるかも。

まぁ、そんな感じで受験は2月27日で、合格発表は3月25日と約一ヶ月ありましたが、受験当日の夜、どこかの専門学校やら予備校(?)やらの講師らが問題を解いて、それを速報としてネットに流れてくるので、それを元に自己採点はしたところ、118点/180点となり合格の基準を10点ほど越えていたので、合格を確信しました。

その後、この一ヶ月は就職活動と新居探しに費やしながら、昨日3月25日の合格者発表を待ったおりまして、内定をいただきました。

自己採点では合格がわかっていましたが、問題不備や速報のミスなどで得点は上下するだろうし、最悪マークミスとか、名前書き忘れとかはなかったはずだけどと内心ドキドキしながら、合格発表を見て、自分の番号をはり師きゅう師共に確認し一安心しているところです。

50歳手前の年齢での勉強・受験は正直きつかったです。もうこんなに勉強することはないでしょうが、無事にやり遂げた自分、とりあえずよくやったよといいたい。

というわけで、これからしばらく日本で鍼灸師として働きます。就職先は週休二日制みたいなので、そのタイミングに合う市民楽団を探して、音楽活動も再開しようと思っています。

===追記===
正式に合格通知書が自宅の方に届いた模様で、得点は180問中118点ではなく、120点でした。1問は不適合問題で全員正解になり、1問は速報の解答が間違っていたも模様で、自分の解答が正解していた。今回はラッキーなことに自分は正解の方に作用しましたけど、当然逆のパターンもあるわけで…ハイ。