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2008/09/25
私の帰った数日前が祖父の五周忌だった事もあり、祖父が使用していたレッスン室には、生徒さんたちからの花が添えられておりました。
そして、今年で97歳になった祖母を強引に並ばせて、祖父の遺影とツーショット。
最近一人の実感が沸いてきて本当に寂しい」と言っていた祖母ですが、未だにこんなに花を贈って下さったり、空いた時間に訪ねてきてくれる元生徒さんたちがいるのだから大丈夫でしょう。
そうそう、このレッスン室にはとてつもなく貴重な物が置いてあります。
祖父が優勝した第1回・第2回日本音楽コンクール(旧音楽コンクール)の表彰状。
第1回は76年前、昭和7年!!
これ、左側に審査員直筆の署名があるんですが、音楽の教科書に載るような方々の名前が見受けられます。不謹慎かもしれませんが、「鑑定団」に出したら結構な値打ちものじゃないかな?
こんな祖父の遺影を見たり、レッスン室の空気に触れていたら、
「何やってんだ、しっかりしろ!!」
という、無言の檄をいただいたような気持ちになりました。
「鷲見」の名前の重さに一時期腐った時期もありましたが、やはり祖父-母と紡いできた鷲見家の音楽の歴史を、途絶えさせちゃいけないと改めて強く感じます。
頑張るぞ!!
2008/09/25 09:04 | 居酒屋トーク | No Comments
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