■ライヴレポート:教会にて

2月 13th, 2008

ライヴと言っても、メタルじゃありません。
と聞いてがっかりする人や、おいおいブログタイトルはどこ行ったと思う人がいるかもしれません。
でも、メタル好き=メタルしか聴かない、そうお思いじゃありませんか?

音楽はメタルが好きです、と初めて会った人に告げた後の「あぁ」とか「へぇ~」とかいったリアクション。
その反応にどれだけメタル好きは傷ついていることか…(涙
その偏見がますますメタラーを音楽業界の僻地へ追いやっていくのです。

かく言う私も、音楽は雑食。
この記事を書きながら今聴いているのは中島みゆき。
良いものはジャンルに関係なく、良いんです。
ジャンルなんてあとから人がああだこうだ言っているだけで、境界線なんて引き方は千差万別。

さて、本題に入りましょう。
今回私が観てきたライヴは新居昭乃というアーティスト。
会場はなんと、品川教会。
非常に澄んだ声を持つ新居さんですが、パイプオルガンや合唱をベースに設計された教会では、その声はさらに際立って響いておりました。

彼女の音楽はジャンルに分類しづらい音楽ではありますが、”癒される”と”涙腺を刺激される”の間くらいでしょうか。
しかし本人曰く、「ロックも好きでレッドツェッペリンやキングクリムゾンも聴いていた」と。

つまり、その人が好きな音楽と、その人の表現は必ずしも同じじゃないということ。
だからメタル好きが一様に「こういう人種だ」と思われるのは、同じメタル好きとして許せないのでした。

閑話休題。
新居昭乃さんのライヴに対する姿勢は非常に素晴らしいと感じるところが多く、まず演奏・歌唱できる場を与えてくれたことに対するお客さんへの感謝の気持ちが第一にあることが挙げられます。
それから、生の音を大事にしていること。
私は、アーティストが演奏しないで、バックミュージックに合わせて歌うだけのコンサートなら、決してわざわざ足を運んだりはしません。
その場で自分で演奏すること。それこそが音楽だと思うし、それはメタルバンドがしばしば重きを置くことでもあります。

結局メタルのお話になってしまう私ではありますが(苦笑)、今日は「メタルもいいけど、それ以外のジャンルにも確実に素晴らしいアーティストがいる」としみじみ思いながら眠りにつくことにします。

soranomori
本日の一曲:新居昭乃 / Voices(アルバム「空の森」より)
ほとんどの曲は自身で作っている新居さんですが、これは世界的にも有名な菅野よう子さんが作曲したもの。
今日の演奏ではヴァイオリンに併せての特別バージョンでした。
ただ座って聴いているだけでその場が別の世界に思えるような、そんな音楽。

■X JAPANと私

2月 10th, 2008

ニュースでもかなり取り上げられていますが、X JAPANが復活しますね。
Xがどれくらい「伝説」を作り上げたかを記事にしようとしましたが、やめました(笑
なぜなら、ウィキペディアに色々書いてあるし、書き始めて書き切れないことに気付いたから。
そして、「伝説」は一人ひとりの中にそれぞれの形で生きているから。
というわけで今日はX JAPANと私の話。

そもそも、私が初めて買ったXのCDは、私がポップだとかロックだとかいった音楽のジャンルというものすら知らなかった小学校の頃。
姉と、当時仲の良かった大人びた同級生の影響でした。
その頃買ったCDで今も持っているのは、彼らのCDだけ。
他には、安室奈美恵やウルフルズのCDを買っていたりしました(笑

結局中学に上がる前に解散してしまった彼ら。
解散してからの方がたくさんCDを聴いた、一番のバンド。
それは、私だけのことではなくて。
その後メタルにハマってからも、彼らの曲を耳にする機会はやってきました。
自分の影響でメタルにハマった友達から、逆にXの良さを語られたり、解散してから5年以上も経つのに、海外のバンドが日本版のCDのボーナストラックとしてXの曲をカヴァーしていたり。
そのたびに「やはり良いバンドなんだなぁ」と実感するのでした。

「ビジュアル系の元祖」、という印象だけにとらわれず、改めて彼らのオリジナリティを考えてみる良い機会かもしれません。
3月末の東京ドーム公演、目が離せません。
そういえば、東京ドーム3DAYS公演という偉業を成し遂げたのも、彼らが初めてなのでした。
DAHLIA
本日の一曲:X JAPAN / Rusty Nail (アルバム「DAHLIA」より)
Dragonlandというスウェーデンのメロディックスピードメタルバンドの2004年リリースのアルバムにボーナストラックとしてカヴァーもされている、X JAPANの名曲。
今聴いても決して色褪せない、何度聴いても磨り減らない一曲。

■ライヴレポート:ユキニモマケズ

2月 3rd, 2008

おはようございます!クロです!
メタルのライヴの良さを随所でアピールしてきた私ですが、
「全然実際のライヴのレポートをしていない!」
ということで、今日はそこを熱く語らせていただきます。
と言いますのも、まさに本日、ライヴ参戦なのです♪
snow
こんな天気ですが…(汗 ちなみに私の部屋の窓からの景色ですw
でも負けません!この雪を溶かす勢いで燃えて(≠萌え)参ります!!

と言っても、ただ熱い熱いと言うのでは、単なるライヴレポートに過ぎません。
メタルに慣れ親しんでいない人にはまったくもってお寒い話でしょう。
ですので、もう少し味のあるレポートをお届けできればと思っております。

本日私は行って来ますのは、
「重音楽祭」
ongakusai
というライヴ。10ものバンドが集まった祭典です★
しかし注目していただきたいのは、その全てのバンドが日本のバンドだということ。
メタルと言うと、どうしても「長髪の白人がギター弾きまくってる」イメージがあるでしょう。
もしくはスキンヘッド。

日本にも、自分達で日本のメタルシーンを盛り上げていこうという気概のある人が大勢いるわけです。
もちろん今日私が初めて見るバンドも多数。
どんなライヴが堪能できるのか、楽しみです。
彼らの実力やいかに。

では、帰宅後のレポートをお楽しみに!

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■地道にベース道2:いきなり「スタジオ入り」!?

1月 23rd, 2008

「スタジオ入り」…なんとプロっぽい響きなんでしょう。
だがしかし、4人で3時間利用するなら、1人あたり2000円弱で可能です。
えせプロ体験、できちゃう。

というわけでやってきたよスタジオで「音合わせ」!(これまた素敵な響き★)
スタジオはですねぇ。
studio1
当然ながらこんな機材があるわけですよ!
あっぷあっぷしながらベースを弾く俺はあとでにして。
もう、こんな音カラオケだって出せないよってくらいの、爆音。まさに爆音。
出せちゃうわけ!あー思い出したら興奮してきた(笑

ですので部屋の入り口はこのように
studio2
ブ厚い扉(しかも2枚!)で区切られています。
ちょっと分かりにくいですが、取っ手が半端なく重い。

と、ここで肝心なことを言い忘れていた!
我々のバンドは、アヴリル・ラヴィーンをカバーします!!!

えっ? と思ったそこのあなた。このブログのタイトルを見直しましたねっ!
そういうのは気にしないの!!楽しければそれで良いの!!

もっとも。
studio3
こんなギリギリな感じでベースを弾いている俺では当分メタルは無理なんです。
皆さんごめんなさい精進します。

そんな俺を尻目にキャリア10年以上のギターとドラムの二人は、メタリカセッションとか始めて、もうただただ感動。
さすが世界のメタリカ。
初めて楽器を鳴らし合う二人を一瞬にして同士にしている…。

一日も早くこんな風に演奏し、楽しめるようになりたい!と心に強く刻まれた日となったのでした。
というわけで今日もせっせと練習です。

■地道にベース道1:俺の歌を聴けぇっ!

1月 16th, 2008

って、俺はベース弾くだけなんだけどね。

ベース好き好き大好きと言って、勢い余って買っちゃったのが、大学3年。
それから早2年。立派にインテリアとして働いてくれました!(ぇ
しかしついにインテリアから楽器に昇格する日が来たよ!
そのさわりは前回の投稿でちょろっと触れましたが…。
この日が実現するまでをかいつまんで説明します。

俺の愛するArch Enemyのライヴにて、開演前にまったく見知らぬ男Dにナンパされる。
D氏「すごい盛り上がってますねぇ」
クロ「えぇ、外国人とかやばいっすね」
気付いたら一緒に会場でビール飲んでたよ!お互いの名前も知らずに!
あれは音楽が、メタルが最高のコミュニケーションツールになった瞬間だった…。

それから1年。定期的にDと飲むようになったわけだが。ある夜。
クロ「ベースの音好きなんだよね~。好き過ぎて買っちゃったくらい。買っただけだけど」
D 「それならバンド組んじゃおうよ。好きならできるって」
好きならできる、なんと素晴らしい言葉でしょう!
ギターを弾いて十何年というDがそう言うなら、やっちゃおうかな!

後日、いきなり「ボーカル見つけてきたよー」というメールが。早っ。
あとはドラムだけ、というときに、これまた素敵な出会いが。

そう、ここJunkstageでバスケコラムを書いているフィルコ氏。
バスケバカ・フィルコはドラムスコ・フィルコでもあったのだ!
初めて顔を合わせた飲み会でその事実を知った俺。
クロ「フィルコさん、一緒にバンドやんないっすか?」
フィ「もちっ」
二つ返事とはこのこと。音楽を、メタルを愛するものはハートも熱いね!

そして今に至るわけですが、練習は実に地味です(苦笑
営業マン・クロは、粛々と練習してます。

近々スタジオ入り(なんて甘美な響き!)です。
またその模様はここでお伝えしますよー!!

練習中
本日の一枚
営業でくたびれても、演奏はくたびれるわけにはいかない!
というわけで帰宅後からちまちま練習をする、の図。
楽譜を見つつパソコンで曲を確認したり教則DVDを見たり…。
真のメタラーへの道のりは長い!

■地道にベース道0:バンド、組んじゃいました

1月 9th, 2008

私が全楽器の中でベースが一番好きだということは、実はここではあまり語っていませんでしたが、何を隠そう大のベース好き。
5人のバンドなら大抵はドラムのそば、ボーカルと左側のギターの間にいます、マジで目立たない。
でも、縁の下の力持ち的な楽器なんです。
なんてったってベースがいるのといないのとじゃ音の厚みが違う。
あのビートルズだって、ポール・マッカートニーが弾いていた楽器ですよ!
バカにしちゃいけない。
とは言え、あのシド・ビシャスがいたSex Pistolsのコピーバンドでもない限り、「ベースやりたい!」なんて最初から言ってる人はそうそう多くない。大抵ベースを始めた理由は、「じゃんけんに負けたから」。

さて。
初回記事で”インテリア”と化していると申しました、Myベースちゃん。
実は脱インテリアの道が拓けようとしています!
そう、私クロ、楽器ド素人23歳にしていきなりバンドを組むことになりました!(拍手!)
なぜなら私がいつだって「ベースやりたい」と言っている奇特な人だったから。

ベースが足りない。
その声に応えちゃうことになりましたよ。

大丈夫かおい。
というツッコミは置いておいて。
とにかくベースの練習はストイックです。
だって一人で弾いてたら暗い子にしか見えないんだもん。

はてさて、2008年早々から前途多難な香りがぷんぷんしますが、
聴くばっかり、観るばっかりだったクロがどこまでいけるのか?
途中で膝をつくことがあっても、ゴール目指して歩を止めず、頑張っていこうと思います!

ベース
本日の一枚:我が相棒
生活感溢れる部屋内での撮影です(笑
黒好きの私ですから、当然色は真っ黒。まっくろくろすけ付き。
大学3年生のときに買ってから、寂しい思いをさせました。これからはそんなことはないよ!毎日添い寝する勢いで時間を過ごしていこうと思います!乞うご期待!?

■ライヴレポート:私が涙した夜

1月 6th, 2008

あけましておめでとうございます。
今年もせっせとメタル布教に努めてまいります。よろしく。

さて、今年からライヴレポートも記録していこうと思いますが、まずは昨年を振り返って最も印象に残った、LUNA SEAのライヴから。
この連載で最初のライヴレポートがメタルじゃないバンドなのに、「あれ?」と思われる読者の方もいるかもしれませんが、これには理由が2つあります。
まず、この連載の目的の1つが”メタルという音楽ジャンルの垣根を低くする”ことにあるから。
ライヴ(コンサート)はどの音楽ジャンルにも共通することだけれど、その中でも演奏者が全てを曝け出して観客にぶつかっているのがメタルだと私が感じているので、他の音楽ジャンルでライヴやコンサートに足を運んだことのある人にもいつかメタルのライヴを観て欲しいなという思いがあります。
次に、私が実際に観た最初のライヴと、そして初めて涙したライヴがこれから書く、LUNA SEAのライヴだったからです。

私クロの人生初ライヴは中学校3年生のときでした。当時姉の影響を強く受けていた私は姉が一番好きだったLUNA SEA色に見事に染まっていました。
そうしてついに実現した初の生演奏。場所は幕張メッセ屋外駐車場。
そう、野外の10万人ライヴが初めてのライヴだったわけです。
そこで一発でライヴの魅力の虜になった私は、翌日には完全に喉がかれ、激しい耳鳴りに襲われていました(笑

そして人生で初めて涙を流したライヴも同じLUNA SEAのライヴでした。
あれは高校1年生の冬。LUNA SEA最後のライヴでした。そう、2000年に終幕宣言をした彼らの、最後の夜。
思春期のほとんどの間LUNA SEAを聴き続けた私は、自分でも知らないうちに、深く深く彼らの音楽にはまっていたのでした。
なぜなら、泣くなんて露ほども考えていなかったのに、いつも最後に演奏する”WISH”という曲が始まると同時に、勝手に涙がこぼれてしまったから。
結局ライヴ終了後も30分ほど泣き続けたのでした。

ライヴの楽しさはなんと言ってもアーティストとオーディエンスの一体感。
曲に合わせ腕を上げ、頭を振り、体を揺らし、踊り、声を上げ、叫び、歌う。メンバーの名前を呼ぶ。
作りこまれた演出に見入る。CDとは違う生の独特な演奏の違いに耳を澄ます。
メンバーのその日限りの衣装に目を凝らす。一人ひとりの「演奏する楽しさ」を噛み締めた表情にジンとなる。
どれも部屋で独りCDを聴いているだけでは体験できないことばかり。

それを一番教えてくれたのがLUNA SEAというバンドでした。
そして昨年12月24日、クリスマスイヴ。
7年ぶりに、GOD BLESS YOU -One Night Dejavu-と称した一夜限りのライヴが実現した夜でした。
2000年の最後の夜と同じ、東京ドームで、やっぱり私は涙を流しました。
でも、今度は、最後の2曲の間だけ。また、いつかこの5人に出会えると信じて。
LUNA_SEA_IMAGE
今日の一曲:LUNA SEA / WISH(アルバム「IMAGE」より)
必ずライヴでは最後に演奏される曲。
“I wish for こんな夜には I wish for 夢見て”
という歌詞があんなに突き刺さる夜は2000年12月23日と2007年12月24日の東京ドームだけですね。

â– ”当たり前”と私

12月 31st, 2007

能天気な記事の多い俺も、たまには真面目なことを書いてみましょう。
どうでもいいけど、私は使用する一人称が「俺」と「私」の二種類で、友人と話すようなフランクな場面では「俺」なんですが、「私」の使いどころが奇妙なことになっています。
会社などの公式な場面で「私」を使うのは当然ですよね。
ところが、家族と話すときも「私」なんです。
ゆえに友達を家に呼んだときは「俺」と「私」の使い分けが激しく、両親・友人ともに「気持ち悪い」と言われてしまうんですねぇ。困ったもんだ。
だからこのジャンクでもテンションが上がってくるとつい「俺」が出てしまうんですが、基本的には外に出す公式の文章ということで「私」を使っています。

前説が長くなってしまいました。
今回はメタルを日々聴いているうちに常にハイテンションになってしまったと思われがちな私の内面を、一年を振り返りながら記していこうと思います。

振り返ると言っても、今年社会人一年目でただただ「社会人」という位置に慣れるので精一杯だっただけなのですが。
しかし、「慣れる」ということは非常に危険なことであります。
つまりは「色々なことを当たり前のこととして取り込んでいくということ」。
確かにある面ではとても重要なスキルでしょう。
でもそこには「ありがたい」と思う気持ちが薄れていくという罠があります。

先日も、入社後半年でサボり方まで身につけてしまった私は、前日の深酒(ふかざけ)を理由に、出勤しながらも事実上休憩の日にする、いわゆるサボタージュを敢行してしまったのです。
日中私は一人で営業先にいることになっています。なっていますというか、普通は外回りをしています。
しかしこの日は疲労と睡眠不足のダブルパンチ。一度電車で座ったが最後、起き上がれません。
結果、山手線に乗りすぎてお尻が痛くなりました。
冗談はさておき、そうこうして会社に戻ります。
毎日どこに行ったか報告するわけではないので、パッと見は営業先から戻ったように見えます。
「まあ、今日くらい、いいよな」
そう思っていたわけです。夕方から必要なデスクワークをこなして帰ろう、と。
しかし、偶然にも社内で真剣な顔で先輩社員と打ち合わせをしている同期が目に入ってしまいました。

そんな些細なことで、と思うかもしれません。
それ以前に、サボるなんていつまで学生気分でいるんだ、とも思われてしまうでしょう。

でも、慣れるというのは恐ろしいことなのです。
そしてそれに気付く瞬間というのはそんなちょっとしたことだったりもします。
その同期には密かに感謝をし、気を引き締めたのでした。

話が長くなってしまいましたが、この”当たり前”と思ってしまう危うさは仕事に限らないと私は常々考えています。
家族、友達と言った友人関係、現在自分が置かれている環境、今取り組んでいること……人間はなんだって簡単に当然のものとして享受してしまう隙を持っているのです。
だから、私は仕事も、大切な人たちも、そしてこのジャンクステージも、きちんと接していきたいと考えています。

と、あまりに話が硬くなってしまいましたね。
でもそうした考え方の枠組みがしっかりしているからこそ、その中で思いっきり暴れられるのかな、と最近は感じています。
ここでも、もっともっと暴れます!
というわけで、2008年もご愛読いただけるよう、精進いたします!

x_singles

では今年最後の一曲:X JAPAN / 紅(アルバム「Singles」より)
今振り返れば私が人生で最初に聴いたメタルらしい曲でした。
当時小学6年生だった私はただただカッコイイと思っていたなぁ。
そうか、もう小学生の頃から体の中にメタルの血は流れていたんですね。

■メタルと専門用語2 メタル仕草

12月 22nd, 2007

前回:メタルと専門用語1 ジャンル
今日こそ残業せずに帰ろう。
そう思っているのに気付けば、8時。9時…。
なんでこうも効率が悪いんでしょうなぁ。
早く仕事に慣れてバリバリこなしたい!

効率といえば、受験生だった頃、同じくメタル好きの同級生と
「スピードメタルは能率を上げるかどうか」
という議論をしたことがあります。そんな暇あるなら勉強しろよってツッコミは無しで。
結論は「数学系はやはりスピードメタルだろ」。
もう手のつけようがありません。

メタルを聴いているときは自然と体でリズムを刻んでしまうものなのですが、スピードメタルのときは大変です。
ついつい”ヘドバン”してしまいます。
ヘドバン? 耳慣れない言葉でしょう。それもそのはず。辞書になんか載ってません。
ヘドバンとは、ヘッドバンギング(head banging)の略。ようするに頭を振るってことです。
これはメタル仕草の基本中の基本ですね。
映像で見ていただくのが一番なのですが、それも難しいので、ヘドバン中のアーティストを捉えた写真をどうぞ(笑
head_banging

完全におかしい人にしか見えませんが、結構マジで頭振ってます。
スポーツを見ていて、ガッツポーズをとるようなイメージでしょうか。

次に、ヘドバンについでメタル業界で常識となっているのがメロイックサイン。
これです。ちなみに私の手、初公開。
ma310160.jpgma310161.jpg

由来は詳しくは不明ですが、悪魔的な意味あいを持つサインだったらしい、とのこと。
その後、KISS(キッス)などの有名アーティストなどによって広められ、今ではロックフェスティバルなどでも多く見られるようになりました。
「ロックしようぜ」くらいの意味で、観客もアーティストも同じ仕草をすることで一体感が高まります。
セーラームーンとは似て非なる仕草なので、決して混同しないように。

これらの仕草はやはり、ライヴ会場で音楽を全身で楽しむためのものと言っても良いでしょう。
ライヴジャンキーを自認し、年に何本もライヴに行っている私なんかは、一人部屋でメタルを聴いているときにも、自分がライヴでこの目で見た公演が甦って、思わずヘドバンしたりメロイックサインをしてみたり。
結局受験生時代に議論した、「メタルは勉強の効率を上げるか」という議題は、最終的には
「思わず一人ライヴ会場になってしまうので却下」
という結論に至ったのでした(笑

次回:メタルと専門用語3 テクニック

inhuman_rampage
今日の一曲:DragonForce / Through The Fire And Flames(アルバム「Inhuman Rampage」より)
デビュー後、世界に衝撃を与えたバンドDragonForce(ドラゴンフォース)です。3rdアルバムの1曲目です。
バンド名(龍の力)もそうだし、アルバム名(人間離れした狂暴さ)も曲のタイトル(火炎を貫いて)もコテコテ過ぎて(ていうか和訳するとダサすぎる笑)、素晴らしいバンドです。
何が衝撃って、とにかく速い。ライヴを一度だけ見たことあるけど、CDのようには絶対弾けてません。それでも観客が熱くなってしまうくらい、速くてカッコイイんです。

■メタル小ネタ:メタルはイケてるのか?

12月 16th, 2007

連載にするほどではないけれど、誰かに言ってみたい!
そんなメタル小ネタを披露するコーナー、始めます。

突然ですが、「日本大好き演歌大好き」というメタルアーティストがいます。日本語もペラペラ。
それが元Megadeth(メガデス)というバンドのギタリスト、マーティ・フリードマンです。
音楽番組だけでなく、「英語でしゃべらナイト」なんかにまで出演しちゃってたので、ご存知の方もいるかもしれません。
変な外国人だけど、スーパーギタリストなんですよ。

そんな彼がなんと鉄鋼業界の採用情報サイトのキャラクターになったという話。
ちょうど去年の今頃、メタルキッズには衝撃のニュースが走りました(笑
「マーティが鉄鋼業界のポスターに出てるぞ」
「駅張りででかでかと出るらしい」

これがそのポスター。
metal1
「メタルはイケてるのか?」
素敵過ぎますね。
ちょうど「メタル」という音楽ジャンルが大衆にまで認知されてきた頃と、鉄鋼業界の採用戦線が厳しくなってきたタイミング。なんというエンゲージ。
これを考えた人は天才としか言いようがありません。というくらいにメタラーの血を騒がせたネタなのでした。

なんせ、
「就職活動真っ只中の大学生のうち、何割がマーティを知ってるんだよ!」
と突っ込まざるを得ない。

そしてこの広告は成功したのかどうなのか、なんと今年も絶賛出演中です。
それがコチラ。
metal2
「メタルはイケてるぜ!」
最高ですね。
来年は一体どうメタラーのツボを押さえて来るんでしょうか。今からワクワクです。
まあ、押さえるべきは就職活動生のツボなんですが…。
まあ、こうして密かな話題を作るってのも狙いなんでしょうけどね。

鉄鋼業界、ほんとにイケてるのか!?
その真偽はこれから測られるということで、メタルキッズも要注目です(笑