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2008/04/21

4月14日原稿 妄想族たちとの出会い

タイトルからして、ちぃはご主人様のことを書かなければならない…!
でしょうが、いつもあまりにご主人様のことばかり書いています。
しかも、若干ご主人様のことばかり書いていて、正直読者の皆様が
この「自称 変な狸」であるご主人様のことなど、あまり興味がないのではないだろうか。
と考えるようになりました。

■30歳(四捨五入すると)の男性
■若干頭が大きく、足も短く太い

方のことを、確かにちぃは心より尊敬しており、日々を楽しく過ごさせていただいておりますが、
それはあくまでちぃの主観。だと思いますので、あえて別の方を愛したときのエピソードなど。

それは、大学二年生の夏のこと。

ちぃは、かなり今より痩せておりました。
仕送りとアルバイトの料金で生活する極貧生活に手伝い、ひらひらと美しいレエスのついた服と、
それに伴う森茉莉様の全集などを購入するため、極貧を超えてもう霞を食べて生きておりました。
今、すでにハラニク大佐の称号をいただいているのですから、出世したものです。
もちろん、こんなちぃですから、ほとんどいわゆるところの宴席などに出席することは
ほとんどありませんでした。
恥ずかしながら、お酒は害だと思っておりましたし、太ってしまうため、
タバコを吸ってごまかしていたのです。
そして、また通っていた学校の人々はやはり同じように妄想の世界に浸るばかりの知人たち。
そして妄想を現実の力にすることができず、くすぶっているひとたち。

そう、ちぃの学校は、妄想族だったのです。

妄想族なかたがたは、やはりあまり生産をしないようです。
昔の文学青年たちは、働かず、悩みすぎて頭というより心(なんてものがあるのかはわかりませんが)
を使いすぎ、世を儚んで華厳の滝から飛び降りたりしていたようですが、
ちぃが、この妄想族な世界のなかで出会った、生命力の塊。

ちぃはそのひとに運命を変えられたのです。

ご主人様も、確かにこんな妄想族のなかには珍しく、学費を自らお支払いになり、
土方をしたりなさっていたようですが、その体力の回復のため授業を欠席、留年されているので
さらに学費をお稼ぎになっていたようです。

けれど、ちぃが運命を変えてもらえた人。
妄想を現実にする力をもらった人は、女の子でした。
彼女は、なんとちぃよりひとつ、年下でした。
とても見えず、彼女もちぃが年上だとは思っていなかったようです。

彼女は、妄想するちぃに「本を作る」ということ。人を愛することが、力になることを、目の前で現実にしてみせてくれました。
ちぃのような、平凡な人間と付き合っていてくれることにとても驚きを覚えてしまうのですが、
今でも彼女とのお付き合いは続いています。

彼女は自分を「回遊魚」だといいました。
とまってしまったら、死んでしまうのだ、と。

おそらく、ちぃが男だったら、彼女をもてあましながら、まぶしい目を向けて、
目を離すことができないでしょう。
同時にほっておくこともできないでしょう。
生命力、それは、とてもエネルギッシュなものであると同時に、周りを不安にもさせてしまうのです。
なぜなら、世の中のひとは、そこまで生命力にあふれていないから。

ゴシックロリータに惹かれる、厭世的なちぃにとって、生命の光はいい意味で力をくれたのです。
大学時代、彼女にあったことが、ちぃの運命を変えたのだとずっと思っています。

とりとめのない文章になってしまいましたが、彼女への恋文です。
妄想力と生命力を同時に持つ、稀有な人間に出会えたこと。
ちぃは、もしかすると、東京の片隅で、大きな町で、小さな運命を変える出会いができたのかもしれません。

2008/04/21 09:50 | その他 | No Comments

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