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2009/07/27

「ATフィールドは心の壁さ」(By 渚カヲル)

そう、ちぃはATフィールドを感じているのです。
それは、「ATフィールド」を知らない人が世の中にいる、ということを
心のどこかで理解していなかった。

そう、まさにそれは心の壁。
第十八使徒である人間も誰もが持っている、自我。

そんな話を、してはいけない相手にしてしまったとき。
ちぃのガラスのハートは壊れてしまいました。

「汚されちゃったよ…」(By 惣流アスカラングレー)

まさにこんな気持ち。
そして、そんな言葉は誰もわからない。

営業ウーマンであり、金融のセミプロ(※自称)として、お客様とは接しているつもりでした。
ですが。
とても仲のいい先輩と、営業にご一緒しました。
そんななかで、とても気さくなお客様。
なぜだか、そんななかで、”ロボット”の話になったのです。
話の前後関係は忘れてしまったのですが。

「そういえば、最近 エヴァンゲリオン、でしたっけ?
はやっているのですよねー。あれもロボットの話ですよね」

40代の穏やかなクライアントは、まさに流行の話を振ってくださったのでしょう。
ただそれだけ。
ちぃは、「若い営業」としか見られておらず、何もそれ以上の評価もなく。
それなのに。
クライアントの笑顔がなのか、仲の良い先輩と一緒だったからなのか、
場所が見たばかりの「エヴァンゲリオン 破」を見た新宿だったからなのか。
あるスイッチが入ってしまったのです。

そう。

「エヴァンゲリオンはロボットではありません。
汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン といいまして、
人間とほぼ同じ遺伝子をもつのです
」

と、まじめな顔をして伝えてしまったのです。
これはいってはいけない一言でした。

理解がいくらありそうな方であったとしても、大半のまっとうな40代男性にとって、
「エヴァンゲリオン=オタク」であり、「オタク=秋葉原」のイメージは
実はまだまだこびりついていたのです。
そのことを、ちぃは瞬間、はっきりと自覚しました。

目の前で、真剣に話すちぃに爆笑するクライアントを見て。
「●×さんって…アニメ好きなんですね!
いやぁ~ あんまり真剣だから」

もちろん、クライアントはまったくいやな空気ではありませんでした。
むしろ、空気を読まずに話をしてしまったちぃが礼を欠いています。
営業失格、といえるでしょう。
隣で笑う先輩のことを見ながら
「いやあ、僕はお二人のこと、好きですよ」
と笑っていただいたのですから、成功と言えるのでしょう。

そして、
「エヴァンゲリオンが好きなちぃさん」として評価されたのがよかったのか、
なぜかクライアントは大きなオーダーを受けてくださいました。

「ちぃがエヴァンゲリオンの話してくれたからだな」
と先輩はいってくださったのですが、ちぃはなぜか、釈然としなかったのです。
それは、14歳のころにあった、ATフィールドに守られた柔らかな「ちぃ」が、
「汚されちゃった」ような気がしたからなのでしょう…。

営業として、使いたくはなかった。
ATフィールドを発動したまま…気付くと固く守り、ATフィールドが
存在していたことも忘れていた…。そんな営業ウーマン。

けれど、柔らかな心はまだ消えない
それが、体は三十路近くとも、心は10代のちぃなのです。
わかってほしい。
ATフィールドは誰の心にもある、心の壁だということを…。
これを汚すのは、何物でもない、お金のために働く自分。
そしてそれが、大人になる、ということ。

嗚呼、やっぱり、エヴァっていいですね…。


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