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2008/12/17

なんとなく夜を明かしながらも、さすがにひどいご主人様からの仕打ち。
落ち込みながら、なんとなく3人で箱根のロープウェーに乗りました。

チェックアウトを済ませ、おどろおどろしい富士屋ホテルに
またくるよ、次は菊華荘かな、と挨拶をして、荷物を抱えてロープウェーへ。
とその前に、3人ともOLです。
会社へのお土産と、それぞれのパートナーへ。
ちぃはこどもっぽいものが大好きなご主人様に富士屋ホテルの伝統のカレーと
特製いちごジャムを購入。
嗚呼、でもこのジャムは無駄になるかもしれない。
ご主人様は、突然家を飛び出されているかも。

そんなことを思いながら悲しくなりつつも、ロープウェーへ。
富士屋ホテルのある宮ノ下駅から、箱根登山鉄道で強羅に向かい、
またそこから早雲台駅に向かって、ロープウェーに乗ります。

強羅駅ですでに標高552メートル。富士山が見える、
ロープウェーでは、大涌谷(標高1000メートル)へ向かいます。
このロープウェーから、とても奇麗な富士山が見えます。
18人乗りのゴンドラには、外国の方や、初老のご夫婦など、
まさに老若男女が勢ぞろい。みんなで富士を愛でます。

dsc00232.JPG

シャッターチャンスともいうべきこの美しい富士山を見ていたら、
ちぃはご主人様からの冷たい仕打ちも忘れ、穏やかな気持ちになっていました、
そんなとき。

ちぃのバイブレータが震え始めたのです。
しかも、ご主人様専用の着信ライト。

「ご主人様だ」

先輩、後輩、ともにこちらを見ます。
おそるおそる出てみると。

「もしもし」

「もしもしぃ?(怒)」

明らかに怒っているご主人様の声音。けれど、お電話がかかってきて
うれしいちぃは、だんだん声のテンションが変わります。

「今ね~、富士山が目の前なんですよ。
写真、携帯で撮りますから、送りますね」

「ああそう(怒)俺は、てめぇが温泉でぬくぬくしている間、
ずっと片付け。ずーっと片付けしてたの。
おわんねぇの。てめぇ、帰ってきたら覚えてろよ」

「ごめんなさい ごめんなさい ごめ・・」

ブチっ。

「切れちゃった」
でも、明らかに顔が変わったようです。ちぃ。
「先輩、よかったですねぇ~」

「そうだよ、いくらひどい亭主でも、好きだからしょうがないよねぇ」

!?

気がつくと、目の前の初老の優しげなおばあさん。
ちぃの電話が聞こえていたらしく、慰められてしまいました。

恥ずかしいやら、でもうれしいやら。

とにかく、ご主人様が怒っていなかった。
それだけで、ちぃは嬉しかったのです。
家までの距離は、苦痛もない幸せなロマンスカー。
ご主人様へのお土産を持って、心がホカホカしながら帰れたのでした。

(了 もしかするとお土産へのご主人様の反応を書くことがあるかもしれません)


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