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2008/12/22

突然ですが、ご主人さまは礼儀にとても厳しい方です。

礼儀、というと虚業。無駄なことのように思われる方々も多いかと存じますが、
ご主人さまの礼儀はそうではございません。
経験を踏まえた、必要な「礼儀」。

 たとえば、道を譲っていただいたら頭をさげる。
道に迷うおばあさんがいたら、しっかりとご案内をする。
道端でうずくまられているおじいさんがいたら、必ず声をおかけになり、
適切な対応を取られます。
長幼の序、というものもしっかりと守られている。
おそらくご主人さまは儒教の国 日本、ということを本当に愛されているのでしょう。
お墓参り、というものも非常にたっとばれています。

ほとんど興味のないわたしに対しての厳しいご指摘も多いです。
一番多いケースが、駅でご主人様と待ち合わせなどをさせていただき、
ご主人様が先について待っていてくださるとき。

駅のホームで、きりりと決めたスーツ姿。
たばこを片手に空を見上げるいとしい方の姿を見つければ、
ちぃは嬉しくて走り寄ってしまうのです。

どーん!!!!
どかーん

がしっ肩や荷物がひっかかります。そう、ここは駅。
しかもご主人様もちぃも、日本でもかなりの乗降者数を誇ると思われる、
S宿駅やN駅での待ち合わせが多いため、
それはそれは皆様急がれています。

そんななか、ちぃは人ごみもなんのその、においをかき分けご主人様のところへ
走るわけですが、その前に必ず、世間の皆様からのご叱責にあうのです。

「すみません、すみません」
ちぃはひたすら謝るのですが、その様子を見られていたご主人様。

「ばかやろう、しっかりと周りに気をくばれよ
お前とはぜってぇ結婚できない。」

礼儀に厳しいご主人様。
それはそれは、電車のなかで溜息をつきながらご説明されます。
そんなご主人様にちぃはすっかり尊敬してしまいながら、
話半分で聞いているわけです。

ご主人様ってすごいなあ、と思いながら。

そんなご主人様。
たとえば買い食いや立ち飲みなど、されるので
ちぃからすると行儀が悪いなあ、と思い
「買い食いとかはいいんですか」
とお伺いしますと、

「いいんだよ、誰にも迷惑かけてないし。お前がいっているのは行儀。
俺がいっているのは礼儀。わかる?
ちゃんとダメな理由を自分なりに考えて」

なるほど。
さすがご主人様。深い見識に感じ入るばかりです。
でもちょっと、騙されているような気もしますが…。


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