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2008/09/20

恋をする乙女たちが、よくもっと相手のことを知りたい、そして自身のことを知ってほしい。
そう願うエピソードは数限りなくあります。
そもそも、少女マンガとはそのようなものを柱に作成されたものではあります。
よく思うのですが、少女マンガの基本とは、「自己」をとにかく追求し、また自己を投影する周囲の人間を
描くことなのでは、と思うのです。
ハンサムな恋人ひとつとったとしても、結局は自身の気持ち、変化を投影するために
描かれているものが多い…と思いましても過言ではありません。

けれど、ご主人さまは最近、新しい行動が増えてこられました。
それは「僕のことを知って」という行動。
なんとおかわいらしい。

たとえば、朝、なかなか目覚められないご主人さまにちぃがよっていきますと、
「んんむ」という声のあと、

「ぱぉ~っ♪」という軽快な擬態音が。
それはもちろん、ご主人さまのいうまでもなく、「排出音」。
そんなもの、決して一緒に時間を過ごし始めたからといって、親しき仲にも礼儀あり。
出していいものではありません。
それなのに、ご主人さまときたら、そのような音声をお出しになるとは。

{ご主人さま、ひどいです。さすがに、ちぃがご主人さまのものとして、
ご主人さま一筋だといったとしても、やはり多少の緊張感は必要です」
苦言を申し上げました。

すると、ご主人さま。
「違うよ、おれはお前に俺の朝いちばんの状態を知ってほしいんだ。
つまり、インフォメーションガス」

とっさに、香ってくる異臭を感じながら、「いやですっ」と拒絶の言葉を申し上げました。
すると。
「なぜ?ちぃは、おれのことを知りたくないの?もっと知りたくないの?」

おれ、悲しい・・・
ご主人さまはつぶやかれました。

そんなとき、ちぃはとっさに思い出しました。あるマンガのこと。
それは、漫画界というよりオタク界の超VIPカップル、庵野さんと安野さんの出版された
「監督不行届」。

漫画家ロンパースこと安野モヨコは、出来れば自身がお宅故に、「オタクじゃない人と付き合いたい!」
そう願っておしゃれなインテリアを揃え、血と汗の結晶の印税から作り上げた御殿がありました。
確かに安野氏といえば、おしゃれにも精通した女性という認識が多いはず。
(CF:美人画報ハイパー)

 しかし、実態は、というより実際は何に導かれたか、日本一のオタク四天王とも呼ばれる
新世紀エヴァンゲリオンの監督、庵野英明氏と結婚してしまったのです。
二人の赤裸々な会話のなかで、デフォルメされている(かもしれないし、おそらく真実でもある)
カントク君は妻よりもはるかに乙女。
「そんなに不健康な生活ばかりするんなら、もう知らない!」
と叫ぶロンパースことモヨコさんに、

「知って!もっとおれのことを知って!」
と叫ぶのでした。

ふと、ちぃはそのことを思い出したのです。

「普段は厳しいサラリーマンでありご主人さまでもある殿方の、きゅんとするような発言・・・
かわいいvv」
と呟いたのが運のツキ。
ご主人さまは、それ以来、数々のインフォメーションをされるようになりました。

それは、インフォメーションガスに加え、いくつかある種類とは。

インフォメーション汁・・・
ご主人さまの一日過ごされた、汗に溢れたシャツに体を張り付けること
インフォメーションスメル…
ご主人さまの一日の疲れを一心に受けた靴下のにおいをかがされること

さて、皆様。
このように、自分のことを知ってほしいと思う殿方。
ちょっとかわいいと思いませんか?


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