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2008/09/25

「お姉さんみたいな人が好みなんやけど、どこのお店なん?」

それはある日の昼下がり。
9月23日秋分の日、ビーズの稲葉さんの記念すべきお誕生日の日(誰も聞いてない?)

ちぃは真昼間、ひとりで新宿区役所の裏通りをつっきり、
西武新○駅へと何も考えずに向かっていたのでございます。
そんなとき。
かかったお声でした。

一瞬、なんのことやらわからなかったちぃですが、さすがに四捨五入して三十路も近く
ございます。ご主人さま一筋ですからわかりません、なんてことは申し上げますまい。
そんな女が、魑魅魍魎の跋扈する大手町ではとても働くことなどできるはずもない。

しかし。
ちぃは今まで、メイド喫茶の勧誘や、原宿での写真撮影などは実は、ある程度手慣れたものとして
受け止めてきておりました。
そのようなオーラをちぃが醸し出していることは、服装、雰囲気からも明らかな時代が、当然あったのでございます。
が、その日。
確かに回りを見渡せば、「昼キャバ」。
夜の風情の男性、女性が闊歩し、さながら夜の歌舞伎町。
ですが、ちぃはその日、見るからに地味とはいわなくとも、会社にそのまま行っても問題のないような、
そこそこ「ファッション誌をそのまま着てみました」スタイルでおりました。
はっきりといえば、カーディガンにワンピース。
しかもひざ丈。

となりますと、ちぃは二点考えました。
①お姉さんみたいな人=ちぃ=ご主人さまに尽くす純粋な乙女を欲している
②日ごろからスーツを着て闊歩するようなキャリア風女性が好みで、ちぃの昼間での
コスプレならぬガラスの仮面ばりの演技が功を奏し、成りきっていたので、
キャリア風の女性にいじめられたい欲望をそそった

という二点です。
①に関しては、やはりひとりでいたとしてもちぃはご主人さまのもの。
目に見えぬ首輪がその方に見えていたということでもございましょう。
心の目で見ることこそ、その人の本物の証。本能の街歌舞伎町は只者ではない。

②に関しては、ちぃはかくありたいと思っておりますが、うまくいっているか正直不明です。

しばらく逡巡しましたのち、丁重にお断りをして帰路につきました。
さてご主人様にご報告。
それは、もちろん報告義務があるから、ということもありますが、何より、
「たとえ初老の、父よりも年上でも、男性に声かけられたってことをいいたい」
という欲望があったにほかなりません。

ご主人様に魅力ある人だと思われたかったからなのです。

しかしてご主人さまの反応は。

…

………

「で?」
無言がなんと、1分ほど続きました。ちぃには1日千秋のような気持ちです

「いえ、どう思いますか、と思ったまでです・・・」
ちぃは声がだんだん小さくなりました。
「歌舞伎町、キャバクラって昼間もやっているんだな。休日の昼間、いいかもな」

ご主人様はぶつぶつと呟かれていました。
ご主人様は確かにしっかりと聞かれていました。
ちぃの話に耳を傾けていなければ、昼キャバなど出てこない言葉です。
が。

話の中心はそこではありません。ちぃの気持ちです

それなのに。
ご主人様ときたら、他の女の子を考えているのです!しかもちぃの話をだしにして。
いつかまっすぐ、ご主人さまがやきもちを焼いてくれないかなあ。
とため息をつくちぃでした・・・

2008/09/20

恋をする乙女たちが、よくもっと相手のことを知りたい、そして自身のことを知ってほしい。
そう願うエピソードは数限りなくあります。
そもそも、少女マンガとはそのようなものを柱に作成されたものではあります。
よく思うのですが、少女マンガの基本とは、「自己」をとにかく追求し、また自己を投影する周囲の人間を
描くことなのでは、と思うのです。
ハンサムな恋人ひとつとったとしても、結局は自身の気持ち、変化を投影するために
描かれているものが多い…と思いましても過言ではありません。

けれど、ご主人さまは最近、新しい行動が増えてこられました。
それは「僕のことを知って」という行動。
なんとおかわいらしい。

たとえば、朝、なかなか目覚められないご主人さまにちぃがよっていきますと、
「んんむ」という声のあと、

「ぱぉ~っ♪」という軽快な擬態音が。
それはもちろん、ご主人さまのいうまでもなく、「排出音」。
そんなもの、決して一緒に時間を過ごし始めたからといって、親しき仲にも礼儀あり。
出していいものではありません。
それなのに、ご主人さまときたら、そのような音声をお出しになるとは。

{ご主人さま、ひどいです。さすがに、ちぃがご主人さまのものとして、
ご主人さま一筋だといったとしても、やはり多少の緊張感は必要です」
苦言を申し上げました。

すると、ご主人さま。
「違うよ、おれはお前に俺の朝いちばんの状態を知ってほしいんだ。
つまり、インフォメーションガス」

とっさに、香ってくる異臭を感じながら、「いやですっ」と拒絶の言葉を申し上げました。
すると。
「なぜ?ちぃは、おれのことを知りたくないの?もっと知りたくないの?」

おれ、悲しい・・・
ご主人さまはつぶやかれました。

そんなとき、ちぃはとっさに思い出しました。あるマンガのこと。
それは、漫画界というよりオタク界の超VIPカップル、庵野さんと安野さんの出版された
「監督不行届」。

漫画家ロンパースこと安野モヨコは、出来れば自身がお宅故に、「オタクじゃない人と付き合いたい!」
そう願っておしゃれなインテリアを揃え、血と汗の結晶の印税から作り上げた御殿がありました。
確かに安野氏といえば、おしゃれにも精通した女性という認識が多いはず。
(CF:美人画報ハイパー)

 しかし、実態は、というより実際は何に導かれたか、日本一のオタク四天王とも呼ばれる
新世紀エヴァンゲリオンの監督、庵野英明氏と結婚してしまったのです。
二人の赤裸々な会話のなかで、デフォルメされている(かもしれないし、おそらく真実でもある)
カントク君は妻よりもはるかに乙女。
「そんなに不健康な生活ばかりするんなら、もう知らない!」
と叫ぶロンパースことモヨコさんに、

「知って!もっとおれのことを知って!」
と叫ぶのでした。

ふと、ちぃはそのことを思い出したのです。

「普段は厳しいサラリーマンでありご主人さまでもある殿方の、きゅんとするような発言・・・
かわいいvv」
と呟いたのが運のツキ。
ご主人さまは、それ以来、数々のインフォメーションをされるようになりました。

それは、インフォメーションガスに加え、いくつかある種類とは。

インフォメーション汁・・・
ご主人さまの一日過ごされた、汗に溢れたシャツに体を張り付けること
インフォメーションスメル…
ご主人さまの一日の疲れを一心に受けた靴下のにおいをかがされること

さて、皆様。
このように、自分のことを知ってほしいと思う殿方。
ちょっとかわいいと思いませんか?

2008/09/13

本日、ちぃはご主人様と代々木公園へ。
午後からちぃはお仕事だったのですが、ご主人様がお仕事の関係で代々木公園にて
ロケハン(ロケーションセッティング準備)のため、カメラを持っていくから午前中はデート。
ついでだけどデート。
ついでのデートが出来る関係。
それは結構幸せな間柄だなあ、と安いちぃは思います。
そのために時間をとってもらう必要なんてないのです。幸せは、あくまで、
「呼吸するように」そばにいられること。
なんていうお話をしたのですが。

さて、今回ちぃはふと、ご主人様について批判的な気持ちになったのです。
なんと。

最近ご主人様は、帰りは毎日12時近く。
ちぃもかなり仕事はたてこんでおりましたが、何しろ21時過ぎると頭が働かない体質なもので、
基本的に最近は効率を考えて、また明日のことを考えて21時を過ぎて会社にいることは
ほぼありません。

よくよく話を聞くと、ご主人様、一人で23時まで残って作業をされているとのこと。
しかも、土曜日もこうしてロケハン、という作業を一人でされている。

それって、おかしなことではないでしょうか?
なぜ、ご主人様ひとりにそんなに仕事を振るのだろう?

ちぃは前回もお話しましたように、ご主人様のお勤めになっている会社に怒りを覚えました。
「ちぃはあくまで、ご主人様に飼われている身分ではございますが、
ご主人様の会社に対して、クレームを申し上げたい気分でございます」

「俺がその前にキレると思うぞ」

が。
続いてご主人様。

「俺、他のメンバー信用できない。俺より仕事できる奴なんていない気がする」

ご主人様…!
ご主人様はお仕事が出来る方。確かにそうかもしれません。
一人で生活すること、生き抜くこと、すべてにおいて確かにご主人様は人より長けているように
ちぃには見えます。
器用に物を作ることも出来る。相談すると、とても理路整然と相手を納得もさせる。
それは、客観的に見ても、確かにそのような方に見えます。
いや、客観的に見ることなど出来るわけがないのですが、ご主人様を慕う男性方も、
そのような「回転の早い人」とご主人様を評価してくださっているように見えます。

けれど、ご主人様のその発言から、ちぃは重大な欠点があるように思えました。
それは、「スタンドプレー」である、ということです。

ちぃの会社は割と人数の多い企業です。
そのため、一人で仕事をするなんていうことは、基本的にありえません。
そして、ご主人様だってきっとそうなのです。
仕事を振りさえすればいい。
そうでなければ、ご主人様がいなければまわらない組織と化してしまいます。
けれど、組織としてそれは間違っている。

「出来なくなっちゃった!」というときに、誰かにふり、業務そのものがまわりさえすれば、
会社はそれでいい。逆にいえば、責任を一人で背負う必要もない。
そのことを、ご主人様はうまく使えていないのです。

「それって、ご主人様、仕事が出来ない、ということだとちぃは思います」

ご主人様にそのように申し上げました。
すると。

「そうなんかも。だから、もうやめるよ」

仕事を

だから、ちぃ、ちゃんと働いて俺に尽くしてね。

…!!
ご主人様の思う壺。ちぃは、やはりご主人様に尽くす人生が待っているようです。

2008/09/11

甘い甘い、真の同棲生活スタート。
と思いきや、ご主人様は相変わらず仕事も遅く、日々11時過ぎてご帰宅。
ちぃはというと、やはり接待や人事異動で日々帰りが遅い。
すれ違いと朝ご飯のときだけが、二人の甘い時間

そんな日々だったのですが
昨日のこと。

ちぃは珍しく7時30分に家に帰ることが出来ましたが、
連日の疲れがたまり、のびたもびっくり、ベッドにつくなり2秒で就寝
そんな折。
12時過ぎて、ご主人様に揺さぶられる感触で目が覚めました。

「おい」
新婚(違)夫婦が一緒にいて、夜中にご主人様から起こされる、なんて
エピソードは、当然それは、もう、そういうxxx
という妄想だったのですが、ふっと見るとご主人様。
ジャックダニエルを片手にダイニングテーブルで一点を見つめているのです。
コンロのあたり。

「ご主人様、どうされたのですか」
「ねずみ」
ねずみ?

「ねずみがコンロの下にいるの、待ってたら出てくるぞ」

そういったご主人様はコンロから目を離されることもなく、ひたすら
ねずみが出てくるのを待ち続けているのです。
行動がよくわかりません。
しかし、なんとなくご主人様の行動に従い、ちぃもじっとコンロを見て、恥ずかしがりなねずみ氏を待ち続けること1時間。

ごとっ。ガリガリ

物音がします
「おっ、出てきた」
ご主人様はおっしゃいますが、なかなか見えません。
「ねずみさんは鳴くのですか」
「さっき、キーキー言ってたぞ」
「ねずみさんって飼えるのでしょうか」
「飼えなくはないと思うけど」

何しろちぃは東京、渋谷に来て初めてねずみという生き物を見ました。
不潔といわれ、忌み嫌われているようですが、ちぃはゴキブリと同様、
かなりかわいいと思っているのです。

しばらく待っていましたが、ねずみさん。
なかなか出てこられず、ちぃはなんだか夜たたき起こされただけで、
いまいちよく分からない夜中を過ごしたのでした

2008/09/10

突然ですが…

ご主人様による、チーム801への暴言リストを並べます

※”801”=やおい。やまなし、おちなし、意味なし の略。
これは語源でしかない。現在の用いられ方は、男性同士の恋愛を書いた
コミック、ライトノベルのことをいいます。少なくともちぃはそのように
ご主人様と使用しております

エピソード1 よしながふみ先生の巻

ふらりとちぃが買ってきた『大奥』『きょう、何食べた?』『フラワーオブライフ』
『西洋骨董洋菓子店』がいたくお気に召されたご主人様。

よしながふみ先生の著作をどんどん読みたいと、ちぃに仰せになりましたので
営業先の蒲田で立ち寄ったBOO● OFFにて購入しました
『こどもの体温』『ソルフェージュ』そして『それをいったらおしまいよ』

楽しみに読まれたご主人様
すすっとちぃのそばによってきて、「801ページ目に記載されてる」
とのご発言。

それは、男性の●●を、男性が●×△されているリアルなシーン。

ご主人様は繰り返し、

「801ページに801回かかれてる」

などと、意味のわからない発言を繰り返されています。
そういって、ちぃを馬鹿にされるわけです

エピソード2 Gackt著『自白』の巻

引越しにあたり、ご主人様にちぃの持っていたものはほぼ、
明らかにされてしまいました。恥ずかしい過去、801グッズ。

そしてカバーをかけていたのに見つかったのが、Gackt氏の自伝「自白」。
そのなかで、gackt氏が最愛の男性の一人、とおっしゃっているHYDE氏(ラルクアンシエル)の
テーマについて語られておりました。
そこになんと『読み癖』がついていたのです…!

まず、この書籍を所持していたこともちぃにとっては恥ずかしいことでした。

二次元(コミック)等の話であるならばまだいい。

が、ナマモノ(※実在の人物をテーマに萌えること)で見つかってしまうことのほうが、
なぜか数倍も恥ずかしいように思われたのです。
なのに。

「なんだかこれさ、読み癖ついてるみたいなんだけど」
ささっとそのページを目の前に突きつけられてしまいました。

そこは、まさにGackt氏が「HYDEはなぜ女じゃないんだ!チクショー」
(原文ママではありません、あしからず)といっている部分。

「ごっごっご主人様…」

これ801ページ目なんだよね、といいながらご主人様は「売るべき本リスト」の中に
『自白』を載せられたのですが、ちぃはやはり捨てられず、こっそりとカバーをかけて戻しておいたのです。

が、目が覚めると、その書籍は食卓テーブルの上にさらされていました。

「今日って8月1日だっけ、あ、もうすぐ8時01分。」

ご主人様の開口一番のお言葉.

そんな折、JunkStageと入力しようとすると、イメージ検索
(Google)で出てくる書籍は「純情ロマンチカ」…
これは私が悪いのでしょうか 涙。