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2007/04/23

漫画に毒された腐女子、20代半ばにして初めていまさら
バブル時代の名残のような、おいてけぼりにされた夢を引きずり、
実践する。

そんなことがおきてしまったのですが、
座高の二分の一の足の長さ、
容貌は狸というより神々しい大仏様、
そんなご主人様に選んでいただいたホテル、
それは新宿にそびえる高級ホテルパークハイアット。

なんて小市民的で、なんてバブリーで。。と思いましたが、
ばたばたと予約をし(そのときもいろいろあったのですが)
いよいよ新宿!

ちなみにわたしの現住所は新宿なのですが、
いつもとなんて違ってみえる新宿であることか・・・!
目の前に見える新宿中央公園、
車のにぎやかなクラクション、
その頂点に立ったかのような気持ち。

ちなみにお値段、ふたりで泊まって52500円。
といっても、そんなに極端でもないのかもしれない。
服もとっておきのワンピース、
普段はジーパンにTシャツのご主人様も
スーツにネクタイを締めていて、
腕を組みたい! と思ってそっと手を取ったのですが
気付いてか気付かれていないのか、
さっと歩き出してエレベーターに向かっていかれてしまいました。
(そんなときにもキュンっときてしまうダメなワタシです)

パークハイアットで一番感激すること。
そして何よりも忘れられないこと。
それは、

夜景。

エレベーターが開くと、目の前に広がる新宿の夜景。
この下には、たくさんの人が動いていて、
しかもここは魔都 新宿。
歌舞伎町はすぐそば。
そこに君臨する西新宿。

この魔力に惹かれて、そういえば私たちはここに泊まったのでした。

「一息ついたら、歌舞伎町ぶらぶらするぞ」
ご主人様の声。

え、いつも歩いている歌舞伎町?

2007/04/16

今回、このホテル談義を語るためには、
わたしのバックグラウンドにある「少女漫画」を語らずには
おれません。

「快感フレーズ」をご存知の方はいらっしゃるでしょうか。
新條まゆさんという少女コミックでまだ現役、活躍されている方のヒット作で
アニメにもなりました。

漫画は評論を読むより 実際に漫画を読んだ方が易し、
絶対に気になった方は購入していただきたいのですが(愛蔵版も発売中)
かいつまんで申しますと、

この漫画に登場する主人公は平凡な女子高生。
あるとき、たまたま街をぼぉっと歩いていると

突然キキーっ!!
クラクションとともに、目の前にはフェラーリ。

あれ。。。わたし、生きてる?

(あったりめーだろーよ 目の前に車、あるじゃんか)

降りてきた男性はヒョウ柄のコート、
アルマーニのサングラスを外すと黒髪に青い瞳。

ここで、恋が始まり、ぶっちゃけていうとあっという間に
彼女の処女が奪われてしまう。
そんな話です。

こんな少女マンガを小学生から読んでいれば、
日本の小学生にテイソーなんて言葉なんて知らないッ、
そういわれる日も近いのでは、
そう思っちゃうのですが。。。

ここで議題にしたいのは、そうではありません。
高級ホテルで一夜を過ごしたい、
できるかぎりハンサムな方と、
そう願ってしまうようになってしまった
ワタシをはじめとする腐女子軍団の温床の地。

もちろん、すべての少女漫画がそうだ、といいたい
わけではありません。
しかし、私はいまになって思います。
エンターテイメントの王者小学館の生み出した、
女のコの願望のみを追及する雑誌「少女コミック」、
その分岐点はここにあったのだろう、と。

そしてご他聞にも漏れず、すっかりそちらの世界に向かった
ちぃは、ご主人さまの
「高級ホテルにいこう」という言葉に、

胸が

キュン・・・・っ!!

となったわけです。

(続く)

2007/04/09

<前回までのあらすじ>
少女漫画の方程式に思考回路を毒された20代半ばの女子大生こと
わたくし「ちぃ」は、とうとう積年の夢だった
「ホテルのスィートルームでルームサービス」という夢をご主人様に
伝えてしまう。
金髪碧眼の王子様こと、足の長さ=座高の二分の一なちぃのご主人様は
どうするのか…

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「え?ルームサービス?」
ご主人様、一瞬たじろいでしまいました。
当たり前です。実はこのご主人様、年こそ食ってますが
れっきとした大学生
なのです

「やっぱり無理ですよね…」
わたしはアホなことをいってしまったな、と反省しました。

が。

「夜景にスィートルームか…場所はどこでもいいの?」

意外な返答にわたしは少々びっくりしてしまいました。
まんざらでもないのかな…??

「いえ、実は新宿のパークハイアットに泊まりたいんです…」

パークハイアットを皆様ご存知でしょうか。
場所は東京都新宿区西新宿3-7-1-2にございまして、
新宿の高層ビル群のもっともはじ、新宿はもちろん六本木や
東京タワーの夜景さえも臨める新宿一の眺望を見るにはここしかない、
という素晴らしいホテル。
ちなみにお値段も超高級、なんと一泊55000円から(!)

VIPしか入れないようなこのホテルを選んだのには、
当然腐女子ならではの妄想ゆえでした。

それは小学生のときに読んだ漫画、「快感フレーズ」のせいだったのです…

(続く)