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2009/02/07

ちぃは統計をとってみたい。
と思うことがあります。
それは、皆さんに「恋人」なるものができたとき、

麗しい、あの衆道への思いを捨てるのか。
たとえば、東京都 N区在住 ちぃさん(アラサー世代)の場合。
20090209.jpg

※ちぃさんのご希望により、20代前半、アラトゥエン(アラウンド20)
のころのお写真を加工しています。

ちなみに、衆道とは、wikipediaさんを参照させていただきましたが、
かつての日本での男性間の恋愛のことです。
このあたりに対する思い入れは、他のものよりもはるかにあるのですが、
それはさておきまして(語り始めるとおそらく10スクロールくらい語りそうです)
かつて、ちぃのご主人様、非常にわれら腐女子に対して興味を持たれ
(生態に)、自ら「チーム801」と命名をされていることはお話をいたしました。

そのようなご主人様ですから、すぐそばにいる、ちぃという名前の
「チーム801 アラサー世代」をほおっておくわけがありません。

そもそも、隠しようもありませんでした。
同居させていただくにあたり、ちぃの持ち物はありとあらゆる面で暴露されてしまったのです。

そもそも、ちぃがこの分野を愛するようになったのは、
文学少女(もう少女という言葉すら使えないことが泣きたくなります)の
派生形。

森茉莉氏のなんとも怪しい世界、あの大御所竹宮惠子氏にも連なる
麗しの欧羅巴的デカダン・・・!!
デカダン、なんていう言葉も早々(中学三年生頃)に知ったのですが、それもすべて、
やおいの神様がちぃに授けた知恵でした。
まるで難しい書籍を読んでいるようなふりをして、文庫本に並ぶ

「金色」(三島由紀夫 著)「イタ・セクスアリス」(森鴎外 著)

「恋人たちの森」(森茉莉 著)

(皆さん 手にとってください そして背表紙の解説をお読みください)

そしてその続きには竹宮惠子先生からよしながふみ先生に至るまでの漫画たち…!
否、そこまではよいのです。

ちぃがかつて手を出していた、「ボーイズラブ小説の権化」ともいうべき、
南原兼先生の「パパとミラ」くんシリーズ・・・。
(知らないうちに、OVAが出ておりました)

捨てるに捨てられませんでした。
袋に入れてしまいこみ、さっさと洋服ダンスの奥に…

「おい、それ、見せろ」

「なっ なっ ええと、ご主人様、これは、そうっ 秘めたるもので、
とても男性にはお見せできませんっ」

「何、エロい下着とか?」

「そ、そうです! なので、今度、ぜひ」(も、申し訳ございません)

「うんにゃ、うれしい。今見せて」しばらくもみ合ったあと、ご主人様、奪われます。

「…『パパと KISS IN THE DARK』」
(クリックしてみてください amazonにとび、その臨場感がわかると思います)

ご主人様、とあるページを開かれ、音読されました。
「かわいいお前のフランクフルト…

…

……なにお前、フランクフルトみたいなほうが好きなの?」

あああ 晶子さんっ
ぽ、ポークビッツです!!!!
(陳謝)

それから、問題の場面が近付くと、ちぃの大好きな、響くご主人様の声が響き渡ります。

ご主人様、しばらく土日、読みふけっておられました…。

ちぃのいたたまれなさ、想像してください。
そして時折、ご主人様がつぶやかれる、シーンの色っぽさの声、
皆様にお伝えしたいほどです。

ここでわかったアラサー世代、ちぃさんの事例。
理解あるご主人様で、大変幸せにチーム801を驀進されています。

※晶子さん、とんでもないリンクをつけて申し訳ございません。

2008/11/23

11月21日。

行われた、サルサイベントに
http://www.junkstage.com/event/?p=7行ってまいりました^^

廣川さん。
エイミーさん。
リツさん。
ユウさん。
そしてJunkStageのスタッフ軍がそろいまして、夜の大塚を大暴れしました。

ちぃはサルサダンス初めてだったのですが、その日大変辛い会議があり、
何と夕方の17時から23時30分まで「数字のツメ」をさせられていました。
ちぃも営業です。
さちこさんと同じく、営業数字のツメの会議が行われ、そこで何処まで自分が達成できたか、
ということを聞かれるのです。
その日は「ばかやろう!」その他もろもろの司の怒声もプラスされ、意味があるのかわかりませんが、
わたしたち部員に恐怖を植えつけることで仕事をさせることは出来たようです。
(すべてを否定はしないけれど、恐怖は決して部下を伸ばさない、とちぃは感じます)

そんな日のサルサダンスでしたから、ちぃは本当に楽しかったです。
終わり5分に駆け込んだのですが(ご迷惑をおかけいたしました)
皆様、テキーラを片手に踊り狂っていて、ちぃはサルサのベーシックステップを学びました。

そこでもステキなオジサマとの出会い。
「サルサは8つのステップから成り立っている、さあ、やってみて」

「OKだよ!OKだ、君はきっと明日からはサルサクィーンになれる」

「なんて美しいんだ サルセーニョ」

という言葉に浸されて、ちぃはびっくりしました。
これはすべて日本語です。
お話されているのも日本人の方なのですが、そこ、大塚では、
日本はブラジルになっていました。

キス、ハグ、そしてキス。

それが普通なのでしょうか。ちぃは若干ご主人様に「遅くなります」
メールをし、それに対して「あい」という可愛いメールが返ってくるものの、
罪悪感を拭いきれなかったのですがここは日本ではない、ということで思いなおした次第です。

ちなみにそこでは男性同士の競演もありました。
ちぃは始めてみたのです。

仕事帰りの男性陣、スーツを少しゆるめに脱いで、けだるくしながら
サルサに身を酔わせ、男性同士で踊り続ける姿。
これは、これは、今からこのお二人に何かが始まる予感でしょうか。
JunkStageにも、このようなスタッフがいらっしゃるのね、とちぃは感慨に耽りました。
スタッフの方からは「スタッフ内は恋愛禁止なのよ」といわれていたのですが、
ちぃの顔に免じて

「男性同士はOKにしませんか?」

2008/01/15

「先生…バスケが、したいです…」この名台詞は、全国の腐女子(当時、そんな用語はなく、『オタク』という言葉で
一括管理されていました)たちを震え上がらせ、
作者T・I氏は同人誌に否定的だったという事実もあったのに、
そんな力もなんのその…「萌え」のパワーは圧倒的に得られない「男同士で汗する姿」に
甘い憧憬を抱いたものでした。

その結果、ルカ●×桜木、ル●ワ×仙●といった言葉が溢れていたのは、
もう十年以上も前のことなのですね。

ちぃがこんな、十年以上も昔の、ちぃの「チーム801人生」の萌芽を思い出したのは、
ご主人様からの蔑称「ハラニク大佐」によります。

 ちぃの微貌(敢えて漢字変換)の維持が、かなりのプライオリティをしめるとおっしゃる
ご主人様…ご主人様は、ハラニク大佐になってしまったちぃのハラニクをつかみ、
刹那そうな眼で、こうおっしゃったのです。

「先生…バスケが、したいです…」がーん…
この言葉の意味がわかってしまうちぃ。
あわてて岩盤浴に向かったちぃでした…

2007/12/05

「俺、中学のときさ。生徒会会長だったんだよね」

ある日、なんの話をしていたときだったか。
ご主人様はあまりに意外な発言をされました。

ちぃの知っているご主人様像とは、一回目の大学でフランス語を学ぶものの、
文法のむずかしさについていけず挫折。
二回目の大学(ちぃと同じ)では、ちぃと同じく落第。五年生。

というような、輝かしい学歴をお持ちなのです。
ちぃは自慢では在りませんが、生徒会長になるなど露ほども考えたことは
ございませんでした・・・

そもそも、人を統率するようなことができるわけないのです。

けれども、ちぃにとって「生徒会」とは、憧れの場面でもありました。
そう、ちぃの世代の皆様にとって、生徒会へのイメージといえばやはり、ヒットメーカー矢沢あい氏の
「天使なんかじゃない」を抜きにして、語ることはできないでしょう。

この通称「天ない」に涙し、生徒会に憧れた少女たちはきっと少なくないに違いない。
とちぃは思っております。

生徒会長である須藤晃は、リーゼントで元ツッパリで校則違反なのにバイクに乗る。
主人公翠は、ある日雨のなかで猫を拾う晃をたまたま見かけ、
ずっと気になっていた…

つまり、晃は「ちょっとワルなんだけど、生徒会長で、中身優しい」
という男性像、ということができます。
そして、この晃像に萌えた女の子たちは、とてもとても多かったのです。

この「生徒会長モノ」とは、実はある意味、ひとつのテーマをかたちづくっている。
とちぃは思います。しかも、とのがたとの恋のなかで。

そのなかでも、特に突出して面白いものが
『生徒会長に忠告』(門地かおり 新書館)…なんと、この生徒会長サマ
天然ボケでとてもキュートなのです。
生徒会長にほれてしまう、とても意地悪な副会長サマ。
このふたりのカップルなのです。

そう…ご主人様は生徒会長サマ。
つまりはきっと…もちろん、天然ボケなどではなく、びしびしと
生徒会を運営されていたのだと思う、のです、が…

「俺、生徒会長降格になったの。買い食いが見つかって、弾劾裁判。
副会長に降格」

…ということは、ご主人様、「天ない」の晃みたいな、
ツッパリ生徒会長だったというのでしょうか。

うふふ…それも、いいな。 とちぃは幸せになってしまいました。

2007/11/14

こんにちは、全国のご主人様、お嬢様。

 今日はちぃの普段、生活営業スタイルにおける苦しみ、
苦悩を聞いていただけますでしょうか。

皆様、どんな方であったとしても「表」と「裏」の顔、
おありかと思います。
ちぃにとって、ある意味「表」は「昼間の顔」、すなわち職場での
お客様のために生き、お客様によりよいご提案を考える。
そのスタンスはどこであっても変わりません。
特に、ちぃは金融機関でも「営業」という立場におります。

夜になると、ちぃにとって
「よりよく」生きていただきたい方はほかならぬ「ご主人様」。
そして、ご主人様といる以上に、ちぃにとって
「萌え」そして「すばらしい書物に出会うこと」は、
「夜」の大事な一面。

きっちりと切り分けたい!
むしろ切り分けないと仕事に支障が出る!!
…こともある。

ちぃにとって、クライアント先が「池袋」であることは、
大変に重大な問題でございました…

池袋とは。そう。
乙女、いえ、腐女子、貴腐人の皆々様の聖地。
乙女ロード
でございます…
ちぃのクライアント様、なんと池袋サンシャインに本拠地構えていらっしゃったのでした。

隣にあるあのK-BOOKS。
アニメイト。
そしてまんだらけ(腐女子専用!!)

ずっと日本経済について話しながら。
貯蓄から投資、という美しい流れを考えながら。
サブプライムローンのことを考えながら。

心はすっかりちぃのお金をアニメイトに投資することのみ

嗚呼、なんて罪な場所なのでしょう、池袋。
乙女ロード。
ビジネスオフィスの隣に堂々とあるなんて!!
ぱりっとしたスーツでお店にたまらず入ると、ちぃははっきりいって
違和感で浮いていました。

嗚呼、乙女の道は険しい…
それでもこの道の険しさこそ、禁断の愛へと繋がっていくのです。

2007/11/09

皆様、ごきげんよう。金融OL腐女子、ちぃです。
この主題のお話、途中で中断してしまい、すみません。
これはかなり大きな問題なのです。
ちぃのライフワークでもあります。

中学生から高校生の多感な時期、殿方同士の恋を夢見た、というのは
かなり人生に影と光を与えたように思われます。

「官能小説はお前の読んでるや●いと一緒」

このご主人様の発言は、かなり真実というより、このボーイズラブブームに
石を投げ入れる秀逸な発言。
さすが、さすがです、ご主人様!!
ご慧眼にちぃはふたたび昇天しそう…

とはいかず、
さすがにアイデンティティの危機でもありますゆえ、
前回のような終わり(http://www.junkstage.com/subculture/chii/?p=24)に
なったのでした。

そんなちぃが、ある日のランチ。
メタリーマン・クロ(サブカル中で元気に鋼鉄魂発信中でございます★)と
ご飯の約束をしていたところ、一冊の書籍を貸してくださいました。
それは『リビドー・ガールズ』(PARCO出版)。
クロは職業柄、新しい出版物にとても敏感です。

「これ、ちぃにいいと思うんだよね」

絶筆になっていた考察に、渇を入れてくれたのです!!
そしてこの書物…恐るべき内容が書かれておりました…
もちろん、や●いのことも書かれているのですが、いわゆるアダルトビデオ、
男女の絡みがいかに女子にとって、高いハードルであるか。

これはまさに、ちぃが一番最初に思っていた実感を代弁してくれていた、
と同時に見たくない現実でもありました。

「自分が恋なんか、できるほどきれいな女の子じゃないもん」
(※参考:http://www.junkstage.com/subculture/chii/?p=16)とか、
ストレートに「わたし、ご主人様と●●したいんですぅ」
っていえなかったのは、

やっぱり10代だったから。

今こうして、ご主人様と生活しておりますし、
少女コミックなども読んでいましたから、男女の恋に普通に憧れていたのです。
けれど、直接的に、ダイレクトに、エロティックなものを伝えるのには、
少女特有の恥ずかしさ、繊細さも手伝ってちぃはいえなかった。

ご主人様に対して多少の怒りを覚えたのは、そこだったのかもしれません。
きれいな思い出。
無理矢理にきれいにしていた思い出。
禁断の美しさ。

「けどさ、リビドーって別に男女の行為じゃなくてもいいんだね」

ご主人様の言葉。
そのあたり、フロイト大先生は草葉の陰から、教えてくださるのでしょうか。

2007/10/10

今回はばっちり惚気でございます。
うふっ。最近、いつもいつも気がつくとご主人様にだまされているちぃです。

さて、ちぃのご主人様、実はとっても料理がお上手です。
餌付けされてるんです。

やっぱり、奥様は料理上手で床上手だと、
逃げられません。

だって両方 た べ ちゃ う も の
谷崎潤一郎の小説なんか最たるエロティシズム。
食べる、こうのとりさんが運んでくる行為をする、眠る。
そしてまた食べる、縛っちゃったりして。
なんだかフランス文学 って感じ…
ジュテーム モワ ノンプリュ
そしてエディットピアフに愛人(ラマン)の世界。

ちぃのフェチのひとつに指、のど仏っていうのがあるのですけど、
ものを食べるしぐさって両方使う部分だから、
思わずじっ…と見ちゃいます。
食べてるしぐさって、ちょっと色っぽくて、素敵
あっ
垂れたソースをぺろっとなめてるのなんか いい…

「ご主人様…休日の昼下がり、なんだか、ご飯を一緒にたべて、ゆっくりするのって
フランス文学みたいですよね」

そういえば、ご主人様はフランス語の壁を感じて
フランス文学科を以前中退なさってはいるものの、
そこそこフランスかぶれでいらっしゃるのでした。

ご主人様はしばらく黙っていらっしゃいましたが、
しばしちぃを疑わしそうな眼でご覧になります。

「…お前、フランス文学をカンチガイしてる。お前がいってるのは
フランス書院 と違う?」

フランス書院。
さっそく手渡された書籍 そのタイトルは…
「年上三姉妹【素敵な隣人たち】」その表紙はなんとも黒く、
しかもなんだか艶めいた女性が絡み合っています

これ って ぞくにいう、女性がほしいときに男性がお読みになる
官能小説、つまりご主人様は、女性が足りないということ。

「ご主人様っ なんでこんなもの持ってるんですかっ!」

「お前のよむ 男と男のやつ、あれと一緒だよ」

…!! 今の発言は二重に傷つきました…
日々、チーム801とにされてはいるものの、ご主人様
今「ご主人様のものとしてのちぃ」「純愛をこよなく信じるちぃ」
そのふたつのわたしを穢したのです

ご主人様…今、わたくし多いなる溝を抱えております。
とくと、お話をさせていただきたい所存です(続く)