2008.12.28
◆期せずしてなっちゃった おひとり様クリスマス
さて、素敵なクリスマス。
皆様どんなふうに過ごされましたか??
ちぃは、というと…タイトルにありますが、なんとクリスマスイブ当日は完全に
「おひとりさまのクリスマス」
だったのです…。
さちこさんの記事ではないですが、ちぃは初、おひとりさまクリスマスを経験することになりました。
事のはじまりは、というほどでもないのですが、
今年は仕事おさめが12月26日の企業が多いかと思います。
金融機関はちなみに30日までなので、9連休は程遠いのですが、
ご主人様は”基本”9連休でした。
つまり、年末に向けて大変、ご多忙な時期なのです。
社会人になって、妙に実感したことは、
「12月24日はあくまで、師走の大詰めの時期に他ならない」ということでした。
つまり、クリスマスなんて色っぽいもの、こんな平日の水曜日に
実施されても、どうにもならないのです。
特に、今年のように年末が早い場合、もう仕事が終わるのか終わらないのか、
特にちぃの会社は12月決算のため、12月中に万一ミスがあれば、
取り返しのつかない事態になる場合もあります。
というわけで、忙しいのは理解していたのです、が、
まさか一人で過ごすことになるとは思わず、夜の9時すぎ、
会社の廊下からこっそりとご主人さまとお電話をしました。
「今日、何時頃帰られますか?」
すると、溜息とともに聞こえてきたことは、
「いや、おれ、今日帰れないかもしんねぇわ。終わんないもん」
「帰れない!? 泊まるってことですか??」
思わず声をあげてしまったちぃでした。
「せめて、せめて帰ってきてくださいませ、お忙しいのはわかるので。」
「んなこといっても、しょうがないでしょ。仕事、終わらせなければ。
だから、先に寝てなさい」
最後は妙に優しい言葉だったのですが、
ちぃの頭をよぎっていたのはあさましいこと。
そう、クリスマスイブに一人で過ごすなんて…。という気持ちでした。
それまでは、特にクリスマスなんてお祝いしなくてもいい、
そう思っていたちぃでしたが、完全に夜が一人、と思った瞬間に、
急にさびしさが込み上げてきたのです。
かといって、回りを見渡すと、机にまだまだ張り付いている先輩諸氏。
日本のクリスマスは、お仕事モードというのがちぃの実感。
それでも一人で寝るのはあまりにさびしすぎる。
しょんぼりとした気持ちで、10時すぎに会社を出て、家でなんとなく、
YouTubeでお笑いを見ていました。笑えるかな、と思いながら。
けれど、
さびしいときにお笑いって、全然笑えないんですね。
ご主人様所蔵のジャックダニエルを温めてちびりちびり飲みながら、
お布団に入りこんだちぃの携帯。
急に震えだしたのです。
時間は12時を回ったところ。
「俺だけど」
「あ、ご主人さま」
寝ぼけ声のちぃに気づいてか、
「あ、もう寝てたんだ。ならいいや、俺今から帰るから」
そういってお電話は切れました。
30分ほどして、ご主人様がご帰宅されたバイクの音。
ドアを開けると、外の匂いと、コンビニの袋を提げたご主人さまが
ちょっと疲れた様子で帰ってきていました。
「ただいま」
かなり疲れた様子でしたが、ご主人さま。
クリスマスイブの日に夜中まで残業され、会社に残ったほうが楽だと思いながら、
ちぃの帰ってきてほしい、というわがままを聞いて
夜中に帰ってきてくださったのです。
「終わんなかったから、明日6時に起こして。いつもどおりコーヒー淹れて」
思わず、ちぃは嬉しくて抱きついてしまいました。
おひとり様クリスマスは仕方ない、と思いながらも、
ただただ帰ってきてくれたことがうれしかったのです。
ご主人様の一番の優しさだったと思います。
ちぃは、プレゼントがほしいわけでもなく、ただ、ご主人様と一緒にいられる。
そんなクリスマスが過ごせたことがとても幸せでした。
たった、数時間ですが。
やっぱり、誰かが一緒にいてくれること。
本当に、幸せなんだなあ、と実感したクリスマスでした。

