« 幸せの敗戦 | Home | 団結力の勝利 »

2009/10/24

いやほんにやだらどいーてんきばりだすけわだっきゃはーかせんでらのがやんたぐなってきたじゃ。(注:日本語です)

当コラムはただ今ダイナミックキャンペーン中につき、上の翻訳を正確に出来た方、先着1名様にかぎり「東京アパッチホームゲームの自由席チケット(ペア)」進呈!!

回答はコメント欄に!!
 
 
フィルコです。こんにちわ。問題、、ちょっと優しすぎたかな~。だってほとんど標準語だしね。

でね、

皆様。皆様にもぜひ喜んで頂きたい。

我らが東京アパッチ。やりましたよ!!
10月14日(水)のVS新潟アルビレックスBB戦で見事今季初勝利を飾りました!

ひとつの勝ちがこんなに嬉しいなんて!!
観客は1500人ぐらいでしたが、会場の盛り上がりは超満員で優勝したかのようでしたよ!

なんとその4日後の18日には、VS富山グラウジーズ戦でもアウェイ初勝利を飾り、現在までの戦績を2勝4敗としました。次の埼玉ブロンコス戦「首都圏ダービー」に勝てば4勝4敗で勝率5割です!!いいぞいいぞ~!!
 
 
■不安

ここ2ヶ月ぐらいの本コラムを読んで頂いている方は既にご存知と思いますが、我らが東京アパッチ、経営不振による突然の運営会社変更、それに伴う致命的なチーム作りの遅れ&金欠でエライことになっておる最中でして。10月21日の日経スポーツ欄に特集記事がありましたね。

実際の試合でも、リーグを代表するスター選手の#11青木康平をはじめ、能力の高い選手が揃っているとはいえやはり8人で試合するのは非常に苦しい。

一番負担が大きいのがインサイドを固める#4ジュリアス・アシュビーと#21ニック・デービスの両外国人+#19チョモ。どんどん交替で出てくる生きのいい相手選手に攻め込まれて、ファールはかさむわ疲れるわでもー大変。第3クォーターの中盤ぐらいからもうヒーヒーのフーフー。

アパッチは新潟戦の直前に練習生契約をしていた#7 木村実と#13比留木謙司を正規選手として迎え、なんとか手駒の不足解消を図りますがやはり公式戦レベルにフィットするには~、もう少しかかるか。(でも、彼らの「気合」はすごくいい刺激になってる!)

そしてもう一人の外国人選手、元高松ファイブアローズのエースガード、#8ラシード・スパークスですが、実は開幕時には契約合意に至っていたのですが、やはりチーム立上げ遅れの影響でビザが間に合わず、ホーム開幕の4戦には間に合いませんでした。(試合中はずっとベンチ後ろにいて出たそうウズウズしてました(笑))富山戦にはなんとか間に合ってよかった!
 
「戦力不足」はジワジワとききます。開幕の浜松・東三河フェニックス戦、新潟アルビレックスBB戦GAME1ともに、前半まではいい勝負になっていても、3Qで疲労が蓄積して走れなくなったところを崩され、そのままズルズルと点差を開けられる力負けでした。大きな石ですり潰されるかような展開にいたたまれない気持ちになったブースターも多かったと思います。

前の記事で書いたとおり、各選手の奮闘ぶりは素晴らしく「心・技・体」とも今までのシーズンの中でもダントツで良い!と思えるだけに、「それでも勝てないのか。。」という焦燥感や重苦しい不安が選手やブースターの心を曇らせ始めていました。
 
 
■勝利

格好悪くてもいい。何でもいいからとにくかく「勝利」という結果が欲しい。

勝負事をしているとそんなときが必ずありますわね。ここを乗り切らないと「負け癖」から抜け出せない。重~い不安はチームからどんどん生気を奪ってしまう。どんなにやる気があっても、生気を奪われたら動くはずの足も動かなくなってしまう。
 
以前にもつらい時期がありました。

それはあの悪夢の2シーズン目。外国人選手が次々に途中帰国。エース#35ジョン”ヘリコプター”ハンフリーの怪我。今では考えられないぐらいチーム内のコミュニケーションも悪く、見るからにバラバラなチームはやることなすこと全てが裏目。連敗に次ぐ連敗で最下位をさまよっていました。

当時キャプテンだった#01仲西淳(現・大阪)は、自身のHPでブースターに「どうしたらいいと思いますか?」と意見を募集してしまうほど苦しんでいましたね。とにかく明るく振舞うことで懸命にチームを鼓舞してました。「天然もの」という説も根強いですが。

転機は年明け一発目。「根性ブルーワーカー」デミオン・ベーカーが合流、いきなり18点10リバウンドのダブルダブルの活躍。埼玉戦「首都圏ダービー」をダブルオーバータイムの激戦で制し、やっとのことで長い連敗のトンネルを抜け出しました。あの時もほんとに嬉しかったな~。

ベーカーは大声でチームを鼓舞してグイグイ引っ張りました。彼の強いハートがアパッチを捕らえていた不安の暗雲を一気に晴らしてくれたのです。試合はお互いにミスが多いいわゆる「泥仕合」でレベル的には褒めらたものではありませんでした。しかしこの勝利以降、東京アパッチに、攻撃的に喰らい付くディフェンス、どんな形からでも強引にねじ込むシュートの力強さが生まれました。沈んでいたベンチに笑顔が戻りました。

「攻撃的なディフェンスから、個人能力を生かした多彩な攻撃で相手をねじ伏せる。」3シーズン目、4シーズン目に、アパッチを連続してプレーオフファイナルの場に導いたこのスタイルは、このたった一つの泥臭い勝利から生まれたものだったのです。

たったひとつ「勝つ」ことがこんなにもチームに力を与えるのかと実感した試合でしたね。
 
 
■#12

話は戻って今季。

上に述べた苦しい時期を知る#11青木康平と#12仲摩純平は、このたった一つの「勝利」の大切さを知っていました。開幕前のゴタゴタから「試合が出来るだけで満足、8人しかいないから勝てなくてもしょうがない。」という私の温~い考えを、自らのプレーで引き締めてくれたのがこの2人。ほんとスンマセンした!!

それだけに、先日の初勝利のときは本当に嬉しそうでしたね~。

彼らは初戦から身を削ってチームに貢献しています。康平はエースとしての強い自覚でチームを牽引。ここ一番の勝負どころで必ず点を取ってくれる心強いチームの核として、開幕から6戦で平均得点19.5点。アウトサイドでの1ON1、インサイドへの飛び込み、メッセージのこもったアシストパスと、どれをとっても「エース」のそれであります。

康平が今季のリーグの中心選手であることは誰が見ても間違いは無いでしょう。
「日の丸」をつけてコートに立つ日もそう遠くない!ってかすぐ呼べ!!いやマジで!!
 
 
一方の純平。

純平はプレータイムこそ15分前後ですが、キャプテンとして身体を張った全力プレーでチームを鼓舞しています。中でもディフェンスを引き付けてのアシストパス、そしてファールを受けながらのバスケットカウントシュートが今季の彼の代名詞になりつつあります。

junpei.jpg
写真:仲摩純平オフィシャルHPより借用
http://jumpeinakama.net/index.php
 
 
「ディフェンスを引き付けて」「ファールを受けながら」と言葉にすれば簡単に思えますが、その相手の多くは200cm100kg以上の屈強な外国人選手です。インサイドの選手と違って、ガードである純平の場合、接触プレーの多くは「フルスピードで動きながら」である場合が多く、その度に派手にぶっ飛んでブースターをヒヤヒヤさせています。しかし彼はそれを計算の上で「わざとぶつかられながら」シュートを打っているわけで、ほぼ確実に決めてしまいます。まさに命がけの職人芸。

身長は192cmとそこそこですが、決して身体能力に恵まれているわけではない純平。初年度の彼は身長の割りにはドリブルがうまいぐらいの「平凡な」選手でした。チームではガードでのプレーが多かったのですが、不慣れなポジションであることは明らかでした。ただ、プレータイムは伸びなかったものの、当時のジョー・ブライアントHCは必ず一定時間は彼の出番を作りました。ジョーが注目したのは彼の隠れたセンスです。彼は身体能力には依存しない「工夫」が上手かったのです。

純平のプレーは1年1年形を変えています。

1年目は「ハードディフェンダー」でした。2年目は大幅に筋力をUPさせ「3Pが打てて、スクリーンをかけるのが上手いハードディフェンダー」。3年目は膝十字じん帯断裂という大怪我を克服。コートに帰ってきた彼は「3Pが打てて、スクリーンをかけるのがうまく、視野が広くてミドルエリアの混戦から有効なアシストパスが出せるハードディフェンダー」になっていました。そして4年目、身体を絞りスピードアップした彼は「ポイントガードもこなせて3Pが打てて、スクリーンをかけるのが上手く、アシストパスが出せる上にファールを誘うシュートが出来るハードディフェンダー」でした。

全ては、プロ選手として生き残るため、そしてチームの勝利に貢献するための「工夫」を積み重ねた結果です。そのひとつひとつの積み重ねが、彼を「平凡な選手」からアパッチに欠かすことの出来ない「リーグ屈指のユーティリティプレーヤー」に押し上げたのです。

広島のバスケット界で「仲摩三兄弟」といえば知らない人はいないというバスケ一家に育った純平。大学まではいわゆる「バスケエリート」として順調に進み、進学した拓大では1年生からスタメンをとるほどでした。しかしケガをきっかけにバスケに対する情熱を失いチームを辞め、大学も退学して広島に戻ってしまいました。

1年ほどバスケから離れた生活をしていましたが、国体チームに選ばれていた三兄弟のお兄さんから強引に誘われチームに帯同。そこで「やっぱりバスケが好きだ」と再び自覚して、次の年に開催されたbjリーグの最初のトライアウトに参加、ドラフト指名はされなかったが、東京アパッチのチームトライアウトでジョーHCに見出され、開幕メンバーとして契約を果たしました。

一度大きな挫折を味わっている彼は、バスケを失うことの辛さ、バスケが出来ることの幸せを誰より知っています。だからこそ今季「チームごとの挫折」を味わったアパッチにおいて、彼の経験からくる気迫のこもったプレーが際立って見えるのでしょう。彼がキャプテンであることは、新生アパッチにとって必然と言えるでしょうね。

今季、#12仲摩純平は何を新たな武器として身に着けるのか。今のところはキャプテンとしてチームをまとめること、そして体を張ってチームを引っ張ることに必死になっていますが、彼のことですから長いシーズンの間に必ず新しい「工夫」をまたひとつ積み重ねることでしょう。#12仲摩純平の職人魂に注目です!

願わくば、ケガ無くシーズンを突っ走ってくれ!!

 
さて、

今日は18時から、新生アパッチ最初の「首都圏ダービー」埼玉ブロンコス戦です。

過去最強布陣と言われながら開幕4連敗に苦しんでいるブロンコス。どんな形でもいいからとにかく「勝利」が欲しいでしょう。ハードな試合になることは必死!!純平はどんな活躍を見せてくれるでしょうか。

うーん。まだ何ともいえないが、何とか行きたい!!
 

2009/10/24 11:37 | 東京アパッチ | No Comments

Trackback URL
Comment & Trackback
No comments.
Comment




XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <code> <em> <i> <strike> <strong>