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2015/04/20

JunkStageをご覧のみなさま、こんにちは。
突然ですが、みなさんは音楽活動に憧れたことはありますか? バンドを組んだり、仲間内で対バンをしたり…誰しもが一度は経験する音楽活動への夢のひとつです。
本日はかつてのバンド少年、バンド少女だった皆様に、現役のバンドマンで“夢をみ続けていたかったから”今もなお音楽を続けているという、この方をご紹介したいと思います。

■vol.42 トランペット奏者・太田祥三さん

―死ぬまで上手くなり続けたいと思っています。今が1番上手い、と思って死にたいのです。(太田祥三)

無題

ポップスバンド「3-4-3」のリーダーでありトランペット奏者。小学生のころ鼓笛隊から音楽に目覚め、大学在学中にジャズ研究会に入部。以来、20年以上にわたり奏者として活躍している。
http://www.junkstage.com/ohta/

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まずは、上の動画をご覧ください。
こちらは2011年に発売された太田さんのバンド「3-4-3」のミニアルバム収録曲。アルバムの名前は今の季節にぴったりな「新緑」です。

バンドと言えばロックバンドのイメージが私にはあったのですが、お聴きいただければ分かるように、こちらのバンドのサウンドはボサノヴァなどブラジル音楽のテイストを取り入れた、穏やかで柔らかい曲が特徴。
そのサウンドづくりに欠かせないのが、太田さんの演奏するトランペットです。

太田さんとトランペットの出会いは18歳。大学のジャズ研究会に入部したのがきっかけでした。もともと、小学生のころに鼓笛隊でトランペットに触れた経験があったとのこと。シンプルに唇を震わせて音を出すトランペットに魅了され、太田さんは20年以上、この楽器の演奏を続けています。

ところでトランペットとバンド音楽と聞くと、違和感のあるかたもいらっしゃるかもしれません。
一見不思議にも見えるこの取り合わせは、太田さんの経歴にルーツがありました。中高生のころはギターを弾いてバンド活動をしていたという太田さんは、社会人となってからレゲエバンドに参加。
そのメンバーと共に通称「イカ天」こと「三宅裕司のいかすバンド天国」という伝説的音楽番組コーナーにも出演を果たします。その後、ポップスバンドへの参加を経て現在はオリジナル曲を中心とした前述の「3-4-3」を主宰。
こちらのバンドはメンバーの入れ替わりなども経験しながら、今年で結成14年目を迎えています。
“バンドの寿命は2〜3年”などといわれたりすることもある世界で、これだけ歴史を重ねてくることが出来たのも、太田さんの穏やかな人柄ゆえかもしれません。

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そんな太田さんのコラムは、だからこそか喜怒哀楽がとてもはっきりしています。

路上ライブでの覚悟の甘さを自戒し、長らくボーカルを努めた青木文子さんの卒業をめぐる寂しさメンバー募集に関する想い、新ボーカリストが決定した喜び。収録に参加したアルバムを聞く嬉しさHPをいじる楽しさ…。

もちろん、トランぺッターという立場から練習用ミュート最新事情や、音楽を嗜まれる方は誰しもが一度は悩む住宅事情。奏法に関するトレーニングから演奏中の写真を見て愕然としたという眉間問題まで様々な内容があるものの、どのコラムを読んでも感じるのは太田さんの“好きなことをし続けられる喜び”です。

太田さんは、無邪気に、無心に音楽を楽しんでいる。
もちろん、大人としてのマナーや節度は十分に保ちつつ、トランペットが演奏できること、バンド活動が出来ることを全力で喜んでいる。
コラムを読んでいると、本当にこちらまで嬉しくなってくるようなわくわくが太田さんの文章には詰まっているのです。

ちなみに、太田さんの生業はライター業
カーオーディオがご専門で、専門誌の編集長経験も6年というベテランです。
だからこそか、太田さんのコラムはJunkStageでも特筆すべき文章量!
寄稿回数もトップクラスで、アクセスするたびに新しい記事を読めるのも大きな魅力です。

4月26日には、新たにボーカリストを迎えた「3-4-3」の初ライブも予定。
新ボーカリストと共に始まる新しい時間も、太田さんはきっといつものように読ませてくださるものと思います。

これからも「3-4-3のおーたさん」と認識してくださる方を増やしていく旅を続けていきたいものだ、と思う次第です。地道に、積極的に、続けていきたいです。(「『3-4-3』の、おーたさん」より引用)

「続けること」が大事だと語る太田さん。
そこには今も音楽に憧れ、希望を持ち続けるバンド少年の面影があるのかもしれません。

2015/04/20 09:17 | momo, ・Junkライター紹介 | No Comments

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