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JunkStageをご覧の皆さま、こんにちは。
突然ですが、皆様はトンガ王国という国がどんなところにあるかご存知ですか?
過分にして、根っから日本生まれ日本育ちのわたしはこのライターさんに出会うまで、この国のことをよく知りませんでした。
南太平洋に浮かび、世界で一番朝が早く来る(でもいまはサモアに1時間先を越されていることが若干悔しい)首都・ヌクアロファを持つトンガ王国。毎年「ジャスミンちゃん」こと猛威をふるうサイクロンが吹き荒れ、ざっくりした警察がいて、お葬式の際には必ずブラスバンドが出動する、そんな国。
そんな南太平洋に浮かぶ国に、本日ご紹介するライター・鈴木さんは住んでいらっしゃいます。
■vol.8トンガ王国在住・鈴木真一さん
――学校の音楽の授業はこちらが一方的に教えるものでしたが、警察音楽隊は一緒に音楽を
作り上げていくもの。
この両方を同時に体験することが僕にとっての一番の収穫だったかも知れない。(鈴木真一)

ソロモン諸島国での3年間の教育活動を経て、2008年よりトンガ王国在住。 現在は中学校で音楽教員として勤務。
http://www.junkstage.com/suzuki/
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ボランティア組織「ドンボスコ海外青年ボランティア」から要請を受け、鈴木さんがソロモン諸島に音楽教師として赴任したのは2004年の9月のこと。高校教育課程に「音楽」が存在しないその地で五線譜など見たこともない生徒たちに音楽を教え、そして2008年1月からはトンガ王国にて教鞭をとっておられます。
勿論、トンガ王国でも「音楽」のカリキュラムはないとのことで、ここでも現地で唯一の正規の音楽教師。トランペットからバイオリン、フルートな様々な楽器を演奏される根っからの音楽好きの鈴木さんは、新しい楽器を手に入れた瞬間の興奮も本当に楽しそうに報告してくださいます。
そんな方とはいえ、楽譜の読み方さえ知らない現地の子供たちにカリキュラムにない音楽を教えることは並大抵のことではできないのではないか、と素人目にはだいぶ大変そうに思うのですが、ここが鈴木さんの凄いところ。
教科としてはないけれどもともと聖歌隊やブラスバンドなど音楽に素養も親しみもある彼らと一緒に合同演奏会を開催したり、警察隊のブラスバンドに参加したり、とにかく音楽を通じて立体的にコミュニケーションを図っているのです。
もちろん、教え方も色々と工夫を凝らしていらっしゃるご様子。
トンガの学生さんたちがときに羨ましくなるほど多様な授業を展開し、今では日本人教師の指導教官を務めるほど、先生としての鈴木さんは生き生きと働いていらっしゃるのだということがコラムの随所から感じられます。
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が、その経歴もさることながら鈴木さんのコラムはトンガ王国という国での暮らしがものっすごく面白く、生き生きと描かれているのです!
サイクロンの時期の停電の乗り切り方やトンガ流・書類審査の乗り切り方、運動会でのアバウトな測定や日本語OSのない携帯に悪戦苦闘、おもむろにちゃんこ鍋を囲んだり、ラグビーの大盛り上がりの様子など、拾い上げるのにきりがないほど面白いエピソードが満載。
(ちなみにトンガ王国の面白ルールについては鈴木さんがこちらに纏めてくださってます。爆笑必至です…!)
鈴木さんが取り上げるのは主に日常のちょっとした出来事なのですが、それを読んで笑っているうちにトンガという国がどんどん身近に感じられて、まるで近所に住んでいるしたしい知人のようにすら感じられてくる。この親しみやすさが鈴木さんのコラムの最大の特徴であり、面白さであると思います。
日常を面白く書く、というのは実は難しいことです。
誰にだってその人なりの日常があって、生活がある。だからこそ「どこかで聞いたような話」になりがちですし、ただの日記になってしまうこともある。これは異文化に身を置いている方だって同様のことだと思います。
その異文化圏での日常を、第三者に分かるように伝え、かつ面白い、というのは、だからとても凄いことなのです。
鈴木さんは、きっと日常を愛しています。
だからこそ楽しさをおしみなく伝えてくれるこのコラム、鈴木さんの目を通して見る日常は光り輝いているのですし、読んでいる私たちは遠い国に住む人々のことを好きになるのだろう、と、いま、そんな風に感じています。
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JunkStageが目指している、「情熱の可視化」。
そのポリシーをもっとも体現しつつ、でも肩ひじの張らない楽しさで視界を広げてくれる鈴木真一さんのコラムは、そんな私たちの理想の形。
音楽に対する溢れる情熱、日常を豊かに過ごすヒントが満載のこの連載から今後も目が離せません!









