国が違えば、言葉も食べ物も文化も違います。
が、今回は言葉や食べ物などの大きな文化の違いではなく、少し小さな文化の違いについて書いてみたいと思います。
例えば、お風呂について。
日本人にとって、特に冬はお風呂なしでは生活できない!という人が多いのではないでしょうか?
日本には全国各地に温泉の名所があって、お金を払ってお風呂に入り行く。という文化がありますよね?
温泉とまではいかなくても、どこの町にも銭湯やスパなどお風呂に入れる施設があるのではないでしょうか?
では、ドイツではどうか。というと僕の経験上、基本的に1年を通してお風呂に入るということはあまりしないように思います。
ただ僕らダンサーは身体を使う仕事なので、リハーサルが多かったり休みがなかったりで筋肉が疲れている時は、お湯をためて浸かることはあるみたいです。
人によっては、サウナに行くという人もいます。
もしかしたら、お風呂に浸かって筋肉を休めるというよりもサウナに行って筋肉を休めることのほうがメジャーかもしれません。
まずドイツと日本ではお風呂場に違いがあります。
僕の実家は、一軒家だったのでマンションでどうなっているのかはよく知りませんが、日本のお風呂場はまずシャワーを浴びるスペースがあって、湯船はお湯をためて浸かるためのものですよね?
ドイツの場合、まず基本的にトイレとお風呂場が合体しています。
トイレがあって、洗面台があって、部屋によっては洗濯機を置く場所があって・・・
簡単に言うと、ホテルのシャワールームみたいな感じですかね?
ただ一つ、ホテルのシャワールームと違うのは、部屋によっては湯船がなくシャワースペースのみがあります。ちなみに僕の部屋も湯船がなくシャワースペースしかありません。
湯船がある部屋の場合は、湯船の中でシャワーを浴びます。
シャワーを浴びるタイミングもちょっと日本人とヨーロッパ人では違うんではないかと思います。
もちろん個人差はあると思いますが、日本人は基本的にシャワーは家で浴びるものではないですか?
仕事や学校、部活、習い事などで汗をかいても、とりあえず着替えて家に帰って、家でシャワーを浴びるというのが普通だとぼくは思っていました。
しかし、ヨーロッパ人は、家ではあまりシャワーを浴びないみたいなのです。
なぜかっていうと、まずは水道代の節約。もう一つは、リハーサルや公演、レッスンのあとに劇場や学校で浴びてしまうから。
もちろん、ダンサーなので汗をかきます。そのまま私服に着替えるのは気持ち悪いから、シャワーを浴びるのはわかります。
でも、家に帰って夜寝るまでに外を歩いたり、時には食事をしたり買い物をしてまた少しは汗をかいているわけで、家でシャワーに入らないと寝れない僕としては、寝る前にシャワーにもう一度はいって全部きれいにしてから寝ようよ!って思うのですが…。
シャワーの入り方にも違いがあります。
ヨーロッパ人のシャワーの早さをご存知ですか?
お風呂に入らずシャンプーをして、顔洗って、体を洗うだけで早くても10分くらいはかかりますよね?
彼らも同じことをしているはずです。
しかし、彼らはだいたい5分前後でシャワーを終わらせます。
シャワーの浴び方のなにが具体的にどう違うのか、僕は残念ながら見たことがないのでわかりませんが、こんな会話を聞いたことがあります。
一組のカップルがカンパニーにいます。
リハーサルが終わり、更衣室に戻っている時のことです。
「シャワー浴びてから帰る?」と彼が彼女に聞きました。
「うん、でも今日は髪の毛を洗うから時間かかる」と彼女が答えました。
ん?って思った方いますか?
ぼくは、ん???と思いました。
今日『は』髪の毛を洗う?
毎日シャンプーしてないんですか?毎日汗かいてるのに、しかも女の子は髪の毛をお団子とかにして括っているのに毎日洗わないのですか?
と僕は思いました。
でもこれは彼女だけではなく、本当にヨーロッパ人は髪の毛を毎日洗わないそうです。
ベルリンで美容室をやっている日本人の美容師さんによると、ヨーロッパ人は毎日髪の毛を洗う習慣がないので、シャンプーが日本のものよりも強くできているらしいです。
なので、半分くらいに水で薄めて使うといいそうです。
ということで、毎日髪の毛を洗ってるわけではないからシャワーが早いのだと思います。
あともう一つ、体を洗うのに使うスポンジやタオル、彼らは使いません。
女性はわかりませんが、男性でそのようなものを使っている人を見たことがありません。
シャワールームに行くときみんなは、シャンプーとボディーソープだけを持って行きます。
何を使って体を洗っているのかというと、手。ですよね。
それできれいになってるのか?
背中の手の届かないところは洗えているのか?
というのは僕にとって永遠の疑問ですが、臭い人はいないのでなっているのでしょう・・・。
身体を洗うのにスポンジやタオルを使わない。これも彼らのシャワーの早い理由の一つだと思われます。
ヨーロッパ人と日本人のお風呂文化の違い一つでこれだけ文が書けるとは自分でも驚きです!!
また、小さな文化の違いを見つけたら書きたいと思います。
ドイツに留学してから、5年。いろんな国の人に会いました。
その中で感じたことは、日本食に興味を持ってくれている人が多いということ。
そこで、ほぼ100%質問されることがあります。
「お寿司は作れますか?」
きっと、外国人にとって日本食=寿司なんでしょうね。
でもお寿司と言っても、にぎり寿司、巻き寿司、ちらし寿司、手巻き寿司といろいろありますよね?
彼らが求めている寿司は、にぎりもしくは巻き寿司です。
僕は、「作れません」って答えます。
寿司は自分たちで作るものではなく、お店で買うか、お寿司屋さんで食べるものだ、と。
でも、こう言うと「日本人なのにお寿司作れないの?」と言われます。
なので、「作ろうと思ったら似たようにはできるかもしれないけど、本当は寿司をにぎるには修行が必要なんだ」って説明します。
日本人でお寿司を嫌いな人ってあまりいないように思いますが、やはり外国では好きな人とそうではない人が別れるようで、嫌いな人は生の魚がダメなようです。
バレエ学校の同じクラスに一人のオーストラリア人の女の子がいました。
彼女は、従姉妹が日本語の勉強をしていたそうで日本に興味を持ってくれていました。
オーストラリアにも寿司レストランがたくさんあるようで、
「私、お寿司好きなのー!」
と言っていました。
その時は「へーそうなんだー。おいしいよねぇ!」
といって特に何が好きとか細かい話はしませんでした。
しかし、後日またお寿司の話になり、彼女が言った一言が
「お寿司は好きだけど、魚は好きじゃないんだ。」
・・・。
えっ???ってなりませんか?
お寿司好きなのに魚が好きじゃない?
「お寿司で魚食べなきゃ、お寿司じゃないでしょ!」って僕は言いました。
じゃあ彼女はお寿司を食べに行って、なにを食べるのかというと・・・
たまごとかアボカドとか・・・っていうんです。
たまごはおいしいし、まぁ普通にあるので許します。
でも、アボカドって!
お寿司にアボカドっていうのはビックリしました。
カリフォルニア巻きっていうそうですね。
アメリカが本場で、アボカドときゅうりとか、カニかまとかを巻いたものらしいです。
知ってましたか?
お寿司も食べられる地域によって進化しているんですね。
そのアボカドのお寿司、結構外国人の口に合うみたいでドイツにもありました。
食べてみたら食べられないこともないですが、僕は魚のにぎり寿司が好きです。
最初に書いたように、日本食に興味を持ってくれている人は多くいて、仲良くなると、
「日本食を何か作ってよ!」って言われます。
でも、僕の料理は適当料理で全く日本の料理ではないので、そういう時は炊き込みごはんを作ってあげます。
といっても、日本から買ってきた釜めしの素をお米に混ぜて炊飯器で炊くだけなんですが・・・笑
これが、すごく好評なんです!
こんにゃくとかゴボウとか外国人にとっては得体のしれないものが入っているにもかかわらず、今まで食べさせて、
「これ無理!」
という人は一人もいなくて、みんなまた食べたいと言ってくれます。
これ無理!と言われたのは、以外にも味噌汁でした。
しょっぱいスープというのがダメだったようです。
あと、おもしろかったのはうどんです。
引っ越しを手伝ってくれたブルガリア人の友達にうどんを作ってあげたことがありました。
日本では、ラーメンでもうどんでもそばでも豪快にズルズルと音を立てて食べますよね?
ヨーロッパ人にとって、食べる時に音を立てることは抵抗があるらしく、音を立ててもいいと教えても、うどんなのに静かにチュルチュルと食べるんです。
音を立てて食事するのもそうですが、例えばお茶碗は手に持つとか、みそ汁はお椀に口をつけて直接飲む、ということにも違和感があるようでした。
全く違う食文化で育ってきたので、違和感があって当たり前ですが、そんな当たり前のことに気付かされた瞬間でした。
「困ったこと3」ということで、またまた僕のドイツに来て困ったことを引き続き書かせてもらいます。
初回では「言葉」、二回目では「食事」と、きっと誰でも海外に行ったら困ることだと思います。
今回は、もしかしたらこんなことで困ったのは僕かもしれませんが、ちょっと恥ずかしい思いをしたので、書いてみたいと思います。
簡単に言えば、食文化の違いですかね。
それは、ナイフとフォークの扱いです。
日本では…と言ったら個人差があると思うので、僕の場合は、にしますね。
僕の場合、日本で生活していた時はご飯を食べる時は、お箸を使って食べていました。
ナイフとフォークを使うのは、ハンバーグ、ステーキ、スパゲッティーぐらいじゃないですか?
スパゲッティーにいたっては、時にはレストランでもお箸の場合もありますよね?
和風スパゲッティーのレストラン、五○○門とか・・・。
ハンバーグもステーキもそんなにしょっちゅう食べるものではないし、食べるのは外食した時の少し特別な場合くらいです。
実際自宅で食事をする場合は、ほぼ100%お箸です。
しかし、ドイツはほぼ100%フォーク・ナイフの文化です!!
ドイツに限らず、欧米はそうですよね・・・。
誰でも知ってることです。
が、そんな当たり前のことで困った人がここにいるんです。
恥ずかしい出来事1が起こったのは、忘れもしないドイツに渡って初めての春のことでした。
劇場の食堂にて。
リハーサルが終わり、友達と休憩中に食堂へご飯を食べに行きました。
何があるかなぁーとメニューを見ると、「ステーキ」が!
肉大好き星人の僕です。迷わずステーキを注文。
友達も同じものを注文しました。
ナイフとフォークを手にとり、ステーキを受け取り、席に着きました。
友達も席に着いて食事を始めました。
・・・き、切れない。
最初は無言で肉と戦っていましたが、ついに友達が気付いてしまいました。
友達のD君:「壮太、どうしたの?」
僕:「ん?えっと・・・切れない。。。苦笑」
D君:「ナイフが悪いんじゃない?変えてきな!」
うん、と言い僕は違うナイフを取ってきました。
でも、切れない・・・
D君はとても親切な子です。
「しょうがないなぁ、切ってあげるよ!」
と僕が頑張っても切れなかった肉を簡単にどんどん切って、小さい子供がお母さんに切ってもらうように、全部食べやすいように、もう切らなくていい大きさに切ってくれました。
とまぁD君のおかげで無事ステーキを食べることができました。
この話がいつの間にかに何人かに知れ渡り、当然来るのがこの質問。
「日本ではナイフ・フォークを使わないのか?」と。
僕は答えました。
「使うけど、そんなに頻繁には使わないし、こんな硬い肉は切りません!もし切れなかったら、かぶりつきます。」と。
日本人の皆さま、不器用で下品な僕のせいでゴメンなさい。
出来事2は、D君の家に泊まりに行ったときに起こりました。
初めての外泊です。
夜はDVD観たり、お父さんの手作り料理を食べたり楽しく過ぎました。
さぁ次の日、朝起きたら、彼の家族はもう出かけていました。
D君も起きてきて、お腹が空いたから朝ご飯にしよう。ということに。
自分が寮で朝ご飯を食べる時は、菓子パンのような少し甘い小さなパンを食べます。
D君の家で出てきた朝食も、もちろんパンです。
でもブレートヒェンという、外は硬くて中は柔らかい丸いパンです。
これはドイツでは結構定番な朝食のパンなんですけど、その頃は食べたことはありませんでした。
これをどうやって食べるかというと、パンの横からナイフを入れて上下ふたつにスライスして、バターを塗って、ハムとチーズをのせて食べるんです。
言葉でこう書いたら、簡単だと思いますよね?そこに何の問題が?と。
でも、まずパンを切るという行為をしたことありますか?
日本での朝食の定番は食パンじゃないですか?
食パンは切れてるし、トーストを切るのは硬いから簡単です。
でもこのパンは、外は硬いけど、中は柔らかいんです。
パン用のナイフとかじゃなくて、普通のナイフで切るんです。
これが、難しい!!
パンがボロボロになるし、テーブルに破片が落ちまくるし・・・
さすがに、D君も笑いながら呆れていました。
そこでお約束の質問。
「日本ではパンは切らないのか?」と。
僕は答えました。
「パンはナイフで切ったことありません。パンは切れているものです。」と。
そう言ったら、パンを何個食べるのかを聞いて僕の分まで切ってくれました。
この二つの出来事は今思い出せば、そんなこともあったなぁ・・・と笑い話にできますが、そのときは
ホントに困ったし、悔しかったし、恥ずかしかったし、どうしよー!って思いました。
この後も、ウインナーがうまく切れなかったり、日本でいうとんかつ的なものが切れなかったり、と恥ずかしいことが何回かありましたが、練習に練習を重ね、なんとか前よりは上手くナイフとフォークを使うことができるようになったと思います。
逆にナイフとフォークで生活をしているヨーロッパ人は、お箸を使えるのかというと、これが不思議なことに使えるんです。
もちろん個人差があるし、日本人のようには使えませんが、何気に上手なんです。
これには正直驚きました。
お寿司やアジア料理が好きでお箸を使えるようになった人や、人によっては学校で習ったり、友達にアジア人がいて教えてもらったという人もいました。
前回に引き続き、ドイツに来て困ったことを書かせていただきます。
言葉の次に困ったことは、やはり食事面ですかね。
困ったというか、日本との違いに驚きましたね。
国が違えば、食べ物が違うのは当たり前のことですよね。
僕が住んでいたのは学生寮だったので、お金を払えば寮で朝食と夕飯は食べれたのですが、最初はドイツ料理がどんなものかよくわからないし、自分で作った方がお金もかからないだろう、ということで自炊をすることにしました。
基本的に朝食はパン。 昼食は学校の食堂。 夕飯は自炊でした。
日本人の主食は、やはり米!ですよね?
ご飯を食べるには、炊飯器が必要です。
ということで、寮母さんと電化製品屋さんに・・・でもドイツの電化製品屋さんに炊飯器が置いてあるはずもなく、注文することになりました。
メーカーにお店の人が電話してくれたのですが、炊飯器の注文が珍しかったらしく、
「炊飯器なんて誰が買うの?」と一言。
そしてお店の人が、「日本人だよ。」と一言。
それで、「あぁ!」となり、無事に注文できました。
この炊飯器、炊くのはすごく早く20分くらいで炊けます。
しかし、保温機能がなくコンセントを刺したままにしているとご飯の水分がなくなり、カチカチになってしまいます。
さて、主役の米はどこで買えるか。スーパーでも、もちろんお米は小さなパックで売っています。
しかしほとんどがタイ米で、僕はあまり好きではありませんでした。
そこで、アジアショップに行きました。
お店の中を見てみると、「Japanese Reis」の文字が!
しかし、よく見るとカリフォルニア産・・・ん?
カリフォルニア産日本米?
なんだそれ!と思いつつも、米は米だろうと思い、買って帰りました。
食べてみると・・・まぁタイ米よりはマシかなって感じですかね。
帰国するたびに、日本のお米は美味しいなーと思います。
次に、おかずです。
やはり海外生活とはいえ、できるだけ日本で食べていたものに近いものが食べたいですよね。
でもまず、日本のスーパーのようには魚が手に入りません。
あっても冷凍の切り身、変な液体に漬かった魚、味付きのサーモン・・・
お刺身も焼き魚もできません。
じゃあ肉を食べよう、とお肉コーナーに行くと・・・
日本にあるような、薄切り肉というものがないんです。
豚肉でも牛肉でもステーキみたいなものか、サイコロステーキみたいなもの。
もしくはひき肉です。
鶏肉も胸肉のかたまりか、手羽先です。
野菜も買おうと野菜コーナーへ。
これは、スーパーにもよりますが、たぶんみんなビックリすると思います。
野菜が汚い!ハエは飛んでるし、虫が付いているものもあれば、もう腐っているものもある・・・。
あと、日本のものに比べて大きいです。
キュウリなんてゴーヤ並に大きいし、ピーマンもナスも日本の物の何倍もあります。
最初は、この食材たちで何をどう作ればいいのだろう・・・と思いました。
でも簡単なことです。大きいものは切ればいい、薄切り肉がなければ、塊を小さく切ればいいんです。汚いものは洗えばいい。
ないものはしょうがない、慣れるしかないと自分に言い聞かせて、慣れましたがやはりどうしても、今でも日本食は恋しくなりますね。
ドイツに来て、日本は電化製品も発達しているし、食材も豊富ですごく便利な国だと思いました。
その環境で育ったのでそれが当り前のように感じてしまっていましたが、そうではないと気付かされました。
こんにちは!早いもので、もう一月が終わってしまいますね。
前回はドイツに来て最初にビックリしたことを書かせていただきました。
今回は、ドイツに来て困ったことを書いてみたいと思います。
海外に行って、困ることって何だと思いますか?
言葉、食事、文化の違い・・・僕だけではなく海外に行った人なら、誰でも経験することだと思いますが僕の経験を少し・・・。
まずは言葉についてですが、ドイツで話されている言葉は・・・もちろんドイツ語です。
ドイツ、特にベルリンではほとんど英語を話してくれる人がいません。特に年配の方などは、英語が全く通じません。
日本で、ドイツ語なんて全くと言っていいほど馴染みがないですよね? 僕は留学をする前に1年間、ドイツ語の授業を受けてから行きましたが、残念ながら語学能力が日本語でも低いため、ほとんど何もわからない状態で留学しました。
英語も言っていることはなんとなくわかるけど、ちゃんと話せる、というほどではありませんでした。
ベルリンに着いて最初のタクシーや寮母さんとのやりとりは、一緒に留学の決まった頭のいい子に助けてもらいました。でもずっと助けてもらうわけにはいかないですよね。
ここで、重要なのは電子辞書! これは本当に肌身離さず、携帯よりも電子辞書、お財布よりも電子辞書という感じで常に持っていました。
寮母さんも友達も、僕が何を言われているのかわからない場合はわかるまで何度も何度も言ってくれました。
それでも、どうしてもわからないときは辞書で単語を打ってもらいました。そのおかげで、なんとなく言っていることはわかりました。でも困ったのは、自分の意思を伝えたいとき、何かを言いたいときです。日本語でも口数が少なく、コミュニケーションが苦手な僕です。
よし!ここはとりあえず、文法はどうでもいいからがんばって単語を覚えようと思い、みんながよく使う言葉や、テレビで聞いた単語、身の回りのものなどを辞書で調べました。幸運なことに、寮母さんも友達も辛抱強く聞いてくれる人達ばかりで、単語が少し間違っていてもなにを言おうとしているのか考えてくれ、わかるまで話を聞いてくれました。それでも伝わらない場合は、電子辞書で単語見せていました。
今でも文法はメチャクチャですが、おかげで普段の生活では辞書がなくても困ることはほとんどなくなりました。言葉を早く身につけるには机に向かって一人で勉強するよりも、その環境に入ってしまうことが近道なのだと感じました。
しかし、今でもたまに困ることがあるのは、発音。
日本語は他の言語に比べ音が少ないそうで、日本語で育った人にとってドイツ語に限らず、発音するのも聞きとるのも難しい音があるそうです。
例えば、Rの発音。あとドイツ語にはウムラウトという英語のアルファベットにはないものもあります。その小さな発音の違いで、全く違う単語になってしまう場合があります。
だいたいの場合は文の流れで言いたいことは伝わるのですが、笑われてしまうこともあります。 簡単な会話はわかってもらえますが、ちゃんと話をしようとすると、一回で言ったことを聞きとってもらえないことも多々あります・・・僕の場合は、発音だけではなく、文法的な問題もあるかと思いますが。。。
ネイティブの人並みに発音もよく、文法も完璧で流暢に外国語を話せるようになれたらすごくかっこいいですよね。
僕なんて、母にドイツ語をなにか話してみて、と帰国した際に言われたので適当に話したら、「もっと外国語っぽく言えないの?」と言われてしまいました。
そんな僕のドイツ語を聞きとってくれるみんなに感謝です・・・。 ドイツで困ったこと、まだまだ出てきそうなので続きはまた次回書きたいと思います。
よし!今回は、バレエ以外のことを書こう!と思って、ドイツに来て最初に驚いたことはなんだろうなーって考えていたところ思い出しました。
最初の一日だけでたくさんの驚きがありました。
初めてベルリンの空港に着いた時、一緒に留学が決まった女の子二人と寮に向かうためタクシーに乗りました。
実際はバスとかでも行けたのですが、初めてだし言葉もわからないし、どれに乗ればいいかもわからない・・・ということでタクシーで。
空港の出口を出てビックリ!!
なにこの白い車たちは!しかもその白は真っ白ではなく、クリーム色って言うんですか?少し黄色の入った白。
なにこれー!と思ったら、TAXIの文字が・・・日本のタクシーは黒だったり、緑だったり、オレンジだったり・・・を見慣れていたのでビックリでした。
で、だいたいのタクシーがベンツなんです。もっと言ったら、バスもトラックも。
ベンツはドイツの車でしょっ!ていう突っ込みはやめてくださいね!?日本にいた頃、ベンツはお金持ちの乗る車というイメージが僕の中にありました。
なので、ベンツがドイツでは日本で言うトヨタとかと同じとはわかっていても、街中にベンツだと「おぉー!!」と思わずにはいられませんでした。 さぁタクシーに乗って、寮へ。タクシーの運ちゃんと言えば、ベストのセーターに帽子ですよね??
ここでもビックリ!私服!?そして、早い、早い!怖い、怖い!
これ、後になって気づいたことなんですけど日本では職種によって結構制服があったりしますよね?もしくはスーツですよね。
ドイツでというか、ベルリンの街でスーツを着ている人を見ることはほとんどないと思います。役所に行っても私服の人ばかり、学生も私服なので日本ほど制服がないように思います。
そんなところにも文化の違いが出るみたいですね。
車も基本的に道路が日本より広くて、カーブが少ないからか飛ばします。バスやタクシーの運転手でも人によっては気持ち悪くなるくらい運転荒いです。 怖い運転に耐え、寮に着きました。少しわかりにくいところにあったので、運転手さんが少し迷いましたが無事到着。
寮母さんが出迎えてくれました。
第一印象・・・でかい!!寮母さんの肥満率90%!そのレベルが半端ないんです。
まずドイツ人の中年の方たちは基本的に肥満なんですけど・・・もう5年経った今は見慣れましたが、ドイツ人の肥満っぷりにはホントにどうしたらこんなになるのだろう?と初めは見るたびにビックリしました。
あと、この寮にはスポーツ学校の生徒もいて、バスケットボールやバレーボールをやっている子たちもいました。この子たちもでかーい!!エレベーターで一緒になったら、自分がホビット族になった気分でした。
でも、このドイツ人の大きさのおかげか、寮の一人部屋の一番小さい部屋で8畳くらいの広さがありました。
エレベーターで思い出しましたが、この寮は11階建てでした。 エレベーターって普通だったら1階から11階まで全部の階に止まるものですよね?
でもこの寮のエレベーターは1、4、6、8、10階だったかな? 2階ごとにしか止まらないんです。
僕の部屋は7階だったので、6階または8階でエレベーターを降りて階段を使って7階の部屋までいかなくてはいけませんでした。
あとこれは寮以外でもあったんですけど、エレベーターに閉じるボタンがないんです!急いでいても自動に閉まるのを待つしかないんです・・・。
なに?その面倒くさい造りは!って思いませんか?
この留学が僕にとっての初めての海外だったので、この一日だけでいろんなことが日本と違うんだなーと驚きの連続でした。
でも、人間は全然違った環境の中に入っても、その環境に慣れてしまうもんですね。 今では白いタクシーも、荒い運転も、早い車も、ドイツ人の大きさにも、可笑しなエレベーターも違和感を感じなくなってしまいました。
新年明けましておめでとうございます。日本の正月が恋しくなっている岡本壮太です。さて、2010年最初の記事は、ドイツのバレエ学校について書いてみたいと思います。
ドイツは芸術に対して理解のある国というか、芸術に携わる人にとってドイツはとてもいい国だと思います。まずドイツには国立のバレエ学校があります。日本でバレエを習っている子達は、普通に学校に通って、学校の後にバレエ教室に通っていますよね?僕の行っていたベルリンのバレエ学校を例に取ってみると、まずバレエ学校には5年生(10歳くらい)から入学できます。5年生から、うちの学校の場合は13年生(18歳から19歳くらい)までの8年間をバレエ学校で学びます。バレエ学校ではバレエのレッスンの他に、日本の小学校や中学校のように、国語、英語、数学、社会などといった教科科目の授業もあります。実技の授業もクラシックバレエだけではなく、モダンダンスやコンテンポラリーダンス、パドドゥ(男女が一緒に踊るクラス)、バリエーションクラス(バレエ作品からのソロの練習)などのクラスがあります。日本でこれだけのレッスンを受けようとしたら・・・とてもお金もかかるし、いろんな教室に通わなくてはいけないですよね?
また、国立の学校なので税金で経営されているため授業料無料です。日本の公立学校みたいなもんですね。税金を払っていない留学生も無料です!ただベルリンバレエ学校の場合は、11年生から13年生(日本で言う高校生)は大学の授業も含んでいるため授業料などが、多少かかりますが。学校なのでバレエのレッスンにもちゃんと学年ごとにカリキュラムが決まっていて、学年末には試験があります。日本の場合は、バレエを趣味として習う子もいて、全員がバレエダンサーを目指しているわけではないので普通の教室で、カリキュラムを作って試験をしたりはできないですよね。
だからといって、留学すればいいかと言ったらそれは違うと思います。いくら授業料がタダだと言っても生活費はかかるわけだし、飛行機代もかかります。ましてや10代の子供が親元を離れて日本語の通じない国に行って勉強をするのはやはり心配だし、大変だと思います。留学をするかしないか、いつするかというのは個人差でその子にあった方法があると思います。留学をしたから上手くなるわけではないと思います。日本でバレエを習って活躍しているダンサーは日本国内にも外国にもたくさんいます。留学したけど、ダンサーになれなかった人も残念ながらいっぱいいます。僕は何事も相性とタイミングだと思います。ここはいい学校だからとか、この先生はいい先生だからと他の人が言っていても、その子にとっては全然違うこともあります。またその逆もあると思います。
僕がドイツに来てすごく感じたことは、毎日の積み重ねが大切だということ。僕がバレエを始めたのは8歳くらいです。始めたころは週に2回のレッスンでした。高校生の時が週に5回。でも、バレエ学校では10歳から18歳の8年間の日曜日と休暇を除いて毎日レッスンをしています。僕がドイツに来たのは18歳です。バレエ歴10年です。11年生に編入したので、周りの子はバレエ歴6年。やはり大切なのは基礎です。。。基礎は毎日の積み重ねで身に付くものですよね?バレエ学校で育った子たちは、難しいことはできないけど、基礎がしっかりしているのです。バレエ学校にいた4年間で、やっぱり大切なのは基礎だなということを、身をもって実感させられました。日本にもヨーロッパのようにバレエダンサーを目指す子供たちのための公立のバレエ学校がないのが残念です。。。
今年は、バレエに限らず僕の視線から見たドイツと日本の違いや感じたことも少しずつ書いてみたいと思います。
今回は、よくある質問について書きたいと思います。
バレエをやっています、と言うとほぼ必ずと言っていいほど聞かれること。それは「つま先立ちをして痛くないのか?」
きっと皆さんの中にも、痛そう・・・って思った人がいると思います。 まず、知らない人が多いと思いますが、トウシューズという靴を履いてつま先立ちをして踊るのは基本的に女の子だけです。 人によっては、男性でもつま先をきれいにするためにトウシューズを履いてトレーニングをする人はいるみたいですが、僕は一度も履いたことがありません。 また、作品やカンパニーによっては男性がトウシューズはいて踊ることもありますが、基本的に男性は布でできた靴を履いています。
さて、「つま先立ちをして痛くないのか?」という質問に対してですが答えは、
「痛いけど、慣れ」だそうです。
まずトウシューズという靴ですが、トウシューズは靴の先と裏が硬い皮でできています。トウシューズを履いて思いっきり足の指を蹴られたり、踏まれたりしたら、きっと指が折れます!それくらい硬い靴を履いているので、素足や男性の履いているシューズで立つよりは、痛くないと思います。
でもやはり履き始めは痛いようで、始めのころは指の皮がむけ、爪が割れ、マメができ・・・とシューズを脱いだら血だらけ!という場面を何度も見たことがあります。 しかし、血と涙を流しながら練習を続けることによって、足指の皮も強くなり、慣れていき痛くなくなるそうです。 バレエを始めた女の子たちにとって、トウシューズで踊ることは夢だそうなのですが、笑顔でかっこよく踊れるようになるまでは、地獄のような(?)痛みに耐えなくてはいけないようです。そんな話を聞いたり、血だらけの足を見た時、男でよかったー!と心から思います。 次によく聞かれることは「食事制限とかあるのですか?」「ダイエットしたりしているのですか?」ってことですかね。
ダンサーの人たちは、みんな細くてきれいな体だからダイエットをしたり、食べちゃいけないものがあるって思われがちですが・・・これは個人差があると思います。
ぼく個人の話をすると、ダイエットをしたり食事制限をしたことはありません。 そして、よく食べます!
ジャンクフード大好きです。揚げ物大好きです。炭水化物大好きです。肉大好きです。
幸い僕は、体質的にいっぱい食べても、太りにくい体質なので、食べ物をあまり気にしたことありません。 ただ、やはり身体あっての職業なので、最近はバランス良く食べるようにはしています。 家を出たばかりのころは、卵ご飯、肉とご飯、マック、コンビニ食、スパゲッティーにインスタントのソース・・・などという自炊する気ゼロな生活をしたこともありました。 今でも料理という料理はできませんが、肉だけではなく野菜も積極的に取るようにして外食も減らし、できるだけ自炊をしています。
まぁまず、ドイツにはコンビニもファミレスも惣菜もないので、作らざるをえないっていうのもありますが。。。
あと僕は、基本的に間食をしません。甘いものも普段は食べません。お菓子とかを食べるよりも、ご飯を食べるのが昔から好きでした。
ただ、女の子たちは結構ダイエットや食事制限が大変みたいですね。食べたい盛りの学生時代に食べたいものを食べたいだけは食べられないので、それが辛くて辞めてしまう人もいるわけで…。
僕は「男なのに細くて、ズルイ!!」「好きな物食べて太らないのはズルイ!!」と恨まれることもあります。僕からすれば、太りにくいっていうのも悩みで逆に言えば、筋肉もつきにくいってことです。男性ダンサーは女性を持ち上げたり支えなくてはいけないので、筋肉が必要です。体格の華奢なぼくにとっては太りにくいということは、ある意味悩みでもあるのです。
ダンサーは、運動量も多いので、比較的よく食べて、よく飲んで・・・って人が多いように思います。
太らないため、もしくはダンサーのようなきれいな体を作るには、バランス良く規則正しく食べること、適度な運動、ですかね。
みなさま、こんにちわ!!突然ですが、「バレエ」と聞いてまず思い浮かぶものは何ですか?
白鳥の湖?
くるみ割り人形?
変な靴を履いて、つま先立ちして踊るもの?
クマ・・・熊川なんとかさん?
僕がバレエをやっている、と言うとだいたいの人がそんな答えを返してくれます。 一般社会においてバレエに対する知識は、やはり少ないのではないでしょうか?なんとなく、女の子の習い事というイメージが強いように思います。もしかしたら、今は熊川哲也さんなどの男性ダンサーの活躍のおかげで、男の子がバレエを習っていると言っても、そんなに違和感のない時代かもしれません。
僕がバレエを始めたのは、ぼくが小学2年生の時でした。それも、もう15年ほど前の話です。まず口で「バレエを習っています」というと、「あぁ背大きいもんねぇ、かっこいいねぇ」と踊るバレエではなく、バレーボールだと思われました。そこで「違います、踊るバレエです!」というと、だいたいの人が「え?男の子なのにバレエ?・・・すごいねぇ」という微妙な反応でした。バレエを始めた男の子の中には、そういう「男の子なのにバレエ?」という言葉に傷つき、友達に笑われてしまい、嫌になって辞めてしまう子が何人もいます。僕も実際、小学校の先生に「バレエを習い始めました」って言ったら、みんなの前で笑われた経験があります。 しかし、バレエの歴史をさかのぼってみると、もともとバレエは男性中心のものでした。バレエはイタリアで生まれ、フランスでルイ14世により王立舞踊アカデミーが作られ成長しました。バレエはもともと劇場ではなく、イタリアやフランスの宮廷で踊られていましたが、ルイ14世の引退とともにバレエは、宮廷から劇場へと移っていき、それとともに女性ダンサーの人気が出ていきました。その後、フランスではロマンティックバレエの時代になり、女性中心の作品が作られていきます。そして、バレエはロシアに渡り、マリウス・プティパというフランス人の振付家により、有名なバレエ「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」などが作られ発展していきました。
多くの人がバレエの本場はロシアだと思っているのは、現在上演されている作品の多くがロシアで作られたものだからだと思います。バレエは時代の流れとともに男性中心から女性中心へと変わっていきました。ロマンティックバレエやクラシックバレエの作品は、バレエの歴史の中で女性中心となった時代に作られた作品たちです。そのため女性が主役で、男性は脇役、もしくは女性をサポートする役で、はっきり言ってあまり目立たない存在です。
日本では多くのバレエカンパニーやバレエ公演で、ロマンティックバレエやクラシックバレエを上演していると思います。今は世界中どこを探しても、ロマンティックバレエやクラシックバレエだけを上演しているバレエ団はないと言われていますが、日本ではやはりバレエを観に行くとなると多くの人は、現代作品よりも、「白鳥の湖」、「眠れる森の美女」、「ジゼル」、「ドンキホーテ」などの古典作品を観る方のほうが多いのではないでしょうか?この現状が、いいとか悪いではなく「男の子がバレエ?」と言われる状況を作っているような気がします。自分の好きなことや夢を、みんなに変に思われたり笑われたりすることは、大人になれば気にしなければ済む事と割り切れますが、子供にとっては辛いことだと思います。
このコラムを通して、バレエの世界を少しでも知ってもらい、身近に感じていただけるようになったらいいと思います。
はじめまして!!
この度、コラムを書かせていただくことになりました岡本壮太です。
初めての投稿なので、自己紹介をさせていただきます。
遡ること23年前の8月、予定日より2カ月も早く、そして1歳上の兄とまったく同じ日に岡本家の次男として生まれました。
それから23年、現在の職業はダンサーです。ダンサーといってもヒップホップとかブレイクダンスではなく、バレエダンサーです。
ドイツのカンパニーで踊ってます。プロとして活動してるのは今年の7月からなので、社会人1年生のプロ1年生です。
「え?男の子がバレエ?なんで?」って思った方もいると思うので、僕がバレエを始めたいきさつを少し。
バレエを始めたきっかけというのは、正直自分でははっきり覚えてません。
母が言うには、母の知り合いの方のバレエの発表会に僕を連れていったときに、僕が男性のダンサーを観て「かっこいい!!」と言い、じゃあやってみれば?という話になったそうです。
あともう一つは、僕は最初に書いたとおり未熟児で予定日より2カ月も早く生まれたため、呼吸器が弱く、喘息持ちでした。子供のころは入退院を繰り返していたため、お医者さんから呼吸器を鍛えるために何か運動をしたほうがいいと言われたので、バレエを始めたという説もあります。
ただ本人としては、そんな記憶はかけらもないわけで、バレエを始めた小学2年生から中学生になるまでは、母に嫌と言えず、やらされていると思っていました。そんな僕がまさかプロになるとは!しかも海外に出てしまうとは!正直、周りよりも自分がビックリです。
小学生のころは、スラムダンクやマイケル・ジョーダン大好きのバスケ少年でした。学校もバレエのレッスンもない日曜日には、バスケットボールを持って自転車を飛ばし、小学校で一人で何時間もバスケットゴール相手に遊び、いつの日かダンクを決めたいと思っていました。
そんなバスケ少年が中学一年の冬、プロのバレエダンサ-になりたいと思いだします。きっかけは、あるバレエ学校に男の子だけのクラスができると聞き、オーディションに行き、通い始めたことでした。それまでは女の子に囲まれて男の子一人という環境で、なんか楽しくありませんでした。でもそこのバレエ学校は、先生も男性でクラスに十何人かの男の子だけのクラスだったので、レッスンに通うのが楽しくなりました。
そのバレエ学校は、バレエ団の付属でバレエ団のダンサーたちも間近に見れました。そんな環境に入った僕は、「ヤバい!ダンサーカッコイイ!」と思いはじめました。そこのバレエ学校には5年ほど通わせてもらいましたが、ホントに貴重な経験たくさんをさせていただきました。
夏休みにはバレエ団のレッスンを団員に交じって受けさせて頂き、エキストラとして公演に出させてもらったり、世界のトップで活躍するダンサーたちのリハーサルを見る機会もありました。
自分は将来このバレエ団に入って、がんばるんだって思っていた時、同じバレエ学校に通っていた友達が海外に留学しました。そのことがきっかけで、「海外留学」という道もあるんだと気付きました。
そんな時、雑誌で奈良に一年ベルリンのバレエ学校に留学するための準備ができるコースができるというのを見つけました。
いつの間にか話がどんどん進み、高校を2年で中退し、一年奈良で修業をすることに…。この一年は、いろんな意味でいい経験になりました。
そして一年が過ぎ、ベルリンのバレエ学校のオーディションに見事合格!!となり、4年間の留学を経て今年の7月にベルリンバレエ学校卒業。日本では高校中退のはずが、ベルリンでは大学卒業の資格も取れてしましました。
そして、ドイツ内でオーディションを受けまくり、運よく(?)今のカンパニーに就職が決まり、今に至ります。
とまぁこんな人生を送っています。
これから少しずつ、今まで自分が経験したことや、感じてきたことなどを、がんばって書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。








