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2010/01/30

 最近はメード喫茶に続いて、執事喫茶があるとか?
男が女性に「お嬢様」とか言うのでしょうか?まあ、これも一種の癒しなのでしょうかね?
初めて「執事喫茶」と聞いたとき、

「えっ、ひつじ喫茶?」と聞き返してしまいましたが?

さて、
ペットが人に与える「癒し」は、如何なる生理的な変化であるか調べたレポートがありましたので読ませていただき、概要を紹介させていただきます。

「ペットが人の心を癒し、人の健康増進にも深く関わっているのではないだろうか」という疑問を科学的に検証する研究の中では「1980年Friedmann博士らの、ペットの飼い主が、飼い主でない人よりも心臓病退院1年後の生存率が高かったことを報告した。」ものが有名です。

人がペットから受ける健康上の恩恵には2つの仮説があり、仮説の一は、飼い主がペットと共に運動することによる健康への効果。仮説の二は、ペットそのものがストレスを軽減するという健康への効果ですが、本当のところはまだ不明と言っていいでしょう。

人の体の様々な機能は、神経系と内分泌系(ホルモンと呼ばれる)によって調節されていまして、神経系には人の意思により制御できる神経(運動神経や感覚神経)と、意思により制御できない自律神経系の2種類があるのはご存知でしょうか。
さらに自律神経系には相反する作用を持つ交感神経と副交感神経がありますね。
心臓を例に取ると、交感神経が働くと心拍数は増加し、副交感神経が働くと心拍数は低下する。これら自律神経は全身の臓器に分布し、交感神経が働いている時は「緊張しているような状態」であり、逆に副交感神経が働いている時は「リラックスした状態」です。

研究サポートでは、犬が人に与える効果を自律神経の変化という面から検討されていて、第1の研究では健康な高齢者(男女13名:平均年齢67.5歳)に、犬との散歩を30分行い、その間の自律神経活性の変化を測定。また、この犬との散歩を3日間連続で行い、自律神経活性の変化を測定。第2の研究では高齢者(女性4名:平均年齢71.0歳)に自律神経解析装置を6時間装着し普段の生活を過ごしてもらい、その間2回の犬の訪問を実施し自律神経活性の変化を測定したそうです。

犬との散歩による自律神経の変化については、単独の散歩と犬との散歩を比較すると、副交感神経活性は犬との散歩の方がより高かったそうです。また、3日間連続で実施した犬との散歩では回を重ねるごとに、副交感神経活性値は増加し、交感神経活性値は抑制されたそうです。

さらに、高齢者が日常生活を過ごす中で犬の訪問を2回実施した研究では、犬の訪問に一致し、かつ訪問時のみに副交感神経活性値が高いことが観察されたとのこと。注目すべき点は、犬が訪問した普通の生活時(非運動時)と犬との散歩時(運動時)を比較すると、犬と過ごす非運動時の方が、副交感神経活性値は高く、交感神経活性値は低いと言う結果が得られた点だそうです。

これらの結果が示すところは、犬の存在そのものが人の自律神経に影響を与えると言う可能性を示唆していると説明しています。他方、犬との散歩は楽しく運動できると言う点で、運動による健康上の効果も期待できますね。しかし、犬が人に与える効果は、犬そのものにあると言う可能性を示唆しています。つまり、現在提唱されている人がペットから受ける健康上の恩恵についての2仮説のうち、今回の結果からはペットそのものがストレスを軽減すると言う仮説がより強く支持できるとの結論です。

では、犬と触れあうことが如何にして自律神経の変化を招くのであろうか。近年の研究報告によると、人が犬と接した感覚は大脳皮質へ入り扁桃体から視床下部・中脳をへて自律神経系へと伝わることが報告されている。つまり、ペットが人に与える効果について、様々な学問分野の研究が加わり、科学的にその詳細が解明されつつある。

ともかくも、ペットと過ごすことで副交感神経がより働けば、ストレスを緩和し、様々な疾患を回避し、高齢者における予防医学的観点からも有用であることは疑いのない点とされているようです。

僕自身はやはり、一緒に散歩して運動との相乗効果があるときに最も効果が高いのではないかと考えていますが、皆さんはどう感じますか?

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2010/01/30 02:32 | アニマルセラピー | No Comments

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