« | Home | »

2012/07/06

日本は節電の夏ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
こちらでは、節電と言う言葉を聞いたことがないですし、クーラーの設定温度は17℃です。
ですが、外が暑いせいか全く効かない冷房にうんざりしています。

さて、今日は私の“覚書”の意味も込めて書かせて下さい。
タイトルで分かっていただけるようにトイレの話です。
お食事中の方、申し訳ありません。
そして、若干の想像力を持ってお付き合い下さい。

トイレと言うと、生活の中で切っても切り離せない大切な場所です。
私が初めて海外に出たのは12歳の頃。
旅先は中国でした。
訪れた先は上海や西安などの大きな都市ばかりです。
しかし、日本のトイレとの違いに大変驚いたのを今でも覚えています。
現在はどうか分かりませんが、トイレのドアの下20cmほどが開いていた記憶があります。
開いていたと言うより、ドアがない状態です。
見えちゃうじゃんっ!
想像していただけますでしょうか?
それから、様々な国に行きましたが、トイレ事情で日本に勝っている国はないという印象・考えは変わっていません。

さて、現在私はインドネシアの辺鄙な田舎にいるわけです。
ゴロンタロの方は90%以上がイスラム教です。
イスラム教ではトイレ後、体を水で洗って清めるという習慣があります。
さらに、イスラム教と言えば、不浄の手とも言われる左手。
トイレ後は桶で水をすくい左手で洗い流すため、このように呼ばれています。
つまり、トイレットペーパーを使用しないのです。
こちらに来た当初はトイレットペーパーなしのトイレ使用に挑戦したこともありました。
詳しい方法などを人に聞くことも出来なかったので、全くの“自己流”ではあったと思いますが…なかなか難しいのです!

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

さて、ここでインドネシアの一般的なトイレについてご紹介しましょう。
回線がよかったら、写真をアップ出来るのですが…
想像力を一緒に鍛えましょう(笑)

事務所や一般家庭は、和式が多いです。
床はすべてタイル貼りになっていて、なぜか白色が多いです。
便器とともに目に付くものは、大きなタンク(ポリバケツ)と桶です。
ポリバケツには、常に水が入れてあります。
そして、流す際には桶を使って便器にジャバジャバと水を流していきます。

疑問その①
桶を右手で持つんだったら、ポリバケツを便器の右側に置けばいいのに…
たいていの場合は便器に向かって左側に設置。
これは蛇口との関係もあるが、元から考えて設計すればいいはず。

新しい建物やシャレオツなレストランは洋式です。
ちなみに、私の家(ホームステイ先)の私専用のトイレも洋式です。
こちらもなぜか、白いタイルが多いです。
この場合は、上記のようにポリバケツと桶が置いてある場合もありますが、ごく僅かです。
このような洋式のトイレの場合には、便器の横(これは右側)にホースのようなものがついています。
原始的なウォシュレットのような構造です。
このホースを用いて、汚れを洗い流します。
そして使用後は、ボタンで流すことが可能です。
おぉ~!

和式・洋式ともに、終了後は便器を洗います。
なぜ、タイル貼りなのか。
便器を洗うということは、床も濡れるからです。
ですが、この濡れた便器や床を拭くことはありません。
これは、便器を綺麗にしました、私は洗いました、的な証明なのです。
洋式の場合は便器のフタを上げておくことも大切なようです。

疑問その②
洋式でも和式でも、濡れたおしりをどうするんだぁ~!
洋式なんて、最初から濡れてるし…
時々、トイレから出てくる人のおしりを観察している(変な意味ではないですよ)が、濡れてるじゃないのっ。
まぁ、すぐ乾くみたいなんですけど…

さて、洋式でも和式でも、トイレットペーパーを流すことは出来ません。
観光地や空港だと、どちらの様式にしても必ずトイレットペーパーを捨てるためのゴミ箱が便器の横に設置してあります。
しかし、ゴロンタロでゴミ箱を見たことがないのです。
あったとしても、トイレの外側なのです。

疑問③
トイレの外側にあるゴミ箱に使用済みのトイレットペーパー(ティッシュ)を捨てていいのか。
捨てていいなら…どうやってぇ?
ゴミ箱を中に持って入っるか、それとも…?
そもそも、ゴミ箱がない場合はどうしたらいいのか?

いくつかの私の心の叫び(?)と合わせて紹介しました。
このようなトイレ事情になっています。
想像していただけましたでしょうか?

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

私が現在お世話になっているこの家(ホームステイ先)を決めた1番大きな理由。
それは、トイレが洋式だったからです。
さらには、トイレットペーパーも流していいと!
おぉ~いぇいぃ~

さらに、お手伝いさんもいます。
彼女が私のトイレも含めた部屋など、すべて掃除してくれます。
自分でしますと言っても、ホストファミリーから怒られるようでさせてもらえません。
ありがとうございますっ!

掃除してもらうのは非常にありがたいです。
はい。
ですが、毎回トイレットペーパー全体が濡れているのです。
トイレットペーパーホルダーはありますが、どのトイレットペーパーで試してもサイズが合わないのです。
なので、私はトイレットペーパーをいつも洗面台の上に置いています。
どうやら、洗面台を掃除しそのままトイレットペーパーを置いているようなのです。
中盤に書いたように、濡れている=きれいにした、の証拠なのです。

疑問④
どうして、トイレットペーパーホルダーにトイレットペーパーを取り付けれないのかっ!
サイズ考えて作ろうよ…
んでさ~、紙は濡れたら使えないんだよ?

それから、掃除をしそうな週末になるとトイレットペーパーをトイレに置かないように心掛けていました。
忘れることもあり、たびたびダメにしてしまったのですが(笑)
ですが今朝(平日)、掃除をしてもらったみたいで…
さらには、残りが少なかったので新しいトイレットペーパーも置いていて…
予備を買う前だったので、最後のやつで…
朝から少しだけ泣きそうになりました…
これからは、トイレにトイレットペーパーを置かない(不便で仕方ないけど…)ように、毎回部屋に持ち帰りたいと思います。
私のトイレへの決意に付き合っていただき、ありがとうございました。


Trackback URL
Comment & Trackback
Comments are closed.

[…] また、文化そのものと言う点への高倉さんの好奇心は留まるところを知りません。 例えば、かの地でのお給料事情。なぜかお掃除の度に濡れる、トイレットペーパー。果ては無駄毛の処理の方法まで突っ込んで聞く、あるいは確認をする高倉さんは、本当に楽しそうにその様子をコラムにちりばめています。 […]

[…] トイレ事情は以前も熱弁しましたが(笑)、床が常に濡れているので床に荷物を置くことさえできません。 […]