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2015/01/31

練習用ミュートの最新事情をレポートさせていただく後編です。

結論から入ります。

新たな練習用ミュートを購入いたしました。

ブレンナーというメーカーの「シーミュート」という製品です。とても気に入りました。

その割に、少々テンションが低かったり…。

もろもろと微妙な気持ちにもなっております。

練習用ミュートで練習するコツについて前回大いに語らせていただきましたが、今さらながらにオープンで吹く重要性を改めて思ったり…。

この15年ほどの練習スタイルに対して、自己否定的な気持ちが湧いてきて…。

とはいえ、練習用ミュートのおかげで毎日練習できているわけですから、やっぱりぼくにとって必要なものであることは事実です。

あと、今、良い練習用ミュートに出会ってみて、なぜもっと早くにこの存在に気が付かなかったのか…、とも思ってみたり。

まあまあ、過ぎたことをくよくよするのは良くないです。

ここ数年、練習時間を増やして手応えも感じられていますので、これまでの練習方法を否定する必要はないですよね(自己暗示)…。

ただ、改善すべきは改善すべきですので、今後はスタジオを使う回数を増やそう、そして練習用ミュートを使っての練習もしっかり頭を使いながらやっていこうと、思いも新たにしております。

そんなこんなでございまして。

以下、最新の練習用ミュートのインプレッションをお贈りさせていただきます。

トランペット吹きにしか関係ない話になることをお許しください(偶然ここを訪れたラッパ吹きの方の参考になったらうれしいのですが…)。

さてさて、今回試したのは、以下の4アイテムです。
FullSizeRender
左から

01・ブレンナー・シーミュート(sshh mute)税抜き定価:6500円 約45g
02・ヤマハ・サイレントブラス ピックアップミュート 税抜き定価:1万1000円 70g
03・ベストブラス・ウォームアップ 税込み定価:1万500円 58g
04・ベストブラス・イーブラスジュニア 税込み定価:6300円 40g

(※価格は、メーカーHPを参照しています)

ここで、前回のコラムのおさらいを少し。

そもそもぼくは、練習用ミュートはヤマハの「サイレントブラス」が唯一無二の存在だと思っていたのです。

で、それが15年以上振りにモデルチェンジしていることを知り、さぞや劇的に進化しているに違いないっ!
と胸をときめかせて楽器屋に行った、という次第だったのでした。

「サイレントブラス」を指名買いですから、まずはそれのみを試しました。

従来モデルを持参し吹き比べてみました。

結論としては…。

期待が大きすぎたからでしょう、吹奏感の向上振りはそれほど感じませんでした。

しかし、重さと大きさが相当に軽減、小型化されていたことは大きな進化であると感じました。

それだけでも価値があると思い、購入を決心いたしました。

そしたらお店の方に、01の製品を紹介され、実はこれがイチ押しなんですよ、と。

ところが、たまたま在庫が切れていて現行モデルを試すことができず(前型モデルを持っている店員さんがいらして、それを試してみました。その時点では半信半疑。吹きやすいのは確かながら、消音性能がイマイチのようにも感じられ…)。

というわけで、新しいヤマハ製のものを買うのは一旦取りやめて、「ブレンナー・シーミュート」の現行モデルを取り寄せていただくことに。

そして、数日後改めてお店に行き、その前に他にも評判のものがあることをネットで知ったのでそれらも含めて以上の4つを試してみた、というわけなのです。

で、まず「ヤマハ・サイレントブラス」の新型モデル。

改めて比べてみて、ぼくがずっと使っていた前型より、抵抗感も減っていました。

ただ、他の製品と比べると、もっとも抵抗感は高いように感じました。

(ベルに付けて音を出さずに息を吹き込んでみれば抵抗感の差は分かりやすいので、お店で試してみてください)

音色も含め、吹いて心地良いのは03の「ウォームアップ」でした。

アルミ製であり、ハーマンミュートのように“チリチリ”と鳴りますので、その意味で心地いいです。

抵抗感も少なめです。

ただ、消音性能はちょっと低め。

「ウォームアップ」と言うだけあって、本番直前に“気持ち良く”ウォームアップできそうだな、とは感じたのですが…。

それ以外の3つの消音性能は、大きく差がない印象です。

01の「シーミュート」が若干音が大きい気もしましたが、前型の「サイレントブラス」と比べたら、それより若干静かな印象もありますので、消音効果は十分だと思います。

で、抵抗感の少なさは、「シーミュート」が頭1つ抜けている印象です。

価格も手ごろでかつ、軽いですし、これに決めました。

迷ったのはフリューゲルホルン用の練習用ミュートでして、これについてはまたそのうち改めたいと思います。

ところで「シーミュート」、ちょっと気になる点がなかったわけでもないんです。実は…。

“シー”という、息が抜ける音が結構目立ちます。

高い音を吹いても低い音を吹いても、一定の周波数の「シー」という音が聴こえるんですよ。

今どんな音が出ているのかをイメージすることが練習用ミュートを使う時のコツだと考えているのですが、その“シー”という音で、イメージが邪魔されてしまいがちに…。

しかし、この息が抜ける構造がすなわち、抵抗感を少なくさせているキモだと思われます。

多分、慣れてくれば気になる度合いは少なくなると思われます。

さらに言えば、より唇を震わせてより良い音が出せれば、“シー”音は目立たなくなるのかもしれません。

それを目指してみたいと思っています。

さて。

練習用ミュートの抵抗感がぐっと減ったことにより、日々の練習の効果に変化が出るのか、否か…。

変化が感じられたら、またいつか、続編を書かせていただきますね。

とりあえずそのあたりについて、1日、2日では明らかな変化はないのですが、期待感は持てていますので、練習するのが前より楽しみになっています。

上手くなりますように…(神頼み…)。

押忍

2015/01/31 11:52 | ラッパ吹きの日常生活, 奏法について | No Comments

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