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2014/01/28

前回の続きです。

前回、地味なテーマかとは思いつつ、いつも以上に丁寧に書いたんですね(地味なだけに…)。

それが実を結んだのか、多少のご反響がいただけました。

コメント等くださった皆さま、ありがとうございました。うれしかったです。

で。

前回は、「指とピストン」というタイトルで、ピストンから指を離さない奏法の会得に努めている、ということを綴らせていただいたんですね。

そして、その話の中のポイントの1つに、“それは必要なことなのか”というのがありました。

それについて、コラムのアップ以後、若干考察を深めることができました。

それができたのは、同じくJunkStageライターの鈴木真一さんが、ぼくのコラムを読んでくださって、それに関する考察を書いてくださったからです。

該当コラムはこちらです。お時間がございましたら、ぜひお読みください!

鈴木さんは“元トンガ王国音楽教師”としてコラムを執筆されています。

ずばり、ご専門はトランペット。音大でトランペットを専攻されていたほどの方です。

今も現役でいらっしゃいます。

つまり、トランペット吹きとして、ぼくよりかなりバリューが高いのです。

で実は、昨年末のJunkStageの7周年パーティでお会いすることができまして、その時に件の奏法についてご意見を伺っておりました。

「必ずしも指とピストンがくっついていなければならない、ということはないだろう」とのご意見をいただいておりました。

で、この度改めて、鈴木さんにコラム内でもご考察いただけた、という次第なのです。

そのコラムによりますと、

「意識はしたことがなかったが、演奏して確認したところ、指はピストンからほとんど離れていなかった」と綴られております。

(その他、興味深い考察が展開されておりますので、お時間がございましたら、ほんと、ぜひぜひ!)

ところで。

ぼくは小学生時代にトランペットを始めたものの、中・高はトランペットをほとんど吹いていませんでした。

そして大学のジャズ研で本格的にトランペットを始めたものの、指導者につくことはほとんどなく、概ね独学でトランペットを練習してきたんですね。

(25歳くらいから2年間ほど、師匠について習っていたことはあるんですが)

なので、特に楽器を覚えたての時代に、一般的な指導カリキュラムを体験しておらず、普通はどうなのか、について、あまり分かっていなかったりするのです。

そんな中、音大で専攻されていたような方でも、“ピストンから指を離すべきではない”という指導は受けなかった、ということが知れて、とても有意義でした。

そして、“ピストンから指を離すべきではないということはマストではない”、と結論付けていいのでは、と思うに至りました。

そして同時に、“熟練するとピストンから指は離れなくなる” これもまた真理であると言えると思います。

さらに踏み込んで、以下のようなことも言えると思います。

他の楽器では、鍵盤なりキーなりから指を離すべきではない、ということが、楽器をマスターする上である程度早めに問題となるのに対し、

○トランペットでは、楽器をマスターする上で、そのこと以前にマスターすべきことがある(結構多く)。

○それらをマスターする頃には、自然、ピストンから指が離れなくなっている。

ということなのだと結論付けられます(自己完結)。

と考えるとですね…。

約25年もトランペットを吹いてきたのに、それができていなかった自分って…。

どぼじてどぼじて…(by 風 大左衛門)。

さてさて。

前回の内容をより深められたところで。

次回はいよいよ、カミングスーン的な勢いで、“なぜに今この技術の習得が必要になったか”について綴らせていただきますね。

しばし、お待ちください!

押忍

2014/01/28 09:20 | 周辺ネタ, 奏法について | No Comments

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