2010/08/18

BARって夜な夜ないろんな人が訪れます。年齢も性別もキャラも社会的地位だって違う。 昨夜、ジャズシンガーでありながら占い師という不思議な顔を持つ女性がやって来た。

「お任せしますから・・・カクテルをください」

『ブルームーン』という私も好きなショートのカクテルを作りました。カクテルの名前にはいろいろと意味があったりするのですが、ブルームーンには“出来ない相談”という言葉があります。

ミニドラマ…→ 付き合い始めて4年のカップルがバーのカウンターで飲んでいる。そろそろプロポーズをしないと…そんな微妙な雰囲気が漂っている。無言状態が続くいやな空気を破るように彼が「結婚しよう」ってプロポーズ。彼女の表情は全く変わらない。空になったカクテルグラスをバーテンダーに差し出して「ブルームーンをください」と一言。落ち込む彼氏…。こんな状況での「ブルームーン」のオーダーは無言のお断りということのようです。←…こんなベタな展開なんて実際ないか。

昨夜、ブルームーンの違った意味を教えていただきました。 ブルームーンとは、ひと月に満月が二度あり、その二度目の満月のことを意味するらしいのです。

↓ちょっとウィキペディアで調べてみました!
「月の満ち欠けは、平均約29.5日を周期として繰り返される。現在世界的に使用されているグレゴリオ暦の1暦月の長さは2月を除けば30日か31日で、月の初めに満月になると、その月の終わりに再び満月が巡ってくる。ひと月のうちに満月が2回あるとき、この2回目の満月を「ブルームーン」と呼ぶ。本来、大気中の塵の影響により月が青く見えたことを「ブルームーン」と言っていたが、1946年に「Sky & Telescope」誌の誤解により、ひと月のうち2回目の満月を「ブルームーン」と呼ぶようになった。」
さらに詳しくはこちらをクリック!

何だかロマンチックだと思いませんか。しかもそのブルームーンを見た時に願い事をすると叶うらしいです。ちなみに次のブルームーンが日本の空に登場するのは、2012年8月31日らしいです。少し先になってしまいますが、どうしても叶えたい願い事がある人はあと二年待ちましょう!

2010/08/18 03:22 | 未分類 | No Comments
2010/06/30

おもちゃとは言っても、そこら辺りのおもちゃ屋に売ってる訳でもなく、まー別に高級なということでもない。遊べる楽しいモノを見つけたということだ。さてその私なりの『おもちゃ』とは…『USTREAM(ユーストリーム)』だ。ソフトバンクの孫正義さんが日本での権利を買い取り、日本語版を世に出したのが四月後半のこと。たまたまその記事を見てサイトを見てしまったら、これが面白い。すぐに登録を済ませてIDを取り私なりの遊びは始まった。

遊びの全ては『556TV』にあり。

556TVで何をどう遊ぶ? 私の前職はテレビマンなのですが、ユーストリームの在り方がまさしくテレビ局みたいなものなんです。その規模は全く違っているのだが、WEBカメラと簡単なマイクがあり、あとはユーストのサイトにつなぎ自らのアカウントを持つと情報発信ができる。ただそれだけで自分の放送局が持てるんです。もしもお金に余裕があれば、スタジオを構えてプロ級の機材を揃え、スタッフも雇い、有名タレントに出演してもらう。これはテレビ局と何の違いもないんです。電波でとばすか、インターネットで流すかの違いなんです。まー厳密に言うなら、回線スピードの問題とかがありその映像のクオリティに違いはある。しかし、ある情報を自分の意思で生でライブで世界中に配信できることができることが凄い。そんな『ユーストリーム』に完全にハマりましたね。

ということで、7月からは『556TV』の番組作りを開始します。まずは7/3に「ボブは本当に木星からやって来たのか?」という対談を生放送します。木星からやって来たというボブ氏と、木星から来たというそのことに疑念を抱く某月刊誌副編集長の女子がテレビの前に生討論。…しかしそこは556TVだし、ギャラリーBAR556が舞台、しかも営業中に奥の座敷で生放送だから、お酒を飲みながらのゆるーい感じになるはず。かつての朝まで生テレビみたいに激論ということにはならない(あくまでも予想ですが…)でしょう、よくテレビ朝日がやっているUFO信者と現実派科学者との激論…最後は笑ってしまう感じのアレ、どちらかというとそっち?になるのかな。ということで7月3日は「ボブは本当に木星からやって来たのか」という番組をライブでやります。たぶん10時くらいから。その辺もアバウトな感じ…。

さてその翌日には『オダハヤトの常夏TV』という番組を生放送します。絵描きを職とするオダハヤト氏が、こよなく愛する沖縄をネタにゆるーい番組をライブでやります。かつての小林克也の『ベストヒットUSA』な感じとは本人の弁。音楽とおしゃべり、ツイッターからの質問に答えたりと、今は本番に向けて中身の構成に思いっきり楽しみながらしかし頭を悩ませてるらしい。こちらは、7月4日(日曜日)の10時くらいからやります。…これ何だか私も途中出るらしい、この間構成聞いてたらいつの間にか参加することになってました。いやいや楽しみです。

さてさらにその翌日7月5日(月曜日)には、次回556作品展の搬入風景~作者とのトークを生放送します。時間的には、17:00~20:00くらいまでかな。これは思いっきり流れに任せた感じでやります。これに関しては私の構成で…まだほんと考えてませんけどね。そのアバウトさ加減をお楽しみください。

せっかくなのでもう一作品。7月17日(土曜日)の19:00~、20:30~、22:30~の1日3ステージのアコースティックギターでの生歌ライブです。これは6月に一度やったんですけど、これからは月一くらいでやっていこうということで7月も生中継します。

そんなこんなで私の新しいおもちゃ…皆さんにも楽しんでいただきたい。どんどんと新企画も立ち上げていきたいと思っています。

2010/06/30 10:11 | 未分類 | No Comments
2010/06/05

ギャラリーBAR556は一月に一度のペースで壁の展示を替えている。何も飾らなければまっさらのオフホワイトの壁があるだけなのだが、その壁にアーティストの作品を飾ることでお店の雰囲気が一変する。556のアーティスト作品展時の歴史は古く…『ギャラリーBAR556』と名乗るぐらいだからオープン時からだろうと思いのは当然なのだが、オープンの時“ギャラリーBAR”という呼び名は使ってなかったんです。11年も昔のことなので記憶が定かではないが、基本は『556』と呼んでて、店内にはラブソファが三つありその当時は『ソファBAR』とか呼んでましたね。オープンから半月後ぐらいに最初の556作品展を開催、その時はグラフィックデザイナーの作品展で、コミカルなポストカードが556の壁を埋め尽くしていました。鮮やかな色使いと笑いを誘うジョークの効いたポストカードの展示を見られたお客様は暖かい雰囲気のお店なのだと印象が残ったことでしょう。第二回の展示は、プロカメラマンの天使の写真展をやりました。白い壁にモノクロの天使の写真が8点、落ち着いた大人の雰囲気が演出されてました。一回目の作品展を見たお客様が天使の写真を飾っている二度目この展示の時にやって来たら、かなりの雰囲気の違いに驚いたことでしょう。私自身もその違いに驚き、壁が変わることの効果の大きさを改めて認識しました。

さて話を現在に戻します。今の展示(6/5まで)はタイルを使ったボードゲームを壁に飾り、カウンターの上にもミニボードゲームを多数置き、来店したお客さまとお酒を飲みながらプレーするといった趣向の作品展でした。タイルというのは少し懐かしく、洋風な印象を見た人に持たせ、さらにボードゲームということで寛げる雰囲気を醸し出していました。そんな店内の様子が次回の展示では一変することでしょう。

次回(6/7~)の展示は海とイルカの写真です。白い壁に南国の青い海と海中で泳ぐイルカの写真で埋め尽くされる。東京六本木のBARにいながらにして、青い空と海を体感し愛らしいイルカの表情に囲まれながらお酒を飲む。前回のタイルのボードゲームの時とは完全に違う!6月7日の夕方に搬入と飾り込みを行うので、実際のその雰囲気は私もまだ体感していませんが、前回の寛げる空間とはまた違った心地よい新しい寛げる癒される空間ができるはず。

最後になりましたけど、今回の556作品展の展示はJunkStageで『イルカ写真家』としてコラムを書かれている鈴木あやのさんにお願いしています。『イルカ写真家』『水中モデル』『ドルフィンスイマー』といろいろと肩書を持つ鈴木あやのさんの写真が556の壁を飾ります。

新しい展示の様子は写真を交えて開催と同時にまたお知らせしたいと思います。ご期待ください!

2010/06/05 12:11 | 未分類 | No Comments
2010/05/03

ものごと10年続けたらまーまーそれなりに形になるもの。と信じたい!わたしはバーテンダーを始めて10年9カ月。しかし、明らかに職人ではないような気がする。まー自慢することではないが酒に詳しくもなく、その所作に卓越した技を持ってるでもない。『継続は力なり』という言葉があるのはわたしにとって大きな救いなのかもしれない。10年を超える年数を続けていることに間違いはないので…。よく「なぜBARを」という質問とともに「お酒好きなんですよね」と言われる。しかし私は酒が言うほど好きではない。別に嫌いでもないし、酒がないと生きてられないというわけでもない。一週間飲まずに過ごせと言われればそれはそれで問題なくできるほどのレベルということだ。酒が好きというよりは、酒を飲んでいるその雰囲気とその場所が好きなことは確かで、それを楽しむ場所を提供することが556を始めた一つのきっかけである。しかし何年も続けているとそのうち職人らしくなるのかなとは思っていたが、職人とは努力をした結果付いてくる称号なのかもしれない。やっぱり覚えることも多いし、たとえば日本酒といえどもその中にいろいろと種類やら作り方やら細かくこだわり始めたら奥がものすごく深い。それが焼酎だったり、ビールだったり、ウイスキー、ワイン、リキュール…、ほんと分け出したらきりがなく、その知識を身につけるのに日々続けているだけでは到底及ばない。勉強したからって好きじゃないと覚えきれないと思います。好きこそものの…と言いますが、やっぱ職人の域に達するには、そのことを好きでいることは大前提なような気がします。わたしはこれからもバーテンダーを続けていきます。このあと職人の域に達することができるのか?もう少し時間とお酒と相談しながら考えてみます。

2010/05/03 12:12 | 未分類 | No Comments
2010/04/19

556の場合、営業時間は20:00~26:00の6時間。準備と後片付けを考えると8時間程度ですか。1日は24時間あるので、単純計算でおよそ1日の3分の1を使用していることになる。使用時間が3分の1であることで賃貸料が3分の1になることはなく、当然使っても使わなくても賃貸料はフルに支払わなければならない。ならば24時間使わない手はない。いわゆる農業でいうなら、二毛作、3毛作みたいな感じですよ。

同じ耕地で1年に2種類の異なる作物を栽培することを二毛作という。ちなみに同じ作物を作る場合は2期作と言うらしい。農作物はその実りの時期があり、その時期をふまえた上で農地の空く時間を作ることなく、常に何かを作り続けることで耕地の有効利用が可能となるわけだ。

さて556的な二毛作とは?まーBARタイムは夜なので、昼間にその場所を使うことで二毛作が可能となる。さあ具体的に何をやる?まー個人事務所的ならまったく問題なく機能はする。私が今年から少し始めた不動産営業という道…ということで不動産店舗はどうだ?こちらは少々考えないといけないところもあるが、頑張れば可能なはず。ギャラリーBARと告知していることを考えるなら、単純に『ギャラリー』として場所を提供することも可能だろう。以前に、知人からスペースを貸してほしいと頼まれたことがあり、その時はカウンセリング(占い的な要素が強い)を行うためのスペースとして使っていた。まー考えてみるといろいろと出てくるものですね。

さて実際のお話、つい最近昼間のカフェを週に一度試験的に始めてみました。夜BARで昼間はカフェ、かつてバブルの頃に『カフェBAR』という呼ばれ方が流行りましたが、いわゆるソレですね。ただしちょっと違うのは、昼カフェに猫がいること。世の中『猫カフェ』って少々流行り気味のようですが、その猫カフェほど思いっきり猫中心で売るのではなく、カフェをやっているスペースに飼い猫を連れて行ってるって感じですね。まだまだ模索中ですが、夜の顔であるBARとは違う価値観を見出し、楽しいスペースができるといいですね。

2010/04/19 12:54 | 未分類 | No Comments
2010/04/05

もともと人間ほど飽き性な動物はいないのでしょう。人間以外の動物になったことがないので、まーその実際なところは正確には分からないが、犬が散歩に飽きることもないし、猫が毛繕いに飽きてる様子も見たことがない。よーく観察してみると、いつものスタイルに飽き日々新しい挑戦などをしているのかもしれないがそれはちょっと分からない。たとえば飼い猫から観る飼い主の人間も日々同じことを続けているように見えているのかもしれないですけどね。

さて私の場合は例外なく飽き性のようであります。例えば人生、高校を出てから…最初の就職→辞めて学生→もう一つ専門学校→二度目の就職→転職→転職→フリー→独立(今の556開業)って感じですね。昨年あたりちょっと思うことがあって不動産関連に潜り込もうと就活してたんです。もちろん履歴書と職務経歴書が必要になり真面目に書いてみたら長いこと長いこと。面接の方にもここまでちゃんと書いてしまうとただ飽きっぽい人と思われてしまいますよってアドバイスされました。でもまーどこかを省いてしまうと計算も狂ってしまうし、帳尻合わせで嘘つくことになってしまうのも面倒くさいしね。というか飽き性は嘘ではないのだと自覚しました。

さてその飽き性である私の性格がまた出てきてしまい、556を一部改装してしまいました。一昨年改装したのに…でもやりたくなってしまう。時代も動いていることだし変わって当然なんて自分を無理やり説得する向きもあったりして。ちなみに今回の改装は、BARに座敷と奥座敷を作ってしまいました。しかも業者にお願いするのではなく自分たちで。改装の様子はこちらを。556は今11年目ですが、11年間同じ6坪の場所にいるとそれは飽きてきて当然でしょう。たまの改装はあって当然なのでしょう。

昔から『継続は力なり』と言われますが、もちろんその言葉に間違いはないと思います。そうあることで生き抜いてきている人たちが大勢いることも確かだと思います。ただ何かと時代は動いています。その時その瞬間にベストな答えがあると思います。いろんな条件でその動き方も変わり方も様々なのでしょう。

556の場合も変わることで生き続けているのだと思っています。

2010/04/05 11:13 | 未分類 | No Comments
2010/03/19

前回のコラムに続く感じですね。お気に入りのアーティストとの出会いは案外難しいって感じのお話でしたが、告知していたアートイベント『Geisai vol.14』に行ってきました。場所は湾岸にあるビックサイト。参加アーティスト…総勢…いったい何人なんだ?300人くらいかな(アバウトですいません)。さてそんなエネルギー溢れる会場を回っていると案外疲れるんですよね。あれは何なんだろう…パワーを持っている皆さんに吸い取られている感じかも。それでも力を振り絞り会場を歩いて回りました。しかし思いのほかピンとくる人に出会えない…。もちろんうまい方はそれなりにいる。しかし上手いだけで魅力があるのとはまた別もの。まー上手いだけとはずいぶんと失礼な言い方になってしまったが、正直上手くなくても魅力的な作品の方に私は興味が湧いてしまうんです。…誤解されるとまずいので一言「魅力的なものに上手くないものはきっとありません」。さて、会場の半分を回ったところで声をかけたアーティストは一人も出てこず、もちろんいいかもって思ったアーティストは二名ほど…だけど声をかけて話すまではいたらなかった。今回の作家さん探しは空振りに終わってしまうのかと思って少々焦り気味で後半戦にいざ出陣。そしたらやっと見つけました。白と黒を組み合わせていろんなものを表現している「さひとろしし」というアーティスト。その作品を言葉で表現するのは難しいのでぜひホームページをご覧ください。ちなみに作品ではカラーを使った作品も制作中とのこと。いずれ遠くない日に556での展示が実現するといいのですが…。さて一人見つかると一安心、勢いにのってまたまた素敵な絵描きさんに出会えました。心温まる作品を描いている「サカモトセイジ」さん。温かいという表現がぴったりの作品なんです。色使いと空間の使い方、あとは距離感の描き方が私は気に入りましたね。昨日の事、サカモトセイジさんが556に来てくれて七月に作品展を開くことも決定しました。しかも作品展に向けて556に合った新作を制作してくれるとのこと。いやいや嬉しい限りです。今回お声をかけたのはもう一人、最後の方は写真でアートを表現している人なんですけど、一見何だか全く分からないんです。カラフルな色合いのでっかい写真が飾られていて、まー綺麗なのでついつい足を止められてしまう。作家の中山淳一さんにお話を聞いたら、小さい玩具を接写してその作品が出来上がっているのだと。もちろん写真は思いっきり寄って撮影しているので、それが何かなんて全く分からず、いろんな色が混在して映っている作品なんですけど、それでも心惹かれるものがある。ギャラリーBARやっていることをお話し、名刺をいただいてその場を離れました。ということで、本日の『Geisai』で出会ったアーティストは三名。その方々の556での作品展が実現することを祈ります。

その夜に帰宅し出会ったアーティストさんのホームページ等を見てたら、最後に会った写真家の方のプロフィールにちょっと驚きました。なんと昨年の『Geisai』のグランプリ受賞者だったんです。いやいや私の見る目も間違っていないなって、自分を褒めてあげました。(つっこみはごもっとも)…すいません、私ではなく受賞したその方が素晴らしいだけなんですけどね。ただ評価された人に出会えたことはそれはそれで良かったのかなって思いました。評価された人に会ったのではなく、会った人が評価されていた人だったってことがね。

2010/03/19 03:53 | 未分類 | No Comments
2010/03/07

いっぱいいるんですけどね。でも見つからないんですよ、なかなか。インターネットの進歩でリサーチ能力は格段に上がったのは言うまでもないが、それでも実際に作品を見て、そのアーティストと会って話をしてみないと自分が探し求めているアーティストなのかそうでないのかは判断しづらいし、なによりも魅力的な作品をコンスタントに生み出すことの難しさってあるんですよね。ただ一点だけだったら思いっきり心惹かれるんだけど、なぜか他の作品が段違いに…とか。今日もアーティスト探しに頭抱えてます。

さて私のやっているギャラリーBARは『ギャラリーBAR』と謳っているだけあって、もちろんギャラリー的要素を備えているのですが、とはいえメインはあくまでも酒を飲むためのスペースであり、店内の壁スペースをアーティストに無料で提供して作品を展示してもらっている感じですね。オープンして間もなくの頃からギャラリーとしての役割をスタートさせ、これまで137回の作品展を開き、129人のアーティストが参加してくれました。アマチュアもいればプロもいる。ジャンルだって、画家、カメラマン、イラストレーター、キャンドルデザイナー、スクラッチアート、切り絵、木版画、銅版画、タイルアーティスト、墨絵、書家、俳人、貼り絵…ほんとにいろんなジャンルのアーティストが参加してくれてます。たとえば画家というジャンルの中でも、油、水彩、アクリルなど描くための絵具材が違ったり、描き方で分けたとしてもほんとたくさん。カメラマンの中にも、写真家です、フォトグラファーです、写真作家です…とかいろいろ。案外間違えると気に障る方もいらしたりして…。その腕前の程度もバラバラで、既に出来上がった世界を持っている方にお願いしたり、数年後にはその道で有名になっているだろう将来を期待してチャレンジしてもらったりしています。そんなアーティストとの出会いも様々で、ギャラリーBARと知って来店してくれたアーティスト、友達の紹介でやって来たアーティスト、私がネットで誘ったアーティスト、実際にいろんなギャラリーを回って見つけたアーティストなど出会いのきっかけは様々なんです。その中でも昔から通っている『デザインフェスタ』と『ゲイサイ』は若手アーティストの発掘の機会としてはいいイベントですね。最近ちょっとさぼってて…というか昔に比べるとそう刺激が無くなってきているような気がなんとなくなんですけどするんです。←この遠回しな表現が私の本心を言い当ててるんですけどね。バシッとくる人に出会ってないんですよね。きっといるはずなんですけど。

ということで、今度の日曜日にビックサイトで開催される『ゲイサイ』に行ってきます。知ったアーティストが出ることもありますが、新しい才能と出会えることを期待してレインボーブリッジを渡りたいと思います。新しい才能についてここで書けるといいのですが。

このコラムを読んだアーティストの方で “我こそは” という方はぜひ私までご連絡をください。 

2010/03/07 01:48 | 未分類 | No Comments
2010/02/22

BARを長い期間やっていると懐かしい顔に再会することが間々ある。数年ぶりに見るその笑顔は全く変わってなく、しばし思い出話に花が咲いたりもする。会わないでいたその間にあった笑えることも苦しかったエピソードも酒のつまみには最高なものだ。もちろん久しぶりの再会を喜ぶその気持ちが一番にあるのだが、当然ながらその懐かしい顔の主は会って数時間後にはまた556を出ていき、元の生活に戻ることになる。いつになく盛り上がったその高揚感はその激しさの分寂しさをより深くさせるもの。…なんて感傷的な文章を書いてしまいましたが、まんざら偽りな気持ちではなく、再会したその懐かしい友の変わっているその状況が羨ましく思うことがあるのだ。私のお店556は今11年目に入ってますが、1999年8月27日のオープンから日曜、祭日、年末年始、急用での臨時休業を除くおよそ3100日余りを、わずか20㎡の狭い箱の中で暗証番号を押して入って来るお客さまをお迎えし続けてきました。オープンした1999年と2010年、オーナーバーテンダーという肩書が変わることもなく、変わったことといえば少しだけ髪の密度が減ったくらいだろう。なのに久しぶりに訪ねてきた懐かしい顔の主は、数年前のちょっと荒削りな社会人一年生の姿から成長し若い社員を指導する管理職になっていたりする。しっかりと確実にその地位を上げ任される仕事の重要度も規模も大きくなっている。そんな晴れ晴れとした懐かしい友の姿を見ていると、一か所に留まっている自分がものすごく守りに入っている感じでほんの少しだけ焦燥感を抱くことがある。しかし逆にその友は『自分の城があっていいですよね』と私を羨む言葉を口にしたりする。どっちがいいのかってことは答えがないんでしょうね。

2010/02/22 03:46 | 未分類 | No Comments
2010/02/09

「ここだけの話なんだけど…」という前置きをして話を始めることはよくある。「俺は人のことなんて興味がない」とか「私は噂話は嫌いなの」と言い張る人でさえも、本心では気になっているもの…たぶん。喋る方も秘密を持っていることのなんとなくの快感とそれを喋りたい欲求との狭間で揺れている。そんな状況で仲の良い友人らと酒を飲みテンションが少々高めになるとついつい箍が外れて「ココだけの話なんだけど…」と喋りたい欲求が勝ってしまうものである。聞く側にとっても『ココだけ』という特別感がより興味をそそる。そんな『ココだけ』の話が六本木のBARには溢れている。

さてそんな秘密の話はだいたいが声を潜めてお話をするものなのだが案外バーテンダーは耳がいいんです。バーテンダーというのは仕事柄、他のことをしていてもお客様の小さな動きに結構敏感になるもので、たとえば飲み物が無くなりそうなお客様が次のオーダーを考えている時「次はコレを飲もうかな…」なんて呟いているその言葉だけが喧騒の中耳に届いたりするのです。 その技術(?)を使うともなく使ってしまうのが、奥の席あたりで『ココだけ』の話をしている時なんです。まーだいたいがココだけの話とはいえそうそう驚く程の内容ではないのだが、時々…ほんと時々びっくりするお話が聞こえてきたりするんです。

あの時もそうでした…。

「ココだけの話なんですけどね…実は…」

いけないいけない、私がココだけの話をココでしてしまったらとんでもなくココだけでなくなってしまいます。…よかった欲望に負けなくて。やっぱお酒飲んでないと冷静な判断力が残っているものですね。

それにしてもBARというのはいろんな大人が集う場所であり、興味深い楽しい話が飛び交っている。何かを生み出す、新しい価値観を見出す場所としてはとても面白い場所だと思います。きっと今日もまた『ココだけの話』が私の耳に飛び込んでくるのでしょう。そして私はその『ココだけの話』をココだけにできるのだろうか…。

2010/02/09 04:59 | 未分類 | No Comments

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