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2010/01/27

roe_keys.jpg 公式HP

振り回す女 駆け回る男 空回る運命
明日なきヤツらの、失走ムービー

英語字幕を作った作品です。

アラブ首長国連邦のドバイで2009年12月9日から16日まで開催された第6回ドバイ国際映画祭で『ランニング・オン・エンプティ』のワールド・プレミアが行われたそうです。この英語字幕を作った(「イエローキッド」と同じプロセスで訳したので、英語のネイティブスピーカーが訳したものを僕がチェックしました)のですが、英語字幕版というのは基本的に海外か機内での上映ばかりなので、反応が見えにくいものです。

この作品を見ていて感じたのは、英語の字幕を付けても、日本の今の若者の空気がどこまで異国の人達に通じるか分からないという事でした。見ているうちに「え?」とか「へ?」とか「まさか」と思う人間関係が徐々に分かってくる展開なので、それを謎解きのように見ていく楽しみは万国共通だろうとは思ったのですが、何というか現代の落語のようなやり取りが楽しい作品なので、そこのところは通じるのだろうか…と。複雑で生々しい人間関係を軽妙に描いていますが、そのグデグデ感というか、登場する6人の若者の空気が日本ならではという感じで、そこが伝わるのかな、というのが分かりませんでした。

でも、公式サイトにある現地リポートを読むと「上映が始まるやいなや終始爆笑」で、観客も作品の世界に引き込まれていたようです。

これも現地リポートからの引用ですが「上映劇場は巨大ショッピング・モール“Mall of The Emirates”の中に位置するシネコン。店内に人工スキー場まである、チョー豪華な施設は場違い度満点。早くもアウェーな雰囲気漂う中、性描写に厳しいお国柄を反映してか、激しいベッドシーンがあることから18禁の指定を受けてることも判明。果たして観客は来るのか!?と不安いっぱいのまま、監督&主演コンビは劇場へ。しかし意外にも会場はほぼ満席。」(中略)上映後「コメディーとダークな面が融合した優れた作品」との紹介に続き行われたQ&Aでも活発なやりとりが交わされ、「日本は勤勉なイメージだが、登場人物たちのようにだらだらと毎日を過ごす若者たちは実際に存在するのか?」など質問が続出。ワールド・プレミアは大成功だったそうです。

こういう時って、大げさだけど「きっと自分の仕事も文化の架け橋の助けとして役に立ったんだろう」と思い、ワクワクします。

今回上映されるのは英語字幕版ではないですが↓
2010年2月20日(土)より池袋シネマ・ロサ(レイトショー)

     3月6日(土)より大阪シネ・ヌーヴォX


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