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現在、BOXⅢまでリリース済みです。
今回はスタントの中でも食べる挑戦について書きます。
前に書いたように6人の挑戦者が挑む3つのスタントは、だいたい1つ目と3つ目が高所か水中での挑戦で、2つ目がゲテモノ喰いか、ゲテモノに埋もれる系です。1つ目と3つ目はカッコいい方向で過激ですが、2つ目はグロい方向で過激なので、見る人の好き嫌いがハッキリ別れます。(というか、たいていの人は嫌うでしょう。)
この番組に出てきたゲテモノの中で個人的に最も強烈だったのが雄牛の睾丸喰いでした。大きさが水風船くらいあって血管が浮き出ているけど表面はツルツルで…。ごめんなさい。具体的すぎますね。とにかくビジュアル的にも最も強烈でした。
さて、気を取り直して。まず賞金5万ドルなら何でも食う派と、お金の問題じゃないよ、ゲテモノ喰いなんて絶対NG派の人に分かれると思いますが、ここではひとまず何でも食う派として話を進めましょう。
何がムリなのか。問題は味でも外見でも臭みでもなく量みたいです。たとえばミミズ1匹なら吐きそうになっても案外呑み下せるもののようなのです。(「しっかり噛む」というルールもあるんですが、とにかく喉を通る。)でも、牛の脳ミソを500グラム食えとか言われると、いくら食べても減らない感じになりギブアップ。という人が多かった。(そもそも牛の脳ミソというだけで「病気の心配はないの?」と思ったりするものですが…。)
逆に「こんなの平気」とか「これもゲテモノ?」というのもありました。まず「百年卵」これはピータンです。調べてみると2種類に大別できるらしいですが、「きゃ~!ピータン!」というほどではない気が…。アメリカ人の味覚には合わないのかな?(もっとも味付けしていないとキツいのかな…?)
もう1つが、シオカ~ラ。これはどうやら正真正銘のイカの塩辛みたいです。これもゲテモノ扱いです。この場合は味もあるし、大量に食べさせられるわけではなく(コップに数センチくらい)、「そんなに涙流しながら、白眼剥いて食べなくても…」と思ったりしちゃいました。(食べてる人の表情の方がビジュアル的に強烈。)
そして、バロット卵。これは知りませんでしたが、アヒルの孵化した卵のゆで卵のようなもので見かけはグロテスク。ただ、フィリピンを始め東南アジアの広い地域で庶民も口にする食べ物だという事です。
でも、考えてみると牛や豚や魚だって…。考えるのやめます。「はじめ人間ギャートルズ」を思い出しましょう。
とにかく食べるという行為は神聖な営みであって、スタントにしちゃいかん。と、「8時だよ!全員集合」バッシングをしたPTAなら言うでしょう。
そういえば、話が完全に逸れますが、ゴキブリ。(あ、逸れてない?)
マダガスカル産のゴキブリって羽がなくて大きめなんですが、これを食べるスタントの時、司会のジョー・ローガンが言います。「しっかり噛んで殺さないと、食道を這い上がってきて食道を傷めるから気をつけてね」。(そうか~、ゴキブリを食べる時は…。いや、普通は食べないし。)
そこで考えたんです。
このコラムで書いている「ゆるい映画」に登場する巨大化生物の色々。
これまでに書いたのはスズメバチとイナゴですが、映画の世界では色々な生き物が過去に巨大化しています。鶏もウジ虫もネズミもクモもバッタもカニもヘビも…。色々ある中で、知名度は高いのに巨大化して主役になっていない生き物。それがゴキブリじゃないかなと。(違ったらごめんなさい!「世界が燃えつきる日」では脇役で出ていたか…。)
とにかく、その理由を考えました。たぶん、羽があって飛ぶし、動きがサッサッサと素早いから、そういう特徴を備えたままで巨大化すると特撮が大変だったんじゃないかな?
…すみません。どうでもいい事ばかり書いてしまって…。